ねこの散歩道

[子育て] カテゴリの記事

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  息子と料理

  息子がバイトを辞めた。大雨の日も強風の日もあったが、休まず通勤していた。引っ越す前は、自宅からバイト先まで徒歩4分。引っ越してからは、自転車で30分。帰宅すると24時過ぎているので心配だった。けど、見守ってきた。大雨の中の通勤が続いたところに、酔っ払いの客の対応が続き（バイト先はスーパー）、「もう、家の近くの仕事を探す」と判断した様子。早出、遅出の変則勤務。文句言わずに、四年かな、よく頑張ったと思います。一昨日から、無職となっておりますので、仕事が決まるまで、家事を教え込むことに。一昨日は、排水溝つまりの修繕、今日は、スパイスカレー作り。いろいろ学ばさせなければ！

  2022年07月02日

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  息子の下宿先決まる

  今週の6連勤は、やはりきつかった。今朝は、起きられず。猫と息子に起こされて、８時半過ぎに起きる。近所の道の駅に朝ごはんのパンを買いに行く。が、めんどくさくなって、道の駅で食べることに。息子は、サバの味噌煮定食。私は、鯖そば。あれ?うどん?何で?そして、買い物。あんドーナツやらシュークリームやら。完全に甘いのに体が支配されている(^_^;)家に戻って、夫と二人、息子の下宿先を捜しに京都駅近くの不動産屋さんへ。息子は、意見を言う権利がない、テスト勉強中ということで留守番。だいたいの場所は決めていたので、そちらのマンションへ移動。そして、決定。所要時間３時間半。しかし、最近の学生マンションは広いね。バストイレ付、オートロックは当たり前。今回、「洗濯器設置不可」がけっこうあって、私は、この条件が納得できずでした。息子の場合、コインランドリーにまめに行くとは思えず、洗濯機が置ける物件をセレクト。ゴミが２４時間365日捨てられる、インターネットが使える、２４時間のサポート体制完備、などなど便利だけど、値段も上がるわな(-_-;)３月から一人暮らしの予定なので、来月から息子は、いろいろ修行です。家計管理やら料理、洗濯、掃除を仕込んでいきますが、私も家計どんぶり勘定をなんとかしないと大変なことになるなあ。そうそう、今回の物件、息子のベランダが大家さんの家の軒先。これは、親としては安心材料です(*^_^*)しかし、また、書類揃えたり、息子名義の通帳作ったり、せっかく火曜日休みとったけど、雑用で終わりそう(*_*)***今月は、イライラせずに終了。「命の母」のおかげか、豆乳なのか鍼なのか。とりあえず、「命の母」は、続けよう。にほんブログ村

  2015年11月29日

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  お母ちゃんの仕事

  持久走のしんどさで、昨夜からグダグダの息子。今朝も「学校休みたい」「何にも食べられへん」と、どんより(｡-_-｡)「まあ、まずは、味噌汁でも飲んだら？」「味噌汁だけでいいわ(-｡-;」うちのおばあちゃんがよく作っていた生卵を落とした味噌汁。息子は、これが好きなので、白味噌で作りました。味噌汁二杯飲んで、鼻歌歌い出した息子。食いしん坊は、単純だ（＾_＾）ごはんで家族を元気にするのもお母ちゃんの仕事だと思う。にほんブログ村

  2015年11月20日

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  失礼な息子

  今日は、息子の誕生日。誕生した日を振り返ろうと息子とアルバムを見ていた。「かわいかったなー」と話しながら、私たち夫婦の若い頃の写真を見たり。こんなかわいい男子の写真が(*^_^*)25歳の夫。夫に見せたら、「誰や、これ?」って。あんたやっ!こんなにかわいかったんやなあ。そうそう、息子が以前から、「お母ちゃんの高校時代の写真が見たい」って言ってたなあと思い出した。「なあなあ、これが、お母ちゃんやで」と修学旅行や体育祭の写真を見せると……ものすごーく嫌そうな顔(-.-)「はぁ～、見なきゃよかった(-_-;)」「凹むわ」「もう少し可愛いかと思った」「はぁ～」「お母ちゃんの高校時代、黒歴史やな」と本気で凹んでいた。失礼な奴!高校時代、けっこう愉しかったぞ!夕方、豆太の散歩してる時も「朝のお母ちゃんの写真、衝撃やわ(-_-;)」と、また、言っていた。本当に失礼な息子だ。にほんブログ村

  2015年09月26日

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  仕事か子供か。

  NHKの「まれ」を観ていたら、子育てと仕事で、てんやわんやだった頃を思い出した。親類のいない関西で、引っ越して数カ月の京都での出産。あの頃は、今みたいにネットも盛んではなかったので、本当に社会から孤立した感があった。社宅での子育ても私には最悪だった。働くお母さんへの批判、モラルのない発言、変な気の使い合い。子供同士のやりとりで、嫌な事されても、旦那の力関係で、まっとうなやりとりができなかったり、子供が同じ年で同じ社宅というだけで、「仲良しグループ」に入れられてしまう。公園も社宅内だから、ゆっくりしたくても、家にいれば呼びに来る。こんな環境で、子育てが楽しいわけもなく、子供が2歳の時、近所に無認可保育園ができたので、再就職。いきなりの管理職ポストをいただき、そりゃ、もう忙しくて。夜勤もこなし、夜中や早朝の突然の呼び出し、休みの変更も珍しくない。(施設勤務の人は、似たような環境かと思います)夜勤の日、玄関で息子が目にいっぱい涙をためて、「母ちゃん、お仕事。泣いたらあかん」と言うのを聞いて、泣きながら仕事に行き、そのいきさつを私から聞いた上司も泣くということもありました(笑)帰りも遅くて、ほとんど外食の日々で、今考えると、クレイジーな生活だったけど、それでも、私には仕事は、なくてはならないものでした。辞めたら自分が自分でなくなるようなそれくらい重要なものでした。今、子供の立場で振り返るともう少しそばにいて欲しかったと思うし、愛情を伝えて欲しかったと思います。私自身も子供が自分を必要としている実感がないくらい子供と接する時間がなかった。最近、自分の仕事でのテーマが、「愛着障害」で、「発達障害より愛着障害の方が、発達に影響を与えているのではないか」と思い始めています。だから、よけいに、あの頃の子供への接し方を振り返ってしまうのかもしれません。ただ、好きな仕事を諦めて、あの団地集団で生きていたら、自分はすごく歪んだ人になっていたに違いない。そう考えると、自分を取り戻せる仕事は、必ずしも「悪」ではないように思います。私の場合、息子が5歳の春、いつものように保育園まで号泣だったのに、門を通った瞬間、泣き止み、表情をなくして教室に入っていた日に、「すいません、仕事辞めて、療育に専念します」と上司に伝えました。ドクターストップじゃないけれど、本当に「今は、子供に集中!」っていう瞬間は、母親にはわかるもんやなとその時、思いました。まあ、辞めるまで6か月かかり、辞めてからも試練はありましたが(笑)時々、療育に集中した6年間、仕事してたら、私は、今、どの位置で仕事できてたかなあと未練がましく思うこともありますが、それ以上に、あの6年間がなければ、今の子供の姿はなかったなあと思います。きっと、忙しい親にガミガミ言われて、自己肯定感なんて育たなかったし、いつも親の顔色を気にする子になっいていたと思います。勉強だって、投げやりだったと思う。今は、経済的にも共働きをしないと大変な家庭もたくさんあります。そんなこれからの人たちには、できるだけ家族で一緒に休みがとれるといいな、子供の誕生日や病気の時くらいは、定時で帰らせてあげたいなとちょっと、ばあば的な見方をするようになってきた今日この頃です。一つだけ思うのは、仕事をすると決めた以上、子供の前で、「仕事がしんどい」と言ったり、「疲れた」を連発することは、最低だと思います。子供は、なんとも言えない気持ちになる。それが守れるなら、仕事と子育ての両立は、いろいろあるけど可能かな。私もやっとこの春で、子育てと仕事の両立が終わります。(経済的な子育ては、まだ、二年あるけど)働くお母さん、応援したいなあ。にほんブログ村

