まいじー日記

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• 帰ってきました

  2週間（マイナス1日）の台湾旅行＆日本里帰りから帰ってきちゃいました。あー、楽しかったなー。これからしばらくは思い出を振り返りモードになっちゃいそう。今回日本に帰って思ったのは、友達ってありがたいなー、ってことでした。今回は単身帰国だったので、この機会にとばかり会いたい人にたくさん会ってきたんだけど、みんな「○日のランチはどう？」みたいなピンポイント日時指定だったのにもかかわらず、快く予定を空けてくれて・・ほんとに嬉しかった。これからぼちぼち台湾＆日本での日記を書いていくつもりです。*****ところで、今日ボス（台湾人）に台湾旅行の話をしていたら、タロコ渓谷で私たちが泊まったホテルの目の前にあったお寺は、ボスのお祖父さんが建てたものだ、ということがわかった。なんとお寺の本堂の目の前にはお祖父さんの銅像も立ってたとか。えー、知ってたらがんばって本堂まで登ったのに、といったら、だってまさかそんな短い日程でタロコまで行くとは思わなかったもの・・といわれた。その翌日は阿里山に行ったんだけど、といったら絶句していた。台湾人お墨付きの強行日程だったってことか・・。

  2005.06.28

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• ボスのオフィスに缶詰状態・・

  ここ2-3日なんか忙しい！まあ月末だからっていうのもあるんだけど、新しいプロジェクト2つに入ったので、その打合せに時間がとられるのが大きな問題。今日は10-12:30、2:30-5:30までいろんな打合せで、ボスのオフィスに缶詰状態。その間にようやく席に戻ると1-2:00には月末〆関係の電話が。えーい、いつ仕事しろってゆーの！しょうがないのでたまった仕事（作業）は夕方からやることになり、誰もいなくなったオフィスで何時間もひとり仕事。まあ邪魔が入らないからはかどるけどね。掃除機がちょっとうるさいけど、もうお掃除のお兄さんお姉さんとも顔なじみ状態。そういえば今週テレビ観てないな・・。アメリカン・アイドル最終週だったはずなんだけど、誰がなったんだろ？まあどうでもいいか。。ところで、来月、日本に一時帰国の休暇がもらえることになった。わーい。ついでに台湾で単身赴任中の父を、母と伯父さんといっしょに訪問する予定。台湾はじめて！楽しみだよ～。その分日本にいる時間は短くなっちゃうんだけど、なんとか友達にたくさん会えるといいなー。

  2005.05.26

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• アメリカで歯医者

  今日はアメリカで初めて歯医者に行ってきた。アメリカの歯医者は高い！という固定観念があってクリーニングにすら行ってなかったんだけど（ほんとは行くべき）、奥歯の詰め物がとれちゃったのでどうしても行かなきゃならなくなった。幸い今の保険で100%カバーされるみたいなので、同僚の行きつけの歯医者（近所）に予約を入れた。けっこう大きいクリニックで、歯医者さん3人＋歯科助手数人＋ジムの人数人って感じ。診察ブースも5-6個ある。各ブースには仰向けに寝ての治療中に観られるように天井にテレビがついていて、ヘッドフォンで音声も聴ける。すごーい。肝心の治療は・・・今日は何にも治療しなかった。昼間仕事2時間も抜けたのに。レントゲンとって今後のプランをたてただけ。実はとれた詰め物以外にも、別の歯の詰め物が欠けてたりして他にも治療箇所がいくつかみつかっちゃったのだ。あとクリーニングと親知らず3本の抜歯と、できたら前歯ベニヤにしたら？とか、やることいっぱい。クリーニングは必要だし、親知らずも1本抜いちゃったから後の3本も抜いた方がいいのかなー。ほんとは私のあご発達してるから親知らずもまっすぐ生えてくるんだけどね。前歯のベニヤは保険がきかないので見積だしてもらって考えるつもり。治療はさっそく明日の朝7;30から。さすがに2日連続で仕事を抜けるわけにもいかないので、早朝に。がんばって起きなくちゃ。

  2005.05.19

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• サンフランシスコ アジア美術館＆インナー・リッチモンド

  雨の予報でパンケーキ・ハイキング（午前中に集団でハイキングをして目的地でパンケーキのブランチを食べて解散という基金集めイベント）が中止になっちゃったので、家でパンケーキ・ブランチ。まずファーマーズマーケットまで自転車で行って苺とブルーベリーを買って来て（ついでにさくらんぼも）、ベリー入りパンケーキにした。おいしかった。ファーマーズマーケットも久しぶりだったので嬉しかった。母の日ということでお花の屋台が賑わっていた。朝のラジオで、サンフランシスコのアジア美術館で「シャム王国展」が最終日、といっていた。前からアジア美術館には行こうっていってたので、せっかくだし今日行ってみることにした。アジア美術館は、シビックセンターのサンフランシスコ市庁舎のすぐ裏にあってずいぶん便利なロケーション。建物も立派で大きい。アジア美術だけでこんな美術館ができちゃうっていうのがサンフランシスコだよなー、と思う。シャム王国展は最終日ということで30分待ちの行列ができていて、受付のお姉さんが「展示は何ヶ月もやってるのに、なぜかみんな最終日にならないと来てくれないのよね～」と嘆いていた。並んでる間に、相棒と交代で他の展示をちょっと見てくる。日本美術のコーナーには根付のコレクションがあっておもしろかった。あと「滝」という題の現代絵画がすごくよかった。シャム王国は仏教美術（仏像、寺院建築、お経を入れるキャビネット、経典など）が主で、他には冠やヒンドゥーの影響を受けた彫刻、市場で売られてた生地なんかもあった。おもしろかった。タイの仏様ってウェストがほっそりしてるんだよね。今日は母の日ということもあってか、美術館の中ではあちこちで参加型の催しをいろいろやっていた。フィリピンの楽器の演奏、へナ・アート、ダンスダンスレボリューションまであった。売店もアジアの工芸品を売ってて他とは違う感じ。他の展示を見る時間があんまりなくて残念だったけど、ぜひまた来よう。友達との約束までまだ時間があったので、友達の家の近所まで歩くことにする。けっこうすぐに着いてしまったので、そのまま散策。ポーク通りにはけっこういろんなお店があるので、ちょっとギャラリーに入ったり、アジア系カフェでタピオカミルクティーを飲んだり。エリアとしてはノブ・ヒルになるのかな。前に行ったことがあるオイスターバー「スワン・オイスター・デポ」をみつけて嬉しかった。気に入ったのに場所と名前を忘れちゃってたので。時間になったので友達の家を初訪問。ちゃんと受付がある高級コンドミニアム。前に別の友達が住んでたのと同じ建物だ。もちろんジムやプールもあるし、1階にはスーパーマーケットも入ってるし、とっても便利。友達は先月結婚したばかりの新婚さん、といってもここでいっしょに住んでからは1年になる。2ベッドルームのコンドで、木が植わっている広いベランダもついていて、とてもいい部屋。家具やテレビなども引越しのときにほとんど新しく買ったそうで、彼女の学生時代のアパートの部屋（チープシック）とはうって変わって大人～な部屋になっていた。だんなの方が帰ってきたので、みんなで彼らのお気に入りの四川料理レストランへ。インナー・リッチモンドの「スパイス」。リッチモンドは「ニュー・チャイナタウン」っていわれるくらい中華/アジア色の強いエリア。お店は混んでて、料理の辛さもあって熱気むんむんという感じだった。料理はどれもおいしかったけど、特に「獅子頭」という肉団子がおいしかった。あと鶏のスパイス揚げ？なにしろ唐辛子に埋まって出てくるのがすごかった。別のカフェでタピオカミルクティーをテイクアウトして、友達の家に戻る。ちょうどテレビでやっていた映画「スイミング・プール」を観る。X-ratedなシーン（裸＆ベッドシーンなど）もけっこうあって、親とテレビ観ててこういうシーンに出くわしてしまったときの話などして盛り上がる。映画自体はちょっと謎の多い終わり方で、観た後あれはどうなってこうなって？と話しあったけどいまいちすっきりはしなかった。

  2005.05.08

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• アメリカン・アイドルもなんだか最近つまんない

  忙しくてアメリカン・アイドルの時間までに帰れなかった。代わりといってはなんだけど、ABC（FOXのライバル局）でやってた「アメリカン・アイドル、衝撃の裏側！」みたいな番組を観ちゃった。2003年にジャッジの1人ポーラが候補者の1人と性的関係を持ち、いろいろアドバイスしたりしてえこひいきした・・という話だった。まあそりゃマズイでしょ、という話ではあるけど、いまさらそんなこと言い出す男も魂胆が見え見えすぎ。Webサイトチェックしたらスコットくん落ちちゃったらしい。うーん。まあ応援してきた私がいうのもなんだけど、潮時って感じかなー。人間見た目じゃないのよの希望の星、って感じだったのに、さいきんなんか態度がでかくて反感かってそうだったし、だからって歌がぴかいちに上手いってわけじゃないし。それにしても今シーズンはいまいち観るのに力が入らない。なんかどうでもいい人が残ってるような気がして。けっこういいかな？って思った人ばっかり落ちてくんだもん。去年はもっと歌もうまくて人柄も魅力的な候補者がたくさんいたような気がするんだけどー。

  2005.05.04

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• 荷造り

  今週末はカリフォルニアに帰るのでパッキング。3週間ぶりに相棒に会えるので嬉しい。予定では友達といっしょにキャンプに行くことにしてるんだけど、雨の予報も出てて天気が心配。今回のキャンプは、州立公園のふだんは車が入れないところを年に1回だけ限定の人数にだけ開放する、というスペシャルイベントに応募してのもの。野草のお花畑がすごくきれいなところで、ふだんは20Kmとかハイクインしないと入れないエリアに今週末は4-5Km歩くだけで入れるという見逃せない機会なんだけど、雨が降るとキャンセルになっちゃうの。すごく楽しみにしてたのでぜひぜひお天気にもってほしい。相棒から友達へのメールには「みんな太陽ダンスの自分の分踊るように！」って書いてあった。どんなダンス？雪降れダンスは開発したけどね。

  2005.04.21

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• デンバー美術館＆コロラド州議会議事堂

  今日は念願のデンバー美術館に行った。美術館は、デンバーダウンタウンの中のシビックセンターっていうエリアにあって、近くにコロラド州議会議事堂やデンバー図書館、USミント（貨幣鋳造所）もある。美術館はちょうど拡張工事中で、作業を囲むフェンスにはこの機会を生かす期間限定・参加型アートプロジェクトの紙の手形がいっぱい結びつけられてひらひらしてた。美術館を訪れた人が紙の手形に好きなことを描いて、おみくじを木の枝に結ぶみたいにフェンスに結びつけるのだ。1階はアーミッシュ・キルトの特別展、2階～6階が常設展示。土曜日は特別展以外は無料ということで、さっそくお目当てのネイティヴアメリカン・アートのある2階へ。デンバー美術館はこのネイティヴアメリカン（アメリカインディアン）の美術品のコレクションで有名なのだ。2階はカナダやアラスカ地域の部族、3階は大西洋岸から山間部、南西部（ニューメキシコとか）、東海岸の部族という構成。バスケットや焼物、衣類の生活美術品（実際に使われてたものの他に現代作家ものもあった）、トーテムポールやティピ、祭事のお面など、また現代のネイティヴアメリカン・アーティストの絵画もあった。2階にあった大きなトーテムポールやお面がよかった。お墓の守りという鳥の彫刻もよかった。模様や色使いがなんとなくアイヌのアートに似てる気がした。2階の片隅にあったLucy Qinnuayuakさんというイヌイットのアーティストの石版画も、素朴な線描きがとてもよかった。北→西→東と展示が移るにつれて、色合いが鮮やかになりビーズなどの素材も豪華になったようなのがおもしろかった。そもそも伝統的な生活美術品でも多くが19世紀前後と比較的新しいものが多かった。それだけネイティヴアメリカンの文化が押しつぶされたのがつい最近ってことなんだろうか。現代作家の作品の中には政治的メッセージが強いものもあった。その1つが「ウェインズ・ワールド」という絵で、俳優ジョン・ウェインの似顔とネイティヴアメリカンのお面のイメージを重ね合わせ、その下にジョン・ウェイン自身の白人による土地の収奪を正当化するような発言を引用しているもの。4階は中央～南アメリカの古代美術（マヤやインカ、アステカ、などなど）とスペイン植民地時代の美術。整理された展示の他に、スタディギャラリーというまだ説明などが個別に用意されてない収蔵品がずらりと並んでいる部屋があってこれが見物。太平洋岸（コスタリカなど）のmetateという脚付の石臼がおもしろかった。ジャガーや長い嘴の鳥を模したものなどいろいろあって、素材の荒さと細工がぴったりしている感じですごくよかった。ジェイドや金の細工などもおもしろかった。この4階のセミナールームというたぶん一番見逃してしまいそうな場所に、すばらしい作品があった。もう今日ここに来てよかった、これを見るためなら何回でも通っちゃう、と思える作品。なんとかリオスさんというフルコイ（Hulchoi）・インディアン作家の刺繍によるタペストリみたいな作品で、タイトルはたしか「フルコイの神・神話・祭りと未来」みたいな感じだったと思う。火の神様、月の誕生、太陽の誕生、水の神様、洪水、母なる大地、とうもろこし収穫祭り、太鼓の祭りなどの伝統的な（たぶん）モチーフが、4m×3mくらいの黒い生地いっぱいに色鮮やかな毛糸で描かれている。とにかくそれぞれのモチーフがすばらしくて、そしてその組み合わせもすばらしい。部分毎の解説パンフレットが備え付けてあったので、座りこんでじっくり見比べることができた。画面いっぱいの色鮮やかで生き生きした過去（神話や祭り）に比べ、ほんの右隅に描かれた未来は、年老いた長老たちが若者が現代化された都会へ出てしまって伝統を引き継ぐべき次の世代がいなくなってしまったことを悲しむ、という暗いもので、実際その通りのことが起きているわけなんだけど、この作品は美術品によって部族の精神を次の世代と外の世界に伝えることができるというある種の解決策かもしれないと思った。5階はアジア美術。中近東から日本まで、幅広く集めている。日本の美術品や工芸美術品もけっこうあって、一瞬日本の美術館にいるみたいな気分になれた。蒔絵や螺鈿の家具や小物などほんとに細部まで徹底して美しい。改めて日本の工芸美術品の美しさに感動。他の地域の作品などと同じ美術館に並んでいると違いが際立つというか。大好きなイスラム美術の部屋もあって嬉しかった。6階は西洋美術。よくある宗教画や肖像画の他に、テキスタイル・アートの展示があって、これがよかった。縄をよりあわせたみたいな「月の崇拝」とか、網で女の腰から脚をかたどった作品とか、印象に残った。1階のミュージアムショップで「フルコイの神・神話・祭りと未来」のポスターか何かないかと思って探したけどなかった。残念。たぶん写真を撮ってもいいはずなので、次行くときには撮らせてもらお。美術館を出て、シビックセンターの中心、リンカーン公園へ。ちょうどハナミズキの花盛りで、ピンクの花が青い空と州会議事堂に映えてとてもきれいだった。花見を楽しみながら州会議事堂へぶらぶら歩く。デンバーは標高1マイル（1609m、5280フィート）のところにあるので、「マイル・ハイ・シティ」と呼ばれてるんだけど、州議会議事堂の階段の18段めがちょうど標高1マイルということで、この階段のところで写真を撮るのはデンバー観光の定番中の定番。デンバー情報誌「5280」の「デンバーに来たらやらなきゃいけないこと」特集でも、栄えあるNo.1を飾ってた（たしか）。ということで私も18段めでしっかり写真を撮った。今日はもう閉まっちゃってて行けなかったけど、次回はもうちょっと早起きして図書館にもぜひ行こうと思う。日本語の本も少しあるらしい。あと平日に来る機会があったら州議会議事堂の見学ツアーにも参加したい。あと貨幣鋳造所もせっかくだからそのうち行ってみようと思う。せっかく市内に来たので、ダウンタウンのはずれにある日本食品店「パシフィック商会」にも寄った。冷凍の納豆や鰻の蒲焼、がんもどき、蒟蒻、おせんべいやインスタントのカレーうどんなどを買う。お菓子とかインスタントヌードルはよけいかなと思いつつ、いつも食べられるもんじゃないからいいや、と思って。。

