３兄弟ママのびっくり箱　　　　

[服薬] カテゴリの記事

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  ボクは、いつまでお薬を飲まなければいけないの？

  先週金曜日は月に１回の診察日だった。ここのところはいつも３時間待ち。私は特にドクターに相談することもないので、うちは５分もあれば終わるのだけど・・・。「５個以内のお客さま専用レジ」ってスーパーで見たことあるけど、そこも５分以内の方専用外来やってくれへんかなあ・・・。その日の長男はいつも以上に落ち着かない様子。「ママ、どうしてボクはいつも○○病院に来なきゃいけないの？」「イライラしたり、落ち着かないときがあるでしょ。そういうときのためにお薬を出してもらったり相談に乗ってもらうためだよ。」「じゃあ、ボクはいつまでお薬を飲み続けなきゃいけないの？」「じゃあ、そのことを先生に質問してみないさいよ。」と診察に。「先生、ボクもう薬やめたいんだけど・・・。いつまで飲まなきゃいけないの？」ドクターは「そうかあ～。長男君は薬を飲みたくないんだね。じゃあ止めてみる？」「でもお家で暴れたり、イライラしたりしてないかな？そういうことがなくなってつらくないように、お薬を飲んでいるんだよ。」「でも毎日毎日、ごはんのたびに飲まなきゃいけないのはめんどくさいよ～」 「じゃあ、お昼はナシにして、朝ごはんの後と夜ごはんの後の２回にしよう。それでやってみようね。」ということになった。体も大きくなってきたので、今までは一日３ｍｍだったのが、朝晩２ｍｍずつの一日４ｍｍ。私に「お薬飲んだ？」といつも聞かれるのが苦痛だったのもあるようで・・・。工夫が足りなかったなあと反省し、構造化。１００円ショップでカメラのフィルムケースを購入。ちょうどたて７つ、横２つに分かれていて、朝晩の薬を一週間分入れられる。これで「飲んだ？」って聞かなくても一目瞭然。食卓の隅においておけば、自分で飲める。ランチを食べに行って、薬を出されるのもいやだったみたい。これでしばらく受け容れられるかな？

  2006年08月07日

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• 今日は私の診察日。長男の薬について話す。

  今日は私の精神科受診日。はじめに１時間ほどのカウンセリング、その後ドクターの診察。カウンセラーもドクターも尊敬できる先輩の女性。今日はなぜかドクターと「精神科と薬」の話になった。私の通う病院はとても混んでいて、今はほとんど新患を取らない。私がなぜここに入りこめたかというと、以前かかっていたドクターが急死してしまい、急死したドクターの後輩であった今の主治医が診てくれることになってから、もう数年経っている。ここの病院にはいくつもいくつも医療機関をさすらって、トラブルを起こして困って困ってやってくる人も少なくない。この症状にはこの薬、これがダメなら次の薬、また合わないときは次の薬・・・ってな具合に統計的にラインがある。大多数の人はそのラインに乗っかって、困った症状を抑える薬が見つかるのだが、そのラインに乗らない人がいるのだ、という話。「私はね、その患者さんに合う薬を選ぶのが得意なの」と言う。その話はなんだかとっても非科学的な話であったのだが、私にはよく理解できた。人間には魂がある。機械じゃないのだからマニュアル通りにはいかない。そこで長男の薬について話してみた。最近長男は「ママ、ボクはいつまでお薬を飲まなきゃいけないの？」と言う。私は「今度の診察のときに、先生に聞いてみてごらん」と答えている。長男に飲ませている薬が本当に彼にとって必要なのか。環境調整したうえで訓練を積んできたことから、落ち着いてきたのか、薬のおかげなのか、両方なのか・・・。小さな子供に精神科の薬を飲ませることにはとても抵抗がある。何か自分が環境調整する能力がないために、楽をしたいがために、安易に薬に走っているような負い目があると話した。ドクターは言った。「私はメガネをかけてるわね。これがないと万事がどうしようもない。それは、母が私の目のかわりになってくれなかったから、かけているわけではないわね。」「メガネが受け入れられるのは、機能がはっきりしているから。ただ薬、それも脳に作用する薬については機能がはっきりと見えないだけに、なんだか飲む側も家族も負い目を感じてしまうのだけれど、それはいきやすくするためのツールなのよ。」「私は以前、障がいを持つ人の施設で非常勤で働いていたことがあったけれど、職員の中にも投薬について否定的な人が多く、そのことについてよく話し合ったわ。」「集中力を高めることで暮らしやすくしたり、気持ちを安定させることで落ち着くことは必要なことだわね。めがねと変わらない。それはツールなのよ。」「だけとお子さんの場合は、何度も確認をしなければならないと思うの。子供は状況が変わるでしょ。発達するでしょ。だから何度も見直す必要がある。そして投薬を始めるときには「どの困り事を改善したいか」という目標をはっきりさせて、薬を使った後でそれがどのくらい改善されたか、確認しつつ薬を減らしていく作業が必要ね。」長男の主治医は薬の話をすると、とたんに不機嫌になる。とても話しにくい。薬が効いてるかどうかわからないとか言うと「息子を悪くしたいのか」とか言うのだ。でも私も自信を持って「ツール」であると認識するために、確認の機会を持ちたい。来月あたり、勇気を出して長男の主治医に相談したい。