  2015年08月30日

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  ジワ〜っと。

  今日も1日忙しく、夕方、やっと一息。甘えん坊のトムが、ダッシュで膝にのってきて、ゴロゴロ喉を鳴らして顔をスリスリ。「可愛いな〜」トムを撫でていると、息子が言った。「お母ちゃんさあ、トムが死んだら、すごい泣くんやろなあ」「そうやなあ。いつも側にいるからなあ。でも、そんな日も遠くはないから、今のうちに、いっぱい甘えさせてあげるんや〜」と、私。「俺は、お母ちゃんが先に死んだら、泣いても泣ききれんわ」雑談の中でサラッと言われたので、「私は、100まで生きるから、大丈夫や！」と答えて会話終了だったけど、あとからジワ〜っと、胸が熱くなった。だってさ、私も死んでも死にきれんくらい心配が山盛りあるし、自分に対して、そんなふうに思ってくれる人って、そうそういないので、親子ではあるものの「ありがたいなあ」と思ったり。若かろうが、歳をとっていようが、命はいつか絶えるし、それは、すぐ先なのかずっと先になるのかわからない。子供のためにも自分のためにも健康で長生きできるように日々の事故管理が大事やなあ。にほんブログ村

  2015年08月29日

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  横浜発達クリニック夏のセミナー

  ３日目のセミナーを終え、帰りの新幹線。あれ？東京に4日いたんじゃない？だって、7連勤の仕事で、今日だけ休みで明日から仕事。まっすぐ帰っても、留守番の男組とワンニャンが汚してるであろう部屋の掃除や洗濯で休みが終わるなんて、やってられない！お母ちゃんにも休養が必要です(￣ー￣)横浜発達クリニックのセミナーは、本当によかったです。３日目は、「告知」についてでした。いくつかご紹介したい内容がありますが、私の中で、まだ、まとまらないので、思いついた感想を一つ。私は、3年ほど前から「障害者」を「障がい者」と書くようにしています。当事者に向かって使う時は、特に思いますが、「害」という文字が人に使われるべきではないという思いが硬まってきたからです。先日、乙武さんの本を読んでいたら、「障害を障がいと書こうが、つんぼを聴覚障害と言おうが、本質が変わらなければ意味がない。だから、僕はどっちでもいい」というようなことが書いてありました。オトことば。 [ 乙武洋匡 ]そして、今回のセミナーでは、「障害者という表現を変えようという議論もされていますが、制度の中で障害という言葉を使うかぎり、例え、「障害者」という表現を改めても、「障害」という言葉は消えることはない。私は、障害という言葉を変えるよりも障害という言葉に対する偏見をなくす方が現実的だと思う」と言われていました。告知の際も、「あなたは、自閉症という脳タイプで病気でもないし、治す必要もありません。でも、少数派の脳タイプなので、多数派の社会では不便なこともあります。障害名は、そういう少数派の人が生きやすくなるためのチケットです。チケットは、持っておいて、使えると便利です」と説明されるそうです。乙武さんの本や今回のセミナーに参加して、文字でのインパクトは強いし、（未だに自閉症は、喋らない、自分の殻に閉じこもって閉鎖的と思っている人は多い）そのあたりを変えるために働きかけることは大事だと思うけど、それより、私自身が「障害」の意味を捉え直すというか、あるべき概念を自分の中に作り上げることが、必要なのかなと思いました。当事者に近い人間ができることって、まだまだありますな。高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版 [ 吉田友子 ]自閉症・アスペルガー症候群「自分のこと」のおしえ方 [ 吉田友子 ]あなたがあなたであるために 自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド / 吉田友子 【単行本】もうすぐ京都。明日からも頑張ろう( ´ ▽ ` )ﾉにほんブログ村

  2015年08月03日

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  ふてくされたり、拗ねたり

  今朝は、のり弁の朝ごはん。息子は、朝ごはんに鮭が出るとテンションが上がるらしい＊＊＊昨日は、オープンキャンパスへ。家を出る時、「髭を剃って」「傘を持って行って」と私に言われ、ふてくされる息子。適当に髭を剃り、私にダメ出しされて、「お母ちゃんこそ、髭を剃れ！」と言われたが、私、髭生えてる？怒りながら行動してるので、靴下が左右柄違いで、それを指摘され、「別に靴下なんてどうだっていい！」と更にふてくされる息子。ちょっと変かもしれないけど、家でも仕事でも、私は、ふてくされてる人がけっこう好きだったりする。息子とのやりとりも微笑を浮かべながらするので、よけいに息子が腹立つのかもしれない。ふてくされてる人って、どこかかわいい。なんで、そう思うのかなと考えるとおそらく、「ふてくされることができる」関係性だと思う。親しくない人の前で、そうそう、ふてくされることもできないだろう。自分の前で拗ねたり、ふてくされたりする人がいると「関係ができてきた」と、どこか嬉しくなる。自分自身も子供の頃は、親くらいにしかふてくされた態度はできなかったけど、今は、けっこう、素でいられる人が多くなって、後から思い出すと、「なんて子供っぽいことしたんだろう」と恥ずかしくなるような拗ね方をしている時も。「けど、私もけっこう受け止めてるで」と思って、たいして行動を改めもせず、50歳に向かっているわけです。いいんだか、悪いんだか。結局、息子は車の中で笑いだし、「俺、あかんな。小さいことで腹立てて」とつぶやいていました。「みんな、そんなもんやわ」と適当な返事をする私。お昼のモスバーガーを食べる時には、気持ちの立て直しも終了してましたモスバーガーおいしいなあ。オープンキャンパスの後は、「鶴橋風月」息子の将来の夢を聴きながら、私もまだ、がんばるぞーと思った休日でした。にほんブログ村

  2015年04月20日

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  柔らかい場所

  朝ごはんがゆっくりで、ボリュームもあったので、お昼は和風パスタ。大根おろし、納豆、ツナに海苔。だし汁とコンソメと醤油とみりんでスープを作ってかけてみました。おいしそうに食べて、たくさん話して、ごろんと寝転んで漫画を読む息子。そんな様子を見ていると、こうして笑顔のために何かしてあげられて、ゆったりと成長を見守ることがどれだけ充実していて、幸せなことだろうと思う。障害を持つ人の親のほとんどが「安心して子供を預けられる場所がない」と言う。私も同感。福祉の世界って、ほんとに変わってしまったなあと思う。柔らかい時間の中でたくさん笑ってもらえる空間を作る。一緒にいると安心できる存在になる。そんな場所が作りたい。誰か資本金を(笑)にほんブログ村 にほんブログ村

  2014年10月19日

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  今日からテスト週間

  今朝は、神社のお祭りでいただいたお餅を焼いて食べました。なんとなく、健康に過ごせそうな気がします(^^)今日から息子のテスト週間開始。数学は、全く私がついていけなくなり、一人で勉強していますが、他の科目は、少しだけサポートしています。これが、なかなか大変なんですが、だからこそおもしろいところもあって、私の頭が少しよくなったのは、息子のテスト勉強のおかげかと思います。特に日本史や理科は、自分が学生の頃は暗記のみだったので、全然、おもしろくなかったのですが、今は、テスト範囲に関係する映画を観たり、歴史漫画を読んだり、時代の人物や背景がわかってきて、「同じ人間なのに、えらいことしたなあ」「この奥さんだったし、出世したんや」とか自分とは別世界の話ではなく、「そこから今は繋がっている」というような感覚で、学べておもしろいです。勉強すると痩せるらしいので、この一週間で体重減少するでしょうか?[体重46.0キロ　体脂肪率28.9%]テスト週間は、夕食を6時にするので、その後、間食しなければ、ダイエットになりますね。ちなみに、いつもは、夕食は20時過ぎくらいです。にほんブログ村  にほんブログ村