  2005.04.16

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• カーテン作り

  今日はたっぷり朝寝するぞー、と勇んで眠りについたのに、朝の陽射しがまぶしくて、けっきょく9時には目が覚めてしまった。9時～10時には、白いブラインドだけでは防ぎきれない窓からの陽光が、ちょうどベッドの私の顔の上に差すのだ。ということで、かねてからの懸案のカーテン作りにとりかかる。布は以前にベッドカバーを作ったのと同じ、ウォルマートで大量買いしたシノワ模様入りの茶色のサテン。サテンだけでは陽射しが通るので、茶色の裏地をつける。めんどーな襞とりはなし、茶色のリボンでポールに通すだけにする。左右1枚ずつ。まっすぐ縫うだけだし4-5時間でできるだろうと思ってたけど、裏地をつけたせいかずいぶん時間がかかってしまい、7時間かかっても2枚目が完成しなかった。7時半を過ぎたので、明日に持ち越し。遅くまでミシンかけてたら階下にうるさいかもしれないので。こうやって私はいちおう気を遣ってるだけに（あたりまえのことだけど）、階下の音楽の騒音がうるさいのが許せないんだよねー。さいきんも多少は聞こえてくるけど、前ほどうるさくはないのでがまんしている。あんまりうるさかったらセキュリティ呼んでやる！と思ってるので、気持ち的にも落ちついていられるし。

  2005.03.05

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• 体が資本

  日本から出張者のみなさんと中華料理屋さんに夕食＆飲みに行った。けっこう飲んだ。みなさん昨夜着いて今日一日中打合せ、明朝には帰国のため朝4時に空港集合とのこと。タフだなあ・・。やっぱり仕事には体がいちばんの資本なのねえ。そうこうしてるうちに、また明日はカリフォルニアに飛んでスノーボードの週末。もうチケットとっちゃったからなんだけど、こう出歩いてばっかりいると疲れるなー。来週末は家にいる予定だからいいけど、その次の週はまたカリフォルニアでスノボ、次の週は相棒と日本とシアトルからの友達が来てコロラドでスノボ。1週おいて次の週はカリフォルニアで友達の結婚式。2週間後にもしかしたらニューオーリンズ。出張のみなさんと違って、遊ぶ予定で疲れてるのだから申し訳ないことだ。。

  2005.02.24

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• ベッドカバー

  じゃーん、今日はベッドカバーを作った。作ったといっても布をまっすぐに切ってまっすぐに縫っただけなんだけど、大きいので縫いがいがあった。アイロンがないので最初はしつけかけてたんだけど、めんどくさくなってやめた。およそ3m×3mだから、はぎ合わせと端の始末とで、30mくらいミシンかけたことになる。あと同じ布でカーテンも作らなくては。うちの寝室には朝の陽射しがこれでもかというほど入ってくるので、白いブラインドだけではまぶしくて、休日でもおちおち朝寝もできないのだ。布はウォルマートで大量に買ってあったヤード2ドル99の茶色のサテン。中国っぽい模様が織で入っている。安いわりに見た目はゴージャス、お買い得だった。カーテンとかベッドカバーとか作ったりは前から好きだったけど、最近HGTV(ホーム＆ガーデンTV)ばっかり観てるので、その影響もあるかも。われながら感化されやすいなー。その後仕事をしたので、ほとんど一日中同じテーブルに座ってた。しまいにはちょっと腰が痛くなった。明日の午後から木曜までテキサスに出張なので、その前にやっときたい仕事がいっぱいあるのだ。

  2005.02.13

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• アメリカン・アイドル、2次予選 in ハリウッド

  各地方都市での1次オーディションを追え、今週からはハリウッドでの2次予選。まだ何100人単位で残ってるので1人1人の扱いが小さく誰かに思い入れるまでには至らないし、いちおう1次を勝ち抜いた人たちなのでものすんごくヘタな子がいるわけでもないし、まだ観ててもあんまりおもしろくない。落とすときの決まり文句が「You are anonymous.（平凡）」なんだけど、そういわれたけど次に残る子もいたし。 例の青い髪のパンクな化粧の子、ふつうの歌をうたったらあんまり上手くなくて落とされてた。うちのアパートメントコミュニティに入ってるケーブルTV会社は、大手じゃないからか、webサイトにチャンネルガイドが載ってない。画面にロゴが出るCNNやESPN、ABCはいいとしても、他のは何番が何チャンネルか自分でTV観ながら探すしかなくて、かなり不便。今のところ、FOX＝13とHGTV＝39だけは覚えたけど、観たいBRAVOとE!が何番なのかがまだよくわからない。tvguide.comにもそのケーブル会社は載ってないし。。

  2005.02.08

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• デンバーダウンタウンへ

  午後からデンバーのダウンタウンへ。私は初めてだけど、相棒は一昨年出張で来たことがあって、新ローカルの私より多少は土地勘がある。相棒の記憶と私のおぼろげなガイドブック知識により、とりあえずの目的地は通り全部がモールになっているという（要は商店街）16thストリートに決定。端っこの駐車場に車をとめて、さっそく散策。一応ダウンタウンの中心地のはずなんだけど、土曜の午後なのに人通りが少なくて閑散としてる。並んでるお店（チェーンが多い）もなんだか閑古鳥・・という感じ。人手賑わってるだろうサンフランシスコを思うとちょっと寂しすぎる。デンバーはスプロール現象というか、郊外にすごく広がった都市なので、みんな週末は地元にいてダウンタウンまで出てこないのかもしれない。サンフランシスコは住んでる人も多いから、そこが違うんだろう。とりあえず映画館をみつけて、ちょうど「オーシャンズ12」が始まる時間だったので観ることにする。映画はとにかく登場人物が多くて話がややこしかった。「11」も観たはずなんだけど、カジノが舞台だったってことしか覚えていないし。ヨーロッパの街並みがよかったのと、キャサリン-ゼタ・ジョーンズがとにかくきれいだった、ってくらいしか印象に残らなかったりして。映画館から出たらもう暗くなっていた。とりあえずストリートモールの端まで来ていたので、また来た方向に戻る。相変わらず人は少ないけど、ライトアップされた並木がきれい。途中、行きに電話機の充電池を買ったRadioShackにまた寄って、無線ルータを買う。お客が少ないのか、店員さんも私たちを覚えていて、また来てくれてありがとう、といわれた。車をとめたビルから3ブロックほど向こうにあった「ルースズ･クリス･ステーキハウス」に行こうと決めて、西方向に歩いていると、きれいにライトアップされたいい感じのお店が並ぶ一角があった。その中の「エレベーション・アウトフィッターズ」というアウトドアアパレルのお店が閉店セールをしていたので入ってみる。パタゴニアやオークリーまで50-70%offという破格値で、私は雪用のスリッポンとTシャツ、相棒はジャケットとサングラスを購入。この通りには他にもいろいろ素敵なお店やギャラリー、レストランがあった。16thストリートに比べて人も歩いているしレストランも人が多い。標識によれば、ラリマー・スクエアという場所らしい。ルースズ・クリスは混んでいて45分待ちといわれたので、途中にみかけた「サンブカ」というジャズレストランに寄ってみたが、ここもバーしか空いてないという。デンバーの人気スポットを偶然みつけたわけだけど、ちょっと出足が遅かったのが惜しいところ。結局、ラリマー通りに戻って「テッズ・モンタナ・グリル」に入る。ルースズ・クリスより雰囲気も値段もカジュアル。ステーキはビーフかバイソンが選べるようになっていたのでバイソンにトライ。私はフィレのレアを頼んだのだけど、これがすごく柔らかくて風味があっておいしかった！相棒のプライムリブもいけた。サラダや付け合せの野菜もおいしかった。実はこのレストランはCNNのテッド・ターナーの持ち物だそう。私たちが食べたバイソンもテッド・ターナーの牧場で飼育されているのだとか。相棒によれば、テッド・ターナーは環境保護活動にも熱心な人ということで（そういえばジェーン・フォンダと結婚してたことがあったな）、もしかしたらバイソンもサラダに入ってた養殖サーモンも、特に環境保護に留意して飼育しているかもしれないね、と話し合った。そうだったらいいなと思う。今は牧場や養殖場が環境に及ぼす悪影響がいわれてるわけだけど、人間は結局肉も魚も食べるわけで、野生の動物や魚を獲りつくすわけにいかない以上、養殖はどうしても必要。その必要「悪」をよくすることを考える方が、「悪」をあげつらうよりはるかに建設的だと思ったので。食事の後は、同じ並びのジェラート屋さんへ。カラフルでモダンな内装がバークレーの元「モンド」を思い出させる。ピスタチオとチョコレート・チョコレートチップスの2フレーバーを相棒とシェア。チョコレートはすごくチョコレート味が濃くておいしかったけど、ピスタチオはモンドの方が風味が強くておいしかったかな・・。

  2005.01.22

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• 相棒 来デンバー

  昼は友人と和食「そのだ」でランチ。友人は、会社の同期で今はだんなさんの駐在でもう3年もここにいる。私のコロラドにいる数少ない知己。家も私がおしかけご近所さん。夜は、相棒がカリフォルニアから来てくれた。空港まで迎えに行ったら、思ったより早く着いてしまったので、駐車場に入れて出口でお出迎え。飛行機が着いてすぐに電話をくれたので、まあそこから15分以上はかかるな・・と思いつつ、集団がエスカレーターを上がってくるたびに「もしかしたら？」と見てしまう。結局やっぱり15分以上してから相棒が上がってきた。2週間ぶりだから嬉しいよ～。空港から家までは、E-470という有料道路がいちばん早道なんだけど、その入口を逃してしまったので、I-70→I-25というデンバー市街をかすめる遠回りルートで帰る。ちょっと食料品の買物をしてから家に着く。なかなかいいところにしたね、と誉めてもらった。お茶を飲みながらくつろぐのも、やっぱり1人より2人の方が楽しい。

  2005.01.21

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• うさぎ

  最近、よくうさぎをみかける。今日もウォルマートの駐車場で跳ね回っているのをみかけた。茶色い小さいうさぎ。日曜にはアパートのジムの駐車場で見たし、おとといは家のガレージの前で見た。日曜日には、ゆうゆうと道路を横断している鴨の大家族も見た。そんなに車通りが激しくない脇道とはいえ、何台かの車が、鴨が渡りきるのを辛抱強く待っていた。きのうの朝にも、鴨の群れが角の空き地でまったりしていた。カリフォルニアの家の周りではうさぎや鴨はあんまり見なかったので、ちょっと新鮮。逆に、むこうではよく見たリスや鹿はまだ見てない。内陸の平野部と海岸近くの丘陵地帯ではいる動物も違うってことかな。カリフォルニアは、冬が雨季なので、この時期は夏よりかえって緑が鮮やかなんだけど、ここコロラドでは、ものみな冬枯れ・・って感じで、なんとなく日本の冬に光景が似てるかも。晴れた日の澄んだ青空とか、朝の乾いて透明な冷たい空気とかも。

