韓国語の日?
教科書を買う。順当に一つ班が上がった。日本人が多い感じ。今回は最初級の6班が2つに分かれたらしい。聞くところによると一つは漢字を知っている日本人と韓国人。もう一つはそれ以外の国の人たち。5人くらいいるらしい。午後は思わぬ所から同屋と韓国語講座になる。講座というか、初歩的な発音の練習というか。彼女はまだ「他の言語を使う人の舌と耳は、自分たちの舌と耳とは違う」ということを知らないのだと思う。彼女が発音したのを日本人の自分が発音しても、完全に一致することはないし、音によっては違いも発見できない。でも彼女は「これとこれは完全に違う音。どうして発音できないの」というスタンスで何度も繰り返してくれる。ついには「これはとても簡単」とまで言われる。そりゃ韓国人には韓国語は簡単だろう。こちらがうまく発音できないとあからさまに溜息をつかれたり、舌打ちされたりする。日本語の「たちつてと」は彼女が発音すると「たてぃとぅてとぅ」だけれど、「2人の発音は違う」と教えても「同じ」と言い張る。業を煮やしたのか、彼女はノートに反切表、日本で言うところの五十音みたいなのを書き出して「読んでみて」と言う。それがある程度読める時点で自分としては「よくやった」と思うのだけれど、彼女の要求するレベルはもっと上。間違った発音を徹底的に直される。それ、どう聞いても同じ音なんだけど…。舌をどう直せばそういう音になるとか、客観的に教えてくれればいいけれど、そこまで19歳の彼女に要求するのも大人げない感じで。彼女が他の言語を勉強するときも同じ壁にぶち当たると思うのだけれど、まだそれは意識されていない様子。年が近かったら結構カチンと来ていたかもしれない。離れているせいか、俯瞰した感じで「あー、まだそういうことを知らないのか」と思えるので、それはちょっと助かった。まあ、これだけ厳しい先生に教わるなら、韓国語の発音もよくなるだろう…。中国語の教科書は、案の定難しい。総合と聴力の先生は前回と同じ。どちらも良い先生なのでラッキーだと思う。やり方が何となく分かるので、この週末で予習ができるかもしれない。今度は写作、作文の授業も加わる。どうなるのかなー。仲の良かった日本人同学が、日本から戻ってくる。予定していた時間よりもずっと遅く着いたのでちょっと心配だった。彼女曰く「飛行機も遅れて、バスも壊れた」とのこと。お疲れさまです…。しばらくぶりのメンバーで最近の話をいろいろする。日本語が思いっきり使えるのは嬉しい