|
カテゴリ:レシピのないお料理
ご存知の方も多いと思うけれど、私は干したものと醗酵したものが好き。
そんなにマニアックに「好き」なわけではなくて、 普通の人レベルで、「そういえば、好きなものに醗酵したものが多いな~」 程度に好きなんです。 そういうわけで、我が家には梅干が常備してあります。 毎年7kg前後の梅と、たっぷりの紫蘇に茗荷にしょうがをつけて、 全部で10kg程になるかな。 今年はそんな梅干が危機なんですが、 その話はまた後日。 さて、我が家は梅を干しません。 だから、正確には梅干ではなくて、「完熟梅の紫蘇漬け」ってところです。 そこに茗荷やしょうが等が入って、我が家風味の梅になります。 我が家といっても、父の田舎もみんなこうやって漬けるようなので、 特にもこば家のオリジナルではなくて、 我が親戚風といったところですね。 ちなみに田舎のものにはチョロギも入っているけれど、 東京ではそう簡単に手に入らないよね。 そんな我が家の梅は、一年たつと樽の底のほうに柔らかくつぶれた梅が残っています。 それを、樽を空にするために、梅酢と梅肉と種と紫蘇とその他にわけます。 紫蘇は干して「ゆかり」に。 梅は練り梅に。 残った種は干します。 これが子供達の大好物。口が痛くなるまでしゃぶっています。 塩分高そうだけど、今年の節電にはもってこいですね! あ~、塩ふいてる・・・。 梅酢は、夏にもってこいの梅醤油に。普通梅醤といえば、梅肉と醤油だけど、 我が家では梅酢と醤油で作ります。 ほんのちょび~っと昆布を浸しておくと、絶品! 冷奴にゆで豚、茗荷に青じそや紫タマネギとプチトマトをのせて、 梅醤油をかけると絶品。 夏の味です。 たっぷり食べたいので、盛り付けの荒さはご愛嬌で。 納豆のたれの代わりや、サラダにごま油と一緒にかけても美味しいです。 気長に大豆を炒って、ヒビが入ったところを昆布と一緒につけておけば、 常温で長期保存可能のご飯のお供が出来上がります。 昆布も一緒に刻んで召し上がれ~。 梅酢を捨ててしまう方がいらっしゃるようだけれど、 もったいないよー。 是非今年は、梅醤油に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[レシピのないお料理] カテゴリの最新記事
|