  2005.01.19

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• 私が理不尽？でもやっぱそれって違うでしょ

  車が届いた。引越し業者さんからは、他の引越し荷物とは別に専門の業者さんに委託するということで、10日以上かかると聞いてたんだけど、なんとこの早さ。レンタカー1週間借りちゃってるんだけど～。しかも昨日連絡あったところでは午後ってことだったのに、けっきょく夜の8時。会社の方に持ってきてもらうことにしてたので（家には2台もとめられない）、帰りたいのに帰れない状態。しかも、引き取りのときにオリジナルのキーを渡したのに、運搬のおばちゃんが私によこしたのはコピーのキー。「えっこれ私の鍵じゃないよ」といったら「だってあれあんたの車に間違いないでしょ」だって。「これ私が渡した鍵と違うよ」「新しい鍵なんだからいいじゃない」「元の鍵はどうしたの？誰かがなくしたの？」「私がやったかもしれないけど、新しい鍵作ってあげたんだからいいじゃない」というやりとりが続いたので、私が「悪いけど苦情いわなきゃならない」というと、おばちゃんが逆切れして「こんな寒いところまで車運んでやって、新しい鍵作ってやったのに、苦情いうだなんて、なんて嫌な奴なの！×○△！」と悪態をつきはじめた。えっ、私そんなに理不尽なこといってる？でも車預けて鍵なくされたら、不安だし当然苦情いうでしょ、寒いのだって私のせいじゃないし・・とちょっと混乱していると、「とにかく受け取りにサインしてよ」というので、車に他のキズやへこみがないかぐるっと確認し（泥だらけなのでよく見えなかったけど）、「鍵紛失」としっかり書いてからサインをした。おばちゃんは無言で控えをつきつけてさっさと歩いていってしまった。すごく不愉快だったんだけど、でももしかして私の感覚がおかしいの？とよくわかんなくなってしまった。みんなわざわざ新しい鍵作ってくれてありがとうって思うの？とりあえず車がその鍵で動くのは確認した。後で電話で相棒に愚痴ったら「えーっ、鍵をなくすなんてありえない。それはクレーム入れて当然」という反応だったので、ちょっとほっとした。明日、引越し会社さんの方に、こういうことがありました、と苦情というか報告を入れるつもり。だって鍵があって住所がわかってたら車盗むことだってできるんだから、不安で当然だよね。それにしても「私がやった「かもしれない」（Maybe I did）」っていうのがなんか過ちを認めたがらないアメリカ人ぽくて、笑えた。自分のことに「かもしれない」はないでしょー。そこまで言ったら「やった」って認めたも同然。

  2005.01.13

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• 日本最終日 ＆ 帰米

  日本からアメリカ（カリフォルニア）に帰る日は、時差の関係で一日がやたらに長くなる。成田を夕方5時に出た飛行機がサンフランシスコに着くのは、同じ日の午前9時ごろ。日本での17時間＋飛行時間9時間＋カリフォルニアでの15時間＝41時間の長い一日だ。まあその分、アメリカから日本に来るときには午後1時に出て着いたら翌日の夕方5時でがっくりくるんだけど。今日は朝一で美容院に行った後、そのままお昼の高速バスで成田に行って、午後5時のフライト。美容院は、太田のManiatisサロンへ。Maniatisはパリ風ドライカットを売り物にしてるサロンで、今30店舗くらい支店があるそう。前から気に入ってて別の支店に行ってたんだけど、初詣の時に太田店をみかけたので、今回行ってみた。Maniatisの支店に来たのはここで3軒目だけど、今まででもいちばんいい！担当してくれたのは店長さん。お店の雰囲気もよかったし、カットも気に入ったし、雑談もしゃべりすぎずなかなかよかった。帰省の度に通おうと思った。なかなか帰省そのものができないのが残念だけど。そのまま成田行き高速バスのターミナルへ。昨日に引き続き、今日まで仕事休みの父に運転手してもらってしまった。バスに乗って父に手を振る。荷物が多い/大きい/重いときはなんといってもバスが便利。駅の階段の昇り降りをしなくていいのは助かる。いったん乗ってしまえば、あとは成田まで寝ながらバスに揺られるだけ。空港には時間通りに着き、チェックイン。回転寿司、最後の買物、祖母に電話、そして出国。免税店で雪肌精を買えなかったのが残念（前は売ってたのになー）。ちょっと待って搭乗。帰りのフライトは、なんだかすごく揺れたことと、到着が1時間遅れたこと以外はまあまあだった。左隣の人のイヤホンからの音漏れがひどかったのと、右隣の人のたまの貧乏ゆすりがちょっと気になったけど、許容範囲の内。サンフランシスコの入国審査では、同時に6便が着いたということですごい行列だった。初めての指紋と顔写真登録をした。帰りは電車。まずはBARTでミルブラエまで出て、カルトレインに乗り換えてマウンテンビューへ。駅でタクシーを拾って家に着いたのは午後1時。そのままお昼寝に突入してしまい、目が覚めたら午後5時。相棒が帰宅して夕飯を作ってくれたので、その間に荷解き。何しろ明後日には引っ越し業者さんが荷物を引き取りに来てしまうのだ・・。

  2005.01.05

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• 日本に里帰り　1日目

  夕方の5時頃に成田に着いた。京成とJRを乗り継いで、4時間ほどで実家の近くの駅へ。父が迎えに来てくれていた。夕食はあんこう鍋。機内食食べたのであんまりお腹すいてない・・と思ったけど、おいしくてけっこうしっかり食べてしまった。お風呂も柚子湯にしてくれてたので、湯船につかるのを満喫した。日本の家は、セントラルヒーティングじゃなくて、部屋ごとの暖房なので、相棒が廊下に出るたびに寒がっていた。ふだんは私のほうが寒がりなのに、私は返って大丈夫。慣れなのかな？

  2004.12.27

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• クリスマス「なのに」「だから」忙しい。。

  仕事と引越し準備とクリスマスショッピングでなんだかやたらに忙しい。仕事の方は、来週から1週間半休むので、それまでにかたづけるものをかたづけるべくがんばって働いている。こっちではクリスマス前ってことで今週の後半に休む人が多く、午後からはもう「Happy holidays!」と言い残してけっこう早めにみんな帰って行った。がんばろーっと。あと1つ大きなやることが残っているので。引越し準備は、今日は夕方に引越し業者さんに見積に来てもらった。日→米→日→米と毎回お願いしてきたので、これで4度目にお世話になることになる。国内引越しとはいえ、冬のロッキー山脈を越えて運ばないとならないので、今の家での荷物引取りから新居への配達まで10日～2週間くらいかかってしまうそう。しばらくは不自由な生活になるけど、まあ大きなスーツケースに寝袋も入れて持っていけば、10日くらいなんてことなく過ごせるだろう。いざとなったらまたホテルに泊まればいいし。隣人Rと彼女Mのカップルに、よぶんの家具を見せてもらう。彼女が最近彼氏の家に越してきたので、前の家からの家具があまってるのー、と前から言われていたので。安楽椅子2脚とコーヒーテーブル2台、折りたたみ式の本棚を買う。全部で50ドル。格安。電話もおまけにつけてもらって、しかも隣人Rが全部家まで運んでくれた。ありがたい。これで家からラブソファを奪わなくてもいいし、向こうで買わなきゃならないのはとりあえずベッドだけですみそう。クリスマスショッピング。昨日、相棒の両親とお祖母さんへのプレゼントはなんとか買ったけど、自分の両親へのお土産を買ってない。何しろ、どのお店も、金曜日はクリスマスイブで早く閉まっちゃうし、土曜日はクリスマスで休み。今日明日中に買わないと手ぶらで帰ることになっちゃう。けっきょくいいものがみつからず、代わりに金曜日の相棒の伯母さん家でのクリスマスパーティのプレゼント交換用のを2つ（相棒の分と私の分）買った。そして夜中にまた仕事。とりあえずなんとか明日中にほぼ終わらせたいんだけど。。

  2004.12.22

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• アパートメント決定

  夕方、アパートメントを決めてきた。会社から車で10分くらいの、巨大アパートメントコミュニティ。見た中ではいちばん家賃が高かったし、クラブハウスがなんだかオフィスっぽいというか無個性な感じなのがいまいち気になったし、実は会社の日本から来てる人が2人もここに住んでて、同じところっていうのも芸がないから別のところにしよう、とも思ってたんだけど、冷静に考えて部屋そのものがいちばんいいと思ったのでここに決めた。ほんとは家具付の部屋を探したんだけど、家具付っていうと、ガス水道電気全部コミコミ＋お掃除サービス付、みたいなエグゼクティブ用のところばかりで、予算オーバー。しょうがない、ガレージセールやオンライン掲示板を駆使して安い家具を買わなくては。借りることにした部屋は1BR＋書斎スペース付の間取り。広すぎるとその分家具を買わなきゃいけないので、書斎スペースはほんとはいらなかったんだけど、なんといっても家の中から降りられる車庫が階下にあるのが気に入った。建物は、1棟に6世帯が入る2階建て。上に人いないから騒音もそんなにないと思うし。ベージュ/グレーのカーペット、白とベージュの壁、ガス暖炉、フル装備キッチン、洗濯機・乾燥機、楕円形の大きめの浴槽、ベランダ、寝室にウォークインクローゼット。このコミュニティはほんとに巨大で、中にテニスコート何面か、バレーボールコート、パットグリーン、ソフトボールグラウンドやサッカーフィールドまである。屋内ジムにも、ふつうのカーディオやウェイトの他に、何面かのラケットボールコートにバスケットボールコートもある。ジムで無料のヨガとピラテスのレッスンがあるというので、ぜひ参加するつもり。

  2004.12.15

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• 友達さがし

  土曜のパーティによんでくれた同僚から、パーティでお話した人のうち1人が後で私のことをいろいろ聞いてきたよ～、すごいゴージャスだっていってたよ～、といわれた。間に合ってるので別に興味はないけど、やっぱりちょっと嬉しい、かもしれない。カリフォルニアに相棒がいて寂しいよ～、と周りにもいっているので、同僚も、一応いっとくね、という感じだった。私は今はふつうの友達がほしいなー。新しい土地に来たら、いちばんの課題は友達作りだ。学生のときは学校でいい友達がたくさんできたけど、仕事場で友達作るのはちょっと難しい。特に今のチームはみんな家族持ちなのでよけいに。私はもともと誰とでもすぐに親しくなれちゃうタイプではないみたいで、知り合い以上になるのにけっこう時間がかかることが多い。うちの相棒は、逆に、すぐにいろんな人と友達になっちゃうタイプで、うらやましいし、尊敬する。見てると、人に対する興味が強いんだよね。同じ人と会っても、私が忘れちゃうようなその人の細かいこと、後でもよく覚えてるし。あと会話の引き出しが多いのかな。あと、まめなのと、人に会うのが好きなんだと思う。でもせっかくコロラドに住むんだから、こっちでもスノボ行ったりたまに出かけたりするような友達ができたらいいな。スノボは、とりあえず同僚の1人が毎週末行くくらい好きだってことがわかって、今度いっしょに行こうってことになってるし、他にもヨガのレッスンとかいろいろやるつもりなので、そういうところで輪が広がるといいな。

  2004.12.13

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• アパート探し デンバー大学の周りって・・

  日曜はアパートのリーシングオフィスが午後からしか開かないところばかりだったので、ゆっくり朝寝を楽しんだ。コロラド来てからずっと睡眠不足だったので、嬉しい。12時から3時過ぎまで、3件見る。だいたい傾向がわかったし、あとは自分の中で何を優先するかだけになってきたので、もうこれ以上見る必要ないかな、という感じ。ただ、今まで見たのは全部オフィスから10Km以内のところばかり。オフィスはデンバーの工業/オフィス地域のはじっこの方にあるので、昨日見たのはその南側の郊外住宅地、今日見たのはオフィス地域の中にあるコミュニティ。せっかくだからデンバー大学の近くの、少しは活気のあるエリアも見てから決めたら、と同僚からアドバイスされたので、デンバー大学までドライブすることにする。下道で30分ほど。確かに大学のあたりは、今まで見てたところよりは少し活気があった。とはいってもバークレーやパロアルトほどではぜんぜんない。こんなに遠く（といっても10マイルくらいだけど）まで通うだけの価値はないと判断。帰りは高速に乗ったのでけっこう速かったけど、この高速は朝夕の渋滞がひどいと聞いているので。ホテルに戻って、仕事。新しいポジションではいくつも同時進行で締め切りに追われている感じ。しかも安請け合いして自分は無理なくできるところまでしかやらない同僚/部下がいるおかげで、けっきょく尻拭いに追われるのは私。次からはぜったい無理なスケジュールには抵抗するぞ、と決意した。仕事が終わったのは午前3時・・。

