ひめの観劇日記

[宝塚歌劇] カテゴリの記事

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• アル・カポネ　宝塚雪組

  　望海風斗が主演というので、なんとか手に入れたチケット。　行って良かったｖｖ　だいもんこと望海風斗が、素晴らしかった。　歌はうまいし、色気は凄いし、お芝居は魅せるし、仕草はカッコいいし、もう最高でした。　ポスターからもう、色気が駄々漏れでしたが、舞台上のだいもんはそれ以上でした。　がっつり、心を鷲づかみにされました。　あ～もうだいもんしか見えないかも。　ダークヒーローでしたけど、よく似合っていました。スカーフェイスなのに色っぽいし。　お茶目なところもあったりして、絶対当たり役だわ、これ。　久しぶりにハマりましたよ。　ミキさん以来かなあ。　これは、だいもんが卒業するまで見守らねば！！　この日は壮一帆さんがご観劇にいらしており、劇中のアドリブの「今日は前田慶次が客席に来てるんだって」という台詞で、壮一帆さんが来ているのね！！と知れました。　終演後に退席されるところはつい見守ってしまいましたが、キレイですねえ。あー、得した。　終演後のだいもんの挨拶でも、壮一帆さんのことには触れていらっしゃいました。「みんな張り切っちゃって、張り切っちゃって」と。　雪組愛ですねえ。　しばらく宝塚はだいもんメインでいこう。　　

  2015.05.13

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• 宝塚月組　１７８９～バスティーユの恋人たち　ネタバレ注意

  　今回は宝塚初体験の先輩とその娘ちゃん（小学２年生）と一緒に。　先輩には楽しんでいただけましたが、娘ちゃんにはちょっと長丁場で疲れちゃったみたい。　終演後、娘ちゃんに「誰が一番かっこよかった？」と聴いてみたけど、「わかんない」と返ってきました。もう少し大きくなったらわかるかなあ。　以下、ネタバレあります。　　さて、「１７８９」　フランスミュージカルを小池先生が持ってきただけあって、素晴らしかった。　曲が良かった。ＣＤ出たら絶対買おうと心に誓いました。　龍真咲がやっぱり、上手い。聴かせますなあ。やんちゃで、行動力の男という役柄だったけど、こういうのもいいですね。　愛希れいかのマリー・アントワネットも秀逸でした。登場のシーンはマリー・アントワネットがルーレットをしているシーンだったのですが、ドレスがそのままルーレットになっているという派手さ。あまりのスケールに舞台装置か小林幸子かと思いました。それば、マリー・アントワネットらしくていいんですが。　マリー・アントワネットといえば、アバンチュールのお相手のフェルゼンですが、フェルゼンをやってた子良かったなあ。暁千星（あかつきちせい）さんというようです。歌が上手かった。覚えておこうかしら。　美弥るりかの悪役好きだわ。傲慢な貴族の悪い感じがよく出ていて良かった。つい目を奪われてしまう存在感でした。　凪七瑠海は、歌が上手くなったなあと思いました。月組の中では声で聞き分けられる数少ない人。うん、上手くなった。先が楽しみ。　　ラストの人権宣言のシーンが素敵でした。　回る盆の上に、いろいろな立場の人が立ち、歌う。感動的でした。　みんな平等。　あの革命を通して生まれた人権宣言って尊いんですね。　素敵なミュージカルだった。　　これは、東宝でもやってほしいなあ、と思ったり。　星条海斗さん、ロナンをいたぶるさまがカッコ良かった…。

  2015.04.29

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• 宝塚花組　カリスタの海に抱かれて

  　みりおが美しかった。カッコいいにも程がある。　あの役どころはかなり美味しい。　主な配役　シャルル・ヴィルヌーブ・ドゥ・リベルタ　　（カルロ・ヴィラーニ）　　　　　　　　　明日海りお　アリシア・グランディー　　　　　　　　　　花乃まりあ　ロベルト・ゴルジ　　　　　　　　　　　　　芹香斗亜　アニータ・ロッカ　　　　　　　　　　　　　美穂圭子　ナポレオン・ボナパルト　　　　　　　　　　柚香　光　以下ネタバレします　シャルルとアリシアの恋愛モノかと思いきや、ロベルトに片思いするシャルルって構図だった気がする。シャルルはカルロだった頃のロベルトとの約束を大事に思っていて、それを何より優先しようとしている。ロベルトがアリシアに想いを寄せていると知って、好きあっているのに身を引こうとするシャルル。まったくどっちが優先なんだよ。アリシアももどかしくて、「あんたのせいで私が幸せになれないよ」とロベルトにぶちまける。　シャルルのロベルトへの気持ちを思うと、ロベルトがいつまでもシャルルを裏切り者扱いしてることが、もうどうなっちゃうのとドキドキ。お願いだから二人仲良くして～。と祈りながら観てました。だから、ロベルトが火炙りにされそうなシャルルを助けた時には一安心。　結果、ロベルトはカリスタの革命の立役者となり、シャルルはアリシアをさらっていく訳ですが…。シャルルなかなかひどいぞ。親友のロベルトの想い人を奪って、めんどくさい役目をロベルトに押し付け、ロベルトは「仲間も誰も信じない」とか悲痛な決意をする。嗚呼ロベルト　でも、シャルルのセリフ回しとかツボだったわ。カッコいい、みりお。　ショーは、三味線の音色とともに踊る黒燕尾がカッコ良かった。　それから、デュエットダンスのところの音楽が「花は咲く」で、素敵だったなあ。　　今回も天真みちるをショーの中で探すのに夢中でした。結構見つけられたので、だんだん見分けられるようになってきたのかと。大階段を降りてきたフィナーレの最後で、彼女が大きくウィンクしたのが、最高だった。　ずっと応援したいなあ。　

  2015.03.28

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• 宝塚星組　黒豹の如く　ネタバレあり

  　柚希礼音のサヨナラ公演。　宙組凰稀かなめさんに続いて、柚希さんも退団。　寂しいなあ。　お芝居からも、ショーからも、ちえさんの決意というか覚悟のようなものを感じました。　宝塚から、先に進むという覚悟。　前を見て行こうという決意。　凛々しくて、力強くて、カッコ良かった。　夢咲ねねまでじっくり鑑賞する余裕がなかったんですが、完成されたコンビでした。　安定したコンビですね。美しかった。　以下ネタバレします。　　紅ゆずるの悪役ぶりがなかなかよろしかった。ゲスかったわｗ　柚希礼音の参謀長が素敵なこと。部下に慕われてる感じが良かったわ。　参謀長と同期の長官（十輝いりす）が渋くてカッコいい。初めてこの人に注目したなあ。　　最終的に、アラルコン公爵（紅ゆずる）からカテリーナ（夢咲ねね）を取り戻したアントニオ（柚希礼音）は、モロッコ情勢の悪化により、一人でモロッコに旅立つことに。このあたりから、サヨナラ公演らしい台詞がばんばん出てきて、思わずうるうるしてしまう。　そして、柚希さん、最後の「いきます」という台詞が本当に良かった。　これから、ここから、歩いて行くんだという気持ちがこもった台詞でじーんとしました。　　ショーでは、より最後なんだと思わせる演出が多くて、最初からうるうる。　夢咲ねねとのデュエットダンスではリフトでくるくると、多分いつもよりたくさん回ってた。それでも終わった後に全くぶれないところが、凄い。努力してここまでなったんだなと思うだけで、もう目頭が熱い。　ちえさんが歌い上げた「たからづか」はちえさん自身が作詞、だからとても熱い思いがこもっていた。　そして、組子のみなさんが歌う「あなたに育まれ、あなたに背中を押され…」、全部は覚えてないけど、ちえさんへの思いが溢れていて、胸が熱くなりました。みんながちえさんを愛していて、ちえさんもみんなを愛していたんだなあ。星組、いい組だ。　最後までちえさんはスターだった。　

