NBAオフシーズンが熱い!
いつの間にかNBAの2009-1010シーズンが終了してたけど(レイカーズが優勝した「らしい」けど、見なければなかったことと同じ!ということで、最後の試合とその後の報道を我が家では完全無視したので・・)、今年はNBAのオフシーズンがめちゃめちゃ熱い。というのも、今年はNBA史上最高のフリーエージェントマーケットといわれるくらい、スター選手がこぞってフリーエージェントになる年なんだよね。もう去年・一昨年くらいから「2010年問題」といわれて、それに向けてトレードなどの準備するチームがあったほどの。そしてそのフリーエージェント契約が今日の午前0時から解禁!「史上最高」の要因はいくつかあって、その最大のものは、2003年にNBA入りした選手たちの最初の契約更改。2003年は近年最高の当たり年といわれるくらいドラフトが充実してて、ドラフト1位のレブロン・ジェームズはいまや「キング」と呼ばれるNBAで1,2を争う大スターだし、ドラフト3位のカーメロ・アンソニー、4位のクリス・ボッシュ、5位のドウェイン・ウェイド、など、いまやそれぞれのチームを背負って立つ大スター選手が目白押し。で、このうちレブロン、ボッシュ、ウェイドが揃って今年契約更改でフリーエージェントになるんだよね。あと、NBAは来シーズンオフにチームサラリーキャップの見直しなどが予定されていて、来シーズン以降に契約交渉すると契約金の額が今より低くなると予想されてるんだよね。なので、アーリーターミネーションオプション(選手側が契約の最終年を放棄してフリーエージェントになれる選択肢)を持っている選手が「今のうちに」とこぞってフリーエージェント宣言。私が愛するサンズのアマレ・ストゥドマイヤーとか、ダラスのダーク・ノヴィツキーとか、セルティクスのポール・ピアース(プレーヤーズオプション持ち)とか、こちらもチームを代表するスター選手だらけ。他にもセルティクスのBig 3のもう1人レイ・アレンとか、アトランタのジョー・ジョンソンとか、ユタのカルロス・ブーザーとか、ニックスのデイヴィッド・リーとか、スパーズのジノブリとかの大型プレイヤーもフリーエージェントになるし。もちろん台風の目はレブロンで、各チーム、彼に高額オファーを出せるように今いる選手の契約を整理したり、魅力的なサポートキャストを揃えられるトレードを画策したり、コーチを入れ替えたり、なんかもうすごいことになっている。いったいレブロンはどこに行くのか?そしてウェイドやボッシュは?目玉3人が同じチームでプレーするなんてことはあり得るのか?3人がだめならせめて2人は?またはその他の大型フリーエージェントとの組み合わせは?サンズはほんとにアマレを失うのか?その代わりに誰を獲得できるのか?フランチャイズプレーヤー(ずーっと1つのチームでプレイしてきて、そのチームのエースで顔の選手)だったポール・ピアースやノヴィツキーもとうとうチームを離れるのか?・・などなど、とにかく見どころたくさんで、ほんと目が離せない。最新のニュースによると、ポール・ピアースはセルティクスに残るらしいので、ちょっとほっとした。セルティクス以外のチームでプレイするピアースなんて想像できないもん。契約最終年の高額サラリーを諦める代わりに長期契約を結びなおすことで、ピアース自身は安定した長期契約が得られるし、チームは今年のサラリー合計が下がるので他の選手に高めのオファーを出す余地ができていい選手を確保できる可能性が高くなるというwin-winな道を選んだらしい。チームと選手が相思相愛だとこういうきれいな落ち着き方するんだろうけど、アマレとサンズの場合はお互いの要求がかみあってないから無理そうだな・・。