  2004.12.12

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• デンバー周辺アパート事情・・

  今日一日で5件のアパート物件を見た。家とか見るのは好きだけど、時間が限られてるからあせるし、しまいにはだんだんみんな同じに見えてくる。もちろんそれぞれに特徴はあるんだけど、しょせんは1BRのアパートメント、どうしても基本は似たようになっちゃうのだ。私が今回見てるのは、だいたい敷地の中に3-4階建てのアパートが10棟とか20棟とか集まっているような「アパートメントコミュニティ」ってよばれるもの。建物はたいてい三角屋根みたいになってるし、間取りによる凹凸がでているので、日本の団地のような箱型ではない（箱型のところもたまにある）。アパートっていうより一戸建てがつながったタウンハウスみたいなところもある。敷地の中に管理オフィスがあって、住民のためのクラブハウス（集会所）、ジム、プールがだいたい標準装備。部屋はたいていベージュっぽいカーペット敷で、壁と天井は白かベージュ。キッチンには冷蔵庫・電子レンジ・食器洗い機・電磁式レンジ（蚊取り線香みたいなやつ）・電気オーブン・ディスポーザー。リビングルームにはガス式暖炉（まきが入ってるみたいに見えるが実はガスの炎）、寝室にはウォークインクローゼット、バスルームの浴槽は楕円形、というのが平均的なところ。広さは75平方mもあって$700くらいなんだから、日本やカリフォルニアのアパートと比べたら、ほんと激安。日本で私が住んでたワンルームでいちばん狭かったのは18平方mだったし、カリフォルニアで一人暮らししてたときは50平方mくらい？で$1200払ってた。おもしろいなーと思ったのが、見たところ全部、暖房の吹き出し口が天井か壁の上の方、とにかく上の方についてること。カリフォルニアではたいてい床か壁の下の方についている。下についてる方が暖房効率いいと思うんだけど。夏に暑いから冷房用にそうなってるのかと思ったけど、そうではないらしい。夏に冷房つけることなんてまずないそうだ。そういえばそうだね、でもコロラドではみんなそうだよ、なんでだろうね？といわれた。お昼も食べず、とりあえず5時過ぎには5件全部見終わった（ほんとはアポは6件だったんだけど、1件すっぽかされた！）。5件のメモを整理するまもなく、トイザラスへ。「Toys for Tots（おちびさんにおもちゃを）」という、恵まれない家庭の子どもたちにおもちゃを贈るボランティアプログラムのためのおもちゃを買いに行く。今夜、新しいチームの同僚に自宅でのカクテルパーティに招待されてて、そこでそのプレゼントを受け付けるというので、いい機会だから私も参加しようと思って。あげる相手がはっきりわからないプレゼントっていうのは買いにくい。それに周りに子どもがいないから、子どもがどんなおもちゃを喜ぶのかもよくわからない。トイザラスで小一時間さまよった挙句に、手品セットに決定。あんまり商業主義に乗せられまくったようなおもちゃや、1回使ったら飽きてしまうようなものではなくて、できればちょっとばかり創造性を高めるもの、友達と楽しめるものをあげたかったので。同僚の家は、同じデンバー近郊地域でも、まったく反対側。デンバーのダウンタウンやフットボールスタジアムを横目に高速をとばして、40分以上かかった。この距離を、しかも通勤時間帯に通うのは大変だ。まえに同僚が通勤についてぼやいてたのがよくわかった。8時半くらいに同僚の家に到着。新興住宅地のすごく大きい家。あとで同僚に家の中を案内してもらったら、1階にリビング・ダイニング・キッチン・サロン（っていうか玄関横の雑談スペースみたいの）・10mありそうな吹き抜けの玄関ホールと階段、2階に主寝室のスイートと2つの寝室、地下に大きなゲームルームとほぼ独立した1BRのアパート。見た目以上に大きなお家だった。最初は他の同僚たちとずっと話していたんだけど、だんだん同僚のお友達や同僚の婚約者のお友達など他の人とも会話がはずみ、とても楽しい時間をすごせた。招待してくれた同僚に感謝。おしゃべりの中でわかったことは、どうもカリフォルニアの運転はコロラドに比べて荒いらしい。実は私もうすうす感じてた。高速なのにとばさないし、割り込みも少ないし激しくない。でもそれにしてはデンバーに来るたびにひどい交通事故をみかけたり、今日のパーティでもつい最近事故おこした人ばっかりだったのはなぜ？まあとにかく、こっちに来たらより安全運転に気をつけるようにしよう。

  2004.12.11

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• 今さらながら、英語で疲れる・・

  実はサンノゼでの仕事では、日本語しゃべることが多かった。日系のお客様、よく話す同僚も日本人か日本語OK、2人いた上司のうちよくやりとりする方も日本人。もちろん英語も使ったけど、しゃべる言葉の半分以上は日本語だったように思う。ここデンバーの新しいポジションでは100%英語。上司も同僚も、電話でやりとりする関連部門の人もみんなアメリカ人。もちろん同じオフィスに日本の会社から出向してきてる人も数人いるけど、通りすがりにちょっと雑談することもあるかなー、という感じ。かなりの変化だ。日本生まれ日本育ちの日本人にしては、私の英語はまあまあな方だと思う。ただ、1対1、または1対数人でも面と向かってしゃべる場合はいいんだけど、みんなが立て板に水でしゃべってるような電話会議で発言するときなど、自分のまどろっこしさにいらいらしてしまう。説明がまわりくどかったり、口を挟むタイミングがずれたり。それに聞くのも集中しないとだめなので、1時間もやるとすごく疲れる。また、アメリカの会社って、みんな全国に散らばってるから、電話会議がすごく多い、と思う。まあ慣れるまでの辛抱と思ってがんばろう。今はまだ新しいポジションだからよけいに疲れるのだ。しばらくがんばって、いいこと言えるようになると、逆に言い方が気にならなくなって疲れなくなるもんだ、っていうのは経験済。明日からのアパート探しに備えて、昨日の夜もいろいろ調べてたんだけど、会社から車で10分以内でも10数件、車で20分の範囲には30件以上のアパートメント・コミュニティがある、数が多すぎて、はっきりいってどこから見たらいいのかわからない。写真見ても、どれも同じような感じだし。こればっかりは行ってみないとわかんないので、とりあえず会社の近く、上司も一時住んでいたというところに電話して、明日の午前にアポを入れた。後は今晩さらにリサーチして、明日の午前中に電話してみるつもり。ほとんどのところが敷地内に管理オフィスがあるので、飛び込みで行っても大丈夫そう。カメラ持ってくるの忘れたから、ちゃんと1件ずつ覚えていられるように、メモをしっかりとらなくては。。

  2004.12.10

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• コロラドはなんだか広い・・

  コロラド出張1日目。朝8時の飛行機だったので、早起きがちょっとつらかった。とはいえ、前回の朝6:40のフライトよりも100倍ましだったけど。デンバーのオフィスに着いたのが2時前、2時からの打合せに間に合わないかと思ってちょっとあせったけど大丈夫だった。なんと化粧品を忘れたので、仕事の後ターゲットへ行く。同僚に教えてもらった行き方じたいは簡単だったんだけど、距離感がつかめてなくて、2回ほど通り過ぎてしまう。モールがいちいちだだっぴろいわりに、入口が小さくて薄暗くてわかりづらい。とにかく広いから照明が届ききらないというか。ターゲットの後はスーパーへ。今回は10日間と長期だし、キッチン付ホテルなので、卵とかサラダミックスとか暖められるだけで食べられるスープとか買い込む。外食続くと疲れるし、そんなに毎日ごはんにつきあってくれる人もいなさそうだし。家からもインスタントの味噌汁とかレトルトのご飯とか少々持ってきてるのだ。ホテルの部屋で、サラダとスープで夕食。ちょっと仕事をした後、週末に向けて、アパート見学のリストを作る。やっぱり通勤のことを考えるとおしゃれで楽しいエリア、より、いかに会社に近いか、の方が重要そうだ。特に雪道運転するならなるべく短い方がいいし。検索すると、会社の周り（10km以内）だけでも、出てくるわ出てくるわ、タウンハウスやアパートのコミュニティがぞろぞろある。見てまわるだけで疲れそうだ。けっこう新しくてきれいそうで広さもじゅうぶん、自分のユニット内に洗濯機も乾燥機もついててハイスピードインターネットもひいてあって、コミュニティの敷地内にはジムやプールやクラブハウスもあって、、という豪華アパートでも、家賃は$700くらいからある。サンフランシスコ・ベイエリアの約半額。あらためてベイエリアの家賃の高さを思い知る。なんとなく引越しモードなので、テレビは「HGTV（Home & Garden TV）」というインテリア専門のチャネルをつけている。「夢の家」とか「リフォームで生まれ変わる」とか「収納上手」とか、観てると楽しい。家では「OLN（Outdoor Life Network）」ばっかり観てるからなあ・・。アパート調べに熱中してて、寝たのは2時過ぎだった・・。

  2004.12.08

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• 悲しいこと

  私などがこんなところに書いていいのか迷ったけど、私にとってもやっぱり衝撃だったので書かずにはいられなかった。母から電話があり、幼なじみの男の子が山で亡くなったと知らされた。近所に住んでいて、家族ぐるみのおつきあいで、子どものころはほんとに毎日いっしょに遊んでいた子。年下のいとこのような存在。数年前に、10年ぶりくらいに会ったとき、明るくてさわやかで自然で、あの小さな男の子がこんなにいい大人になったんだ、ってすごく感動したのだった。自分の好きなことをしながら亡くなった彼はもしかしたら幸せだったかもしれない。でも夢に向けて決断をして、夢に向かって行動している途中だったから悔しかったことだろう。そしてまだあまりにも若い。残された家族と親しい人たちの悲しみと嘆きはいかばかりか。レスキューが入ることもできず、まだ確認はできていないらしい。既にいちばん残念な事態を前提に話されているようだったが、奇跡的に助かることだってあるはず、と願わずにいられない。自然は怖い。美しいけど怖い。それを忘れずにいようと思う。そして、自分自身と身近で大事な人たちのために、毎日を大切に生きようと思う。

  2004.12.06

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• 隣人が「くるみ割り人形」でバレエデビュー

  今日は会社の方で大きな動きがあり、朝の6時から仕事。前からの仕事と新しいポジションの仕事がダブルで忙しくなってけっこう大変だった。親友Eとのランチで息抜き。行先はいつもの「トーフ･ハウス」。ここの豆腐チゲはすごくおいしいので、2人でランチするときの定番みたくなってる。Eはサンクスギビングの週にペルーに行ってインカ･トレイルを歩いてきたばかり。その話をいろいろ聞く。私もいつかぜったい行きたい。がんばって歩けるうちに、そして子どもとかできて長期休み取れなくなる前に、ぜひ行かなくちゃ。来年にでも、といいたいところだけど、どうなるかな？夕方、バレエ「くるみ割り人形」を観にいく。アメリカではクリスマスの定番。去年はサンフランシスコ・バレエ団のを観にいったんだけど、今年のこれはバレエ･アメリカというお教室の発表会。なんと、隣人Rが出演するというので。バレエなんてやったことなかった隣人Rだけど、ずいぶん前からバレエをやってた彼女Mの縁で出演することになったらしい。会場はレッドウッドシティの街中にある劇場。ちょっと古いけど、シャンデリアとか壁の装飾もクラシックで素敵だし、バルコニー席や幕間にドリンクを出すバーもある、ちゃんとした劇場。日本で発表会っていうと、なんとか公民館みたいな無味乾燥な会場のことが多いけど、こういう会場ならやりがいあるよね、と思った。席はオーケストラ（1階）後部だったけど、ちゃんと見えたし、RとMの友人席、という感じで、私も会ったことあるRの友達とかRのお母さん（うちの大家さん）も来ていた。音楽が始まり（発表会なので生演奏ではなくCD）、クリスマスパーティの画面で、子どもたちの両親の1組として、MとRがさっそく登場。Rがまじめに演技したり舞踏会ダンスみたいな踊りをしているのが、ふだんの彼とかけはなれていてついつい笑ってしまう。とはいえ、冷静にみればじゅうぶん素敵なお父さん役だった。次のRの出番は、ねずみ。4匹出てきた大きなねずみの中の1匹だったはずだけど、かぶりものかぶってたのでわからなかった。おもちゃの兵隊と戦い、最後にねずみの王様がくるみ割り人形と戦っているところをクララが助け、ねずみ軍は負けて退場。Mが雪の妖精の群舞の1人で出てきた。中でもうまい方なのが観ててわかる。第一幕終了。お教室なので、クララとかお兄さんとかくるみ割り人形の王子様とか、子どもの役はみんな子ども。3歳くらいの小っちゃい子がねずみの鼻とかつけて出てくるのがとっても可愛い。第二幕は、うって変わって、大人のダンサーさんの見せ場が多かった。シュガープラムの妖精と騎士、スペイン・チョコレートのフラメンコちっくな踊り、アラビア・コーヒーの妖艶な踊り（ダンサーさんが男女ともすごく上手くてセクシーだった）、そして中国茶の踊りのメインはわれらがM。小柄な彼女が、大きな扇を2つ持ってめりはりよく踊るのは小気味がよかった。なんとドラゴンダンスの竜まで出てくるサービスぶり。すごかったのがロシアのボンボンで、男の子2人が、バック転、前・後ろの宙返り、とすごい勢いでぽんぽん跳ねる。床に手をついて脚を回したり、なんだかブレイクダンス？みたいな技もみせる。ほんと跳ねっぱなし、動きっぱなしで、圧倒された。その後は羊飼いの踊り（羊役のちっちゃい子たちがすごく可愛かった！）、そして花のワルツ。Mが花の精の群舞でまた登場。ばらの精役のダンサーさんがきゃしゃで繊細でよかった。最後のシュガープラムの精とキャバリエのパ・ド・ドゥも、さすが主役！という感じできちんと魅せてくれて、よかった。ちなみに第2幕でのRの出番は、くるみ割り人形の王子様にマントを着せ掛ける従僕のちょい役。ドラゴンダンスの龍の中にもいたと思うんだけど、判別できず。全体的に、とても楽しめた舞台だった。もちろん去年観たサンフランシスコ・バレエ団と比べたら、バレエの上手さや洗練といった点では劣るところもあるけど、その点を演出や振り付けで補ったりといった手作り感がなんだかすごくこのバレエとこの場に合っている気がした。ほんとに小さな子から大人のダンサーまで、みんな一生けんめい、しかも楽しんでやってるのが伝わってきて、プロの舞台より観てて楽しいくらいだった。劇場を出て、近くの「マルガリータ」というメキシコ料理屋さんで遅い夕食。ちょうどマリアッチの生バンドが入っていて、バレエとはまた違う賑やかな世界に一気に飛んだ感じ。セビチェ入りサラダ、魚のスープともとてもおいしくて、メキシコ料理に対する苦手意識（ブリトーとかタコスはあんまり好きじゃない・・）がますますなくなってきたかも。

  2004.12.03

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• いつ来るの攻撃が・・

  コロラド行き、具体的な計画をたてるのをちょっと延ばし気味にしてたんだけど、そろそろそうも行かなくなってきた。上司から再び「いつ来るの～」「家探しとか事務手続きはみんなでサポートするからね～」攻撃。そろそろ行動予定たてないとな・・。

