最終の県模試について
1月8日に実施した県模試のデータが返却されてきた。思っていたよりも母集団が少なかったが、それでも全県で4,800人ほどが受験していて、各高校ごとに30人〜70人ほどの中での自分の位置がわかるようになっている。この模試データをもとにて、今日の夜に中3生ひとりひとりと面談。来週に志願していく高校を決定していく。注目したいのは ↓ のデータ。縦軸が学校成績、横軸が今回の模試の結果を基準とした偏差値データ、つまり、入試の得点になる。うすい色づきの帯が合格基準のボーダー。ほぼ合格者の100%の線だとみてほしい。自分の位置はオレンジ色の場所。数字は、その位置にいる他の志願者の人数。当たり前だが、帯よりも内側は合格で、帯の外は不合格と言うことになる。内申については、志望校を決めていく段階から「合格基準(昨年度の合格者平均前後)」をこえている高校を志願するように生徒たちには指導をしてきているので、ほとんどの生徒がその学校の基準をこえている。少なくとも、合格基準から「マイナス数点」の中に入っているはず。あとは入試得点ということになる。こちらについては、この模試の後にも、14日、21日と5科の予想模試を実施し、そちらについても過去データから偏差値を出している。これらも参考にして、志願先の合格可能性についてひとりひとりと話し合いをしていく。日曜模試のデータの出し方については後日お話しするつもり。ちょっと注意をして欲しいのは、この模試は某大手塾の生徒がたくさん受験していて、その塾から「あまり厳しい結果にしないで欲しい」という要望があるのだろう、「あなたの合格可能性は△△%です」といった推定合格率がとても甘めになっている。こちらについては、あくまでも参考程度ということに。すでにこの回の模試は、解き直しもしているが、とくに解答用紙の記述の部分の採点には注目をしておくこと。英作文や数学の証明の得点もしっかりと確認しておくように。