MS Skype買収(つづき)
今日の記事ではバルマーCEOの「3スクリーン(TV,PC,Phone)」戦略にどうSkypeを活かせるのかが論じられているが、記事を書いている人もまだ予測がつかないということが結論のようだ。単に映像と音声がどこでもつながるというだけではやはり広がりや訴求力に欠けるものがある。「どこでも」というキーワードでは不十分。「いつでも長時間に」というキーワードと「映像」というキーワードはまだ余地があるようだが、これが強力な武器には思えない。また、Skypeユーザーを取り込むと言ってもほとんどのユーザーがWindowsのユーザーであり、WindowsのユーザーでないSkypeユーザーは数%のレベルじゃないかなと思うがどうだろうか?こうやって考えてくると単にSkypeの機能をXboxやWindows-mobileに取り込むだけではそんなにおもしろいものが出てくるとは思えないが、Skypeのソフトを構成している音声や映像の処理技術からの発展形のソフトが出てくる可能性に期待したい。まあ、昨日話題にしたネットワーク系の資産価値もあるかもしれないが,それについてはすでにMSは十分な力をMSNなどでもっているので,やはり、音声と映像の処理技術の延長線に期待です。