  2006年05月16日

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  博物館に行ったけれど～。

  昨日からお互いに空気を読みあっていたのか・・・。私から提案せずとも「ママ、今日は博物館に行きたいな。」「Ｋちゃんと一緒に行きたいな」「ほなあんた、電話してＫちゃんさそてあげなさい。」隣りの家に住む同級生の女の子。電話するとＫちゃんもヒマをもてあましていたらしく、大喜び。故障した洗濯機の修理の打ち合わせだけして、急いででかけました。着いてみてビックリ！博物館は休みでした。だって今日は月曜日だったんですから・・・。 しょうがないので隣接する公園のわんぱく広場に出かけました。桜は五分咲き。少し早いお花見ができました。満開のピンクの桜。ソメイヨシノじゃない、濃いピンクの桜でした。とってもきれい。 遊んだ後はおきまりの松屋。子供２人は大盛、私はぶためしの並をオーダー。どんどん食べるようになってきて、信じられないわあ・・・。だってこの子らは毎日たくさんの細胞が生まれて、どんどん分裂して増えてるところなんだからな。私は毎日ものすごい量の細胞が死滅している身。この差かな。

  2006年03月27日

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• バッテリー上がった。長男は３日連続で同じことで泣いてる。

  今日も昨日もその前も、長男が戻るなり同じトピックス。「ママ～。今日はねボクね、とっても辛いことがあったんだよ～。お昼休みにね、３年３組のお友達（長男の交流学級）とドッヂボールで遊ぼうと思ってたらね、チ君に『無理！』って言われたんだよ。それでボクはすごく泣いて、Ｓ先生に話したんだよ～。そしたらミちゃん（同じ特学の５年生）がなぐさめてくれたんだよぉ」３日連続で同じトピックス。連絡帳で確認したところ、これは３日前に起こった事実らしく。それが毎日思い出されて（フラッシュバックとゆうのでしょうかねえ）帰宅するとまず最初に涙の訴え。「そうかあ・・・あんたは今日もがんばってんねえ。えらかったなあ。よう怒らんとこらえたなあ」と毎日毎日答えてるわたし。長男のフラッシュバックやファンタジーはますます、頻繁にリアルになってきて彼の世界の話なのか、現実の話なのかわからない。本人もよくわかっていないようなのだが・・・。高学年になってきて、この世の中が難解になってきたんかなあ。それで自分の世界に逃げ込んでるんかなあ・・・。そっちもええやろけど、こっちの世界もなかなかええよ。わかりやすく説明するし、優しく接してくれる大人もおるよ～って伝えていきたい。春やし。しょうがないのかな。母は今日、バッテリーがあがってロードサービスを呼んだ。きてくれて兄ちゃんに「こんなあったかい日にバッテリーが上がるなんてねえ。お客さんが今日の第一弾ですわ」って言われた。すぐさま近くのカー用品の店に行き、バッテリー交換。車が動かなくなったのがちょうど昼時で駅前だったから、ロードサービスの人が来てくれるまでカツどん食べて、コーヒー飲んで待ってたから良かった。田んぼの真ん中だったら寂しかったな。