  2014年10月14日

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  テスト勉強

  今日は仕事だったので、早起きして出勤まで一時間半ほどテスト勉強サポート。帰宅してから、また、勉強サポートで、只今終了、深夜0時。正直、仕事も家事も通常通りでテスト勉強のサポートまでするとかなり体力的にきついのですが、「お母ちゃん、化学、嫌やったけど、おもしろくなってきたわ」なんて言われてしまうとますます、がんばって教えたくなってしまう。というわけで、明日も頑張ります。おやすみなさい。【送料無料】高校とってもやさしい化学基礎 ［ 柿澤壽 ］このテキストは、本当にわかりやすくて、おすすめです

  2014年03月08日

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  テスト週間始まりました

  今朝も朝カレー。脳の血流がよくなって、頭が冴えるそうですよ。そして、代謝UP!!カレーのおかげかわからないけど、先週からちょくちょく朝カレーにしたら、体重が1キロちょっと減りました(^_^)/さてさて、今週からテスト週間が始まりました。1学期からの成績表を見るとだんだん厳しくなってきています。高校になるとテスト前だけのサポートでは、無理があるかなあ。「結果ではなく過程を愉しもう」というスタンスでやってきた小中学校時代と違い高校には留年という制度があるから、結果を出す勉強法が必要になります。なんとか知識は身につけても、うちの息子の場合は、問題慣れしないと点数に繋げられません。問題をたくさん解く時間がない。だから、点数が取れない。ここまで分析できてても、サポートする時間と体力が確保できない私。時間と体力をなんとかひねり出したいものです。私たちが勉強している横で、スヤスヤお昼寝のさくらです。いいなあ、猫は。

  2013年11月30日

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• テスト勉強のサポート

  只今、中間テスト期間中。先週の月曜日から勉強サポート開始。小学一年生からずっと続けているサポートのおかげで、高校生になった息子の勉強にもかろうじてついていけてますが、化学がやや怪しくなってきました。アボガドロ???って感じですが、それなりにがんばってます、私が。子供の勉強に寄り添ってきて、また、支援の仕事を続けてきて感じるのは、「IQよりモチベーションと目的」ではないかということ。もちろん、IQにハンディがあれば、限界はありますが、その限界を支援する側は、わりと低く見積もってしまっているのではないでしょうか。私自身も息子に対して勉強の期待は全くせず、「勉強以外の何か」を手に入れられればと思ってきましたが、本人の「勉強できなくてつらい」「できるようになりたい」という気持ちに誘発されて、「勉強もがんばってみるか」と支援を始めました。その中で、いくつか感じたこと。怒ってはいけない「これ、さっきもやったでしょ?」と言う言葉はもちろん、うんざりした表情もNGです。これは、お互いに険悪になるだけで、メリットがありません。うちの場合は、勉強以前に、教科書やノートをがいざと言う時にスッと出てこないということで私がイラつくので、試験週間に入る前日に徹底的にプリント、教科書、ノートの整理整頓をします。この時点では、まだ、余裕があるので、グシャグシャのプリントが鞄の底でつぶされているのを数枚発見してもそれほど、イラッときません(-.-)自分のやり方を押し付けない私は、無音の中で勉強するタイプ。他の音が入ると気が散ります。そのやり方を息子にも強要していましたが、息子は、BGMが流れている方が勉強に集中できることが判明。勉強するのは本人なので、本人のやり方を尊重する方がいいんだなと気づきました。愉しんでいこう!私は、勉強が好きなのですが、理由を考えてみると勉強＝机に向かう＝しんどいという方程式が自分の中ではあまりありません。息子との勉強も縁側でやってみたり、「スターバックス風」とジャスを流して、珈琲飲みながらという時もあり、本当に喫茶店で勉強することもあります。「机に向かいたくない」時は、思い切って外に出てしまったりすると勉強のきっかけを作れることも多いです。目標を決めて時間と内容をざっくり決めて、ホワイトボードに書いておき、終わったら消していきます。これだけのことで、「なんとなく勉強したけど、ちゃんとできたんだかどうか」というモヤモヤ感はなくなり、達成感が「勉強したぜ」っていう自信になります。私が仕事で留守の連休も出勤前に一緒にボードを記入しておくことで、「お母ちゃん、何勉強したらいいかわからんかった(-.-)」というセリフから、「ボードのやつ、全部できたで!」のセリフに変わりました。この「やったで!」という自信が大事。「やらされた」のではなく。勉強の方法はいろいろある勉強の方法はいろいろあります。机に向かうことが苦手だったころは、DSやパソコンの教材をよく利用しました。ゲーム感覚で向き合えたようです。うちは進研ゼミを利用していますが、パソコンやスマホでも勉強できるので、机に向かう気にならない時は、そちらを利用。今回は、メモリーツリーを使って勉強しています。こちらも、教科書を何回も読むより、理解しやすいと思います。あと、ゴロ合わせは最強です。考えるのが大変だけど、その過程も笑いがこみあげてきて、案外愉しいです。時々、あまりにばかばかしいゴロを考案し、「絶対、友達に言うなよ」と息子に強く命じています(^_^)私は、進研ゼミの回し者ではないですが、勉強を教える側にも進研ゼミの教材は強い味方。教科書だけではわからないこともこの教材に助けられ、息子に教えることができることが多いです。そろそろ、仕事に行く準備をしなければ!勉強は、やれば必ずそれなりの効果はあります。がんばりましょう!!!

  2013年10月14日

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  お帰りなさい。

   息子が修学旅行先の沖縄からお土産と思い出を持って、帰ってきました。息子のような脳タイプの子には、初めての行事は、不安もいっぱいだったと思いますが、「楽しかった」という言葉が聞かれました。息子の成長もあるけど、周りの人たちの力も大きいなあと感謝しながら、お土産をつまみながら、一人お猪口で梅酒を楽しんでます

  2012年04月13日

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  告知

  今、読んでいる本です。「僕って障碍者なの?」この質問に冷静にうまく答えられる先生や親っているのでしょうか?私は、知識もあり心の準備もあったけれど、それでも、動揺があり、うまく説明できた自信はありません。「障害は劣ったものでも、矯正されるものでもない」という強い思いと理解はあるので、そのことは、伝えられたと思います。でも、これは伝える側の思いで、伝えられる側の気持ちは、なかなかわかってあげられません。この本を読んで、いろいろ考えさせられました。特に周囲への告知については、考えを改めたところもあります。「長所と苦手」という表現に安心して、希望も持てました。「告知」というより「説明」というスタンスにも共感できました。お勧めの一冊です。

  2012年04月02日

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• 春。

  私より頭一つ分くらい大きくなった息子が、ふざけて私の頭に自分の頭をのせたり、ジーっと上から見下ろして、「お母ちゃん、上から目線やっ!」と笑っている。あんた、この前まで、お母ちゃんのお腹の中にいたんやでっ!偉そうにしたらあかんっ!と見上げながら言い返す。息子のような特性の子には、三月は、魔の時期だった。新しい教室、新しいクラスメート、新しい先生、環境が変わることに対する不安は、相当大きくて、親にとってもナーバスになる時期だった。卒園式の朝なんて、スーツを着せるのに大乱闘。「普段着で行ったろかっ!」と本気で思ったくらい。「いつもと違う」は、相当なストレスになる。入学したら、今まで背負ったことないランドセル背負わされ、知らない子供たちと並んで学校に行かされることになかなかなじめず、何度も学校まで送り迎え。サクラなんか楽しむ余裕もなかった。この時期、ふっと疲れた表情の息子の横顔を見ていると「成長したなあ」と思う。「疲れた」くらいで、過ごせるなんて。そして、寄り添ってくれた多くの人への感謝を思い出し、自分のがんばりも少し誇らしく思う。ナーバスな春が成長が嬉しい春に変わってきた。

  2012年03月09日

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  電動歯ブラシ。

  歯磨きが適当な息子に電動歯ブラシを買ってみた。 GUM(ガム) 電動ハブラシ スタンダードタイプ TS-45/GUM(ガム)/電動歯ブラシ/税込
  980以上送料...価格：1,890円（税込、送料別）これが、なかなか良いようで、積極的に磨いている。「気持ちいい」らしいです。＊＊＊やっとテスト勉強が終わりました。美術のテスト範囲に北斎があったので、「この人、エロ本も描いてたんやで」って興味を持たせるつもりで春画をネットで見せたら、思ったよりかなり刺激的で、見せといて、驚いたお母ちゃんであった。子供に見せる前に、下見をしておきましょう(←教訓)

  2012年02月20日

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  ナイスな選択!