  2015.02.19

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• 宝塚雪組　ルパン三世－王妃の首飾りを追え！－

  　今年の初芝居は宝塚！　当初は大丈夫かしらと心配していましたが、正しくルパン三世で面白かったです。　以下ネタバレします。　うまく宝塚とルパン三世の世界が融合して楽しめました。　ルパンのキャラクターも良かった。早霧せいなさん、これあたりじゃないのか。お披露目公演にルパン三世って、思っていましたが、これはイイ。　三枚目の線も二枚目の線もどっちもいける、なかなか楽しみなトップではないですか。　音楽も耳に馴染んだルパンの曲が流れてきて盛り上がりました。「ルパン三世のテーマ」はやはりいいですね。カッコいい。まさか宝塚大劇場で聞ける日がくるとは思いませんでしたが。　銭形のとっつぁんの夢乃聖夏さんもとっつぁん度が高くてよろしかったです。次元、五右衛門、不二子ちゃんも使い方がわかっているというか、ルパン三世の新作としても、宝塚の作品としても楽しめました。　８年フランスで頑張ったとっつぁん偉かったな。カッコいいぞ。　カリオストロ伯爵とは、てっきり敵同士になるのかと思いきや、仲間というか同士というかライバルというか妙な距離感。でもこれがなかなか面白くて。最後に美味しいところをカリオストロが掻っ攫っていくというのはいいオチでした。望海風斗さんのカリオストロが魅力的だったし。前回観たエリザベーのルキーニも素敵だったのですが、今回ですっかり虜になりましたよ、望海風斗！　あ～、もう１回観たいなあ。　なかなかないことですが。土日は完売しているようなので、座って観るなら平日、土日は立見だけど、さてどうしようかしら。　ショーの方はあまり覚えてないのですが、エトワールが夢乃聖夏さんだったので驚きました。聞けば、この公演で退団とか。惜しいなあ。花の慶次で観ているはずなのにあまり覚えてない。多分壮一帆を追っかけるのに一生懸命だったからだな。　忘れるところだった。素敵な娘役さんがいたんですよ。舞咲りん！この人の歌が好き。ルパン三世での「女優だから」は素敵でした。ショーの方でも歌うシーンが多くて嬉しかった。　望海風斗の歌も多くて、いろんな歌を歌ってくれて嬉しかったなあ。歌が上手いんだなあ。　雪組さん、注目だわ。　

  2015.01.06

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• 宝塚宙組　白夜の誓い　

  　凰稀かなめのサヨナラ公演。土日はチケット激戦でした。　以下ネタバレします　　凰稀さん、白い衣装がよく似合う。オスカルの時も思ったけど今回も。華麗だわ。　緒月遠麻も今回で退団だということで、二人がガッツリ絡んでのミュージカル。　振り返れば、凰稀さんのお披露目銀英伝に始まり、ベルばら、今作とワタクシ、凰稀さんの生舞台は軍服ものしか観ていないと気づく。他のも見とけば良かったなあ。風と共にさりぬとか。いや、でも軍服が美しいのだからいいの。　海戦のシーンは、それこそ銀英伝の戦闘シーンを彷彿とさせ、こういう演出面白いよなあと改めて思う。凰稀さんと緒月さんと朝夏まなとの関係が、ラインハルトとヤンとキルヒアイスの関係に思われ（正確には違うけど、そんな風に感じられる）。　こう思ったのはワタクシだけかと思いきや、他にも似たような感想を持った方がいたので、それを狙った演出だったのか、期せずしてそうなったのか。でも、良いシーンだった。思わず涙がこみ上げてきた。　お話の流れは、時々「？？」となるところもあったけど、まあまあだったかな。　最後にグスタフは幼馴染みのヤコブに殺されるのだけど、その後ヤコブが崩れ落ちるように慟哭する。殺すまで思いつめたのかなあ。軍隊に対する思想の違いがあるだけで、そこまで思いつめることはないのではと思うんだけど。　朝夏まなとの出番が少ないように感じたけど、退団する二人に花を持たせるということなのかな。　ショーでは、凰稀かなめがとにかくカッコいい。　怪盗カナメールの場面がかなり好き。凰稀さん七変化で見どころいっぱい。　ドレス姿が美しかったわ！！　あんまりサヨナラ公演を意識せずに観ようと思っていたけど、演出がそうはさせてくれず、黒燕尾のダンスから、緒月さんとのデュエットダンス、朝夏さんと踊り、実咲凛音と踊り、最後は凰稀さん一人で謳いあげ、その時の凰稀さんの表情を観ていたら、涙が止まらなくなった。ありがとうという感謝の歌だったと記憶してるんだけど、気持ちがまっすぐに伝わってきて、凰稀さん満足そうだったの。そして、幕が下りる。　なかなかない演出だったので、びっくりしたけど、でもそれが一番ふさわしかった。　その後、幕が上がり、現れたのは羽を背負った朝夏まなとと実咲凛音。そのままフィナーレのパレードに突入。これも珍しい演出、だけどこれは凰稀さんが望んだ「次の世代の宙組の姿」なのだ。そうか、次の公演はこの二人がメインなのね。　もう少し、凰稀かなめが率いる宙組を観たかったなあ。

  2014.11.08

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• 宝塚月組　ＰＵＣＫ　２回目　ネタバレあり

  　思いが募って、２回目の観劇。　宝塚でリピートしたのは実は初めて。　やっぱり龍真咲のパックが可愛らしかったから。　　さて、今回のアドリブ。　前回はどこまでアドリブなのかよくわかりませんでしたが、パックのアドリブまとめを確認したところ、アドリブだったことが判明。　まずは三色スミレのシーン。（今回はローラースケートがすんなり履けたのでそのシーンはさらっと）蔓葛で上空に上がるところで、オーベロン様「上空では台風に気をつけるんだぞ」、パック「台風ですか。やつは手強いですからね」、オーベロン様「１８号が来てるからな」　ウッドペッカーズとのシーンでは、パック「はい、今日もね運動会の練習。玉入れの練習だよ。真ん中に集まって、獰猛な猫ちゃんになりきって！はい星組が来た！威嚇！」「しゃあああ」「次は雪組が来た！威嚇！」「しゃあああああ」「花組も宙組も来た！はい威嚇して」「しゃああああああ」「明後日の運動会優勝するぞー！！」　玉入れと見せかけて威嚇の練習…なんてかわいい。　ビリヤードのシーンでは、ヘレンパパが掠りもせずブレイクしない。ダニエル「やり直しましょうか」ヘレンパパ「ああ、手間をかけてすまない」ダニエル「こうなると私から始めないといけないからイヤなんですよ」ダニエルも外したのを受けて、ヘレンパパ「どうしたのかな。二人揃ってスランプかな」ダニエル「変ですね」ヘレンパパは手球を初めの位置に戻す。ダニエルは乱れた玉を整える。ヘレンパパ「気が利くじゃないか。（嫁に向かって）レイチェル、頑張るよ（なんだか自分に言い聞かせるようで微笑ましかった）」　これでようやく決まり二人ともほっとした様子。客席の我々はかなり楽しませていただいた。　　今回はオーベロン様の星条海斗とボビーの珠城りょうをなんとかショーで見分けようと思い、二人に注目していたのですが、結局ショーが始まるとどちらがどちらかわからなくなるという…。違いがわかったはずだったんですけどね～。愛が足らないのかごちゃごちゃになる…。　月組にはまりそうな予感だけはすごいのだけど。

