コミュニケーションの男女差?
次男の学校の手伝いに行き児童達とあれこれ喋る度に思う事がある。それは、喋る内容にも、友人との付き合い方にも既に男女で大きな違いがあることだ。安易に男と女を二つに仕分けたくはないので多くの男女に見られる顕著な傾向と呼んでおくが、それは、男子の付き合いは並列型、女子は対面型という違いだ。男子は、飲み屋のカウンターに並ぶ様な位置関係をとり、目の前にある対象に関して淡々と語るが女子は、一対一で向き合って、自分の事について語る。男子は、一つの的に向かって各自がボールを投げつつ、その投げるという行動について語るが、女子は、キャッチボールの様に互いに自分自身というボールを投げ合い続ける。男子の付き合いには、共通する対象物(ゲームにせよサッカーにせよ)が必要だが、女子は、会話をする二人がいて気が合えば共通する対象物が存在しなくても自分達の中から、それぞれ話題が溢れ出て来て何時間でも喋れる。男子は、一緒に体を動かせる球技や同じゲームをさせる事で打ち解けさせ易く、女子は、占いや心理ゲームの様に自分について語る必要のあるゲームで打ち解けさせやすい。男女のブログにも、この幼少時の傾向は見られる。一般的に、男性のブログは、ブログ主が興味を持つ物や事柄について淡々と或いは饒舌と客観的に語られ、女性のブログは、自分自身の感情を主観的に語ったものが多い。ブログ主が友人の場合は、ブログが客観的であれ主観的であれ、面白い。だが、全く、面識の無いブログ主のブログで私が面白いと感じるものは、全てが両性的だ。例えば事実について客観的に語る中に、個人体験や主観を絡ませてある様なブログだ。同時に、芸人さんも、男性でも女性でも、主観と客観の両性的視点で笑わせている人が多い。しかし両性的な話ができる男性は話が面白いとモテるのだが、両性的な話のできる女性がモテるかと言うとそうでも無いのは、また、男は視覚的で、女は全感覚総動員という男女差によるものだろうか?(笑)モテたい男性は(このブログを読んでいるとは思えないが ^^;)女性に対しては極力キャッチボール型コミュニケーションを心がけると効果があるだろう。但し注意すべきは、その際、相手の女子からは、より大きく、より重いボールを受け、自分のボールは限りなく小さく軽くしながら対等なキャッチボールを楽しむフリをする事だ。ちなみに、この方法は、女性対女性でも有効だ。話し易い・聞き上手と呼ばれる女は、大体がこんなキャッチボール術を身につけている印象を受ける。