北八ヶ岳
14日、15日と北八ヶ岳の山に登ってきました。写真は私が写真を撮っている様子を妻がとったものです(笑)仕事がら一年のうちに連休というのは何度もないので、そうした時間がとれるときは出来るだけ山に行くことにしています。3,000メートルの稜線に登ると「こころ」が「ばぁん」と開放されます。こればかりは登った人にしかわからないことですが北八ヶ岳の山は「苔の森」が広がっています。そんな苔むす森の中にポツンとたたずむ小屋が「しらびそ小屋」という小屋です。リスや小鳥がたくさん訪れる「心落ち着く」山小屋です。今年の3月にも訪れたのですが、その時は雪の中。今回は緑あふれる空気の中。全く違った雰囲気です。稜線まで上がると森林限界をこえて、山岳風景が広がります。昨日は歩き始めの6時頃はガスっていて眺望を期待していなかったのですが、登ってみたら急にガスが流れ始めてうれしい景色を見せてくれました。コマクサの群落が2,800メートルの稜線に広がっています。コマクサは他の植物が育つことの出来ない、強風の吹く砂礫地にのみ生育します。「会いに来たよ」といった言い方がぴったりな場所に生きています。写真が http://30d.jp/tomoki77/9 にあります。ご興味のある方はどうぞ。山の風を少しは感じていただけると思います。