  2006年03月08日

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• 休薬しています。

  長男、諸事情あって休薬しています。土曜日から飲ませていません。実際に薬が効いているのか、飲む必要があるのかを見極めたい気持ちもあるのです。土曜、日曜と変わらない様子でした。ところが今朝から急に様子が変わりました。朝、二男を思いっきり殴る。ちょっとしたことでパッと気分が変わって激怒したり、私が子供たちのパジャマをたたんでいると、わざと私の近くを通って思いっきり手を踏んづけたり。朝、学校に送っていくときには、まだ朝７時の庭先で「うあ゛～！」と意味不明の奇声で近所迷惑・・・。先ほどもちょっとしたことでカッとなって、二男のゲームボーイを床に思いっきりたたきつけ、それでも気がおさまらず怒鳴り散らしていました。いつもなら、暴力や暴言があった後すぐにそのことを悔いて落ち込むのですが、悔いている様子が見受けられません。やっぱり薬が効いてるんだな。でもあさってまで、休薬します。

  2005年12月19日

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• 本田美奈子さん、天国で安らかに。

  本田美奈子さんが、急性骨髄性白血病のためなくなった。まだ３８歳。才能ある彼女の活躍を楽しみにしていたのでとても残念でならない。私は舞台をみるのが好きなのです。独身時代はよく母と歌舞伎やミュージカルをみにいった。キャッツは何回も観たし、レミゼラブル（ジャン・バルジャンとジャベールは鹿賀丈史・滝田栄、エポニーヌは島田歌穂さん）はものすごく感動した。そのうちに結婚してしまい、舞台を楽しむような経済的余裕もなく日々が過ぎそのうち子供が次々産まれて、観劇の楽しみは先延ばしになってしまった。どうしても観たかったのは「ミスサイゴン」本田美奈子さんのミスサイゴンが観たかった。彼女が生でうたい演じる姿を観たかった。レミゼラブルの彼女のエポニーヌも観たかった。数ヶ月前にテレビで彼女の歌が紹介されて、電話で出演していたので、渡辺謙さんみたいに復帰してくれるものと思っていたのに・・・。今頃は天国で美しい声で歌っているだろうか。あまりにも早い死に彼女の無念を思い、胸が詰まった。

  2005年11月06日

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• 精神科診察室でキレた私。

  昨日は長男の診察日。二週間前に長男の薬が、セレネースからオーラップに変わったのだがどうも効いている様子が見られないので、そのことを相談するために予約が一週間早まった。病院はいつも混んでいるけれど、昨日はさらに混んでいた。夏休みには思い出したくないくらいのいやなことが、たくさんあって、私自身もとても精神的に不安定。長く長く待たされて、少し調子が悪かった。ドクターもイライラしているのがはっきりと見て取れた。一瞥もせずに「どうですか」私が普段の様子を説明した。医者「薬を増やしますか、どうしますか。」私「そんなの私には決められません」医者「誰もあなたに決めろなんて言ってないよ。私が決める。」私「どういうことですか。」医者「だから困ってるのか、困ってないのかどっちなんだよ。」私「・・・。わかりません。」そりゃあ困ってる。困ってるから連れ歩くのが大変な息子を連れて、何時間も待合室で待ってるんじゃないか。でも、薬を増量しなければいけないかどうか、わからない。今のままでいくのか、薬を増量するのか、他の薬を試すのかと色々な相談をしたかった。でもドクターの選択肢は「現状維持」か「オーラップ増量」。医者「どうするの。子供をもっと悪くさせたいわけ？」私「そんなわけないじゃないですか！！冗談じゃない。そんなこと言わないでください」と激怒した。ドクターはイライラしていた。まだまだたくさんの患者さんが待っている。２時間待って５分も話していない。長男が私を見て「ママ、どうしたの。気分が悪いの？怒ってるみたいだよ」医者「長男君から見ても怒ってるってわかるんだねえ。じゃあとにかく現状維持でいきましょう。何かあったらまた電話してください。じゃあ次の予約を。」と診察は終了した。自閉を持つ子を見る医師は、どうか親の足を引っ張るような言葉を口から出さないで欲しい。人から見てどうかわからないけれど、私にとって毎日苦しい。愛する息子に対する怒りや憎しみのような感情を持っている自分を目の当たりにして、生きている。帰宅して主人に「もうあの病院には行きたくない」と行って泣いた。主人は「そんなこと行ってたら、行けないとこばかりになっちゃうじゃないか。そんなに医者に期待するなよ。期待するから落胆するんじゃないか。」もちろんその通り。期待しすぎなのかも知れない。でも長男の成長を見つめて応援してくれるサポーターが一人でも多くほしい。

