三田国際学園
今日は「三田国際学園 http://www.mita-is.ed.jp」の学習塾向け説明会に行ってきました。「三田国際学園」という名前は聞いたことがない、という方も多いのではないでしょうか。昨年までは「戸板女子中学、高校」という名称でした。今年の4月から「三田国際学園」という名前の男女共学校として再出発した学校です。場所は、東急田園都市線の用賀駅から徒歩5分ほどのところ。閑静な住宅街の中にあります。さて、一昨年までの「戸板女子」の入試から考えると、この春の「三田国際学園」の入試はとんでもないものでした。今日も報告がありましたが、中学入試の出願者が2,120人、受験者が908人、合格者が408人、入学者が225人。高校入試でも246人が入学しています。1クラス編成さえままならならなかった戸板の入試と比べると驚きです。どうして短期間にV字回復、というか、ブームといってよいほどの受験者増になったのでしょうか。それは今日の塾向けの説明会でわかりました。とにかく「21世紀型の教育の実践」ということです。今日は授業見学もさせていただきましたが、昔の戸板の様子を少しでも知っている私からすると、よくも短期間にこれだけの改革が出来たものだと驚嘆するばかりでした。詳しくは 学校の Home Page をみるか、首都圏模試センターの この記事 あたりをご覧になってみてください。私もブログで「2020年 大学入試が大きく変わる というよりも日本の教育がかわる!? 」という記事を書いています。2020年、20世紀型の教育から21世紀型の教育への転換が国を挙げておこなわれます。それはグローバル教育なんてものではありません。もっともっと大きなうねりとなる改革です。それについては私の記事をお読みになってください。「三田国際学園」はその流れを先取りしているわけです。是非とも学校説明会に行ってみてください。お父さん、お母さんの「教育」への考えが根本からかわるはずです。それほどインパクトのある教育を実践していこうとしている学校です。だからこそ、今春の受験者増につながったわけです。とにかく笑っちゃうぐらいすごい授業をおこなっていました。アクティブラーニングという言葉をご存じでしょうか。文科省もこれからの学校教育にどんどんとりいれていこう、としています。「三田国際学園」では、すべての授業をアクティブラーニングで実施しようとしていました。生徒たちはみんなひとりひとりがipadをもっています。もっていても使われなければ何の意味もありません。それも、単にデジタル教科書として使われるのも効果は ? です。https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3rH5NtZruQY#t=0これは学校のホームページにある動画です。いやいやすごい。中学入試としては、自修館や桜美林と同ラインと考えてください。もしかすると来春はもう少しあがってしまうかもしれません。そうなると湘南学園や森村学園と同じぐらいになるかもしれません。高校入試としては、専願で5教科が20/25あたり、併願であと+1段階ぐらい、と考えて良いでしょう。ということは、来春入試ではまだまだ「お得感の高い」学校といえるのではないでしょうか。とにかく、久しぶりに興奮した私学の学校説明会でした。推しの学校です。私は、めったに学校を推さないのをご存じですよね(^_-)