  2014.10.05

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• 宝塚月組　ＰＵＣＫ　ネタバレあり

  　涼風さんのPUCKの再演！！　という訳で、張り切ってチケットを取って観てまいりました。　やっぱり、いい作品だなあ。　以下、ネタバレします。　　龍真咲のパックはとても可愛らしかった。今年に入って、初演の舞台を観直したせいか、歌声が時々涼風さんのように聞こえて、どきりとしたり。龍真咲のパックもいいな。　オーベロン様とのやりとりがいいですよね。どこまでアドリブなのかな。ある程度決めてあるのかな。気になるところですが、これはきっとアドリブに違いないという場面が！　　パックがオーベロン様に言われて、三色スミレを取りに行く場面。ローラースケートを妖精たちに履かせてもらうんですが、どうも手間取って、なかなか履けない。オーベロン様は「妖精たち、早くしなさい」、妖精たちは「はーい」と返事をするも、やっぱり手間取る様子。それを察したパックが「オーベロン様、三色スミレの説明をしてください。情報が少なすぎます」「お（ちょっと慌てた感じ）そうか。三色スミレはな、スミレだが紫じゃないぞ。黄色だ。黄色いスミレなのだ」みたいなやりとりが。　それでも、まだ履けてなかったので、焦っちゃったのかな。妖精さんたち。　そこでパックの男らしい一言。「今日は左足だけで行ってきます！」　そして、左足だけ履いたローラースケートで上手舞台袖にはけていく。それを見たオーベロン様、「すごい身体能力だ。これで運動会は優勝だ」。場内めちゃくちゃ受けてました。　そして、下手からやっぱり片足だけローラースケートで戻ってくるパック。　なかなか貴重なシーンでした。　とっさにアドリブがきくってやっぱり場数こなしてるからなんでしょうね。さすがトップスター。　　もう一つ、ダニエルとヘレン父がビリヤードをするシーンは、どうだったんだろう。ヘレン父がむりやりな格好で玉をつくものだからダニエルに「そんな無理な格好するから」と呆れられ、ヘレン父は「それはよくわかっている」と返していましたが。ダニエルの口ぶりがあまりにも普段っぽかったのでそう感じたけど、真実はいかに。　ラリーの凪七瑠海も結構、初演の若央りささんぽくて。美弥るりかのダニエルも悪くてよかったなあ。珠城りょうのボビー、沙央くらまのヘレンもそれぞれ味が出ていて良かったです。ボビーいいやつなんだよなあ。しみじみいいヤツだ。　終始、初演のキャストや歌に引きずられて、パックの生まれた時の歌で感極まり、思わず涙が浮かびました。いい歌だよ。これ。　グローイングアップは初演と大分感じが違ってびっくりしたけど、これもいいですね。頭のなかは初演のメロディでいっぱいですが。　ショーは、クリスタル・タカラヅカ。　ラインダンスが中詰の後なんて斬新。ワタクシはあまり見たことないパターンなので新鮮でした。　月組の男役さんたちはまだ、誰が誰だかよくわからないので、これはいったい…誰だと思うことが多くて。龍真咲ですら、すぐにはわからない始末。　うーん、これはまた観たほうがいいのかな。　

  2014.09.27

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• 宝塚花組　エリザベート　ネタバレします

  　観に行ってよかった。先行予約にことごとく敗れ去った時はどうしようかと思いましたが、貸し切り公演が取れて良かった。本当に良かった。　明日海りおのトートが色っぽくてとても素敵でした。ベルサイユのばらの時はそんなに思わなかったんだけど、歌が上手い。「最後のダンス」とか「愛と死の輪舞」良かったなあ。いい表情しはるしね。　シシィの蘭乃はなも、途中ちょっと声がひっくり返ったところがあったけど、「私だけに」は素晴らしかったぞ。「愛のテーマ」の歌詞で「♪涙、笑い、悲しみ、苦しみ、長い旅路の果てに掴んだ」ってところでは、この人サヨナラ公演なんだよなあとしみじみ。　いい演出だなあと思ったのは、フィナーレのデュエットダンス。曲が「わたしが踊る時」のアレンジで、劇中の「私が踊る時」と対になっているんですね。劇中ではほぼ目線を合わせずに歌っているのだけど（途中トート閣下がシシィの表情をうかがう場面もあるけど、シシィは無視するし）、フィナーレではしっかり視線を合わせて踊る。二人とも嬉しそうなのがイイ。二人の「選んだ相手と踊りたい時に、好きな音楽で」なわけなんですね。粋な演出ですよね。　おまけに銀橋で、トート閣下がエリザベートの脚に口づけるシーンがあり、思わず声を上げそうになりました。反則です、トート閣下。このシーンのお陰で、それまでいろいろ思ってたことがほぼ全部ぶっ飛んだ。　　ルキーニの望海風斗も結構良かったと思う。ルキーニらしい仕事をきっちりこなしてた印象。　北翔海莉さんのフランツは、歳をとって風格出てきてからがいいな、やっぱり。でも若いころもちゃんと若造に見えて、母上に頭が上がらない感じも見事に表現してらしたから、演技達者なんですね。　ゾフィーの桜一花さんは今回で退団されるとか。歌が上手いのは言うことないんだけど、もう少し厚みというか迫力がほしいかなあ。歴代ゾフィーでいくと、出雲綾さんが好きなんだけど、綾さんには皇太后らしい風格というか貫禄があったので、どうしてもそれを求めてしまいます。　今日のルドルフは柚香光。新人公演でトート閣下をやるらしい。線の細い儚げな感じだったなあ。　ルドルフが心折れた時に現れ、嬉々として「死にたいか！」と叫ぶトート閣下は、劇中で一番声張ってるんじゃないだろうか。いや、そうでもないか。ここのトート閣下、非常に楽しそう。ルドルフが落ちて、さあ、次はお前だシシィ、みたいな顔してるし。　　貸し切り公演だったので、幕間に抽選会があり、終演後には明日海りおと蘭乃はなのご挨拶というかちょっとしたトークショーがあって、なかなかお得でした。抽選会では何もあたらなかったけど。　司会の方の「宝塚を選択した理由は何ですか」に対し、明日海りおは「バレエ教室の友達に宝塚のビデオを借りて観た時に衝撃を受け、それから将来の選択肢が宝塚一つになりました」と嬉しそうに話していたのが印象的でした。　もう一つ、「何か一つ大切なモノを選択するとしたらなんですか」という質問には、蘭乃はなは「健康」、明日海りおは「仲間」と答えていました。　帰りにキャトルレーヴに立ち寄ったところ、エリザベートのＣＤが出ていたので買ってしまいました。ライブバージョンと録音バージョンの２枚組で、過去のいろんなトート閣下やシシィが歌っています。今ライブバージョンを聞いていますが、一路真輝はずば抜けている…。さすが初代トート閣下です。

  2014.08.28

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• 宝塚星組公演　Ｔｈｅ Ｌｏｓｔ Ｇｌｏｒｙ　ネタバレするかも

  　柚希礼音が悪役で、轟悠がそのライバルなんて、観ないわけにはいかない。　という訳で、急遽チケットを手配。運良くＢ席、最後の一枚をゲット。　今回は学習して、チケットは家で印刷してから行きました。　ぎりぎりに行っても余裕。　さてお話は、オセロがベース。　どんな話だったかな、あ、じゅんさんのオセロ！　という訳で、新感線の公演を思い出しつつ、観劇。　じゅんさんの役が轟悠で、田中哲司の役が柚希礼音か～なるほど。　伊礼彼方のやってたインテリヤクザが真風涼帆だとすると、粟根さんがやってた役が紅ゆずるでいいのか？そうなのか？　悪役の柚希礼音が素敵でした。なかなか観られないから貴重。　真風涼帆はインテリヤクザではなく、新会社の社長役でしたが、なかなかのキレもの。いい役だったなあ。この人の声が、なんだか聞いたことのある声で、よくよく考えたところ、どうやら水夏希さんの声に似ていると思い当たりました。ちょっと今後も気にしていこう。　じゅんさんのオセロでは、最後は最愛の妻に死なれて泣くシーンが印象的でしたが、轟悠演じるオットーは妻と別れて旅立って行きました。そうか、旅立つのか。　それもいいなあ。轟悠の大人の色気がたまりませんでした。　ショーは柚希礼音が！素晴らしかった。　なんといってもカポエラが、めちゃくちゃカッコ良かった。身体のキレが凄い。流石柚希礼音。　　観に来て良かったわ～　　　

