胃カメラ初体験
今日は年に一度の半日人間ドックを受けに行った。毎年胃の検査はバリウムを飲んでいたが、もともと便秘症なので後からつらい想いをすることが多く、今回は胃カメラで予約してみた。胃カメラは検査できる人数が限られることから3か月以上前に予約が必要なので予約から検査日まで随分あった。胃カメラは「経鼻」つまりは鼻から通すタイプである。口からのタイプより楽だと言われる。検査の準備段階で、まず”消泡剤”(?)の液体を飲まされる。そして、鼻の血管収縮剤を鼻の穴に注入して待つこと5分。続いて、ジェル状の麻酔薬を鼻の穴に注入。暫く待ってから、鼻の穴にカメラに近い太さのチューブを試しに挿入される。い、痛い!看護婦さんが「ちょっと無理そうですかね?とりあえず検査室へ」ということで検査室へ。お医者さんが鼻の穴にカメラを入れるが痛い!「口からにしましょうか?」と聞かれるが「絶対嫌です!」と必死の訴えをしてしまった。お医者さんは「じゃあ、もう少し頑張ってみましょうか」と我慢したらなんとか鼻を通過。しかし、次の関門、喉を通過するときに猛烈な吐き気が!!パニクって看護婦さんに体を押さえられた。苦しさに目からが涙があふれる!「これを越したら慣れてきますよ~」とのお医者さんの声に励まされ頑張る。気持ち悪いけど、画面を見る余裕も出てきた。「とてもきれいな胃、それから十二指腸もとてもきれいですよ~」と確かに美肌な胃と十二指腸だった。なんだか、照れくさいような恥ずかしいような。10分位の検査時間だったと思うがものすごく長く感じた。カメラが体内から出て行った時はものすごくほっとした。しかし、鼻の穴の奥がひりひりする~!その後、改めて画像を確認しながら「問題なし!」とのこと。ピロリ菌検査はもともと陰性なので、ある程度問題ないと思っていたが安心した。来年からは、胃の検査は数年に1回にしようと思う。バリウムも胃カメラも苦しさたるやどっちもどっちだ。胃カメラは短時間のかなりの苦しさ、バリウムは長期間のじわしわした苦しさといったとこか。でも、経鼻胃カメラは鼻奥が広く喉が鈍感な人なら楽なんだと思う。健診の帰りは、鼻血混じりの鼻水拭き拭きだった。でも、バリウムを出す苦しみが無いのは「我慢したで賞」をご褒美でもらった気がした。