  2005年09月03日

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• 夏休み明け登校、主治医と薬の相談。

  長男の薬がセレネースからオーラップに変わり２週間が過ぎた。やはり効いていると思えない。気分の変わる様子が激しくなったり、突然奇声を上げたりすることが増えたように思う。そのことを主治医に電話で話したところ、２週先の診察予約が今週になった。くれぐれも学校での様子を良く観察してもらって教えてほしいとのことだった。学校ではかなりのハイテンションだったらしい。今日は学校まで迎えに行ったのだが、帰宅途中の車の中でもしゃべりっぱなし。いつもは黙って本を読んでいるか、寝転がっているのに。明日はもう５時間授業なので、かなり心配。このハイテンションモードで突っ走ってしまうとボロボロになるか、大爆発を起こすか・・・。

  2005年08月30日

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• オーラップを飲ませてみた。

  金曜の診察時に長男の薬が変わった。いつも利用している近所の調剤薬局にＦＡＸしたところ、在庫がなくメーカーからの供給が月曜になるというので、今日手に入った。夕食後飲ませてみた。前は商品名セレネース（ハロペリドール）から、商品名オーラップ（ピモジド錠）に変わった。統合失調症の治療薬で、子供に対しては「自閉性障害を改善する作用があります。意思の疎通をよくしたり、自発性を高めることで、社会性をとりもどすのを助けます。情緒も安定します。 」と作用の説明がある。副作用がないかどうか、よく見ていかなければ。環境調整と服薬のバランスに悩む。安易に服薬に流れてしまってはいないのか。でも彼には気分を調整する薬が必要だと思う。これからまた薬が変わるかも知れないし、必要なくなるかも知れない。でも現在の最良の選択であるようにと祈っている。今のところ、大きな変化は見られない。さっきは三男をたたいていた。体の調子も変化がないようだ。