  2014.07.26

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• 宝塚雪組　一夢庵風流記　前田慶次

  　やはり、壮一帆のサヨナラ公演観たいよねぇってことで、幸いチケットも取れたので観てまいりました。　初めて宝塚オンラインチケットを利用して、自動発券機で発券することになったのですが、開演10分前なのに、結構な人数がお並びで…、ぎりぎりに劇場についたワタクシは内心大慌て。発券して、ランチ予約して、プログラム買って席についたら開演４分前でした。次からはもう少し余裕持って行こうと反省。　で、席についたら、前列のお兄ちゃんが予想外に背が高くて…。お兄ちゃんに罪はないんだけど、わかってるんだけど、視界の半分塞がれたら、やっぱり辛い。　オペラグラスを覗いてたら、それもあまり気にならないので、覗きながら左右に首を振ってたら…、軽く酔ったｏｒｚ 　さ、本筋。ネタバレしそうなので、以下ご注意を。  　壮一帆の前田慶次郎が色っぽくてカッコよくて男らしくて素敵だった。慶次郎の傾き具合とか、利家をからかうノリとか、壮さん絶妙だった。そして、まつとの愛を交わすシーンの色気のダダ漏れ感が凄かった～。それに対抗するかのような雪丸と加奈の絡みも…。これって、宝塚だよね。とちょっと心配になるほど。 　ショーの方は、サヨナラ公演が全面に押し出される感じで、主題歌からして、もう泣かせにかかっているとしか思えない。壮さんがキレイに歌うものだから、何度も涙ぐんでしまった。泣くつもりなかったのになあ。　「伝説誕生」はいい歌詞でした。壮さん、歌上手いからすーっと心に入ってきて胸に響くんですよ。そして本当に嬉しそうにお歌いになるの。いい顔だなあ。願わくば、東京の千秋楽までその笑顔で最後までやり遂げて欲しい。　お相手の愛加あゆも一緒に辞めちゃうんですね。添い遂げるのか～と思うとこちらも感慨深いです。終演後にプログラムを読むまで、壮一帆以外の退団者を把握していなかったのですが、未涼亜希さんも退団なんですね。なんだかもったいない気がします。前回彼女を観たのは、ベルばらのフェルゼン編でアンドレやってた時でした。今回は雪丸という役柄もあるんでしょうが、なんというかヒールの顔だなあと思ってしまった。この方も歌がうまくて、やっぱりもったいないなあ。 　今回の気になった人、重太夫をやってた夢乃聖夏。慶次郎のカッコ良さを引き立てる愉快な男。荒くれ者だけど、素直でお馬鹿な可愛い男です。憎めない奴だったなあ。　専科の一樹千尋と夏美ようも重厚でさすがでした。　それから、松風にびっくり。出てきたよ。松風。　２作品続けて、馬に驚かされるとは…。　観に行って良かったと思える公演でした。機会があればもう１回と行きたいところですが…。　どうかな。   

  2014.06.08

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• 宝塚歌劇１００週年夢の祭典　時を奏でるスミレの花たち　その２

  　先日の続き、第二部です。　のっけから、シメさんこと紫苑ゆうの登場！　白い軍服に流麗な立ち居振る舞いにセリフ付き。「行こう、マリー」、きゃーです。現役当時を観ているよう。当時宝塚大劇場では、シメさん休演だったから、ワタクシがBS で観たのはまりこさんが代役で演った「うたかたの恋」でした。だからここで観られたのは本当に幸せ。何年越しの思いなんだ、ワタクシ。シメさん自身も、「大劇場ではできなかったから」とおっしゃっていました。白城あやかも久しぶりで嬉しかった。なんか品があって当時大好きだったのです。シメさんとのコンビで出てくれて、もういうことはありません。　この時の白い軍服はシメさん自前だそうです。もちろん膝上のスターブーツも。白城あやかも自前の白いドレスと言っていました。シメさんが「私が軍服着るねんで。ドレス着なさい」「わかりました」と言いつけたとか。この二人のシーンはラブラブ度が高くて、真矢みき曰く「公開不倫ですね」。退場の時もシメさんが白城あやかの手を引いてエスコート。みきさんもきゃーきゃーとまるで一ファンのごとく言ってました。　次が日向薫の紫禁城の落日、昨日まではこの音楽が頭のなかで鳴り響いていたのですが、今日は『我が名はオスカル』。それはさておき、　相変わらずの迫力。　そして、こだま愛の「一度ハートを失ったら」、剣幸の「街灯によりかかって」。ウタコさん素敵だ。　で、このメンバーに加えて、毬藻えりが混じってトークがあったのですが、ここら辺りからみきさんがテンパってきて、「なんや、あんたテンパってんのか」とシメさんに突っ込まれる一幕も。途中からコンビごとに並んでもらい、それぞれのエピソードを話してもらっていましたが、娘役さんたちは（下級生のせいもあるんでしょうが）、それぞれの相方に良くしていただきましたという話が多かったかな。ダンスの途中でカツラが外れて、どうしようもなくて相手に渡したってエピソードはどなたでしたっけ？剣幸さんとこだったか、紫苑ゆうさんのところだったか。よく足を踏まれた、とおっしゃっていたのはシメさんだったな。ウタコさんは、「私が保護者だった」とか。星組は貴族の役が多いなんて話題もありました。　続いてが、あの月組のゴールデンコンビ。大地真央と黒木瞳の登場。　思えば、ＮＨＫの地上波でダイジェスト版の二都物語を見たのが、ワタクシの初宝塚。現役のお二人は生で見たことがなかったのですが（今回も厳密に言えば生じゃないけど）、宝塚の舞台にいる！！１００週年ありがとう。２９年振りの復活だそうです。　大地真央、やっぱり華があった。キザで素敵な男役で、ため息が出ました。　黒木瞳は可愛らしかったなあ、やっぱり。大地真央を見つめる瞳が少女のようでした。　トークでは、最初こそみきさんがいましたが、「カメラとってきます（邪魔者は消えます的に）」といって途中退場されて、二人で思い出話に。黒木さんが「とある公演でフィナーレの時にいつも私を見つめて歌ってくださってましたけど、どんなお気持ちだったんですか？」と聞くと「そんなことあったっけ？覚えてない」と大地さん。また、大地さんは今だから聞けることで「毎日、眉毛ペンシルきっちり削っておいてあったけど、削りたては痛いの、少し使ったくらいが馴染んで書きやすいのに、なんで毎日削ってたの？」黒木「削ってある方がいいかなと思って、すみません」お陰で大地さんの眉毛ペンシルは減りが早かったらしいです。　そしてこの二人の後は、ワタクシの知らない偉大なるＯＧの世界です。　郷ちぐさ、古城都となかなかクサイ男役登場。みきさんが「失礼ですけど、クサイですよね」「何言ってるの、あなたも現役時代相当クサかったわよ」「クサイの大好きなんです」どうやらワタクシもクサイの好きみたいです。郷さん、階段を降りたり銀橋歩いたりするところで、よろけたりされて、大丈夫！？と思っていたのですが、後半のクサさがもう、「ザ男役」で、見たことはないのですが、当時のスターぶりがうかがい知れるようでした。銀橋のスターってそれだけで画になるのです。歌ってる時はカッコいいんだけど、おしゃべりコーナーになったら、おばさまがたおねえさまがた凄すぎる。それでも、なんやかんやとおねえさまがたのおしゃべりを仕切るみきさんは凄い。流石です。こういうテクニックも宝塚で身につけたのでしょうか。きっとそうなんでしょう。恐るべし、宝塚歌劇団。　この後、轟悠を始め、現役トップが登場してトークというか決意表明というか、初々しいトークコーナーでした。司会のみきさんの前を横切るとき、きっちり腰を落として通るところが、上下関係の厳しさを感じさせます。みきさんは「前を通ってください」って言ってるんですけどね。　そしてさらに上級生の登場です。朝丘雪路、有馬稲子、寿美花代、八千草薫、いずれ劣らぬ個性の持ち主。朝丘さんの「裏口入学なのよ」にみきさん「ええ！！すみません、引いてしまいました」。朝丘さんの天然ぶりが相当面白かったです。「何の話だったかしら」「どこまで話したかしら」連発。全く進まない朝丘さんの話に、みきさんが「これこれ、こうなって、こうして、次はどうなったんですか？」とうまく誘導していました。　寿美さんの話で印象的だったのは、ラインダンスの衣装が気に入らず（露出が多すぎて）、こんな衣装じゃ踊らないと言っていたところ、スタッフが劇場裏の動物園から鳥の羽を持ってきて、衣装につけ、これならいけるとなったとか。　八千草さんは流石に娘役というか、おっとりした感じで、「現役時代に平行して撮影所のお仕事もあって、あっちの現場に行くと男の方ばかりで怖くてね、しばらくして宝塚に戻ってくると今度は女の人ばかりで…やっぱり怖くて。男女一緒にいるほうがいいですね」　続いて鳳蘭の「愛の宝石」この方、流石の安定感。ミュージカルスターですね。　歌の後は眞帆志ぶきと加茂さくらを交えてトークです。全員自由でした。眞帆さんのお話は小林一三先生に寮に入るといいって言われた、という内容だったと思うのですが、なんだかよくわからなくなり、途中で加茂さんが「通訳します」　眞帆志ぶきさん、２～３日前の新聞で知ったのですが、若い時に大抜擢され、トップを８年あまり任されたとか。そんな大スターだったのか。加茂さんともコンビを組んだようです。　あれ、オクラホマ初演のことを話していたのは加茂さんだったかしら。　トークの後に加茂さくらの歌だったのですが、声量が物凄い。素晴らしい歌を聞かせていただきました。　そして眞帆志ぶきの歌。歩く姿は、高いヒールで大丈夫かな、と心配するような感じだったのが、流石そこは往年のスターです。曲が始まるとしゃっきりと歌い踊る、プロでした。身体に染み付いているんでしょうね。宝塚の奥の深さに触れた気がします。 　最後は全員ですみれの花咲く頃を歌って幕となりました。　良い物を見せてもらいました。ＤＶＤが出るそうなので、買おうかしら。　ライブビューイングだったけれども、観ることができて幸せでした。  

