世界で最も「持続可能な企業100社」、日本から武田薬品ほか4社がランク入り
以下引用です。カナダ・トロントに本社を置く「コーポレート・ナイツ」誌は1月17日、スイスのダボスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)の年次総会で最新版の「世界で最も持続可能性の高い企業100社(Global 100)」ランキングを発表した。2005年以降、毎年公表されているこのリストは、世界各国の評価額20億ドル(約2,259億円)以上の約4,000社を対象に、持続可能性に関する情報公開や財務の健全性など、さまざまな指標に基づき順位を決定している。今回のランキングで1位になったのは、ドイツのシーメンス。エネルギー効率の高さをはじめ、ほぼ全ての指標で上位に入った。国別にみると、リストに社名が挙がった企業が最も多かったのは米国(19社)で、次いでフランス(12社)、英国(11社)、カナダ・ドイツ(各6社)、オランダ(5社)の順となった。日本の最高ランクは67位日本企業では、4社が今年のリストに名を連ねた。社名と順位は次の通りだ。67位: 武田薬品工業(製薬)70位: シスメックス(医療機器メーカー)85位: アステラス製薬(製薬)86位: NEC (電機メーカー)以下、「世界で最も持続可能性の高い企業100社(Global 100)」ランキングに入った上位10社を紹介する。1位: シーメンス(ドイツ、工業)2位: ストアブランド(ノルウェー、金融)3位: シスコシステムズ(米国、IT)4位: ダンスク・バンク(デンマーク、金融)5位: INGグループ(オランダ、金融)6位: オーストラリア・コモンウェルス銀行(オーストラリア、金融)7位: コーニンクレッカ フィリップス(オランダ、電子機器・家電)8位: ジョンソン・エンド・ジョンソン(米国、医療機器その他)9位: コーニンクレッカ DSM(オランダ、素材科学)10位: エナガス(スペイン、公益事業)(ここまで引用です)実は、このランキングはExcel ファイルで無料で上記「コーポレート・ナイツ」から取り寄せができます。で、そのランキングを見たのですが、評価基準がいまいち分かりません。評価の軸が「エネルギー生産性」「水生産性」「炭素生産性」「廃棄物生産性」etc・・・といった感じで、日本語に訳しても良く分かりません。世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に併せて発表されるため、環境に配慮した企業が選ばれるのかな?となんとなく思っているのですが・・・上企業を見ると「銀行」や「IT企業」も含まれているし、『銀行の「水生産性」とはなんぞや?』とか思ったり、そもそもそれって、持続可能な企業の評価軸ですか?と疑問に思うところであります。ともあれ日本からは4社選ばれたということで、選ばれた企業の皆さまおめでとうございます!