  2004.11.30

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  サンクスギビング当日 **料理の写真**

  サンクスギビング当日。休みの日にしては珍しく目覚ましをしっかりかけて起床。いちおう3時に皆さんをお招きしてるので、それまでに掃除と料理とあれとこれと、とにかくやることがいっぱいあるのだ。幸い相棒と私の体調はほぼ回復。サンクスギビングディナーのメニューといえば、- ローストターキー（七面鳥の丸焼き）- スタッフィング- グレイビー- クランベリーソース- マッシュドポテト- スイートポテト（ヤム芋）の甘煮- にんじんのバター煮- いんげんのキャセロール（玉葱のフライ付）- コーンブレッド- パンプキンパイあたりが定番だと思う。今回は、いんげんはなし、コーンブレッドは共同主催の友人が焼いてくれることになっていて、残りが私たちの担当。うち、メインのターキー・スタッフィング・グレイビー・マッシュポテトは、感謝祭をやり慣れてるはずの相棒が、新米の私は残りのやや重要でない部分を担当する。まず昨日作っておいた柿クッキーのたねを天板に落として焼く。2回にわけて、計50枚ほど。雑誌のレシピに沿って作ったんだけど、出来上がりは、うーん、いまいち。なんかしめっぽくてさくさくした食感がない。オーブンの温度調節のせいかも。レシピをちょっと変えて再トライの必要。柿のピューレを使うので、パウンドケーキの方がいいかもしれない。次は、ヤム芋の甘煮。ヤム芋は外側はさつま芋にそっくりだけど、中身は濃いオレンジ色。さつま芋より食感がねっとりしていて甘みはやや薄い感じ。ゆでて輪切りにしたのにバターとブラウンシュガーをまぶしてオーブンに入れる。ちょっと火に入れたところで、相棒のターキーの準備が出来たので、ヤム芋をいったんオーブンから出してターキーのローストを開始。何しろ20ポンドもあるやつを買ってしまったので、ローストに5時間くらいかかる予定なのだ。前夜からハーブ入り塩水に漬けてあったターキーは、引き上げてペーパータオルで内外の水気をとり、外側にローズマリーとタイムと黒胡椒が擦りこまれ、お腹の中にはセロリと玉葱を刻んだの・リンゴ・ローズマリーを入れてある。これに焼きながらターキーブロス・リンゴジュース・バターを混ぜた掛け汁をときどき掛けまわして照りを出す。オーブンがターキーに占領されちゃったので、レンジでできるクランベリーソースにとりかかる。缶詰をあけるだけでもいいんだけど、せっかくなので、生のクランベリーから作る。水1カップと砂糖1カップの砂糖お湯にクランベリー1袋を入れて、ふきこぼれないようにしばらくぐつぐつ煮るだけ。半分以上のベリーがつぶれてソースっぽくなったところで火から下ろして冷ます。すごく簡単。生のクランベリーの外側は青みが残ってて完熟って感じじゃなかったけど、煮ると真っ赤なソースになったのでほっとした。横で相棒がスタッフィングとマッシュポテトを作っている。スタッフィングは、元々ターキーのお腹の詰め物だったと思うんだけど、今は別のお皿みたいにして食べることが多いみたい。パンをちぎってセロリや玉葱の刻んだのを調味して炒めてターキーブロスで湿らせたようなもの。マッシュポテトは牛乳とバターで軽くかつクリーミーに仕上げるのが大事らしい。私はどちらもあまり好きじゃないので、これが大好物の相棒にすっかりお任せ。そうこうしているうちに1時になり、共同主催のKとAが到着。さっそく持ってきてもらったプレイステーション2と「カラオケレボリューション」で交代で歌いながら、準備を続ける。お料理上手のKは何回もサンクスギビングディナーをやってるベテラン。彼女のコーンブレッドは今まで食べたのの中でいちばんおいしい。今回はそのコーンブレッドと中華風おこわを作ってくれる。私はにんじんのバター煮を作る。最初のお客様は、シアトル在住の友人S。続いてKの友人カップル。彼の方はナパの高級ワイナリーのワインメーカーさんで、いいワインを何本も持ってきてくれた。2人で持ってきてくれたペスト入りディナーロール、家の庭で採れたベルペッパーとディップ、チーズとクラッカーをつまみに、カベルネ、シラー、シャルドネ、とみんなでお喋りしながら空けていく。途中で、Kの別の友人も到着。話がはずむ間に、ターキーが焼けたのでオーブンから出し、コーンブレッドとおこわ、ヤム芋をオーブンに入れる。5時を過ぎて、いよいよ全部の準備ができた。お料理をテーブルに並べ、今日のホスト役の相棒がターキーを切り分ける。ちょうどそのときに、計ったようなタイミングで友人カップルがサラダを持って到着。ビュッフェスタイルで、めいめいが好きなものを好きなだけお皿にとる。私は全部を少しずつ取っただけなのにお皿がいっぱいになり、友人Sと相棒に笑われた。だって全部おいしそうなんだもん・・。相棒のターキーはジューシーですごくいい出来。Kのコーンブレッドは相変わらずおいしい。おこわもすごくおいしい。私のにんじんも適当に作った割にはなかなかいけてた。友人のほうれん草サラダはドレッシングが変わってておいしかったし、Kの友人カップルが持ってきてくれたスクワッシュの肉詰めもおいしかった。ひとしきり食事に没頭した後は、腹ごなしのお喋りとゲーム。カラオケレボリューションとダンスダンスレボリューションをかわりばんこにプレイ。ディナーの途中に来た友人Tがカラオケレボリューションで満点の50000点を連発。私は48000点台で次点。合間には、相棒セレクトのデジカメ写真をスライドショーにしてテレビで流す。今日来てくれた友人たちが写っているのもたくさんあって、話の種になった。デザートはパンプキンパイとアップルクランブル。私の日本のかぼちゃ（kabocha squash）で作ったパイをみんながおいしいといってくれたので嬉しくなる。食べ比べてみると、確かにアメリカのpumpkinのパイよりちょっとほっこりしてて味が濃いのがわかる。別の予定が終わった後でよってくれた友人が次々到着。友人L、相棒のいとことその彼氏、私の友人とその彼氏。みんなで「スカルプチュナリー」ゲームをして遊ぶ。チームに分かれて、各チーム1人がカードに書かれた言葉を見てそれを粘土で表現して、他のメンバーがその言葉を当てるというもの。1分半の持ち時間で何個当てられるか、最初に15個当てたチームが勝ち、というルールでやった。ふつうは「ピクチョナリー（Pictionary）」といって粘土じゃなくてイラストを描くんだけど、今回は粘土で。語彙カードはピクチョナリーのを使った。「タブー」とか「スクラブル」とか、こういう語彙を問われるゲームは、外国人の私が知らない単語がたくさん出てきて困るときもあるんだけど、今回は粘土細工の腕？でけっこう貢献できてよかった。その後もまたプレステで遊んだりただお喋りしたりして、最後のお客さんが帰ったのは深夜12時を過ぎていた。ディナーが11人（相棒と私含む）、その後寄ってくれたのが5人。料理の残りはけっこうみんなに分けて持って帰ってもらったんだけど、それでもさらに残った大量の料理をタッパーに入れて冷蔵庫にしまい、大量の食器類をディッシュウォッシャー様様に入れたところで、力尽きて就寝。今日のメニュー：- おつまみ--- ベルペッパーとディップ--- チーズとクラッカー--- コーンチップとワカモーレ、サルサ--- ペスト（バジルペースト）入りディナーロール（by Kの友人G&Z）- ローストターキー- クランベリーソース- スタッフィング- マッシュポテト- グレイビー- ヤム芋の甘煮- にんじんのバター煮- コーンブレッド（by 友人K）- ほうれん草のサラダ（by 友人S&J）- 中華風おこわ（by 友人K)- スクワッシュの肉詰め（by Kの友人G&Z）- デザート--- パンプキンパイ×2（by Kの友人M）--- かぼちゃのパイ--- アップルクランブル（by 友人S&J）--- アイスクリーム（by 友人L）--- 柿のクッキー- ワイン--- Far Niente 1997 カベルネ・ソーヴィニヨン（by Kの友人G&Z）--- Far Niente 2000 シャルドネ（by Kの友人G&Z）--- Nickel&Nickel 2001 シラー（by Kの友人G&Z）--- Nickel&Nickel 2000 カベルネ・ソーヴィニヨン（by Kの友人G&Z）--- Dolce 1995（by Kの友人G&Z）--- Unitedから賞品でもらったスパークリングワイン

  2004.11.25

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• サンクスギビングディナーの買物

  今朝から、今度は相棒の体調が優れない。私の具合の悪さがうつっちゃった感じだ。そういえば、去年、私がちょっと体調崩し→相棒が本格的に風邪を引き→私がものすごいインフルエンザにかかる、という魔の病気うつしあいサイクルに入っちゃったんだった。しかも、まさに同じ時期、感謝祭の週末に相棒は風邪を引いていた・・。とはいえ、今回は既に家でサンクスギビングのディナーをやることにして、友人たちを招いてしまったので、準備に取り掛からなくてはならない。初ターキーディナー準備、出張・旅行続きだったので家は荒れ放題、相棒は風邪、の三重苦を乗り切って、楽しいサンクスギビングを迎えるのだ。まあターキーは私じゃなくて相棒にやってもらうんだけど。ということで、今日は準備第一弾、買物。風邪引きかけの相棒もいっしょに来てくれる。近所のスーパーに行って、カートに山積みの食料品を買った。20ポンドのターキー、ヤム芋、ジャガイモ、かぼちゃ、にんじん、クランベリー、スタッフィングの材料、飲みもの、グレイビーの缶詰、コーンチップ、サルサ、などなど、などなど・・。車から家に運び入れるにも2人がかりで3往復するほどの量、冷蔵庫に収めるのも大変だった。料理するのはもっと大変だろうな・・。

  2004.11.22

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• ハワイ4日目

  最終日だけどがんばって起きて、歩いてカピオラニ公園の前のビーチへ。ザ・ウォールって呼ばれてるポイントのあたり。マスクとスノーケル、フィンつけて海に入って驚いた！浅いところにも魚がたくさんいる。どこにでもいるマニニはもちろん、銀色の流線型っぽい魚、大きなブダイ系の魚など、たくさんいる。相棒は、リーフの下に赤い魚の群れをみつけて大興奮。たいていの赤い魚は食べるととてもおいしいらしい。私はとうとうフムフムヌクヌクアプアアを何匹も見られて大満足。けっこう波が荒く、波酔いみたいになってきたので、一足先にビーチに退散。相棒の本「ウランバナ」の2つめの短編「Lua」を読む。今度は、カパフル通りに住む家族が、忘れていた海とビーチの美しさと楽しさを、あるきっかけから思い出させられる話。これもよかった。相棒もあがって来てしばらくすると、横で20人くらいのグループが儀式のようなものを始めた。見ているとキリスト教の洗礼の儀式のよう。一人一人海に入っていって、腰から胸あたりの深さのところで、牧師さんらしき人に仰向けに倒され、一瞬頭の先まで水に浸かる。10人くらいが儀式を受け、みんなで記念写真を撮ってからあがってきていた。ホテルに戻る途中、カラカウア通りで、「ブランチ・オン・ザ・ビーチ」という催しをやっていた。特設ステージのケイキ（子ども）フラを観、屋台でスムージーを買って飲みながらホテルに戻る。シャワーを浴び、荷造りして、12時ぎりぎりにチェックアウト。カイムキの「オノ・コリアン・バーベキュー」に寄って、私はカルビ定食、相棒はフィッシュジャン定食でお昼にする。一人前の定食でもけっこうな量なのに、となりに座ってたロコのカップルは、2人で特大定食＋定食＋スープ＋サイドディッシュをテーブルに並べてもりもり食べていた。いつもは大食漢に見える相棒が、ふつうの人に見えた瞬間だった。ホノルルの空港は、国際と国内でターミナルが分かれていない。なんとゲートに向かって歩いていたら、日本の会社の元同僚に遭遇。彼は新婚旅行の帰りだったそう。相棒の知り合いなら会っても驚かないけど、私の知り合いにこんなところであうなんてびっくり。前に、ユタ州の国立公園でも、別の元同僚に遭遇したこともある。世界は狭いのか、某社社員がどこにでも散らばってるのか。日曜午後ということでフライトは満員。ここであんまり眠っちゃうと、夜眠れなくなっちゃうので、パソコンでソリティアしたりしてがんばった。SFOに着いたのは10時前、12時前に帰宅。

