『おしゃべりな森』
野呂希一さんの書かれた『おしゃべりな森』(講談社)という写真と文の本があります。木々がおしゃべりしているかのように吹き出しが入っていたりして大きな穴をみて“アレって木のあくびみたいね。”と小さなたわいもないおしゃべりが聞こえてきそうな本です。木の名前がわからなくても“象みたいな枝”や“熊みたいな木”ならみんなでワイワイと話せたりします。写真を撮り始めた頃、雪の森で見つけたのは、カラマツの幹についたしずくがそのまま凍って鼻水のような「鼻水の木」です。その頃は、森に入って面白いものをみつけるのが楽しみでそういう目線で森を歩いているうちにいつの間にかどんどん楽しくなって好きになっていったのを思い出せる本でした。著者の野呂さんとは、まだお会いしたこともお話を伺ったこともないのですが、ぜひ、野呂さんと一緒に『ひみつの森』の“不思議”をみつけながら歩いてみたいと思いました。なにか感じるものございましたら、ポチっと応援をお願いいたします励みになっています。↓人気blogランキングへ