外国人のおじさんと・・・
今回は副作用は軽いのですがやはり強い薬が身体に影響を与えているのか眠くてたまりません…。今夜は教育テレビで「ニューヨーク大学英語講座」の日なのにこの調子じゃ起きていられそうもないのでビデオの録画予約をして休むことにします。そうそう、でもこの番組を見ていてよかったと思ったことが昨日ありました!!!点滴を打ったあと、上野駅構内のカフェで軽く飲食しました。CEFのときはそんなこともできませんでしたが今回のタキソテールでは普通に飲食ができたことも副作用の軽さを物語っているような気がします。さてこの上野駅構内のカフェは(以前本サイトにも書いた覚えがありますが)店内にあるパソコンを1人あたり30分まで無料で使わせてもらえるので、お昼どきなどは特に人気があり店内はお客さんでいっぱいになります。私は2人がけの席に1人で座っていましたがそこに体格の良い外国人のおじさんが入ってきて何かを注文しながら、店内をキョロキョロしながら空いている席を探し始めました。私はレジに近いところに座っていたせいか何とそのおじさんとバッチリ目が合ってしまい次の瞬間「一緒に座ってもいいですか?」と聞かれました。ヨーロッパ訛りのある英語に聞こえたので内心(ひー)と思いながらも(席が空いてないから仕方ないよなぁ)と思い「Please have a seat.」と言ったらそのおじさん「サンキュ~、ベリ~マッチ!」とものすごいオーバーアクションで挨拶してきました。周りのお客さんたちはこっちを見ながら(うわ~、あの人大丈夫かな?)という感じでみんなこっちに注目しているし、私も知らない外国人と向き合って食べるなんて初めてだったのでかなりドキドキしながらも平静を装っていました。年の頃は50代後半くらいのそのおじさん。髪の毛は白髪混じりに見えたけれど外国人の髪の色は、白髪なのか金髪なのかいまいち見分けがつかない。だから実際はもっと若かったのかも…。席に着くと、そのおじさんは「Excuse me.」と言いながら自分の頼んだものを食べ始めました。そして自己紹介をしてきたので私もつたない英語で何とかやりとりしました。おじさんの話をまとめると彼はオランダの旅行会社を経営していて自分は世界中を周りながら、各国で自国からのお客を待機してピックアップする仕事をしているらしい。らしいというのは、本当にそう言ってたのかどうかいまいち英語に自信がないからなのですが(^^;彼はこのあと日本に3週間滞在してその後は香港、オーストラリア、ニュージーランドなどを廻り2ヶ月くらいかけてまたオランダへ帰るのだそうです。会話の中で「日本は今大型連休中でしょう?君もホリデー中かい?」と聞かれたので(今の私は毎日がホリデーだよ。)と思いつつも「そう、今はホリデー中です。」と返事をしてしまいました。旅行会社の人間だからか、かなりマニアックな質問もされて「成田から東京へ出るには、JRと京成線のどちらが安くて便利か?」と言うので「それは京成線でしょう。」と言ったらそのおじさん、にんまり笑って「そのとおり!」と。自分が持ってる京成線の切符をわざわざ私に出して見せてくるほどの徹底ぶりでした。おじさんとの会話は、彼がずっとしゃべってくれていたから私はとても助かりました。英語力が足りなくて、会話のキャッチボールが成り立たないのを相手はすぐに感じ取ったのでしょう。でもよくよく聞いてみたら、彼はもう何度も日本に来ていると言っていたし「あ、そろそろまた僕の客が成田から上野駅に到着するから、そろそろ迎えに行かなくちゃ。」と立ち上がりました。そのとき彼は「僕は日本人から『シロクマ』と呼ばれます」と言うようなことを言っていたので、実は日本語ペラペラの人だったのかもしれないな~。仕事していたときも、そういう外国人のお客さんが結構いたのよね~。いかにも英語しか話さない、という態度だったのに最後の最後になって「どうもありがとうございました~」と流暢な日本語で言い出す人!(笑)さよならPatrick、気をつけてオランダに帰ってください。