  2004.11.21

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• ハワイ1日目 最悪ホテル部屋

  まだ暗い4時前、車の爆音で目が覚めた。なんとこのホテルの最悪部屋、交通量の多いクヒオ通りに窓を面する3階にあって、車・トラック・バス・観光バス・オートバイ・パトカーの爆音が直接部屋に反響するようになっていた。週前半の出張と昨夜のフライト＋体調不良にやられた体は睡眠を欲するが、爆音がそれを妨げる。ティッシュで耳栓してみるけど、あんまり効果なし。しまいには7時頃に廊下から工事の物音と人声までがうるさく聞こえてきた。怒ってフロントに電話するが、個人オーナー保有ユニットの工事なのでフロントでは何もいえないという。相棒が作業の人に頼んでくれて少々静かになったけど、なんだか情けなくて泣けてきた。こんな落ちぶれた部屋に泊まらなきゃいけないほど私たちってビンボーなの？ところが、実はこの部屋は前に泊まった別のもっとましなホテルの部屋より高かったという。暴利だ！ - 部屋そのもの（狭い・汚い・いろんな備品が壊れてる）、 - 環境（うるさい！）、 - フロントの対応（融通がきかなすぎる）、 - 期待値との落差（一応観光地のワイキキでこれはないでしょー）、 - コストパフォーマンス（これで高いなんて許せん）、以上の評価点により、はっきりいってこの部屋は私の中の「最悪ホテル部屋」の座をみごと勝ち取った。なんとか部屋の変更が叶い、1ランク上の部屋に昼頃移動。今度の部屋は、設備も壊れてないし、キングサイズのベッドだし、6階の道路に直接は面しない側にあって騒音がかなりましになった。気持ちが少々落ち着いたところで、相棒の衣装合わせのため、アラモアナ・ショッピングセンターにあるタキシードショップへ。ついでにフードコートで軽くランチを食べてホテルに戻り、相棒はビーチへ。私は残ってた仕事をなんとか終わらせる。夜は、明後日の結婚式の新婦Jの家へ。階上で談笑中の「大人たち」とは別に、ガレージ横の別のリビングでJと新郎D（相棒の親友）の友人たちだけで、食べたりテレビを観たりしゃべったりと、気軽な集まり。Jのお母さん特製のトリップ・シチューがすごくおいしかった。相棒は披露宴の司会を頼まれているので、ここで話のネタ探しもできたよう。かなりいい気分になったJのおじさんが下りてきて、いきなり流暢な日本語をしゃべりだしたりするハプニングもあった。あまり遅くならないうちに失礼する。ホテル1階のコンビニで耳栓を購入して、今日は準備万端。早めに眠りにつく。

  2004.11.18

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• 今夜はハワイ行き

  夜中に気持ちが悪くて目が覚めた。何回吐いてもとまらない。ずっと苦しくて眠れなくて、唸りながら寝返りを打っていたので、相棒まで起こしてしまった。ごめん。おかげでぜんぜん疲れがとれなくて、朝は最悪の気分。相棒も眠そうで申し訳ない。とはいえ、今日は疲れてるヒマなんかないのだ。コロラド強行軍から昨日帰ってきたばかりだっていうのに、今夜は相棒の親友Dの結婚式のためハワイ行き。出張と休暇の合間で仕事は忙しいし、お腹の調子悪いのに楽しみにしてたランチの約束あるし、お客さんアポもあるし、すごく走り回った一日だった。友達には「すっごい疲れた顔してるよ・・」と言われちゃうし。。とにかくなんとかこなして、休む間もなく、夕方にはハワイに向かう機上の人。サンフランシスコ-デンバー往復＆サンフランシスコ-ホノルル往復ってことは、今週何千Km移動することになるんだろう。日本とアメリカ往復するより移動距離は少ないのに、なんでこんなに疲れがたまるんだろう。人間の体は走るのより早いスピードに対応できるようにはできてないんだと思う。新幹線通勤で寿命縮まるっていうテレビのレポートがあったよなあ。こんなに飛行機ばっかり乗ってたら、ますます寿命縮まってそう。ただでさえ4年の新幹線通勤でじゅうぶん縮まってるのに。ユナイテッド航空のハワイ行便では、毎回「ハワイ時間の何時何分何秒に航路の半分地点を通過するか」をあてるクイズがある。計算に必要な変数（距離、エアスピード、風速、平均飛行時間など）は教えてくれるけど、算数大嫌いの私（チップの計算もできない）には想像もつかないような複雑な計算、な気がする。驚いたことに、相棒はしこしこ計算して提出し、結果発表では45秒差でなんと「いちばん近かった人」賞をもらった。今回の賞品はシャンパン。すごいすごい。そんないいことがあったとはいえ、ひたすら疲れている私たち、なのにホテルの部屋が予想をはるかに下回るまったくいただけない部屋で、さらに疲れが倍増。予約した相棒は責任を感じて、フロントと予約したオンライン旅行代理店（エクスペディア）にもクレームの電話。とりあえず明日は事態が好転することを祈りながらベッドに倒れこむ。

  2004.11.17

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• カラオケ in サンフランシスコ

  久しぶりの友人たちとディナーということで、サンフランシスコに向かう。10時間寝たのにまだ眠くて、途中、相棒が「バイクスワップ」という自転車関係のフリーマーケットみたいのに寄っている間、車の中で爆睡。明日の朝もサンフランシスコで相棒の自転車レースがあるので、今日はサンフランシスコ泊り。ディナーは、サンセットにある「リックス」。マホガニーで重厚な感じのハワイアンレストラン＆バー。本人主催の3週間遅れ誕生会、みたいな集まりで、知ってる人も初めての人もあわせて16人集まった。わいわい食べたりおしゃべりしたりして、2次会にカラオケでも行くか、という話をしていると、なんとちょうどその場でカラオケが始まった。実はリックスでは毎週金・土の夜はカラオケナイトなのだそう。今までこのあたりでカラオケというとアジア系のボックスに行くことが多かったので、100％英語でしかも他のお客さんの前で歌うカラオケスナック方式は初めて。かなり新鮮。他のお客さんが次々歌い始める。まさに日本の地元のカラオケスナックみたいな雰囲気で、お客さんはカラオケ･ナイトの常連っぽい近所の白人のおじさんかおばさんが主で、歌はだいたいかなりの懐メロ。まあまあ上手い人もいれば、かなり聴くに耐えない人もいるけど、みんな遠慮なくフルコーラス歌って満足そう。アバとかブリトニー・スピアーズとか歌ってた私たちはちょっと浮いてたかもだけど、他のお客さんも声援くれたりリッキー･マーティンがんばって歌ってくれたりして楽しかった。6時半にお店に来て、なんとお店を出たのは1時前。ホテルに戻ったのは2時近かった。

  2004.11.13

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• 8年ぶりのアイススケート

  アイススケートに行った。なんと、8年ぶり。なぜ「なんと」かというと、私は大学時代フィギュアスケートをやっていて、当時は毎日のようにリンクに通っていたから。4年間でスケート靴3足も履き潰したくらい、なぜか異様に燃えていた。初心者からだったから上達は遅くて、1回転ジャンプが2種類、なんとか跳べるようになったくらいだったけど。ひらひら（コスチューム）を着て発表会やったりとかしたものだ。大学卒業してからは、ぱったりリンクにも行かなくなってしまった。数ヵ月後に、駅の階段を一気に駆け上がったら膝が震えたのはショックだった。スケートで鍛えた脚の筋肉がほとんどなくなってしまっていた（太さは変わらないままに・・）。8年ぶりの氷の上は怖かった。なまじローラーホッケーを始めただけに、氷とプラスティックの表面の違い、スケートの刃とローラースケートのタイヤの違いも違和感。「もう技なんてできなくなっちゃってるかもー」どころじゃなく、滑るのも怖い。バックスケーティング、ターンや、ましてジャンプやスピンなんて、とんでもない。しばらくひたすら前に滑ったら、ようやくなんとなく感触がつかめてきた。勇気を出してモホークターンしてバッククロスに入ろうとしたら、回りすぎてこけた。ゆっくり滑りながらもう1度ためしたらようやくターンできた。しかしクロスもぎこちない。こんな初歩の初歩でもたもたしているのが、我ながら情けなかった。どうもローラーホッケーの変な癖もつきかけてるようで、ふつうに滑ってるつもりが、前のぎざぎざを氷にひっかけて、すごい勢いで転んじゃったりもした。膝をもろに打ってしまい、吐き気がするほど痛かった。昔はいつも打ち身で膝真っ黒だったんだよなー。捻挫もたまにしてたし。よく平気で毎日滑ってたもんだ、若かったなー、などと昔の自分に感心してしまう。曲げると痛む膝をこらえつつ、1時間くらい滑って、やっと前後のスケーティングとターンくらいは安定してできるようになった。昔つちかったものを、ここまで失ってしまったかと思うと、ちょっとショックだった。また少しずつ通って、ある程度取り戻すようにしなくては。。夕方、サンフランシスコの日系美容院に髪を切りに行く。しばらく伸ばしてて肩の下10cmくらいあったのを、あごの長さまでばっさりやってもらう。久々に短くしたので気持ちいい。相棒もかわいいといってくれたし。

  2004.11.07

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• 海太、ヴァッソ・アズーロと皮膚科・・

  昼食は、同僚とサンノゼ・ジャパンタウンの「海太」へ。今日は曇りですごく寒かったこともあって、ただでさえ寒々してるジャパンタウンがますますさびれて見えた。ここに来たときのお楽しみはおまんじゅう屋さん。今回もとうぜんのごとく寄ってしまう。帰り道には結婚の先輩である同僚の経験談をいろいろきく。おもしろかった。夕食は、友人と2人でカストロ通りの「ヴァッソ・アズーロ」へ。前から気になってたお店だったので、この機会にチェックできて嬉しい。店内のインテリアは素敵だったし雰囲気もよかった。ほうれん草とゴルゴンゾーラのサラダ、鶏肉とサン・ドライド・トマトのペンネは2人でシェア、アントレは私はラム、友人は鶏のサルティンボッカを頼む。サラダはけっこうおいしかった。ふつうこのサラダはキャラメライズされたくるみがつきものだけど、ここのはくるみ入りのタフィーが砕いて入っていたのがちょっと変わってた。パスタは柔らかすぎ＆味薄すぎであまりよくなかったけど、アントレはラムもサルティンボッカもおいしかった。お値段も手ごろだし、まあまあのレストラン。友人は同じ働く日本人女性。インターネットで知り合ったんだけど、年も近く今までの経歴もちょっと近いので、話しててつぼが合うというかすごく楽しい。今日は3ヶ月ぶりだったので、その間どうしてた？とかいろいろ話があって盛り上がった。ところで、今日やっと行った皮膚科で、うなじの髪の生え際のかゆみを、乾癬と診断された。このかゆみは、もう何年も出たり医者に行って治ったりまたぶり返したりを繰り返してきた。きっかけは、10年近く前にパーマの液にかぶれたのを、ほっておいたのがよくなかったんだと思う。去年は脂漏性皮膚炎っていわれて処方された薬にアレルギー反応して全身じんましんが出たりした。乾癬は、完治は難しいけど症状を抑えることはできるから心配するな、といわれた。うつらないし、まあ珍しい病気じゃないし、私の場合は他の部分にひろがることもまずない、とのこと。帰って来てインターネットでいろいろ調べたら、けっこう大変な症例もあって悩んでる人も多い病気みたいなので、ちょっと気をひきしめた。去年日本では脂漏性皮膚炎といわれたので、念のため別の皮膚科にいって見てもらったほうがいいかとも思ったけど、どうも日本では乾癬はあまり多くない病気なので正しく診断されることが少ないらしい。逆に欧米ではけっこう患者も多いので診断も慣れているよう。それぞれの症状を詳しく読んでも、やはり乾癬の方にあてはまるので、たぶん正しいみたい。とりあえず処方された薬を使って症状を抑えるのをめざすことにした。生活習慣・食事などの他、ストレスもけっこう症状を作用するファクターならしい。最近仕事のストレスたまってたからなー・・。乾癬で思い出したのが、ニコラス・シェイクスピアの「テロリストのダンス」。登場人物の1人が乾癬で、それがけっこう話のカギになってたのだ。いくつもの印象的な場面と、暗いんだけどただ暗いだけじゃない空気の感じ、読後感が心に残っている。日本に戻ったときの持ち帰り本リストに入れておこう。

  2004.11.04

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• 選挙翌日の朝

  朝、起き抜けにTVをつけたら、ブッシュ254対ケリー252で差が縮まっていた。と思ったら、出掛けに、ケリー敗北宣言の報が。どうして、ブッシュに投票しようって思うんだろう。ブッシュ政権の4年間の成果は史上最大の財政赤字、失業率、他国への侵略、環境破壊、富裕層への減税、医療費の急騰。こんなものおかわりしたい人の気がしれない。誰がやっても同じ、という説もあるけど、試してだめだったものより、ちょっとはましかもしれないもの（ケリー）にしてみよう、とは思わないのかなー。しかも、ディベートで明らかな通り、ブッシュは自分の過ちを認められないんだから、同政権下での方向修正を期待するのも難しそうだ。私自身は部外者なのでどちらかというと「腹立たしい」という思いだけど、当事者＝アメリカ国民である相棒の心境は「情けない」が強いみたい。ブッシュを選んでしまった国の国民であることが恥ずかしい、といっている。「ごめん」と私にまで謝られてしまった。まあ、趨勢が定まった以上、愚痴だけど。