  2014.04.07

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• 宝塚歌劇１００週年夢の祭典　時を奏でるスミレの花たち

  　人生初のライブビューイングで観てきました。　意外といいんじゃないか、ライブビューイング。生で見るよりお安いし、最寄りの映画館を選べば帰りが早い。そして、大画面で寄ってくれるからオペラグラスなしでアップが楽しめる。お陰で堪能出来ました。　初っ端、幕開きは「おお宝塚」。全員板付きでした。スペシャルゲストを除く出演者で顔見世的に銀橋を渡って会場にご挨拶。卒業生の皆さま色とりどりのスタイルなので、すぐには誰が誰だかわからない。とりあえず、あの大きな人が日向薫で、あのキラキラしたのが紫苑ゆうかくらいをようやく判別。　一旦全員退場し、真矢みきの司会で進みます。みきさん、１００をあしらった黒いドレス。　続いて霧矢大夢の歌からスタート。貴城けい、朝海ひかる、花總まり、春野寿美礼、安蘭けいと続くのですが、みんな歌がうまい。聴かせるわ～。あまり宝塚を観ていない時期のメンバーなので、知ってる曲は花總まりの「私だけに」くらいでしたが、歌唱力が高いのでうっとりです。　この後、歌ったメンバーにトークゲストの娘役さんを加えてトークコーナーです。真矢みきの司会が光る。「皆さん歌が上手い」から始まって、元花組メンバーが多かったようで、少しリラックスしたような感じ。　面白い話題もあったはずなのだけど、この後に出てきた人たちのインパクトが強くてすっかり薄れてしまった。　 次に登場したのが真琴つばさ、久世星佳、麻路さき、高嶺ふぶき。ここのメンバーはＮＨＫＢＳで放送していたのをがっつり観ていた世代なので、このあたりからワタクシの眼がキラキラしてきます。　久世さんは緊張でえらい震えてはって、音程が怪しかったんだけど。トークでも緊張して、というのが話題になり。しかも前のトークの時に「みんな歌が上手い」とかハードルあげるから、という声も出て。ステージ袖で、出番前に真琴つばさが「私がガツンとかましてきます」（ニュアンス的には私が最初に大失敗やらかしときますから後安心して歌ってくださいというような）に対し久世さん「頼んだ」　なんだその絆！！　このメンバーはみきさんと同時代にトップだった方々なので、一番みきさんがのびのびしてたかな。あまり互いにしのぎを削るという状態ではなく、お互い譲りあうことが多くまったりしたお付き合いだったようです。そんな会話を聞くのも初めてなのでワタクシには新鮮です。　そして、涼風真世の「我が名はオスカル」安寿ミラの「かわらぬ思い」　（//・　・//）きゃー　かなめさんの白い衣装がオスカルっぽくて素敵。歌はもちろん上手いし。　やんさんは黒い衣装で、髪は長いのになんだか男らしくて素敵だった。そして２曲とも耳に馴染んでいる。　この後のトークが素敵でした。自己紹介でやんさんたら「やんみきです」って。も゛ー　やんさんはみきさんの１こ上で、みきさんとかなめさんは同期だったそうで。やんさん曰く「きれいな子が多かった（涼風さんや黒木瞳さんを含め）」「みきはこんなんだった（とブサイクな顔）」　憧れのやんみきが見られてもう幸せ～。本当に仲いいんですね　かなめさんは「昔妖精、今妖怪、涼風真世です」という自己紹介。やんさんは「今は自虐的に言ってるみたいだけど、昔はかなめ（呼び捨てだったかな～？）の後に私が歌うことが多くて、しかもこんなだし（ブラック・ジャックの舞台写真を指して）妖精の後に妖怪って自分のことを言ってたの」　この後、現役トップ５組が揃ってデュエットダンス。キラキラの衣装でまばゆいばかり。　蘭寿とむがもう一回見られると思わなかったから、嬉しかった。５組のトップが一同に会することもそんなにない機会なので、それだけでも盛り上がりますな。　続いて「ドンブラコ」を轟悠が桃太郎、犬猿雉に明日海りお、紅ゆずる、早霧せいな。鬼に北翔海莉、朝夏まなと、望海風斗、凪七瑠海、美弥るりか、未涼亜希、真風涼帆、緒月遠麻。なんかキャストが凄い。おじいさんに汝鳥伶、おばあさんに京三紗だし、村人も…。　桃太郎の鬼退治が題材なんだけど、最終的に鬼も人も仲良くなるという大団円な終わり方が祭典に相応しいと思いました。強引だけどいい。　というところで第一部終了。第二部に続く。　