  息子とプラモデルを買ってきました。私が他の売り場を見ている間に選んで、手にしていたプラモデル。なんだと思います?中学生男子の選んだプラモデル……「うーん、姫路にしようか大阪にしようか……」真剣に悩む息子の選んだプラモデルは!お城でした!!!こういう意外でナイスな選択をする息子は、やっぱりサイコーであるこの後、電気屋さんで髭剃りを買った際、「USJのチケットが当たる抽選券をどうぞ」と渡されました。「そんなん当たったら困るからいらん」と断固拒否の息子。そうだよなー、みんながみんなUSJ好きなわけじゃないもん。息子にとっては、音はでかいわ、ピカピカしてるわ、楽しいどころか恐怖のパークやわなあ。こんなふうに自分の意見をはっきり言えるようになったことも大きな成長です。＊＊＊只今、夫の顔がえらいことに普段は、目が大きめの顔なのに、今は、鶴瓶さんにそっくりなのさ。一年前に私が襲われた悲劇。そう、ブヨに顔面数箇所噛まれてます。今、くつろいでテレビ見てるけど、人相が変わってるので、よそのおじさんが勝手に上がり込んでテレビ見てるみたい。かわいそうだが、明日、病院行きやろなあ。

  2011年07月03日

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  自閉症講演会

  今日は、全く雪が降らなかったので、行って来ました、滋賀県!琵琶湖を眺めながら、近江牛定食を食べて。今回の目的は、二キリンコさんの講演会。二キさんは、アスペルガー症候群の診断を受けた女性で自閉の内側を書籍や講演で語ってくださっています。自閉症の当事者である方が語ってくださるので、とっても説得力があって、納得できるお話です。いろいろ感じたことはあるのですが、「私は、自閉症児の母としては、けっこういい線いってるやん」って思えたことが何よりの収穫だったかな(笑)自閉症の子は、言葉のまま受け止めることが多いので、「お母さん、あなたのために何もしてあげられてないね」「こんなお母さんでごめんね」なんて謙遜して言おうものなら、「お母さんって、何にもしてくれないひどい人だ」と理解してしまいがちなのです。毎日毎日、忙しい思いしてご飯作っても、何食わぬ顔で「さあ、召し上がれ」とほぼ決まった時間に食事を提供していると、「決まった時間に食事を提供する人(苦労せずに)」と認識してしまうので、たまーに作らない日があると怒り心頭となってしまうわけです。料理している場面を見せていない場合、今、目の前にある食事を母親が作ったという認識も難しい人もいます。(見えない＝ない、という捉え方をされます)私はと言えば、「あんた、うちの子に生まれて幸せやで」「こんないいお母さんおらんで」って言うし、「あーあ、こんなにしんどいのにご飯作らなあかんのか～」って堂々と愚痴るし、「一眠りしてからご飯つくるわ」って夕寝して遅い時間に夕食になったりしています。(自慢できることじゃないけど)うちの息子は、スタンダードではないもの、例えば、黒いパスタやピザ(イカ墨系)は、怖くて食べることができません。(自閉の子は、案外、こういう人が多いです)だからと言って、我が家ではそういうものは食べないかと言えばそうではなく、私たち夫婦はおいしくいただきます。息子は、オムライスなどの別メニュー。「そんなん、よう食べるなあ」と息子に気味悪がられながら「おいしいなあ」と食べています。息子には、「これは、ちょっと無理なんだ」と申告すれば配慮してもらうことができることを学んでほしいし、自分の特徴(障害)のために、周りに我慢させる必要はないということを知ってほしい。そんな思いも多少あるけど、基本的にアバウトなお母ちゃんなんです。仕事していても思うけど、あまりに神経質に自閉っ子のペースで生活してしまうと(パニックのことを考えるとそうなるのも理解できるけど)それが崩れた時が本当に大変です。例えば、施設入所、ショートステイの利用になった時、家庭のようにはいきません。だからいい加減もけっこうよかったりすると思います。お母さんだって、人間です。毎日毎日、機械のように動くことはできません。そんなことしてたら、早い時期に故障しちゃいます。力を抜いて、たまには爆発したり、脱力したり、そして、また、がんばる。そんなスタンスでいいんだと思います。と感じた講演会でした。

  2011年01月30日

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• 百人一首

  今日は、息子の宿題の手伝いをしていて、こんな時間になっちゃいました。定型発達の子供たちと一緒に受ける授業が多くて、息子にとっては、かなりハードルが高いのですが、それでも諦めず、一生懸命宿題に取り組む姿に親というより人として小さな感動をもらってます。息子のように発達障害と付き合いながら、本当に真摯にがんばっている人たちが、もっと生きやすい世の中になるように40代のうちに何か形にしたいなあと思うこの頃です。今日の宿題の１つは百人一首。息子に歌の意味を解説しながら、感心すること、しきり。君がため　惜しからざりし　命さへ長くもがなと　思ひけるかな君に逢うためなら命なんて惜しくないと思ってたけど、逢えた今となっては、少しでも長生きしたいと思うようになった。という意味なのですが、これを詠んだのが男性というのが、なんともまあ、ロマンチックときたもんだ。逢ふことの　絶えてしなくは　なかなかに人をも身をも　恨みざらましいっそのこと逢うことが全くなければ、恋する人のつれなさや自分の切ない気持ちを恨むことなく心はやすらかになるだろうに。というこの歌を黙読しながら、「ああ、こういう気持ちがわかる時もあったなあ」と一人感慨に浸っていると、「なあ、お母ちゃんは、こういう気持ちになったことある?」と息子に聞かれたので「そりゃ、あるさ」と答えたら「え～!!!何歳の時?」とまた聞かれ、「高校生の時」と答えたら、「そんな遅くまで好きな人おらんかったんかあ」と驚かれた。こういうテーマで息子と話す時が来たとは、やっぱり子供時代は短いなり、と今日もしみじみ感じたのでした。

  2011年01月13日

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• 息子からのアドバイス

  中学生になり、生意気な口も利くようになってきた息子。今月からお弁当箱が大きくなった息子。まだ、おかずの量の要領を得ない私。弁当箱の隙間を埋めるためにメイン(この日はカレイの味噌漬け)を多めに詰め込みました。帰宅した息子のお言葉。お母ちゃん、弁当は詰めりゃあいいってもんじゃないで。いくら好きなものでも、多すぎたら、「うまい」じゃなくて「くどい」ねん。「うまい」と思う量以上はあかんで。ちょっと前まで、「お母ちゃんの弁当、毎日、おいしいわ～」って、言ってたのにさっ。＊＊＊ダイエットについても、私にアドバイスしてくる息子。お母ちゃんは、「痩せたい」と思ってるだけで、行動できてへんねん。「ちょっとだけ」って言いながら、饅頭やらあんドーナツ食べてるやん。ほんまに痩せたいと思ってるん?何か食べたくなったら、ガムを食べて、食べたい気持ちをごまかさないかん。思ってるだけじゃ、痩せへんし。「これぐらいいいやん」っていうのが、一番太るねんで。おっしゃる通りでございます。私の場合、「お腹空いたから食べる」んじゃなくて、「食べたいから食べる」んだよね。特に仕事から帰ってきた時が魔の時間。「甘い物を少し」のつもりが、この「少し」が発端になって、大量に甘い物摂取してしまうんだよね。けど、今日は、ガムでごまかしました。そして、息子に「その調子や!」と激励されました。そのうち、子供に説教とかされそうだなあ。ほんとに、子供時代って短いなあ。

  2011年01月12日

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  なるほど。

  実は、最近の私は、けっこう忙しい。が、朝５時に起きてでも読んでるのがこの本。  自閉っ子、こういう風にできてます！価格：1,680円（税込、送料別）職場の女子に借りた本なのですが、すごく興味深いし、楽しい。何より息子のことがより理解できるような気がする。うちの息子は、一見、非定型発達の人には見えないが、一緒に暮らしているといろんな不思議がある。その１つが「怖い」というセリフ。「このズボン買っといたで。履いてや」「いやや、こんなん怖いわ!」「生地にもイカ墨が練りこんであるピザやで～」「怖いし、いらん」ずっと、「この人、言葉の使い方が間違ってるわ。怖い＝嫌いやろ」と私は理解していたわけですが、この本を読んでいたら、「ほんまに怖いんやわ」と納得してしまいました。息子の場合は、ジーンズの一部がニット素材であったり、ピザの生地が真っ黒だったりすることは、とても恐ろしいことで、そんな物を履いてたり、食べたりしてる私たちのことが理解できないようです(笑) 時々、２人で同じ景色を眺めていても「きっと、違う景色が見えてるんだろうなあ」と感じます。共感できる楽しさもあるけど、自分と違う世界の人と暮らせるのは、驚きと発見が多くて、けっこう楽しいものです。この本、お勧めですよ!

