普通学級から障害児学級へ
「ええ-?なんでー?」「寂しい」「掃除は、一緒にできるんやなあ?」「委員会も一緒やろ?」「運動会も?」「一緒に遊べるんやなあ?」「体育とか一緒にできる?」「音楽は?」これが、息子が来年度から障害児学級に移籍する件を担任の先生から報告されたクラスの子供たちの反応だったそうです。驚きの声の後は、「寂しい」その後は、質問攻めだったそうです(笑)「とにかく一緒にできることをみんな捜していましたよ」と先生も嬉しそうに報告してくれました。先日、「中学は、養護学校に行きたい」と言っていた息子が、こんなことを言っていました。お母ちゃん、養護学校に行ったら、みんなとお別れやんなあ。みんなで養護学校は、遠いし無理やんなあ。それなら、考えたけど、みんなと一緒がいいから、みんなと同じ中学校に行くわ!実は、去年から、先生と親とで中学校についても考えていました。どちらが本人にとってよいのか。いろんな意見を出し合って、「六年生の一年間で答えを探しましょう」っていう結論だったんだけど、自分で決めはりました自分の歩く道なんだから当たり前なんだけど、「成長してるなー」と先生と感心してました。仲間の力って、すごいなあ。転校してきて一年半。これだけクラスの子供たちとの関係が充実しているのは、お父さん、お母さんの力も強いと思っています。子供は、親の姿を見ているから、親が普段から差別的な発言をしていたりするとそのまま態度に出ます。このクラスの子供たちは、自然にサポートしあっていて、いい雰囲気です。お母ちゃん、もう、引越しせえへんな?俺(最近、“俺”ブーム)、ここが好きや。という息子。自然環境もよいけど、人も優しいから好きなんやろなあ視力と健康だけがとりえの息子。(今年も皆勤できそうです)その調子で小学校の最後の一年間を楽しんでほしいものです。