  2004.11.03

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• 大統領選当日、 朝の投票所～夜の速報ウォッチ

  朝、投票に行ってきた。もちろん私は投票権ないので、相棒にくっついて行っただけだけど。それぞれ、郵送されてきた投票用冊子みたいなので指定された投票所に行かなくてはならない。相棒の投票所は近くの小学校の講堂。会場は小さい代わりにかなり数多いみたい。消防署の事務室とか、うちの近所の徒歩5分圏内にだけでも数箇所あるみたいだった。前に住んでいたオークランドでは、ボランティアの人の家の車庫が投票所だったりしたらしい。ほんとにただのふつうの家の車庫。会場に入ると受付の机と、4台の電子投票端末、1台の紙投票記入用のブースがある。電子投票端末は大きめのノートパソコンをさらに大きくしたような黒い端末。縦長のモニターには四方に台形の目隠しがついていて、ちょっと昔の写真機を覗き込んでるみたいな感じ。紙投票記入用のブースはなんとダンボール製。受付の前には数人並んでいた。ボランティアの人が手元の名簿と各人が持参した投票用冊子の名前を照会して受付終了。投票方法は、紙と電子投票のどちらかを選択できる。相棒はちょっと考えて電子投票を選択。電子投票システムの安全性とか政治的疑惑についてはいろいろいわれていたけれど、まあ今となってはメインである電子投票を信頼するしかないか、という感じ。電子投票端末が空くと、有効化されたアクセスカードを手渡される。これを端末のスロットに差し込むと投票画面が現れる。まずはメインの大統領選。候補者ってケリーとブッシュだけかと思ってたら、他にも少数派候補が何人かいた。ここには名前の載らない候補者もいたそう（前回一役買ったラルフ・ネーダーとか）。続いて、上院議員、州議会議員、判事、郡議会議員・・と延々と他の投票画面が続く。選挙投票が終わると、次は議案投票。発議XX番、XX番・・とこれも10数件ある。事前にしっかり投票内容を決めて投票用冊子に書き込んであったうちの相棒でもかなりの時間がかかった。もし予習してなかったらずいぶん長くかかるだろう。最後に投票内容の確認画面が出てきたので、冊子と照らし合わせて最終確認。「投票」ボタンを押して終了。投票内容が各端末に蓄積される。アクセスカードが無効化されて吐き出されるので、取り出して受付に返却。「投票しました！」シールをもらって胸につけて、投票終了。シリコンバレーは秋晴れの青空。米国だけじゃなくて世界に影響を与える重要な日。なるべく多くの人が投票に行きますように。----今、当日夜の11時半。テレビでの推定状況は「ブッシュ249対ケリー242」均衡、でもブッシュ優勢。あああ。それにしても、州別の地図上はみごとに真っ赤（ブッシュ）、東と西の端っこが青（ケリー）なだけなのに、ほぼ均衡っていうのもすごい。いかに海岸沿いに人口が集まってるかよくわかる。そして都市部＝民主党支持、地方＝共和党支持、っていう二極化がはっきりわかる。今回はけっこう投票率よかったんじゃないだろうか。私たちは5分待ちくらいだったけど、このあたりでも45分とか1時間とかの行列ができてた投票所がけっこうあったみたい。東海岸の方では、あまりの行列のため、受付を閉めてから3時間たってもまだ投票が続いていたそう。私の職場では選挙の話は聞こえてこなかったけど、相棒の職場には仕事の関係上ニュース垂れ流しのTVがあるので、開票経過が気になって一日中気が休まらなかったらしい。親友Eも、日中5分おきに速報チェックしてたそう。夕食は、とりあえずTVとパソコンから離れて気分転換ということで、カストロ通りの新しい中近東レストランへ。コフタ・カバブやドルマがおいしかった。お店の人も感じよかった。しかしその後に入ったカフェでは、みんながパソコン持ち込んで開票速報チェック。聞こえてくる話題もたいてい選挙のこと。自分の国の方向性が決まるのだから当然だけど、みんなの関心、ほんとに高い。家に帰ってきてからも、相棒はTVの速報に釘付け。ブッシュ優勢の報にかなり落ち込み気味。でもまだ結果はわからない。結局、最終結果は11日後にならないとわからないかもしれない、くらいに今回も僅差になりそうかも。きりがなさそうなのでもう寝よう・・。明日がいい日でありますように。

  2004.11.02

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• 初トリック・オア・トリート、あげる側だけど

  今日も11時間睡眠。でも夜の間に冬時間になったので、時計上は10時間睡眠。どちらにしてもよく寝る週末だ。今日は仕事と家の掃除。そして夜は家にいて、トリック・オア・トリートで訪ねてくる子どもたちにお菓子をあげる予定。今まで住んでたのはアパートだったので、子どもの訪問はなかったけど、今住んでる家はいちおう一軒家に見えるので、きっと子どもも来てくれるはず。チョコレートの詰め合わせを買い込み、ドライブウェイと玄関の近くにかぼちゃのランタンを置いて火を入れ、子どもを誘い寄せる準備完了。6時になって、薄暗くなっても誰も来ない。せっかく待ち構えてるのに誰も来なかったら寂しいねー、といっていたところへ、第一陣の子どもたちの訪問。ちっちゃな魔女2人。昨日もらったガイコツ菓子入れでお菓子をあげる。その後は次から次へとやってきた。魔女がいちばん多くて、あとは死神、シュレック、スーパーマン、妖精、お姫様、着ぐるみのうさぎ、などなど。ちいさな子はガイコツが怖くて手が出せない子もいた（お母さんや年上の子がとってあげてたけど）。私は先が光るアヒルのくちばし、相棒は青いカツラをつけてお出迎え。8時前に買っておいたお菓子が足りなくなり、かぼちゃのランタンを撤収してハロウィーン終了。ちょっと地味だったけど、初めてのほのぼのハロウィーンも楽しかった。そして今は夜中の12時、また仕事中。まだ先々週からの人の後始末がたたっている・・。

  2004.10.31

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• パンプキン ランタン作り

  なぜかすごく眠くて、昼の2時まで寝てしまった。恐ろしい。ハロウィーンの前日ということで、友達の家でパンプキン・カーヴィング・パーティ。かぼちゃとナイフを持参して、おしゃべりしながら思い思いのジャック・オ・ランタン（かぼちゃちょうちん）を作ろうっていう集まり。かぼちゃのへた周りをまるく切り抜いてはずし、中身をくりぬき、デザインにそって皮をきりぬく。くりぬいた種を洗ってオーブンで炒って味をつけたのをつまみながら、10人以上がかぼちゃと格闘。最後に完成したランタンにろうそくの火を入れ、並べて品評会。相棒のが最多の4票を集めて優勝したので、賞品をもらった。直径20cmくらいのガイコツの頭のお菓子入れ。眉間のボタンを押すと目を赤く光らせながら「Trick or treat!」といってふたが開く。明日、家に来る子どもたちに、これでお菓子をあげようっと。ランタン作りの後、DVD「アンダーワールド」を観る。ハロウィーンらしく？ヴァンパイアとウェアウルフ（人狼）の話。「マトリックス」と「ロミオとジュリエット」の登場人物をヴァンパイアと人狼にしたような話。キャラが多くて、しかも話がややこしくて、なかなか誰が誰だかわかんなかった。ケイト・ベッキンセールはこの後すぐに「ヴァン・ヘルシング」に出たらしいけど、「ヴァンパイア女優」になっちゃう心配はしなかったのかな？その後、かぼちゃソースのパスタとパンプキンパイまでご馳走になって帰る。

  2004.10.30

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• 地味なハロウィーンの予感・・

  サンフランシスコのクラブでのハロウィーンパーティに、タッチの差でゲストリストが締め切られてしまって、行けなくなった。残念。今年は、当日夜のカストロ（サンフランシスコのゲイ地区で、クレイジーなハロウィーンで有名）にも行かないつもりだし、なんだか地味なハロウィーンになっちゃうなあ。でもまあ今週はけっこう疲れが溜まったから休養になっていいか。。

  2004.10.29

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• レッドソックス優勝！

  なんと！レッドソックス優勝！4連勝、プレーオフからだと8連勝だからすごい！仕事でちょっと遅くなったので、実際観られたのは9回裏だけだったんだけど、かんじんの瞬間が観られてよかった（もちろんTVだけど）。2アウトになって、ふつうだったら「よしいただき！」と思うところだけど、今回は「レッドソックスだってプレーオフでここから持ち直したんだし・・」と思ってどきどきしちゃった。86年ぶりの優勝なんだって。1918年にベーブ・ルースをヤンキースにトレードしてから、4回もワールドシリーズに出てるのに1回も勝てなかった（しかもみんな第7戦で負け）ので「バンビーノの呪い」といわれていたらしい。バンビーノっていうのはベーブ・ルースのことね（イタリア語でベイビーの意味）。ホームのボストンはフェンウェイパークじゃなくてセントルイスでの優勝だったけど、スタンドにはけっこうレッドソックスファンの人が来てた。「1918年は歴史になった！」とか「（名前忘れたけど20年位前に優勝かかった試合でエラーした選手）を許してやろう！」とかいうプラカードを持ってる人もいた。86年前とか20年前とかもう歴史の世界に入っちゃうあたりに待ちに待った感が滲み出している。優勝インタビューでも監督だか誰かが「今90歳のファンにもう一度優勝の瞬間を見せられてよかった」とかいっていた。優勝の直前、相棒が「もし優勝したら、外に出て、車ひっくりかえして、隣の家の窓ガラス割らなきゃね」というので「じゃあ赤に着替えてくるよ」と返事した。プレーオフ優勝時は、ボストンでは死者が出たくらいの大騒ぎだったので。優勝への待ち焦がれかたといい、優勝したときの騒ぎといい、阪神タイガースを思わせるかも。

  2004.10.27

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• ワールドシリーズ第3戦 & スキーシーズン、はや到来・・

  今日はワールドシリーズの第3戦。今日もレッドソックス勝利！プレーオフでの3敗からの奇跡の4連勝、続いてワールドシリーズも今日まで3連勝で王手のすごい勢い。ボストンに10年住んでた相棒につられて、私もレッドソックスを応援中。探偵スペンサーもファンだし。レッドソックスは歴史も古いし、けっこう熱狂的なファンが多いんだよね。プレーオフの第4戦、コロラドでTV観たけど（仕事の合間の夕食中・・）、何よりレッドソックス・ファンの熱い応援に感動した。だって35度（摂氏2-3度）の中、夜中の1時半までスタンドで応援だよー。老若男女、みんなお祈りのポーズに手を握り締めて・・。ワールドシリーズは、うって変わって、ここまでセントルイスに一度もリードを許さず、危なげない勝ち方（エラーは多いけど）。もう選手の名前も、どんな選手かもけっこう覚えてきちゃった。ほとんどの選手が長髪なのがどうしてなのか気になる。レッドソックスはジョン・ケリーのお膝元で、対するカーディナルスの地元ミズーリ州はその票の行方で選挙戦が左右されるスイングステートの1つ。ここでレッドソックスが勝っちゃうとケリーはミズーリの票を失うかも、というのは面白半分でいわれてることだけど、ほんとにあったら怖い。ちょっと情けなかったのは、ケリーがインタビューされて「もちろんレッドソックス応援してる」といったまではよかったけど、いちばん好きな選手は誰か、と訊かれて「マニー・オーティース」と答えてしまったこと。「マニー・ラミレス」は3番レフト、「デイヴィッド・オーティース」は4番ファーストの選手です・・。最初はジョークかと思ったんだけど、違ったらしい。選手の名前まで覚えきれないかもしれないけど、だったら苗字だけ言うとか、気をつけようよ。。今日も山は雪が降ったらしい。例年はサンクスギビング～12月になってオープンするレイク・タホ周辺のスキー場、今年は10日前の雪嵐で既に3フィート（90cm）の積雪ということで、先週のボーリアルに続き、今日はスコアがオープンしたそう。まだ10月でココロの準備ができてなかったけど、スノーボード大好きの私と相棒、これは近々雪山に出かけるしかないかも。

  2004.10.26

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• 黒胡麻小枝と松茸

  「だらだらする週末」の一環として、韓国系のスパ（っていうかお風呂ランド）「ローレンス・ヘルス・センター」に行く。今日は贅沢に垢すり＋マッサージ＋フェイシャルのフルボディケアコース。ちょっと高いけど、お肌はすべすべになるし、すっきりするし、お風呂に入って疲れも取れるし、このくらいは自分へのご褒美として、I deserve it. だ。ちょっと面倒かけた会社の人へ、お礼に日本のお菓子を買うことにして、日本食材スーパーの「ニジヤ」へ向かう。3Kmくらいあるのでいつもは車なんだけど、今日はお散歩を兼ねて相棒と徒歩。近所の住宅街を、いろんなお家と庭を眺めながら歩く。遅いバラが咲いていたり、柿が生っていたり、オレンジが色づきかけていたり。このへんは全米でも住宅の価格が高い地域で、ちょっと小奇麗だとふつうの家でも2ミリオン超えることもある（日本円で2億数千万だ）。私たちには当分（どころかずっと？）手が出ないけど、よさそうな家を見るたびに「この家はいくらくらいだろう？」とか考えてしまう。ニジヤでは、ポッキーや黒胡麻小枝（初めて見た）、シゲキックス、タマゴボーロ、トモエ飴、チョコボールなどの日本のお菓子を買う。これをあげる会社の人、1人は日本語勉強中で日本全般に興味があるし、もう1人もお菓子好きなので、喜んでくれると思うんだけど。ついでに自分たち用にもけっこう買ったので、かごの中はお菓子ばっかり。お菓子以外に買ったのが、松茸。かさのひらいた大きなのが安売りになってたので買ってみた。約250gで5ドル弱。夕食はさっそく、松茸ご飯と、松茸と豆苗と鶏の炒め物にしてみた。あまり香りがなくて残念だったけど、安かったからまあしょうがない。実は日本でも松茸って食べた覚えがない。去年、将来的には永住も視野に入れての渡米の前に、日本でいろいろやることやっておこうと思って、ふぐや松坂牛食べたり、歌舞伎や能を観たり、お伊勢参りに行ったりしたんだけど、松茸は残念ながら食べもらした。こういう季節の味は、その時期に日本に帰らないといけないので、いちばん難しそうだ。惜しいことをした。ちなみに、今いちばん食べたいものは、あじのたたき。あー、食べたい。。