  2014.04.04

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• ラスト・タイクーン　宝塚花組　ネタバレ注意

  　蘭寿とむのサヨナラ公演。　これで見納めかと思うと、行かなくては！って気分になりますよね。　宝塚に興味はあるけど、まだ観たことがないという友人を連れて行ってきました。初めてだけあって観光気分の友人。劇場の入り口やら、シャンデリアやら色んなところで記念撮影。なんだか新鮮でした。最後はキャトルレーヴをじっくり見学して楽しみました。　初ヅカ体験の友人を連れて行くので、銀橋をよく見てほしいと思い、端っこですが１階の席を取りました。　さて、公演の方は、蘭寿とむカッコ良かった、につきます。明日海りおは渋い役でした。　サヨナラ公演だけあって、随所にサヨナラを匂わせるセリフや歌が。モンローの「明日に夢を託し」ってセリフが泣けます。モンローが別れを歌うシーンではちょうどオペラグラスで覗くワタクシにはモンロー越しにブレーディ（明日海りお）が見えて、余計に胸に迫りました。それを受けてブレーディの「これからもつくりつづけよう。お前のいないこの世界で」が、もう。　ショーではやはり黒燕尾が素敵でした。ディアマンテも良かったな。 　オペラグラスで蘭寿とむを追っかけていたら、「！！！」　タンバリン芸の人がいる！！　SMAP×SMAPでタンバリン芸を披露した天真みちるでした。最初のお芝居で蘭寿とむの秘書的な役だったので視界に入ってきたのですが、それから気になって気になって、オペラグラスを覗くとつい、群舞の中の彼女を探してしまうという…。　蘭寿とむは卒業だけど、天真みちるは残るからまだ楽しめるぞ。　明日海りおのお披露目公演も観なくてはと心に誓うのでした。   

  2014.02.23

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• 今度は花組

  　月曜日のスマスマ凄かったですね～。　柚希礼音さんに紅ゆずるさんに真風涼帆さん、昨日観たばっかりだよ、と思いながらキャーキャーいって見ていました。よく知らなかったけど、柚希さんのダンスって凄いのね。やっぱりもう一度観るべきなのかしら。　凰稀かなめさんも素敵だった。ラインハルト良かったもんな～　どうして風と共に去りぬ観に行かなかったのかしらと後悔しました。あのセリフは生で聞くべきだったわ。　次は観に行く！　蘭寿とむさんも素敵。他の組の男役従えて踊るさまが見られるなんて、贅沢な…。おかげで録画が消去できないよ。　などということを、会社で同僚と話しておりました。　同僚は宝塚未体験で、誰がカッコ良かった？と聞いたところ、「大階段を降りてきた人」とのこと。蘭寿とむさんではないか、来月サヨナラ公演だよ。ワタクシは観に行く気満々なので、「行くならチケット取るよ」と言ってみたところ、「自分一人ならまず、観に行かないから、連れて行ってもらえるなら行くかなあ」との返事。　それなら行こうではないか、友よ。　という訳で、チケット取りました。　Ａ席、端っこだけど１階だから銀橋はよく見えるはず。やっぱり初めての人にはあの銀橋を見てほしい。　ハマってくれると楽しいのだけど。　１００週年でジェンヌさんたちが露出が多いので宝塚熱が久しぶりにヒートアップしているようです。今年は忙しくなりそうだわ。　凰稀かなめさんも観に行かなきゃいけないしね。　ナポレオンの２回めはまだ悩み中

  2014.01.08

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• 宝塚星組　眠らない男ナポレオン

  　あけましておめでとうございます。　本年もまったりペースですが、よろしくお願いいたします。　今年初芝居は、宝塚でした。　チケットは取っていなかったのですが、通勤途中に見かける柚希礼音さんの大きくてカッコいいポスターを観ていたら、日毎に観たくてたまらなくなり、行くことにしました。本当は平日にゆっくり行きたかったのですが、日曜日の予定が急にぽかっと空くことになったので、当日券を狙って行ってきました。　Ｂ席でもいいや、と思っていたのですが、洗濯を優先してしまったために、ちょっと家を出るのが遅くなり…、結果立見に。立見初体験です。立見は５０人くらいはいたのではないかな。　若干、しんどかったけど、やっぱり宝塚はいい！　柚希礼音さんカッコ良かったｖｖ　柚希さんは去年観たロミジュリで心奪われたのですが、今回の作品の音楽もロミジュリの時のジェラール・プレスギュルヴィック氏と聞いて余計に期待。ロミジュリの曲はどれも気に入っていたので。　ロミジュリの曲を思わせるような曲がいくつかありました。おかげで、「世界の王」とかオープニングの「ヴェローナ」なんかが聞きたくなり、終演後柚希さんのロミジュリのライブCDを買ってしまいました。　今回は星組２回目なので、柚希さんの他に紅ゆずるさんに注目だ、と思っていたのですが、思いがけず真風涼帆さんにも気を取られました。顔の感じが春野寿美礼さん系（ワタクシの個人的感想ですが）。紅ゆずるさんは涼紫央さんと浅丘ルリ子を足して２で割ったような感じ（ワタクシの個人的感想ですが）。　　ベルばらの時に登場したクレーンが今回も登場していました。　銀橋まで人を乗っけて運べるってなんか画期的だなと感心。ベルばらの時は突っ込みそうになりましたが、今回の使い方は自然で良かったと思います。　もう一度、今度は座って観たいけど、どうしようかな～。

  2014.01.05

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• ベルサイユのばら－オスカルとアンドレ編－　宝塚月組

  　お正月に「べるばら」ってだけで華やかな気分になりますよね。　せっかくなのでおめかしして行きました。　開演前の緞帳からしてキラキラとピンクでボルテージがあがります。　そう、「ベルサイユのばら」が始まるのよ。　本日のオスカルは明日海りお、アンドレに龍真咲です。　オスカルとアンドレを役替りでするなんでなかなかの趣向。役者さんは混乱したりしないのかなと余計な心配をしました。役替りにプラス蘭寿とむと壮一帆が客演する公演もあるので、いったい何回見ればコンプリートできるのか、と思いましたが、１公演分しか日程が合いませんでした。なので本日一回限り。　以下ネタバレ注意　明日海りおのオスカル可愛かったです（毎回オスカル可愛いって言ってる気がする。２００６年の霧矢大夢のオスカルも可愛いって言ってた）。オスカルは可愛いと凛々しいが似合う役ですね。　ダンスで表現する戦闘シーンは凛々しいのです。そして「隊長！バスチーユに白旗がー！！」のところは泣ける。　龍真咲のアンドレ、男前ですね。随分昔にBSで観た１９９１年のベルばらでは、後半眼が見えなくなってからのアンドレは前髪が長くて片目が隠れるほどだったんですが、今回はそうでもない。やっぱり顔がはっきり見えるほうがいいですよねぇ。　死に際のシーンは結構撃たれてるにもかかわらず、かなりしぶとい。見せ場なのでアンドレ頑張ります。ここで叫ぶオスカルがとても女の子でまた涙を誘うのです。　それから、やっぱりあのシーン。「今宵一夜」の件なんですが、ドキドキしていいですね。アンドレの「俺は今日まで生きてきて…良かった…」が心にしみます。　何度も再演されている作品なので、すでに伝統芸能と言っていいと思いますが、ラストシーンが凄かった。フランス革命で命を落としたオスカルを迎えに来る馬車。もちろんアンドレが乗っています。嬉しげに駆け寄るオスカルを乗せて馬車は走りだすのです。客席の上に！！　オペラグラスを覗いていたら距離感がおかしくなったので、はっと外すと、銀橋の上というかオケピの上にせり出している馬車！！　「うわぁ、すごい」と思わず呟いておりました。同時にこれなら天に上っていく様がよく分かるなあと納得もしていたのでした。　　オスカルとアンドレ、逆の組み合わせも観たかったな。今回チケットが取れなかったのですが、取れたらせめて、龍オスカルに明日海アンドレは観たかった。　最近どうも宝塚熱が再燃してきたようで、観に行くたびにもっと観たい、知りたいという欲が湧いてきて仕方ありません。まだ特定のご贔屓さんはいないんですけど。やっぱり宝塚って楽しいなあ。　次は何を観ようかなｖｖ