  2005年08月15日

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• 今日は長男の受診日。薬が変わりました。

  今日は１ケ月に一度の精神科受診の日。ここのところ、とても不安定な長男。私も先日の次男の頭蹴り倒し、ダンナ激怒事件のこともあり、じっくりドクターと話したかった。午後からの予約だったが、主人は起きないので長男だけを連れて病院へ。待合室にいる間は床にねそべったり走り回ったり。オットセイのまねと言って、床に寝て両手両足をばたばたさせ続けたりして「落ち着かない、落ち着かない」と言っていた。「５分だけ、ママが先に診察室に入って先生と２人だけでお話させてくれる？キミの悪口を言うのじゃないよ。ママが自分のことを先生に相談したいんだよ。」と言うと、しぶしぶ承諾。今は医者の現場から離れてしまった以前の主治医。とても信頼する素晴らしい先生だった。その方が病院を離れる前に「長男君は特別に不安定で敏感なところがあるので、これからも院内学級があるような大きな総合病院につながっていてくださいね」とくれぐれもと言い残して去っていった。その先生が入院の可能性を示唆したこと、薬を飲ませてパニックを抑えていることが自分を責める。今の主治医に、先日の次男の頭蹴り上げ、ダンナ激怒「お前はわがまますぎる」と叫んだ顛末を話した。「以前のドクターが入院を示唆したということは、私たち家族に彼を支えるチカラがないと思ったからでしょうか。」と聞いてみた。主治医の答え。「両方だね。確かに長男君は感情爆発が激しく扱いが難しい。その上とても敏感で精神的に不安定になりやすい要素があるよ。それとご主人と奥さんのバランスが難しいよね。あなた（私のこと）はご主人にとっても長男君にとっても模範的なモデルであり続けなければならないのだよ。」「ご主人には長男君と同じような要素がある。（つまりアスペルガーであるということ。）だから先日のようなトラブルがあってばたばたしているとき、あなたが腹を立てて『何とか言ったらどうなのよ』というようなあいまいなことを言うと、ご主人は『怒ってほしいと思っている』と判断するかも知れないわけよ。ダンナさんが怒るっていうのは、あなたのマネをしてるんだよ。あなたが子供たちを怒るのを見て、自分はどうしたらよいかわからないから、怒ってるんだよ。」「じゃあ、全部ワタシが悪いわけ～（涙）？」「そうだね。というと酷だけどー。ダンナさんにはどうしたらいいかわからないはずだよ。」そんな話をしている間、長男は今までに今の主治医に見せたことがないほどに常道運動を繰り返し、隣の診察室に乱入しキャビネットというキャビネットを開けまくり、主治医の手帳を振り回して、ベッドでジャンプとオットセイの連続技を見せていました。主治医が口を開き「やせなきゃだめだね。これ以上大きくなると誰も彼を抑えられなくなる。力で押さえられなくなったら、学校での対応も変わってくるよ。これ以上太らせたらいけない。それと、やっぱり薬を増やそう。」私「それはいやだ～。先生、私それは辛い。自分の弱さゆえに環境を調整できないから、自分勝手に薬を増やしてるみたいで耐えられない（号泣！）」主治医「いや、それは違うよ。彼に合う薬を使って気持ちを楽にしつつ、環境調整もしていくような方法しかないよ。」ベッドの上でオットセイをしていた長男が突然口をはさみ「ボク、薬を飲みたいよ。もっと落ち着けるようにしてほしいよ。」主治医「そうだよなあ。じゃあそうしよう。そんなにむやみな量やきつい薬を出すわけじゃないから、お母さん心配しなくていいよ。」と薬が変わった。いつもの薬局に病院から処方箋をＦＡＸしたが、薬の在庫がなくメーカーからの供給も来週月曜になるそうで、今日からは飲み始められなかった。だから手元に処方箋も薬もないから、何の薬に変わったのか今は忘れてしまった・・。私は息子と夫の２人の行動サンプルでい続けなければならないのか。ただはっきりしたことは、主人は相談相手にならないということ。

