親切な免税品やさん
ふ~。一気に17、18、19日の3日分の日記を更新しました。宜しければ、お立ち寄り下さいね。さてさて、今日はちょっといいなぁって思ったお話です。搭乗が始まって、搭乗口が戦場状態になっている時に、免税品店の方がこの人呼び出してくれとやってきました。あ~、もう忙しいのに。後にしてくれないかなぁ。とちょっと思っちゃったりして(←後で悪かったなぁと反省)で、事情を伺って納得。カードでお買い物されたそのお客様。財布、というか、レシートとお札が束になっていて、なんていうんでしょう、クリップみたいなので留めてあったものをレジに置いていってしまったそう。クレジットカードの売上票からお名前を見つけ、日本人らしいという事がわかり、他社日本行き便のある航空会社の搭乗口全部に行って見つからず、当社の搭乗口にこられました。コンピュータで見たところ、そのお客様のお名前は当社の出発便にはいらっしゃいませんでした。そのようにお伝えして、その免税品店の方は帰っていきました。忘れたというそのお札の束を見せてもらいましたら、日本円にして5,000円にも満たないくらいのお金しかありませんでした。もちろん、金額がどうこうではないですが、それだけの為に、わざわざ売上票を探し出し、複数航空会社の日本行きの搭乗口を隅から隅まで(結構な距離です)走り回り探しに来てくださるなんて。普通なら、遺失物係りのような所に行くのでしょうが・・・・ボスに言われて来たのかも知れませんが、今のご時世、こんな正直な方がいるとは・・・きっとこの人には、いつか金の斧が贈られる事でしょう、と信じ私も人に親切に、正直に生きようと痛感させられました。