  2010年11月21日

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  将来の夢

  いろいろな方からのおすそ分け。かごの中は、秋でいっぱいだけど、豆太の散歩時間は、寒くて冬のジャンバー、手袋が必須!＊＊＊ワケあって(?)、卒業アルバムが昨日届きました。「将来の夢」サッカー選手になりたい、先生になりたい、子供たちの素敵な夢の職業が並ぶ中、息子は、こんなふうに書いていました。「優しい人になりたい」ああ、この子らししいなあと心が温かくなりました。＊＊＊働く人の楽しみは、休前日ではないでしょうか?明日は、お休み(夜は、懇親会!!!)夜更かし満喫中

  2010年11月12日

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  バースディ!

  今日は、息子の13回目のバースディこんなに小さかったのに今年のバースディは、身長も手も足の大きさも私を越しています。私は、「お母ちゃん」という肩書きをもらって13年目に突入。少しは、貫禄もついてきたでしょうか?(笑)まだまだ、タフさと好奇心の強さでは、息子には負けておりませんよ。我が家は、「モノより思い出」派。今日は、大阪に出かけて楽しんできます

  2010年09月26日

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  期末テスト。

  通勤途中の景色がすばらしいこの頃。黄金の田んぼが広がります。あまりの美しさに感動を覚えながら車の運転しています＊＊＊昨日から中学の期末テストが始まりました。息子は、とってもがんばっております。お母ちゃんも最大限のサポートしていますが、結果は伴いません発達障害児の中には、文章をイメージ化することが難しい人はわりと多いと思います。うちの息子もそんなハンディの持ち主。昨日の体育のテストの問題。ボールが頭より高い位置に飛んできたので落下点に入り、ひたいの前で両手で三角形をつくり( )パスをした。この文章を読んで、どんなボールがどこに飛んできてどんな行動をしたかをイメージできないとこの問題は解けません。これが難しいんです。もし、ここに挿絵や写真があれば、イメージしやすくなるのですが、一般的には中学生であれば、文章→イメージ化はクリアされている部分。私が先生であれば、息子の問題には写真を載せるなあと思うし、それがハンディがある人への支援じゃないかと思うのですが、他の学校でも定型発達児と同じ仕様のテストを受けておられるんでしょうか?私のこんな疑問をよそに息子は頑張って勉強。時折、「なんでこんなに勉強してもできないんやろうなあ」とにっこり笑顔で私に問うので、その部分にハンディがある旨を伝えると、「そういうことか。でも、がんばれるとこまでやってみるわ!」と前向きな姿勢は、「かっこいい」と思う。今朝は「早朝勉強する」そうなので、そろそろ起こしてきます。あと２日。「わからなかったことがわかるっておもしろいな」という呟きを支えるために私もがんばります私的には「わからない人にわかるように教える方法」を考えるのがとっても楽しいです。＊＊＊毎朝、目が覚めると最初に飛び込んでくる風景。影絵みたいで大好きな裏山です。

  2010年08月31日

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  卒業式前夜にあほや～

  明日は、卒業式。少しは感慨に浸りたいけど、なんだかバタバタと毎日が過ぎていきます。でも、今朝、玄関で息子を送り出す時、「あっ、ランドセルは、今日で定年退職だ」と思ったら、少しジーンとしてきました。六年間、息子の背中にへばりついて、いろんな表情を見てきたんだろうなあ。長い人生の中で、ランドセル背負うのは、たった六年間しかないんだなあ。こんな小学生の絵も明日でおしまいです。＊＊＊で、ここからは、あほな話。２月くらいから担任の先生とことばの教室の先生に「卒業式には、感謝のハンコを彫ろう」と決めていたのです。しかし、毎日、バタバタ生活で彫れぬまま今日。「あー、もう、離任式でええか～」と諦めかけていたら、なんだか息子もハンコ贈りたい様子。夜になって息子が図案。私が２つ彫りました。しかし、ハンコがわずかにでっかくて、100均の角材に納まらない!持ち手なしでもいいねんけど、「あー、ここまでやったのに!」っていう気持ちもモクモク沸いてきて、こんな夜中に糸鋸出してますあー、あほや～真夜中にハンコ作りしてるよ

  2010年03月18日

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  もうすぐ卒業。

  先週まで暖かい日が続いていて、「ジャガイモ植えようかな」「スノータイヤ交換してもいいか」と思ってたら、突然の積雪久々の雪道の運転。仕事先に着くまでに体力消耗しました。明日は、凍ってそうで嫌やなあ。＊＊＊息子の卒業までのカウントダウンが始まっています。一年間続けてきた連絡帳も今日で終わり。「なんだか寂しいなあ」という私に、「なんで?先生とはスーパーで会えるやん」とあっけらかんとした息子。確かに、先生の何人かは地元の方なので、スーパーで会えるんだけど、それでも、やっぱり寂しいなあと思います。先週の「６年生を送る会」でのできごと。６年生の女の子が発熱で欠席。そのことが伝えられると、全校生徒から「え～～」という残念がる声があがったそうです。いい学校やなあ。去年の今頃の息子のことも思い出しました。四年生で転校してきた今の小学校。あったかい思い出がたくさんできました。卒業するのがもったいないくらいの小学校です

  2010年03月09日

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• 息子への手紙

  大樹が生まれる２日前、すいかより大きいお腹になったお母さんと仕事を休んだお父さんは、おじいちゃんの家の二階で秘密会議を開きました。広告の裏に、あーでもない、こーでもないと言いながら、たくさんの名前を書き連ねました。お父さんがたくさんの名前から「ひろきがいい」と言いました。それから２人で「ひろき」という漢字を考えました。みんなにたくさん栄養をもらって、実にして返していける大きな樹になるようにそんな想いから「大樹」が誕生しました。あれから12年。大樹は、見る人を元気にする若い樹になりました。お父さんとお母さんは、樹齢40年を超えたので、誰かの休憩する木陰くらいは作れる樹になったかなあ。大きくなった大樹は、「なんで自分だけみんなと同じようにできないんだろう」とポロリと涙をこぼす日が続くことがありました。いっぱい泣いて、考えて、大樹が話してくれたこと。お母ちゃん、オレは、スイミーなんやな。スイミーはみんなと違うから目になれた。みんなと違うからできることもあるんやな。オレは、ひかり学級でがんばることにするわ。大樹、すごいなーと思いました。かっこいいなーと思いました。そして、この日から、スイミーのお話が大好きになりました。中学生になっても大人になっても今のままの大樹でいてほしいなと思います。これからも、みんなと一緒にたくさん笑いたいな!＊＊＊今日は、仕事がお休み。午前中は、鍼灸センターへ。午後から、宿題しています。子供たちの作る文集に載せる「息子への手紙」手紙を書きながら、いろんなことを思い出します。就学前、何度も校長室を訪問したこと、学校という建物が怖くて通学が大変だったこと、プールに入ろうとすると体が震えて授業に参加できなかったこと、みんなと同じくらいがんばっても同じようにできないことに辛くて、悲しくて、苦しい思いをしたこと。でも、今は、全部クリアしています。毎晩、遅くまで話につき合ってくれた校長、教頭先生、遅刻するひろきを下駄箱でいつも待っていてくれた担任の先生、プールで粘り強くつき合ってくれた隣のクラスの先生、そして、自分自身としっかり向き合って大きな壁を乗り越えた大樹。ほんまに充実した人生送っとるなあ、と感心します。そして、ひろきのおかげで、私もいろんな人に会えて、優しさに触れることができて、得した気分です。これからも、自分の足で自分のペースで、道草を楽しみながら歩いて生きたいなと思います。それにしても、ついこの間、自分がセーラー服着とったと思ったら(←あつかましい)、息子が制服着るんやなあと思うと、嬉しいような悲しいような、複雑な気分になりますな。

  2010年02月24日

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• もうすぐ中学生!