  2013.01.27

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• エリザベート　スペシャルガラ・コンサート

  　久しぶりのエリザベート♪　本日のキャスト　トート　　　：紫苑ゆう　エリザベート：大鳥れい　フランツ・ヨーゼフ：高嶺ふぶき　ルキーニ：湖月わたる　ルドルフ：涼紫央　ゾフィー：出雲綾　マックス：大峯麻友　少年ルドルフ：初嶺麿代　マダム・ヴォルフ：嘉月絵理　リヒテンシュタイン：秋園美緒　ヴィンディッシュ：南海まり　スターレイ：美凰あや　死刑囚の母：彩星りおん　本日のトート閣下はしめさんこと紫苑ゆうさん！　現役時代は映像でしか拝見したことがないのですが、貴公子然とした佇まいが素敵でした。そのしめさんが生で見られるなんて！！夢のようです。　しめさん自身もトートはとてもやりたかった役とのことで、大熱演でした。　今回、このガラ・コンサートはしめさんのトート閣下が観たくてチケットを取ったといっても過言ではありません。　幕開きは裁判官殿に尋問されるルキーニ、というのはミュージカルと同様です。　「我ら息絶えし者ども」が始まって、舞台にＯＧの皆様が姿を現すと、懐かしさのあまりいきなり感無量になってしまい、涙ぐんでしまいました。　しめさんが２番手からトップ時代の作品はどの組も好きでよく繰り返して映像を見ていました。だもんで、「あ～高嶺さんｖ」「出雲綾だ！」「麻友さんもっっ」と大興奮。生で観るのが初めてな方が多いので余計です。　そして、トート閣下登場。　後ろ姿でせり上がってくるトート閣下。　ワタクシも含め双眼鏡を構える人多数。　ゆっくり振り返るトート閣下。　美しい。　いったいいくつだこの人…。　今でも現役でいけるんじゃないかと思わせる熱演でした。　感情表現が豊かでとても情熱的なトート閣下でした。　恋に落ちるところから、ことごとくシシィに振られ悔しがる様、最後にシシィを手に入れて満足気に微笑む姿。悔しさを全面で表現したあとに、すうっと冷たい仮面のような表情に変わるあたりたまりませんでした。　幕間で「全然違うものを見た感じ」という感想を耳にしましたが、そんな感じです。東宝版のトートはもっとクールだった感じがするけど、それは男性がやっているからなのか…。他の宝塚版のトートもこんなだったっけ？　残念ながら今回は紫苑ゆうさんのトートしか観られないためこれ以上比較できないので、時間ができたらDVDで確認してみようと思います。　しめさん、非常に楽しそうにトート閣下を演じておいででした。　カーテンコールの挨拶でも「今日は朝起きて、舞台に立てるんだ！ととても幸せな気持ちになりました」とおっしゃっていたので、やはり楽しんでいらしたんだと思います。　しめさんのトート閣下に出会えて、ワタクシ、幸せでした。　また是非、舞台に立っていただきたいものです。　とはいえ、やはり一路さんのトート閣下も観たいのでDVD予約しました。　帰りにはフォトブックも買ってしまった…。　　　

  2012.11.27

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• 銀河英雄伝説　宝塚宙組　ネタバレします

  　宙組、最後に観たのいつだろう。　ホテルステラマリスまで遡らないとだめかな。　それはさておき。　銀河英雄伝説＠TAKARAZUKA。　主なキャスト。　ラインハルト：鳳稀かなめ　キルヒアイス：朝夏まなと　オーベルシュタイン：悠未ひろ　ヤン・ウェンリー：緒月遠麻　ロイエンタール：速水ゆうや　ミッターマイヤー：七海ひろき　アンスバッハ：凪七瑠海　ヒルデガルド：実咲凜音　あの長大な物語のどこまでやるのかなと思っていましたが、アスターテ会戦からキルヒアイスの死まで。これから宇宙を手に入れるぞ！と宣言するところで幕でした。　結構、いい感じの切り口で良かったと思います。小池さんの演出だからすんなり観られたのかなあ。　艦隊戦の演出も面白かったです。背景にＣＧで艦隊の展開具合が映し出されてわかりやすい。その前で軍隊の皆さんのダンスがあるわけですが、不思議なほど違和感がなく、よくわかる戦闘シーンになっていました。この演出結構好きだな。宇宙戦ってこうすればわかりやすいじゃん！　恋愛ものというよりは戦争ものなので男くさい。男役さんたちのダンスシーンが多かったのが、ワタクシ的にツボでした。話も甘さ控えめの戦闘大目で、男役大活躍。たまにはこんな宝塚もありですね。　さて、この公演は鳳稀かなめさんのお披露目公演です。　可愛い人ですね～。　ラインハルト良く似合っていたんじゃないかなあ。　キルヒアイスとアンネローゼの密やかな想いにどんくさいところとか、出世のためにオーベルシュタインを受け入れるあたりの苦悩とか、良くでてるなあと思いました。ヒルダと甘すぎなかったのも却って良かったなあ。　　キルヒアイスの朝夏さんも良かった。　最期の台詞「ラインハルト様、宇宙を手にお入れください」はもう泣けて仕方なかったです。核攻撃の阻止ができなかったラインハルトとなーんか溝ができちゃった時の寂しそうな様子、たまらなかったです。　美形のオーベルシュタイン…。　宝塚だからね、ビジュアルの美しさは折り紙つきなわけですよ。　オーベルシュタインはちょっと、いやかなり根暗な冷たいイメージだったんですが、悠未さん良かったよ。　冒頭で銀英伝の世界をオーベルシュタインに説明させたのはなかなかわかりやすかった。前半出番がないからね、あんまり。うまい使い方だと思いました。　オーベルシュタインが悪魔でキルヒアイスが天使っていう対比も面白かったと思います。きれいごとだけじゃ、天下は取れないぜっていうのも良くわかったし。ラインハルトの苦悩もわかりやすかった。　双璧の活躍がもうひとつだったのがワタクシの残念に思うところですが、登場人物が多いから仕方ないよね。是非続編では双璧が活躍する銀河英雄伝説＠TAKARAZUKAが観たいです。　ヤン提督も素敵な提督でした。普段はぼーっとしてるけど、戦争になると大活躍。ラインハルトに対抗して俺だって「イケてるだろう」というのが面白かったです。ユリアンとはナイスコンビでした。　親友のお墓でジェシカと顔を顔を合わせた瞬間に「用事がありますので」と帰ろうとする気の利くユリアン。「何の用事だ？」と慌てるヤンは愉快でした。　以外だったのが、まさかヤンが淡い三角関係の歌を歌うとは…。　フレデリカの登場もイキナリ、というか前ふりなしだったので驚いた。　まあ、重心が帝国側にあるので仕方ないんですが。　同盟サイドにも素敵な軍人さんがたくさんいるので是非、続編では同盟側にスポットをあててシェーンコップとポプランの女性をめぐるお話など観たいものです。　銀英伝は登場人物がたくさんなので、いろんなストーリーが作れると思うのですよ。続編、やらないかなあ。やるよね～小池さん！！？？