  2005年08月12日

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• ＡＤＨＤ児への投薬に関するＣＮＮニュースのはなし。

  ついさっきＣＮＮニュースのヘッドラインを見ていて、ＡＤＨＤ児への投薬についてのトピックスがあった。１人の男の子。ひどい多動で学校から通院をすすめられ、ＡＤＨＤとの診断。彼が集中できるようにとリタリンが出された。薬のきいている学校では多動や暴力がおさまったのだが、リバウンドがあまりにもひどく、帰宅してから家での行動があまりにもひどいものだったらしい。その後リタリンに変えてコンサータが処方されたが、今度は人格が全く変わってしまったそうだ。スポーツのチームで選手に入れなくとも、全く動揺を見せず何の感情も出さなくなってしまったと両親が語っていた。ある女の子。リタリンを飲む前は、自分でも止められない衝動と反抗的な気持ちが苦しくてたまらなかった。でもリタリンを飲むようになってから、衝動が抑えられより自分らしく生きられるようになったと喜んでいた。アメリカでは軽度発達障害の過診断が多いと聞く。そして暴力を恐れるあまりに安易に薬が処方されるとも聞いた。うちの長男、ＡＤＨＤ的傾向もあるアスペルガー症候群。リタリンを試したが、超興奮状態になってしまい中止し、今は全く反対の作用の精神安定剤を飲んでいる。薬を飲んでいても、抑えられないし自己嫌悪で落ち込むこともおさまらない。それでも飲まないよりは良いのかも知れないと思い飲ませている。自分ではわかっているのかどうなのか「ボクはこの薬を飲めば気持ちが落ち着くんだよ。」と学校で話しているらしい。小さな子供に抗精神薬を飲ませることには抵抗感がある。でも自分を受け入れられず苦しむ人生にはさせたくない。成人でＡＤＤの診断を受けた友人がいる。彼女は「薬を飲ませることに抵抗を感じて、飲ませない人もいるけれど、私は薬を始めて人生がドラマチックに変わった。『これこそが普通の人生なのだ』と感激したの。だからぜひ飲ませてあげて、と頼んで回りたいわ」と語っていた。その子の個性そのままに、その子らしくイキイキと生きられる道を探りたい。

  2005年07月25日

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• リタリンやめて、落ち着いてる。

  昨日からリタリンを中止して、落ち着いているようだ。昨日は学校を休ませたので３連休。そのせいもあるのか、とてもリラックスしていて良かった。今日は人出の多い、フリーマーケットに出かけたけれど、始めから興奮しないようにととても注意をしている様子が見られた。とにかく、ぼちぼち休み休みだ。

  2004年11月27日

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• リタリン中止！深夜の大混乱。母ひとりで奮闘。

  リタリンは４日で中止することにしました。異様にハイテンションな長男。主人と「ちょっとこのハイな感じは危ないぞ」と言いつつ気にはしていたのですが。夜、夫が出勤し８時３０分頃子供たちを寝かしつけに２階へ。母ひとりで子供３人。誰かがママと離れて寝なければならないことでいつもトラブルが起こるので順番制。昨日はママの隣りの端っこに寝た長男が、今日はママから離れた端っこに移動。電気を消して「おやすみ」と言ったときから長男のパニックがスタートした。「寝られない。」「寝られない。苦しい」「お腹が苦しい」の身体症状を訴えたことから始まった。「ボクはいくら我慢しようと思っても、すぐにお友達をたたいたりつねったりしてしまうんだ。ボクなんていない方が良いに決まってる。ママ、ボク死んでやる～！！」「今度○○先生のところに行ったら、ボクが良い子になれる薬を作ってくださいって先生に頼む。今から行く。」「あーボクはもうダメだ。クラスのお友達もみんなボクなんていない方が良いと思ってるよ。嫌われている。」「お友達をたたいたことや、いじわるしたことばかりどんどん思い出して、寝られないよ～」とあることないこと色々泣き叫びながら深夜まで。なるべく冷静に「うんうん」「ちがうよ」「そうだね」と相槌をうちながら時を待った。少し静かになったところで、「一緒に神様にお祈りしよう」「天の神様。○○君がとても辛いですから助けてください。○○君がわからんちんでも良い子でも、いつでも変わらず神様が愛してくださることが、もっともっとわかりますように」一緒にお祈りしたからか安心したようで、寝入っていた。もう夜中の１時だった。翌日(今日)は学校を休ませた。ドクターに電話を入れたところ、「リタリンは中止して、前のハロペリドールを１日２回だったのを３回にして飲ませてください」との指示。リタリンは中止。辛い思いをさせてごめんね。でも、試してみなければわからない。これでわかった。リタリンは向いてないことが。とっても不安定な毎日。時々休ませながら、ぼちぼちいこう。