  昨日、今日と－7℃家のサッシも車も凍ってました。田んぼは、スケートリンクみたいになってました。今週から仕事始め。施設勤務週三日の予定が、当たり前のように週五日で設定されておりました(笑)福祉の現場は大好きなのでかまわないのですが、家事との両立に慣れなくて、「しまった!」連発しております。今も頼まれてた冊子の原稿の〆切り、ころっと忘れていて慌てて書いていたところです。＊＊＊今日は、夫婦でお休みもらってます。来年から中学生の息子。本日、これから、一足先に中学校の支援学級の参観をさせていただき、先生方とお話をしてきます。小学校就学前にも同じようなことを数回してきましたが、本当に気が重くて、ぐったりでした。でも、学校が始まってみたら、就学前に親が学校や先生を知っておいたことが、後々の息子の安心感につながりよかったなあと思いました。今回は、気が重いことなんてなくって、むしろ、楽しみなくらいです。自分が逞しくなったのか、周りの環境に恵まれているのか。どっちもかな。では、そろそろ、行ってきます。夫は、この寒いのに、出かけるギリギリまで畑やっておりますわ。この人、夜は、新年会。宴会場まで車で１時間。送迎は、もちろん、私。宴会の間、私と息子はカラオケに。息子の強い希望です。「橋幸夫歌う」らしいです

  2010年01月15日

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• もうすぐ中学生！

  今朝は、寒かった！午前９時で－５℃。明日は、もっと寒いらしい。なのに、公民館の掃除……あぁ。そんな寒い中、縁側に洗濯干そうとした私、足を踏み外し、ごろんと転げ落ちました。今、体のいろんなとこが痛いです。みなさん、年末、怪我には気をつけてね！（↑あんたが、一番、気をつけろ！ってことですな）＊＊＊息子もいよいよ来年は中学生。昨日は、進学のことで校長先生とお話してきました。「本当に一年早いよねー」と先生。一年どころか六年間早かったなあ。ついこの間、就学相談でいろんなストレス抱えながら、何回も小学校に足を運んでいたような気がします。あの頃は、なんだか必死で、「普通学級か育成学級か？」の選択に追い詰められ、ほんまにしんどい日々でした。でも、今、振り返ると、入学は、単なるスタートラインで、そんなに追い詰められたりする必要はなかったなあと思います。そこからの六年間は、「嫌な奴！」という人ももちろんいたけど、圧倒的に「いい人やなー」と思える人の方が多くて、私は、小学校生活、楽しく終われそうです。息子のがんばりを見て、「こっちまで嬉しくなった」「感動した」「私もがんばらな！と思った」と言葉にしてくれる人もたくさんいて、「ありがたいなー」思うのと同時に、「自分もこんなふうに相手に嬉しい気持ちを言葉で伝えていきたいなあ」と思ったりしています。来年は、本人の選択で中学の育成学級でがんばります。「自分で決める」ってすごい力がついたもんだと思います。これから、どんなふうに成長していくのか楽しみです。そして、私には、どんな出会いが待っているのかとっても楽しみです

  2009年12月18日

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  癒しの蜜柑ジュース。

  今日も朝から忙しく動き回り、お昼ごはんは、忙しい営業マンみたいにダム沿いのパーキングで車内弁当。肉屋さんの５００円弁当おいしかったです慌てて帰ってきたのは三時前。息子も帰宅。すぐに１年生、３年生男子到着。「おばちゃーん、また、蜜柑持ってきたで～」実は、我が家、いろんなところからいただいて蜜柑がいっぱい。「そうや！蜜柑ジュース作ろうか？」と提案。フードプロセッサーで蜜柑汁飛ばしまくりながら１００％蜜柑ジュース出来上がり！いちいち大声で「うまいー」「すっぱいー」「色がきれいー」と叫ぶ男子三人。私も便乗して、でっかい声での会話楽しみました宿題しながら、今日の学習発表会の話題。三人とも先生方の和太鼓が一番よかったらしい。息子の学校の先生は、みんな元気で、毎回披露される先生の出し物は、保護者も楽しみにしている。今回も一生懸命で楽しそうで、言葉にしなくても子供たちに大事なことを伝えてくれていたと思います。私は、「スイミー」の劇を見ながら、去年のことを思い出していました。一年早いなーちょっぴりお疲れ気味でしたが、癒しの蜜柑ジュースとでっかい声の会話で、パワー復活です↑ここからオークションへジャンプ！

  2009年12月03日

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  一分間スピーチ

  今日は、何をやってもだめな日でした。一木市用の名刺やポップを作るためのプリンター。そのインクが町唯一のホームセンターでの仕入れがストップ。それを知ったのは、暗くなってから……結局、往復二時間かけて街で買ってきました。インクのために二時間…… そんなんで帰宅時間も遅くなり、お風呂から出てくると息子は、大の字でご就寝。テーブルの上に何かあるぞ！明日の一分間スピーチの原稿でした。この前、東京日帰り旅行もしたことだし、ネタはあるだろうに、消しゴムはんこのことが書きたかったんだねえ。ブログは、更新してないけど、連日、コンスタントに彫ってる息子。得することは、消しゴムハンコの好きな人と仲良くなれることです。確かに、これは得することやね！しかし、さらっと書いてるけど、あんたの消しゴムハンコのお友達って、かなりゴージャスやんか～とお母ちゃんは、思っております。はー、今から台所の片付け。寝ちゃおうかなー

  2009年11月03日

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• 頼むぞ、息子!

  「お母ちゃん、いってきまーす!」息子がランドセル背負って、学校へ。「お、お母ちゃん!お父ちゃんのカバンが落ちとる!」慌てて、戻ってきました。そう、我が家で一番しっかり者と思っていた夫が、カバンを庭に忘れて、バイクで通勤して行きました＊＊＊一昨日……「ひろき、お母ちゃんのスリッパ知らんなあ?」と何度も息子に聞きながらスリッパ捜す私。とても履きやすいスリッパ、見つからず。翌朝、ゴミを出そうと縁側に出ると、縁石に靴と一緒にスリッパ並んでたしかも夜露でびしょ濡れ。どうも、私、スリッパのまま外を歩き、家に入る時も気づかず、そのまま、靴と一緒に並べていたようだ。今朝は今朝で、照明の紐にメガネがひっかかって、えらい目にあったし……＊＊＊息子よ、親を頼ることはできんぞ!私らを頼む!我が家のしっかり者ナンバーワンは、息子に入れ替わりました。大丈夫か、我が家!!!

  2009年10月16日

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• 差別?

