遊びに行った家で・・・
今日は友人宅へ遊びに行ってきました。彼女とは10代の頃アルバイト先で一緒だったこともあってかなり長い付き合いです。少し前に結婚して、最近引っ越ししたので遊びに来て!ということでお言葉に甘えておうちにお邪魔してきました。で、いろいろ話しているうちにすごく不思議だったのが「結婚後、だんなさんのお給料がドーンと下がってしまいボーナスも『寸志』程度になってしまった。住宅ローンは(義父とだんなさんの)共同名義だったけれど払いきれなくなったので、名義は義父のみに変更してもらい一戸建ては出て、公団に入ることにした。切り詰められるところは、もうかなり切り詰めたけれどそれでもまだ、生活が苦しい。子供が欲しくて不妊治療しているけれどこの状況で子供ができても、最低限の生活しかできそうにない。だから、子供は欲しいと思うけど、正直今できても大変かも・・・。」と、生活の大変さをとうとうと話されたので、思わず「生活が大変なのはよくわかった。でも、だんなさんのお給料だけで大変だったらどうして(あなたは)働かないの?だんなさんは、働いてほしい、とか言わないの?」とストレートに聞いてしまいました。すると「だんなは私にも働いてほしい、って言ってくるけど私は生活のためには、働きたくない」という返事が・・・。えっ、生活のためには働きたくない、ってどういう意味???でもだんなさんは消費者金融にも手を出しているそうなので事態は非常に切迫しているのは明らか。それでも、なぜその状況を打破しようと思えないのか。「もし私がいつか働くとしたら、子供ができて、その子供が習い事したり塾に行きたい、と言い出したときにお金がなくて行けないのはかわいそうだからそういう風になったときに、パートでも何でもして、働くとは思う。でも、今は働きたくない。だんなさんのお小遣い、今月から3,000円も減らしてしまったよ」という返事。私が少し前まで勤めていた、金融機関では信用情報が傷ついている人(=消費者金融に手を出している、とか弁護士介入した人)が日常の中でどれだけの制約を受けているのかを嫌というほど見てきました。◆クレジットカードを作りたくても作れない◆住宅ローンが組みたくても組めないたぶん、それ以外にもいろいろあるんでしょうけど彼女から遠まわしに「消費者金融から借りた場合それをきちんと返済したとしても、金融機関にはその記録が残るのかな?」と聞かれたので、バッチリ残るよ、と答えました。私も、好き好んで働こうと思っているわけではありませんがもしその状況だったら、問答無用で働く選択をすると思うけどそうじゃない人もいるんだな~・・・と思い、ちょっとびっくりしてしまった1日でした。まぁ人様の家計のことで他人の私がとやかくいうのも失礼なのでそれ以上は何も言いませんでしたが。※念のため、私が勤めていたのは消費者金融ではありません