夏休みのテーマ その2
お手伝いをするといっても、むやみにはりきるのはたいがい年下の子です。でも、その気持ちに便乗して、難しいことばかりやらせても、うまくできるはずはありませんから、せっかくのやる気がなくなってしまいます。それに、年上の子は、めんどくさがるからと、年下の子より、簡単な事を頼むと、これまた、プライドがあるから、いよいよやる気をなくします。また、一人一人のスケジュールを無視して一つの事を任せても、出かける日があると、継続できないし、飽きてもきます。そこで、私は、3兄弟ができるお手伝いを、一人あたり3つ、合計9つ出してもらいました。1 朝の皿洗い2 昼の皿洗い3 夜の皿洗い4 トイレそうじ5 風呂そうじ6 玄関のそうじ 7 掃除機をかける8 布団をしく9 犬の散歩これをずらっと書いた表を、冷蔵庫に貼りました。それから、3兄弟の名前を書いた紙を、一人3枚づつ作り、裏に磁石をつけて、マグネットシートにしました。これで、お手伝い表の出来上がり!一緒に作ると、みんなさらにやる気が出てきました。ルールは簡単。最初は、朝、自分がお手伝いをしたい項目の下に、自分の名前のシートを貼ります。貼った項目のお手伝いが終わったら、名前シートをはがします。でも、これがなかなか大変。自分のスケジュールを把握していない者や、自分のやりたい事ばかりをしようとする者、やりたいお手伝いが重なってもめるなど、トラブルが続出しました。さて、せっかく作ったのに、どうしましょう!?<つづく>