  今日は、息子の習字が美術館に展示されているということで、初めて、美術館を訪れました。時代を感じさせる建物、匂い、たまには、こういう所に来るのもいいもんですね。中に入り、たくさん並ぶ小学校の札を捜して……ありました!息子の小学校の生徒たちの作品。でも、息子の作品だけありませんでした。みるみる息子の表情が曇り、不安な顔に……「オレの習字、忘れられたんやろか?」もしかして、支援学級だけ別室?そう思って、他の部屋を見に行くと、そちらには、支援学校と支援学級の子供たちの作品がありました。こちらの作品は、どれも個性的。人間よりカレーライスが大きかったり、木と同じくらいチューリップが大きかったり、習字の「人」という字が歩き出しそうだったり……定型発達の子供たちの絵はきれいだけど、こういう躍動感や気持ちの表現は、支援学級の子の方が勝ってるなあと感じました。そして、息子に、「よく見てみなよ。花と木、どっちが大きい?」「カレーライスが人より大きいなんておかしいやろう?」なんて馬鹿げたアドバイスは、今後は、やめようと思いました。人間よりインパクトが強かったカレーライス、木と同じくらい大きく見えたチューリップ、紙から歩いて飛び出してきそうな「人」と言う字……きれいな絵や字よりも、こんな生き生きした思いが伝わってくる作品を描ける人ってすごくすごく素敵だと思うので、そういう感性の邪魔をしないようにしようと思いました。そして、帰りの車の中。どうしても心に引っかかったので、息子に聞いてみました。今日の作品展、支援学級だけ別の部屋やったなあ?お母ちゃんは、みんなと同じ所でよかったのにって思ったけど、どう思った?息子は、こう答えました。オレも何で、オレだけ違うとこなんやろうって思った。ユニバーサルデザインってみんな平等っていう意味やと思ったけど、今日は、差別された感じがした。夫も「え?別々なん?って思ったで」と言っていました。すごく小さなことだけど、こういう部分の配慮って、すごく大切だと思います。特に軽度発達障害の子供たちは、日々の生活の中で多かれ少なかれ疎外感を感じています。こういう状況は、傷つく子がいてもおかしくありません。主催の教育委員会に悪気はないと思うし、そうしなければならない事情があったのかもしれません。でも、やっぱり、子供は「差別」と感じたし、私たち夫婦も違和感を感じました。ということで、今までしたことないけど、教育委員会にメールしようと思ったら、そういう受付はされてませんでした。というわけで、fax送っておきます。小さなことだけど、こういう子供の気持ちって、黙って見過ごせないなあ。

  2009年10月03日

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  運動会

  連休もあっという間に過ぎてしまいそうで、なんだか気ばかり焦っています。貧乏性やな～まず、連休初日。運動会でした。こちらの本を参考に作ったお弁当。海苔の下には、コロッケや野菜のおかずが隠れています。ニンジンのチューリップみたいなのは、一応、焚き火なんですよ。＊＊＊毎年、運動会にカメラは持って行きません。断然、肉眼派の我が家。でも、今年は、一眼レフ持参。初めて、「撮ってみたいなあ」と思いました。今まで、運動会の練習が始まると不安がいっぱいで、腹痛や寝不足で体調不良になった息子。しかし、今年は、元気いっぱい。こっちが拍子抜けするくらいでした。ただ、６年生は、会の運営もあるので、その段取りには戸惑っていました。当日の朝、小さなメモに「することリスト」を書いて、体操服のポケットに忍ばせていました。こういうところも成長したなーと思います。そして、いざ、私たちも学校へ！大きなカメラをぶら下げて歩いていたら、「あきさーん！卒業アルバム用の写真、お願いできる？」と、声をかけられました。こちらの学校は、ＰＴＡで卒業アルバムを作るそうで、写真も編集も親が携わります。望遠レンズも持っていたので、「いいよー」と返事をして、子供たちのアップの写真をたくさん撮りました。どの子の写真もご紹介したいくらいよい表情なんですが、そうもいかないので、息子の写真を……ハードル競走で名前を呼ばれて返事した直後の表情。スタート直前です。子供たちのこの瞬間の写真をたくさん撮ったのですが、意外なことに、スタート直前、息子のように笑顔を見せる子が半分くらいいました。残りの半分は、緊張でいっぱいの顔。緊張感のある表情の子が速い子が多いような気もそして、そして、子供たちの肌の美しさに驚愕写真撮影が忙しくて、息子の動きはしっかり見えなかったけれど、普段、じっくり見ることのない子供たちの表情が見られて、それはそれで、楽しい運動会でした。＊＊＊運動会でがんばった息子。今、隣で宿題をがんばっています。今日もハイテンション。うるさいよ～ずっと、しゃべりながらやってるよ。日記の宿題は、消しゴムハンコについて。日記にいっぱいハンコ押してはりますわ

  2009年09月22日

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• 当たり前じゃあないよなあ

  来週、息子の学校ではサイクリングキャンプがある。自転車で地域の名所を巡り、キャンプ場で一泊。こちらは、山道だし、学区内にキャンプ場があるような場所なので、大変だろうなあ、先生。そのキャンプ場で夜、肝試しがある。息子、肝試し大嫌い。怖がりというよりもあの雰囲気が障害とリンクするようで、不眠になり、脅迫神経障害の症状も出る。そんなこともあって、私は、「参加しなくてもいい」と思っている。肝試し＝お楽しみであるならば、息子にその方程式に当てはまらないし、そんなところでがんばらなくてもいいと思っている。でも、「参加できなかったこと」がいつまでも心に残ってしまい、「どうせみんなみたいにできない」という思いに膨らむこともある。支援の先生が、そんな息子の気持ちに寄り添いながら、いろいろな工夫をしてくれている。先日は、キャンプのコースを息子と二人、軽トラで回ってくれた。これで、息子も一安心。見通しが持てると本当に安心できるようです。そして、昨日は、夜のキャンプ場へ。夜８時、軽トラで迎えに来てくれて、息子と二人、懐中電灯を持って肝試しコースを回ったそうです。「お化けが出ないなら大丈夫」という息子の気持ちを聞いて、「○○君の時だけ、先生たちに普通に立っててもらおうか?」という提案をしてくれました。お母ちゃんと先生が肝試しの日まで、毎日、お化けのマスクかぶって生活するっていうのはどうや?慣れたら怖くないで～という私の意見は、却下されました。残念!しかし、怖がる＝参加しなくいいではなく、形を変えて参加できないか?と考えてくれる先生は、すごいなーで、テーマの「あたりまえじゃないよなあ」についてですが、このような先生の配慮や行動に感心する私に、近所のおばあちゃんが、そんなん当たり前やん。だいたい先生は、楽しすぎやねん。いい給料もらって、休みもちゃんとあるんやし、それぐらいしてもらわなあかんわ。と言われたわけです。いやいや、当たり前じゃないし、楽しすぎてることもないよ。この日も先生、学校から直行されてたし、昔みたいに、子供と一緒に夏休みってなくなったし。それどころか、研修やなんやらでかなり大変そう。それでも、時間を割いて子供たちのためにがんばってくれてる。聞いてるうちに腹が立ってきて、70代のおばあちゃん相手に説教してしまいましたわ。帰宅した夫にその話を伝えると、そんなん当たり前ちゃうわ～楽な仕事なんてないで。どんな仕事でも大変なこともあるはずや。ひがみちゃうの?先生や弁護士、公務員っていうだけで、楽でええな～っていう人おるやん。そんなん昔の話で、今は、みんな大変や。と言っていました。あー、価値観が一緒でよかった。と、妙なところで安心しちゃいました。

