親子3人で手をつないで歩く
夕方、踏切に行く子どもが電車が好きなので、踏み切りを見に行くことが日課になっている踏み切りの近くに車を置いて(妻の運転)、そこから妻と子どもが歩いて踏み切りに移動電車が通過するまでに時間がないので、私は車内で待つことになっていた(何せ、間に合わないだろうと)しかし、歩けるような気がして、後からついて行く20~30メートル、踏切までふらふらしながら歩く(杖も車椅子もなしで)電車には間に合った親子で、踏切を通過する電車を見る帰り、妻と子どもが手をつないで歩く私は、ふたりほど早く歩けないので、ゆっくり歩く不意に、子どもが私の方に手を伸ばしてきた私は、ゆっくりと子どもの手をつかみ、そして車まで歩く妻も子も、私に気遣ってゆっくり歩く久々に、3人で手をつないで歩く子どもと歩くのが、足が動かなくなった入院当初の夢だった歩くのはまだ不十分ながら、その日が来たのだと感慨深かった