ペットロス症候群
できればこの話題だけは書きたくなかったのですが・・・愛鳥のピーコが今日の明け方亡くなってしまいました。1週間くらい前から体調を崩していて近所の動物病院へ連れて行き抗生物質の投与を数日間続けるも全然具合がよくならず・・・4日くらい経っても回復しなかったらもう一度連れてきてください、と言われて昨日の朝、連れて行って診てもらったところそこの動物病院では手に負えないとの事で次に紹介してもらった、県内のバードクリニックへ連れて行きました。そこでようやく体調不良の原因がわかったのですがその時点では衰弱が激しく「状況は厳しい」と言われました。ここの病院でもまた薬を処方してもらい昨日もその場で飲ませてもらったのですが夜になって、ピーコの息があがってきたのと苦しい中にも、必死で私の側に近寄ってきて最期まで愛嬌を振りまこうとしているところに涙が止まらなくなってしまいました。でもピーコのことを書くのと同時にもう1つの事実を書かなければなりません。2週間ほど前に、日本中を巻き込んだ台風4号。そのときの風雨の影響で、巣から吹き飛ばされてきたスズメのヒナを父が拾ってきました。1羽助かり、一緒に落ちていたほかの2羽の兄弟は助からなかったそうです。それで、うちにはピーコがいたけれどそのまま放っておけば確実に死にそうなスズメを放っておくこともできず、我が家で保護することになりました。ピーコの死因は、スズメのヒナが原因とは断定できない、と獣医さんに言われましたが野鳥は目に見えない病気を持っていることがあり人間は平気でも、あまり免疫慣れしていないインコのような飼い鳥では感染症を引き起こす可能性があった・・・というのをピーコを失ったあとでネットで調べて知りました。しかも・・・ピーコが亡くなった同じ日に前日まで元気そのものだったスズメのヒナまでピーコのあとを追うように2時間後くらいに容態が急変して急死してしまい昨日から今日までの2日間で受けた私のショックはとてもはかりしれません。直接接触させなくても飼い鳥と野鳥は決して同じ屋根の下で飼ってはいけなかったのですね。そもそも、スズメといえども野鳥は野鳥ですから本来は届出なしで飼い始めると法律に引っかかります。傷ついた状態や、瀕死の場合はその限りではないようですが。きのう、獣医さんが言っていた印象的な言葉。「そのへんを飛びまわっている、ごく普通のスズメ。あのスズメたちも、厳しい自然の中を生き残ってきた、エリート中のエリートなんですよ。生まれたヒナが全部大人になったら、生態系が崩れますから。」そのときは、なるほどな~と思いました。それに、助けたスズメのヒナは、無事に成長したらちゃんと放鳥するつもりでいました。ピーコはピーコでしっかり面倒を見ていました。なのに結果的には2羽とも失うことになってしまいもうつらいなんてものじゃありませんいきさつは、ピーコのひまひまな日常にも書いてありますがしばらくペットロス症候群の症状に悩まされそうです。今日はほぼ1日、食欲がありませんでした。当分、小鳥は飼わないつもりですが今回のことで本当にいろいろなことを考えさせられました。