  2004.10.24

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• 遊園地「グレート・アメリカ」

  友人＆友人の友人、総勢10人で、遊園地「パラマウント･グレート･アメリカ」へ繰り出す。グレート･アメリカは、絶叫系コースターが目白押しの遊園地。うちから車で15分くらいのところにある。もともと絶叫系コースター大好きな私、通勤ルートのすぐ近くなのでずっと気になってたところに、とうとう参上。11時に着いて、先に中に入っていた友人グループ1に合流する。彼らが並んでいたのは、見るからに怖そうなライド「インヴァルティゴ」。その名の通り「Inverted（逆さま）」のライドで、座席の上部がレールにつながっていて、足はぶらんぶらんの状態で急角度急降下したり回転したりツイストされたりする。2人×2人で向き合って座るので、友達が絶叫してる顔をお互い見られちゃう、っていうのもポイント。急角度急降下が2回あって、最初は前向き、次は後ろ向きに落ちたんだけど、私は後ろ向きに落ちるのがものすごく怖かった。相棒は前向きの方が怖かったらしい。最初のライドから、喉がはりさけそうなほど絶叫した。ちょっと休憩・・という感じで、ゲームのブースへ。チキン鍋入れ、もぐらたたき、チキチキレースみたいのなどで遊ぶ。チキン鍋入れは、ゴムのチキン（羽根をむしられて料理寸前を模したぐたっとしたやつ）をシーソー片方に置き、もう片方をゴムのハンマーで叩いて、奥にある鍋の中に入れたら賞品、というもの。輪投げとかダーツの変形版って感じ。これは親友Eが賞品ゲット。私はもぐらたたきででかいぬいぐるみをもらってしまったので、その後抱えて歩くことになってしまった。最初にすごいのに乗ってしまったので、他のがあんまりたいしたことなく思えてしまうというのはちょっと難だったかもしれない。といいつつ、超オーソドックスジェットコースター「デーモン」、木製コースター「グリズリー」と続けて乗る。そこへ友人グループ2から連絡が入ったので、彼らと合流するためにロープウェイに乗って入口近くまで移動、「ファネル・ケーキ」を食べているところで合流。ファネル・ケーキっていうのは、ホットケーキ型のドーナツみたいなもの。ゆるいたねを揚げ油の上に流して平らなケーキ型に揚げる。シンプルに粉砂糖をふりかけるか、アイスクリームやフルーツのコンポートをのせて食べる。アメリカの遊園地とかカーニバルでは定番の食べものらしい。合流したところで、近くにあった「トップガン」に乗る。インヴァルティゴと同じ、足がぶらぶらする逆さま系。全米でいちばん長い逆さま系コースターというだけあってかなり長く、降下時に地面や池に足がぶつかりそうでちょっとどきどきしたけど、インヴァルティゴより怖くなかった。といいつつ笑いながら絶叫したけど。今回観察した、スリル系のコースターに乗ったときのリアクションは、5パターン。1)は、とにかく叫ぶ。顔もしかめっ面系。いちばん多数派だと思う。2)は、叫びつつ笑う。顔は満面の笑み。私はこのタイプ。どの写真見ても、超スマイル。3)は、悪態をつく。顔はしかめっ面。相棒はこのタイプ。4)は、無言で楽しむ派。5)は、無言で苦しむ派。目を閉じたままの人もいる。その後、友人夫妻が、2人揃って「エクストリーム・スカイフライヤー」というバンジージャンプに挑戦。降下系が大好きなダンナAと「もーしょうがないなー」とつきあってあげる優しいツマK。2人いっしょに、遥か上方までロープで吊り上げられていく。開始点に到達して、しばらく、微妙な間、そして一気に落ちる！ここのは、開始点と同じ高さのもう1本のポールをロープの支点にしてるので、縦じゃなくて斜めに落ちる。スーパーマンのポーズよろしく私たちの頭上を越えていく2人。見ているだけで十分おもしろかった。というか、これだけはさすがの私もちょっとできない。。次はフリーフォール「ドロップ・ゾーン・スタント・タワー」。これは降下系の苦手な相棒と他4人は見学。とにかく、座ってからてっぺんに上っていくまで、そしてそこから落ちるまでの微妙な間が、怖かった！足元に広がる遊園地全体と周りの会社ビル、ちょっと離れた山なみ、そしていつ「その瞬間」が来るかわからない・・、すごいどきどきした。後は、もう1回インヴァルティゴに乗り、苦手な回転系の「1回転するパイレーツ」はパスして見学、最後に水しぶき系の「ロガーズ・ラン」（けっこう濡れた）に乗って、一日を終了。遊園地では興奮してたので元気だったけど、家に帰りついたらどっと疲れた。

  2004.10.17

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• オペラ「トスカ」

  オペラ「トスカ」鑑賞。周りの観客によってオペラの印象までも影響を受けてしまうなあ、というのが今日の結論。私たちの前列は7人くらいの中年男女グループだったんだけど、この人たち、特に私の前に座ってたおばさんがうっとうしくて、集中力がそがれた。来られなかった人がいたのか、おばさんの両側は空席だったので劇中に左右に激しく動くは、大きく乗り出して1席をあけて隣の人たちに囁きかけるは、頭の上に手を上げてジェスチャーとかするは、幕間には大きな声で自分の感想やら知識やらを喋り散らすは、もうちょっと落ち着いてちょうだい！という感じ。同じグループのおじさんも、何回も、自分の前の人がほんの少し乗り出して観ているのの肩をたたいて、背もたれにぴったりくっつくくらいまで後ろによりかかるようにさせてるし。相棒は、隣の席の人の鼻息がまるでいびきみたいに荒くて、気になってしょうがなかった、という。オペラそのものは、うーん、まあまあかな。1幕より、2幕と3幕のほうがよかった。「歌に行き愛に行き」、苦しみ悩むトスカの演技を見ながら聴くと格別だった。カヴァラドッシもいい歌多かったし。ただ、オーケストラせいか歌手のせいか、オケがアリアを歌ってる声を消してしまうことが数回あったのはちょっと残念だった。そういうものなのか？あと、2幕の屋外のトスカの歌と屋内のやりとりが重なるところ、どうも重なった音が美しいとは思えなかった。今まで観た中では、私のNo.1は「椿姫」だなあ。「椿姫」はほんと、観ている間もわくわくしたし、終わってからも「いいもの観せてもらったなあ」と思ったし、翌日以降まで余韻が残った。オペラそのものの好みによるのか、その日のパフォーマンスの出来によるのか、事前に全曲聴いたのがよかったのか、よくわからないけど。とりあえず、春に「スペードの女王」を観にいくまで、オペラはしばらくお休みかな。その間はいろいろCD聴いていようっと。今でも車の中ではカラスや3大テノールのアリア集を聴いている。

  2004.10.13

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• コロラド出張

  昨日の晩、遅くまで眠れなかったので、寝起きが悪い。自分の出張とか、相棒が出かけてるとか、とにかく1人だとなかなかふとんに入る気になれないし、入ってもなかなか眠れないことが多い。午前中は打合せ、近くのお寿司屋さんでみんなでお昼、その後、デンバー近郊在住の同僚に空港まで送ってもらう。せっかく来たんだから、ということで、ちょっと遠回りしてレッド・ロックへ。レッド・ロックとは、その名の通り赤い岩の塊が露出しているところ。その岩の塊をうまく使って、大きな野外劇場が作られている。ごつごつした岩に囲まれ、はるかにデンバーのダウンタウンを見晴らせる。青い空に赤い岩が映えて、いっそう見事だった。ノラ・ジョーンズなど有名歌手のコンサートがあったり、昨日の夜はブッシュだかケリーだかが演説に来ていたそう。デンバーの市街を見ながら空港に向かう途中、反対車線ですごい事故のあとを見た。1台目の車、前と後ろは形残ってるのに、まん中だけぺっちゃんこ。上からなんかに潰されたみたい。2台目の車、めちゃくちゃ。まったく原型をとどめてない。3台目の車は大型トラックで、片側がめちゃめちゃに潰れている。4台目の車、前が潰れてる。こんなに激しく潰れた車を見たのは初めてで、とても恐ろしかった。毎日車で通勤なので、けっこうひやりとすることも多いけど、ますます注意して運転しよう、と思った。事故の影響で、反対車線は2Km近く渋滞。1mmも動いてなかった。帰りの便は、サンフランシスコから日本に行く機体らしく、ボーイング777。国内線にしてはやけに大きな機体で、案の定がらがら。私の席は2・5・2のまん中の5人がけの右端だったけど、隣3席が空いていたので、けっこうゆったりできた。相棒が空港まで迎えに来てくれたので、途中ミルブラエのイタリアンで夕食とってから帰宅。昨日の寝不足のせいですごく眠かった。相棒も、私がいないとなんとなくふとんに入る気になれなくて夜更かししちゃった、というので、2人して10時過ぎには就寝。

  2004.10.12

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• コロラド出張

  今日はコロラドへ出張。朝8時のフライト。打合せの準備を飛行機の中でしようと思ってたのに、週末の疲れ＆昨日寝たのが遅かったので爆睡してしまった。デンバーの空港は、白い帆ののヨットを並べたみたいなデザインでおもしろい。ただし、街から遠すぎる！枯れた草以外何にもみあたらないような荒野を30分走って、やっと建物が見えてくるような感じ。街がもっと発展すると予測して場所決めたんだろうか？ちょっと希望的観測入りすぎだったらしい。デンバー郊外はちょうど紅葉のシーズンで、街の並木や川沿いのアスペンが真紅や鮮やかな黄色に色づいていて、とてもきれいだった。サンフランシスコ・ベイエリアでは、夏涼しくて冬暖かいので、紅葉にはめったにお目にかかれない。平らな土地、建物の密度が低い、拡散した街という印象。夜は上司がお家に招待してくれた。綺麗な奥様と2人の可愛いお嬢さん。奥様の手料理はとてもおいしかったし、お嬢さんの学校の話とかもおもしろかった。ふだんあんまり子どもと接する機会がないので、新鮮。デンバー近郊では、日系企業の撤退があいついで、日本人の数も減っているらしい。人数が少ないからか、日本人ソサエティが緊密な感じ。うちの会社からの駐在員もけっこういるので、そちらのおつきあいもあるようだ。私だったらけっこうストレスに感じてしまいそう、かもしれない。

  2004.10.11

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• スーザンとパール

  今日は、ホッケーチームのキャプテンを、お客様としてご案内した。プライベートで関係のある人とお客-業者の関係で仕事の話するのは、自分がどちらの側でも、すごーく苦手。へんに緊張した。実は、ここのところちょっと心穏やかでない日があったため、カウンセリングを試してみることにした。今日は第1回。カウンセラーは日本語もしゃべれるという中国系アメリカ人の女性。容貌といいしゃべり方といい、表現は悪いが近所のおばちゃんみたいな感じで、親近感を持てる。ただしちょっと決めつけてしゃべるようなところがあるので、かちんとくるときもあった。まあそれは私が意識はしてないけど実際持ってる気持ちで、それを指摘されたから気に障ったのかもしれないけど。とりあえずしばらく通ってみるつもり。カウンセラーのオフィスには犬がいて（種類きいたのに忘れた。秋田犬みたいなパグみたいな、毛が短くて顔と首にしわがよっている犬）、この子がとっても人懐こくてかわいいの。オフィスに動物がいるっていうのは、クライアントの気持ちを穏やかにするためにもとてもいいと思った。ちょっと「スペンサー･シリーズ」のスーザンとパールを思い出した。私のカウンセラーの先生はスーザンではぜんぜん！ないんだけど。。ここのところ、お客の絶えない我が家。今日からは、相棒のボストン時代の友人＆ビジネスパートナーEが、週末まで滞在。

  2004.10.06

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• 今日は副大統領候補ディベート

  副大統領候補ディベートを観た。大統領候補の第1回戦と比べて、かなり攻撃的だった。相手がどんな法案に賛成/反対したかとか、議会への欠席が多いとか、武器産業への関与とか（チェイニーは元大武器会社の役員）、医療訴訟が多いせいで医療費うなぎのぼりとか（エドワーズは元弁護士）、ディベートっていうより相手を攻撃してるだけっていう感じのやりとり多かった。それはそれで面白かったけど。「おいおい、それって質問の答えになってないじゃん！」っていうのも多かったし。チェイニーは、ぎろりっと睨む目線といい話すときの口のゆがめ具合といい、「悪玉！」って感じ。下向いてぼそぼそしゃべるし。かなりナスティな攻撃するし。でも切り返しや攻撃の鋭さといい、問題のすり替え方といい、頭が切れるのはわかった。ブッシュの頭脳っていわれるのもわかる。老獪な感じが、なんかヨーロッパの政治家っぽいかも。エドワーズは、若い。まばたきしすぎ。チェイニーの攻撃に対してケリーをかばう場面が多かったせいか、ケリーがいったことをそのまま繰り返してる印象になってしまったのは残念だった。「大統領候補のことに触れず自分のことを話して」という質問を受けての回答にまでケリーの名前を2回も出してしまったので、私でさえ「自分の口でしゃべれんのか？」とちょっと思ってしまった。まあどっちもどっちって感じで、そういう意味では互角でしたかね。深夜のコメディ番組で、チェイニーをダースベイダーになぞらえてパロディやってたらしい。

  2004.10.05

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• そういえば大統領候補ディベート

  そういえば昨日やっと、先週木曜の大統領候補ディベートを録画しといたのを観終わった。すでに巷の「第1戦はケリーの勝ち」という評判聞いてたけど、まあその通りって感じ。事実を挙げて説得力ありで自分の意見を述べるジョンくんに対し、ジョージWは「（・・・えっと、それって準備してない質問なんだけど、何いったらいいのかな、、、）Mixed messages! （ちゃんといえたもんね、yay!）」って感じ（←かなり偏見入ってる？でもそういう場面多かった）。ケリーに「自分がいったのはこうこうこういうことで、意見が二転三転したことはない」「状況がどんなに変わっても最初の意見に固執する頑迷さの方が問題だ」とばっさりやられてからも、「Mixed messages」といい続けてたので、ほんと柔軟性のなさと機転の利かなさをアピールしちゃった感じ。うちの相棒のひとこと「大統領は自分より頭のいい人でなきゃ困る」。おもしろいなーと思ったのは、ふつうなら現職の方が「この4年間でこれもやったあれもやった」って過去の成果をアピールできるだけ有利だと思うんだけど、今回については、これまでの4年間があまりにも悪かったから、挑戦者の方が「もうこんな生活嫌でしょ？」と有権者にいってるって点。まあ私には選挙権ないんで傍観するしかないんだけどさー、でもほんと、ケリーにはがんばって欲しい。世界のために。

  2004.10.04

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