  2004年11月26日

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• リタリン、４日目。

  効いているみたいだが、効果のない時間がつらい。朝のんで３０分もすると効き始めるみたい。落ち着いて集中し、衝動もかなり抑えられる。でも飲まない時間がキツい。弟をたたく、人のいやがるようなことばかり言う、妙にハイテンションになって高笑いするなど、見ていて辛い。昨日の日記について　rika．さんがコメントしてくれているように、３時間ほどしか効果がない。前に飲んでいたハロペリドール系はある成分の血中濃度を一定にしておくような薬なので、薬のタイプも作用のし方も全く違う。朝、電車に乗るまでの時間は大暴れしているのに、電車を下りて学校に着くころにはもう、落ち着いている。集中し衝動も抑えられているようだ。でもまた帰宅すると大暴れ。もう少し様子を見てみよう。

  2004年11月25日

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• リタリン３日目。駅のホームで大泣き、早退。

  今日でリタリン服薬３日目。朝から大暴れ。高笑いしたと思ったら突然怒り出すような状態で、私も耐えられず庭に避難。朝食後７時前にリタリンを飲む。その後、駅まで送るのだがそこでまた大泣き！「ママ、今日は行きたくないよ。お休みしたいよ。」「とりあえず、ここまで来たんだから、学校で先生に相談してごらん」と言い、本人は大声でなんだかんだとわめきながら駅のホームへ。しばらく改札で様子をうかがっていたのだけれど、電車が来たときには耐えられず、駅員さんに一言お願いしてホームへの階段を駆け上がる。さとられないように、ぐるっと見まわしたがもう乗車済みのようで、姿は見られなかった。駅のロータリーの車の中で「おはスタ」みながら、次男と三男を待たせていたので、急いで戻り保育所へ。保育所へ子供達をお願いしてから長男の小学校へ電話。朝から暴れたこと、行きたがらずにホームで大泣きしてそのまま乗っていったこと伝え、よろしくお願いしますと電話を切った。１時頃に学校より電話。どうしても長男が電話して迎えにきてほしいとのこと。急ぎの仕事をしていて、パソコン２台起動したまま急いで学校へ。今日の様子を聞くと、前の薬を飲んでいたときと大きな違いは感じられないとのこと。学校では特に暴れることもなく集中して勉強にも取り組んでいる様子。家での弟との関係が一番の問題なのか。だとすると、休みの日に飲まないリタリンではダメなのか。でも、前のハロペリドールとは全く相反する薬であるリタリン。共に飲んでても飲んでなくても関係ないような感じである。一応、大きな副作用でも出ないかぎり２週間は飲ませるつもり。

  2004年11月24日

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• 今日も休薬。公園で大パニックそして涙・・・。

  今日もリタリンはお休み。長男は、なんだかすごいハイテンション。意味もなく高笑いしたと思ったら突然怒って弟をたたく、蹴る。やっぱり、ハロペリドールが必要だったのか・・・。祝日の今日も夫は夜勤明けで午後まで寝ているので、３人連れて放浪。近くの公園へ行くと、たくさんの小さな子供達。自転車に乗るというので、３台車に積んででかけたのに、誰も乗らず走りまわっていた。長男がだんだんとハイテンションになってきた。たくさんの家族でにぎわう公園で大パニック！！(もっと人の少ない静かな公園にすれば良かった。でもサイクリングしたいって言うから～)なんて考えている間にふりかえったらブチ切れていた。遊具を占領し、そばに寄ってきた小さな女の子に「来るな！」と叫ぶ。お母さんは真っ赤な顔で怒り、私がいくら謝っても顔も見てくれない・・。もう帰ろうと巨体をひきずり車に乗せるが、またまた弟をたたき泣き喚いていた。私はもたなくなり、長男を車からひきづりおろして発進。泣き叫びながら追いかけてくる長男。公園にいるたくさんの家族が見ていた。きっと「あのバカ親にしてあのバカ息子って思ってるんだろうなあ、虐待してるって思われてるんだろうなあ」と情けなくなった。ぎゃあぎゃあ言ってる長男を車に乗せて、自然が多く静かな公園へ移動。そこでは静かに散策したり小山に登ってみたりして、リラックスしていた。なんて、私はおろかな母。いつもいつも学習できない。この場所は危ないと察知できない。明日から学校。またリタリンを試してみよう。細かく様子を見ていかなければならない。

