米語(ぶりっ子)印象??
オノヨーコが米語じゃなく【英語】だったら印象は変ったのか????..と昨日日記のコメントを拝読しながら、ふと考えたのが今日のテーマです~決して「米語は下品」等と言うつもりはございませぇぇぇ~ん。英国英語より米語が好きな方、おこらないでね~~~これは、あくまで、英国生活通算17年(のはず...計算が...^^:)米国には行った事もなく実際に交流のあったナマの米国人は大学時代の留学生友達のみ現在、米語を聞く機会はテレビとラジオのみ普段は、どっぷり【英国の英語(以下、英語と略)】に浸かっている英語を母語としない「一英国の外国人」の個人的見解でございます~~今日は「ぶりっ子」という観点から成人女性の米語に集中して書きます。(って、別に明日があるわけじゃありませんが~~~)さて....いや~やっぱり「ぶりっ子」に聞える人が少なくない.....と思います。というよりも「ぶりっ子」か「はすっぱ」に聞える.....って感じ?(極端なんだよな...)まず、どういった米語が私の耳に「ぶり」「はす」と聞えるか...?1.ぶり....声が高め2.はす....声が低めたんじゅぅぅぅ~~~ん!!!!すいません、でも、これしか差が思いつかんなぁぁいやもちろん、「ぶり」でも「はす」でも無い落ち着いた気品のある米語を話す米系女性はたぁぁぁくさん、いらっしゃるんですよぉぉぉ。でも、でもね、私の耳には、そんな気品のある米語でさえも【同程度の気品を備えた英国女性の英語に比べると】微妙に「ぶり」か「はす」に近く聞こえてしまうんですねぇぇぇ....いったい英語と米語は、どこが違うのか???ま、アクセントは全然違いますね~~英国にも、多種多様な地域アクセントがありますが米語との決定的な違いはボイン..(さぶぅぅぅっ)いや、マジメなはなし米語の母音にはボインっぽい女性を想像してしまうんですよ。英語と比べて、どことなく「まるみ」があるんです。そして、喋り方がなんとなく「くにゃくにゃ」している.....その割には声がデカい不必要にデカいレストランにいても米国訛りの会話だけハッキリ聞えたりするくらいデカい(特に「はす」系)英国人は、一般的に、声は小さ目、細めです。そして、はっきり物を言わない事も多く肝心な所に来るとボカしまくります。それでも、さすが島国っ!どんなにボカしても話は、しっかり通じるのです。もっともボカす所は米語でも同じなのかもしれません。(どうなんでしょう~?)ただそのボカす時にも時々使われる相槌表現?口癖?の「You know..」この表現自身も使用方法も英国と米国では全く違う様です。まず一般的に米国人は、英国人よりも「You know」を多発する傾向が強いと思います。英国人も「You know」は使いますが多くて、一発言で一個いや、一会話で一個が限度かもしれません。それも下向き或いは水平アクセントでまさに「知ってんでしょ、あれよ、あれっ!!」「そうでしょぉぉ~☆?」といった様な同意を強く或いはソフトに求めるはっきりした意図があって強調的に使う事が殆どです。しかし、同じ英語でもラフ系英語では口癖的に使われます。ボクサーのFrank Brunoや英国産セクシーメロドラマ「Footballer's Wives」の登場人物など一部のラフ系英国民の間で使用されているラフ系英語....ちなみに、このラフさは必ずしも階級と一致するものではありませんがこの英語の最大の特徴の一つに【「you know」系表現】の多発が、あります。なぜ【「you know」系表現】と書いたかというとラフ系英語では米語風にソフトに「You know..」と言うのではなくカツカツした早口で「You know what I mean?」(発音は「ya no wha'' meeen?」)と上向きアクセントで全文言い切る事も多いからです。(もちろん「you know (ya no)?」だけの時もあり^^:)無理に日本語訳すると「わかる?」「でしょっ?」というイメージでしょうか...?ひょっとしたら米国人の「you know...」の多発は単なる口癖ではなく相手を尊重する、という意味合いがあるのかもしれません。しかし、どうしても、私はこの米語式「you know」の多発を聞くと「だから、何が言いたいんだっ?話をごまかすなっ」とつっこみたくなり同時にどうしても「あやふや」「だらしない」といった印象を持ってしまうのです....。ところで英語と米語の違いは話し方ではなく話す内容にもあります。日本では米国人は「フランクだ」「思った事をズバっと言う」というイメージがあると思うのですが(ない??)米国産ドラマなどを見るかぎり全く逆の様に私には思われます。これは、現実世界でもそうなのかドラマの架空の世界なのか判りませんが(米国関係のかたぁ~、教えてね~)ドラマに出てくる米国夫婦の間の会話では「親しき仲に礼儀あり」がかなり高い割合で実践されている様に思われます。具体例は「シンプソンズ」や「奥様は魔女」等で覗えますが具体的に、どんな会話が「親しき仲に礼儀あり」かと言うと...相手がどんなバカな行動をしたりどんなバカな発言をしても肯定し決して頭ごなしにバカにしない。もし、バカな提案をした場合はソフトに相手をおだてながら別の方角から取り込み包囲し最終的に自分の思い通りにさせる....「古典的な賢い妻」像そのものですが米国では男性(夫)も、同様の礼儀を以って妻に接している様に感じます。しかし私の知る限り、これを英国で実践しているのは60代後半以降の夫婦のみ!私の周囲のママ友では皆無....だろうな....バカな事したら「気ぃ狂ったんじゃないの?」でおしまいだと思います。最近、結婚80周年を記念した英国人夫婦が(それだけ長く生きているという事がすごいっっ)夫婦円満の秘訣を聞かれて「何事にも【Yes,dear】と答える事」と答えていましたが(確か夫の方が..)こういう夫婦関係は現在では稀だと思います。現代英国の夫婦が平均11年で離婚する原因の一つはこれなのか、ひょっとして~~~???はっ、しまった全然関係無い所に話が行ってしまった....つまり米国女性の方が英国女性よりも「相手を思いやった様な喋り方」を心がけているのかもしれません。そのために英国女性の話し方に慣れていると「ぶりっ子」に聞こえてしまう....ってそれじゃ、ただの「ひがみ」じゃんかぁぁぁぁ~~???!!!じゃ、唐突ですが既に不必要に長くなってしまったしこれから友達も来るんで今日は、ここで切りますぅぅぅ~~~(明日に続くという意味では、ありませ~~~ん)