カテゴリ:母のパンとお菓子
暑い夏も終わり、そろそろ母がケーキを焼き始める季節。
夏はいくらエアコンがかかっていても生地がだれやすいので 母はあまりつくらない。 で、・・・りクエストが入った。 久々に登場したケーキは「ミモザ」。 生地にはアーモンドプードルを使い、コアントローに漬け込んだ オレンジピールを細かく刻んでいれてある。クグロフ型で焼いた後 はレモン果汁を絞ったグラサージュをかけていて、酸味のきいた 甘さが紅茶とよくあう! 「きれいに焼けたわ~♪」 と喜んでいた母。が、おもいがけないことが。 焼きながら「なんだか今日の生地はしろっぽいなー。少し焼きを 長くするかな」と調整していたものの、できあがりがきれいだった のと、ミモザは相当焼いているケーキ。久々のケーキなのでリクエスト も多く、いくつか焼いて全部あげてしまった。で、珍しく味見ができなかった。 そんな時に限って・・・かなりのミモザファンから「いつもと違う」。 なんで?と母はふと思い出した、あの生地の白っぽさ。 急いで材料をいれてくれた業者さんへ電話すると、材料が高騰して いつものアーモンドプードルを問屋さんがいれなくなったらしく、かわり のものをもってきたらしい。 よく調べると、製法もタイプも価格も異なるものだった。 アーモンドプードルには違いないのだが。 素材ってちょっとのことだけど、いつも食べているとわかってしまう。 好きなお店のあの商品、「久しぶりだわ~」と楽しみに買いに行ったら 「こんなんだったっけ?なんだか味が落ちたかも」っていうこと、経験 ないですか? ファンの舌はすごいのだ。裏切れない~。 かわりに使えるアーモンドプードルを探し出し、再度焼いた母。 職人魂・・・かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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