  2012.09.22

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• サン＝テグジュペリ　宝塚花組公演　ネタばれあり

  　休みですることもないので、ふと思い立って宝塚を観にいくことにした。　８月は観劇予定０だったし。　念のために当日券情報をチェックしたところ、結構余裕。　近いところに住んでるとこういうことができるので便利。　ありがたいことに宝塚は昼公演なので、夫が帰ってくるまでに夕飯の買い物してうちにたどりつける。　で、今回花組。　いつぶりだっけ？と思ってブログを遡ってみたら去年の７月に蘭寿とむさんのお披露目公演を観ていた。1年ぶりだ。でもなんだかすっかり記憶の彼方。　以下ネタばれがありますので、注意。　サン＝テグジュペリは読んだことがない。星の王子様の作者ということは知ってるけど。本のタイトルから、なんとなく優しげなイメージを抱いていたけど、本作のサン＝テグジュペリ（サン=テックス）はなかなか情熱的で強引な男だった。　コンスエロを口説くシーンが、熱い。自分勝手で、本当の男性がこれをやったら鼻についてたまらないんだろうけど、蘭寿とむさんだととても素敵に見えてしまうから男役って凄い。男役にだったら情熱的に口説かれたいなあ。まさに宝塚って感じでここは気に入りました。　コンスエロの蘭乃はなさんは、今回とても迫力があったと思った。　サン=テックスと結婚した後、彼の無事を祈って踊ってるんですが、これが！　最初、なんか場違いな感じがして噴出しそうになったんだけど、どうやら安全祈願の舞らしいと気づいてからはその迫力に圧倒されました。なかなかの見ごたえ。歌も悪くなかったなあ。　ギヨメの壮さんが美味しい役だったのではないかと思います。前回壮さんに心引かれたことだけは、どうやら記憶していたので今回集中していたのですが、役名と顔が頭に入っていなかったのであたふた探してしまい、あまり堪能できなかった。　実は、今回壮さんよりも愛音さんの方が気になってしまってそっちばかり観てた。パンフレットを読んで初めて知ったんだけど、今回の公演が最後だそうです。メルモーズ凛々しかったな。　ショーはラテンパッショネイト「ＣＯＮＧＡ!!」　最初から最後までラテンの熱いリズムとノリでした。楽しかった。　特に第３夜の場面はANJU（安寿ミラ）さんの振り付けだったので楽しみでした。そして期待にたがわず格好よくて素敵でした。あ～男役っていい。　蘭寿とむさんトップの貫禄が凄い。安心感があって、安定してる。　　今回後ろの列のおば様方５～６人がどうやら宝塚初体験っぽくて、開演前から開演中までおしゃべりがとまらなかったのです。ワタクシの隣の方が一度振り返って注意をしてからは少しましになったのですが、今度は注意されてないワタクシの背後からもおしゃべりが聞こえ出し、静かなシーンでもしゃべるものだから集中できませんでした。ワタクシも耐えかねて注意したところ、その後は静かになったので、安心していたら、２幕目の直前に聞こえてきた会話。「どんどん睡魔に襲われてね～」「そうそう、がまんできんかった」　静かになったのは、居眠りしていたからだった…。　その証拠に２幕目もおしゃべりは続いた。　ショーの方が音楽の音量が大きいのであまり気にせずにはすんだけど、でもでも最低限のマナーが守れない人は出て行って欲しいものです。おかげで舞台に集中できませんでした。　ただ、最後に羽を背負って下りてきた蘭寿とむさんのトップスターぶりに歓声と溜息をもらしていたおばさまたちには、さもありなんと広い心でいてあげることにしました。これを機に観劇のマナーを身に着けていただきたいものです。　次回大劇場公演は宙組で銀河英雄伝説＠TAKARAZUKA　銀英伝だけに宙組なのか、宙組だから銀英伝なのか。　気になるので観に行きます！

  2012.08.24

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• ファントム　宝塚花組

  　思い立って宝塚を観に行った。　当日券でも結構選び放題だった。　Ａ席とＢ席は売り切れてたので１階Ｓ席の最後列で観た。　宝塚大劇場のいいところは、１階の後方からでも銀橋が観やすいこと。　きれいに見られるようになっている。　お陰で本日も後ろからといえども、銀橋満喫。　お話はオペラ座の怪人の宝塚版　何年か前に四季の「オペラ座の怪人」を観たけど、その時の記憶は既に曖昧になっている。しかも間に、新感線の轟天３のオペラ座の怪人のパロディいや、オマージュが入ってるので記憶がごっちゃ。　シャンデリアが激しく落ちてくるシーンとボートで地下水路を進むシーンをおぼろげながら覚えているくらい。　でも、話の進め方とかは、この宝塚版の方がわかりやすかったと感じた。　と、同時に四季のオペラ座の怪人は凄いらしいから観てみないといかんかな、とも思った。　そうそう、肝心なのは花組の新トップ蘭寿とむさんのお披露目公演だということ。初めて観たけど、なかなかのオトコマエ。美しかった。　やはり最後に大階段で羽背負って降りてくるところは迫力でした。　隣の席に居た若いカップルの男の子も「おお～」って言ってた。　ちょいと気になったのが、相手役の蘭乃さん。可愛いんだけど、最初に登場するときの歌がなんか、カツゼツが悪いというか、字あまりというか、歌えてないというか、気になって。歌声の美しさにフィリップが魅了されて、オペラ座でレッスンを受けられるようにするという流れに説得力を欠いたような……。　お陰で、カルロッタの方が歌巧いんじゃないのなんて思ったりして。カルロッタの歌結構好きだったなあ。　クリスティーヌ、この日は調子が悪かったっていうならいいんだけど。　キャリエール前支配人素敵だった。　この方とファントムが銀橋でしっとり歌うシーンは良かったなあ。不覚にもほろりとしてしまった。　このキャリエールを演じる壮一帆さんに興味津々な割には、ひげが取れると誰だかわからなくなって、フィナーレでは慌ててしまった。　　花組、また観てみたいぞ。

  2011.07.11

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• 続続その後のヅカビデオ

  　本日は花組真矢みきものをまとめてダビングです。　ＮＨＫのトップランナーとか出てきましたよ。　男役講座なんかしてました。トップになって５年目くらいの時なので貫禄たっぷりです。　先日安寿ミラの作品をダビングしたときに見た初々しいみきさんとは段違い。　ああ、こうして成長を追っていたのよ、ワタクシ。　間に「失われた楽園」を挟んで、スターの小部屋。３本くらいありました。　香寿たつきがトップのころとか、轟悠がトップだったりとか、みきさんは多分退団直後。　花組でいうと、ヤンさんこと安寿ミラがトップの時の作品をいっぱい見てるんですね、ワタクシ。続いてみきさんの。みきさんが辞めた時は寂しかったなあ。ヤンみきの時代が好きなんですね。素敵なんだもの。　テレビでも見ましたし、生でも結構観に行きました。　ヤンさんのさよなら公演が初生タカラヅカだった気がします。震災直前の大劇場で観ました。　ビデオのダビング作業、数が多くて飽きるんじゃないかと思っていましたが、さにあらず。懐かしくてついつい見ちゃうのでぜんぜん飽きません！！　私って（当時の）宝塚好きなんだなあと思いながらやってます。

  2010.03.02

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• 続その後のヅカビデオ

  　今日は宝塚８０周年の記念番組のビデオをダビング。　安寿ミラのロンドン公演と雪組の「風と共に去りぬ」です。　記念番組だったので舞台公演の放送以外にいろいろあります。ロンドン公演では舞台裏とか、ロンドンの街で歌う安寿ミラとか香寿たつきとか。「風とも」の方では宝塚大劇場のロビーで当時のトップ４人（紫苑ゆう、安寿ミラ、一路真輝、天海祐希）が揃い踏みのトークコーナー。　「うわー、しめさんが現役だー」　一人盛り上がります。　しめさんの王子様ぶりは本当に素敵だったのですよ。はあｖ　このトークのコーナーでも白の王子様的衣装がよくお似合いです。　天海ねーさんは若いですね。この頃まだ２０代ですよねー。　夫がちらっとみて、　「今のほうが華やか」　うん、まあそうなんだけど。若い頃もいいんだよ。　この頃は誰が何組でとかよく覚えてました。（今はさっぱりです）

  2010.02.21

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