  2004年11月23日

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• 今日は休薬日。

  今日は長男が土曜に学校があったために、代休。リタリンも休薬。朝から大暴れ。保育所へ行く車の中で、次男の鼻を靴はいた足で思いっきりキック。ぼろぼろに泣かせて自分は「うーうー」と唸ってる。その後「ママ、今日ボクが落ち着かないのはおくすりを飲んでないからだよ。」との発言。ホントかなあ～。よくわからない。ゲームボーイアドバンスが故障してるからか、休みなのに飼育小屋掃除当番で少しだけ登校したからか。それともリタリンが効いているのかなあ。明日は祝日。夫はさっき出勤していったので、明日は夕方まで寝てるだろう。３人連れて放浪の１日だ。ゆううつ・・。

  2004年11月22日

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• リタリン２日目。

  お休みだから休薬したいところですが、リタリンを開始したばかりなので今日も飲んでもらう。鎮静してる様子もなく、興奮してる様子もない・・・。いつもと変わらず弟にキレまくり、しまいにはおもちゃ部屋にこもってしまう・・。効いてないのかなあ。夕方には、命の綱であるゲームボーイアドバンスＳＰが故障し大パニック。そのパニックに夫がキレて、「オマエが大事にしてないからだろうが！壊れたらすぐに次買ってやると思ったら大間違いだ～！」と怒鳴り、更に地獄の大パニック。部屋の入口に「おちつくまで、たちいりきんし」と張り紙。夫に、「疲れているとは思うけれど、長男に怒鳴るたびにあの子の人生が壊れていくと思ってね。あの子は忘れそうになるけれど、障害児なんだよ。優しくしてやって。疲れが頂点にいくまえに、自分で休んでちょうだい。そのストレスを子供に向けないで。なるべく子供に怒鳴らない工夫を、お互いにしよう。」と話した。長男は私が下の２人をお風呂に入れていると、「一緒に入りたい」とやってきた。「パパに謝りたいけど、怖い。」というので、「無理に謝らなくても良いよ。今回のことはキミだけが悪いとは思わないよ。」と答えた。「でも、ボクはパパと仲良しでいたいんだよ。ママからもっとボクに優しくしてくれるようにパパに話して。」と泣きながら頼むので、指きりげんまん。子供は切ないほどに、不充分な親さえも精一杯愛するもの。その愛情の上にあぐらをかいていてはいけない。

  2004年11月21日

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• 今日からリタリン、開始。

  今日からリタリンを開始した。今日は土曜日だが、学校のバザーがあり登校日。連絡帳に、今日から薬が変わったことと何か変化が見られたらすぐに知らせてほしいとのお願いを書いた。本人に気分を聞くと、「スッキリしてとても良い気分」と答えた。特に新しい薬についての情報は伝えていなかったのだが、このような答えが返ってくるというのは、効いてるのかな。お昼も学校のバザーで一緒に食べたが、減退するどころか家族の分まで食べマクって、パパがブチ切れる始末。今はぐっすり眠っている。今のところは危惧されるような副作用はなさそう。しばらく良く見ながら飲ませよう。

  2004年11月20日

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• リタリンが処方された。

  今日の診察で、リタリンが処方されました。薬の効き具合に疑問を持っている私が、「リタリンを試したい」と申し出たのです。ドクターは、あからさまにイヤな顔をしていました。「○○くんの衝動は、ＡＤＨＤ的なものではなく、自閉的なところからきているものです。」と言います。それはわかっています。「もし、私がリタリンという薬の名前を出さなければ、どうしますか？」と質問したところ、「今の薬(ハロペリドール錠)を増やします。」との答え。「リタリンを試すことは、無意味と考えますか？」と問えば、「何でもやってみなければわかりません。この薬はすぐに効果がわかりますから、答えは早いですよ。」比較的知的に高いグループの自閉症者に有効というデータもある。明日から飲ませてみます。

  2004年11月19日

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