  2009年07月17日

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  フレンドリー

  昨日は、朝から学級活動。親子で流しそうめんでした。流しそうめん。ただ、そうめん流して食べるだけじゃなくて、竹を割るところから開始。器も箸も竹から作ったんですよ。とっても楽しい経験をさせていただきました。そうめんを流す竹をいただいてきたので、夏に我が家に遊びに来てくれた方とは、是非、一緒に楽しみたいと思ってますちなみにイレギュラーな行事が苦手な息子。朝から「嫌やー緊張するから行きたくない」とか言ってましたが、「今日は、学校じゃなくて外食や！そうめんレストランや！」と励まして連れて行きました。最初は、緊張してたけど、途中からは、すごーく楽しそうでした。その後、一週間分の買出しに街まで出かけ、夕方、帰宅。片付けをしていると、「おーい！お母ちゃ～ん！」と息子の声。なんと、秋に越して来られたお隣の別荘の二階の窓から、満面の笑顔で手を振っているもう、びっくり！お隣と言っても距離が離れているし、別荘なので、週末に来られるくらいのお宅。親の私たちは、そんなに親しく話したこともありません。慌てて、そのお宅に伺い、「すいません」とお詫びすると、「いいですよ。いつもお話させてもらったりしてるんです」とのこと。散歩が趣味の息子、ちょくちょく庭にお邪魔していたらしい。そのまま、私も楽しく世間話をさせてもらい帰宅。そして、夜のウォーキングから帰ってくると、お隣さんが手招きしている。「ちょっと食べて行かない？今日、一人やねん」デッキには、おいしそうな炭火焼のお魚やチキン。畑で採れた野菜。断る理由がないので、お邪魔しましたホタルを眺めながら、映画の話で盛り上がり（息子も映画好き）、おもしろい話に大笑いしているうちに夜１０時。楽しい気分で帰宅しました。フレンドリーな息子のおかげで、また一人、歳の離れた友達（お孫さんがおられます）ができました深夜、消防団活動から帰ってきた夫に、「あんたら、ほんまに図々しいなあ」と呆れられましたが、私だって、都会だったら、誘いもしないし、誘われもしないと思うんだよ。塀はないし、静かだし、テレビは映らないし、ホタルはきれいだし、車は通らないし、空気はおいしいし、みんな畑やってるし、パジャマのまま行き来できるし、こういう環境が人とつながりたくさせるんやなあ。今日は、暑い１日でした。さくら母さん、眠い、眠い。トム父さん、ややぐったり。桃太郎だけは、元気いっぱい。来月一歳、若いもんな～ちなみに人間のお父ちゃん。めったにやらない競馬の馬券を買って大損したそうな。腹いせに草刈を狂ったようにやってました

  2009年06月21日

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• 告知から三ヶ月経過して

  息子に知的障害があることを告知して三ヶ月。その後ですが、とてもよい感じで日々、経過しています。最初の一ヶ月は、「障害があっても結婚できる?就職できる?」と不安を見せることが多かったです。そういう質問には、１つ１つ、「私は、こう思う」という感じで私の考えを息子に伝えてきました。その後は、「なんで、俺は、障害があるのに普通学級やったん?」「○○君は、育成学級の方が楽しくできそうに思えるのに」「あーあ、勉強に集中できないのは障害のせいか?」「お母ちゃん、障害っていってもいろんなタイプの人がいるねんで」「俺の障害は、脳のレントゲンで見える?」という会話が増えています。それも、一つ一つ、できるだけ丁寧に話をしています。友達とも普通に育成学級でのできごとを話したり、逆に普通学級のことを教えてもらったりしています。本人もですが、私も精神的に楽になりました。一見、定型発達の子供と変わらないので、普段、親しく接していない保護者の一部からは、うまくできないと努力が足りないように思われたり、ちゃんと話を聞いていないと誤解されたり、どんくさい子やな～と思われたり、嫌な思いもけっこうしました。(特に低学年までの時期)今は、育成学級に在籍していることで、説明しなくても発達障害を抱えていることがわかってもらえて、本人のがんばりも認めてもらいやすくなって、よかったです。そして何よりフランクに障害の話を息子とできるようになったのは、もともと療育好きの私には、たまらない楽しさです。息子の感じ方、ものの捉え方を知ることで、施設勤務の日に役立つことがたくさんあります。そんな息子が先日、こんなことを言いました。「ぶん殴ってやりたいジジイがいる」誰や?こういうこと言うタイプの人ではないので、ちょっとびっくり。「京都のじいじや!」(私もぶん殴ってやりたいぜ!)と心の中で激しく共感するものの、一応、子供の前でジジイの悪口は言わないようにしているので、「なんで?」と冷静に聞いてみました。「俺はロボットじゃない。人間だから、心が傷つくんや!」ときっぱり息子が言いました。実は、去年の11月、再三の私の意見を無視して、このくそジジイがまたもや息子に「やっと普通みたいになってきたな」と言いよりました。「前から、普通ですけど」(だいたい年に二回しか会わないあんたに何がわかるねん!)と私が答えると、しつこくしつこく、「いいや、普通と違うわ。全然、普通と違ってたわ」と息子の前で言いました。この時、息子は、聞こえないフリをしていましたが、明らかに傷ついている様子でした。この翌日、思いっきり舅姑に意見を言わせてもらい、それ以来、夫の両親には会っていません。告知って、ほんの数分のことだけど、そこにたどり着くまでには、　何年もの苦悩、努力、周りの支えや協力があるものです。そうして積み上げてきたものを簡単に壊す人たち、それが身内とは情けないものです。以前、夜回り先生がこんなことを言われていました。いくら親でも親の資格がないような人は、自分から離れなさい。(子供をレイプしたり、援助交際を強要する親がいるそうです)心の底では、仲良くしたいと思ってるけど、相手にその気持ちがなければ難しい。子供(夫)は、親のロボットではない、ましてや嫁は他人だと言うこと、孫の幸せをひがんでも仕方ないことに気づいてほしいです。(自分が孫の年齢の時、不幸だったので孫の幸せに腹立つそうです)すべてが丸くはおさまりませんが、息子がこんなふうに気持ちを吐き出してくれること、日々、楽しそうに暮らしている姿を見ていると告知がよかったというよりも、いろんなことにしっかり向き合ってきてよかったなと思います。これからもいろいろ課題は出てくるだろうけど、積み上げてきた自信が大きな糧になっています。これからも、丁寧に!やな～

  2009年06月19日

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• 田舎のいいとこ。

  夕方、仕事から戻るとお隣の別荘の方が畑をされていました。「蛍、そろそろ、飛んでますよ」と声をかけると「今日、見に行く?一緒に見に行こう」というお返事。家に入ると息子が友達と遊んでいました。「今夜、お隣さんと蛍を見に行くで」と言うと、「私も行きたい」「私も!」と息子のガールフレンドたち。それじゃあ「○○さんも誘おうか?」とご近所さんも誘いました。８時過ぎ8人集まり蛍鑑賞。そのままウォーキング。「ここには、あんまり蛍おらんなあ」「夜遅くても全然、おらんで」「あっ、北斗七星や!」「大きい蛍は逃げるけど、小さい蛍は、手に止まってくるで」「しかし、暗いなあ」「昔は、こんなん当たり前やったけど、最近は、夜、暗い所は少ないな」7歳から77歳までのメンバー。いろんな話が飛び交います。こういうのが田舎のいいところだなあと思います。教科書開かなくても、星の勉強、蛍の勉強。昭和の暮らし、戦争時代の話も聞けるし、最近の情報も得ることができます。他人同士が笑いながら真っ暗な道を懐中電灯の明かりを頼りにウォーキング。なんかいいよなーと、昨日も楽しい気分で爆睡でした。

  2009年06月12日

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  なるほどなあ。

  昨日、七輪で牛筋を炊いてました。が、すっかり忘れてて丸焦げ仕方なく夕食材料調達に夜のスーパーへ。そこで、支援学級の先生に遭遇。テキパキと明日の調理実習の材料を買っておられました。「先生、走るの遅いのに、歩くの速いなー」と、いらんこと言いながら嬉しそうな息子。そのスーパーからの帰り道。息子がこんなことを言っていました。お母ちゃん、○○先生(支援学級担任)や校長先生は、きっと、幸せ家族なんやろなあ?先生は、いつも優しいし、それに、学校でも学校じゃない所でもニコニコしてはる。だから、絶対、家でもニコニコしてはる。幸せ家族だからやなあ。俺も家でも学校でもニコニコしてるから幸せ家族やなあ。確かに、どこでも笑顔でいられるのは幸せなことやなあと思う。お母さんの前でニコニコ、学校では意地悪顔の子もいたし、息子の前ではニコニコ、クラスの友達が来ると意地悪な子もいたし、職場でニコニコなのに、「帰るの嫌や」という同僚もいた。そういう私も家に帰るのが嫌な時期があったなあ。どこでもニコニコしていられるって、幸せなことやなあと思いました。そして、こんなことも……いつも不機嫌な子がいるけど、その子も案外、優しいとこがあったりするねん。でも、優しいことも意地悪な態度でするから、やっぱり意地悪だと思ってしまう。きっと、幸せ家族じゃないねんなあ。ぼーっとしているようで、意外と観察眼の鋭い息子。子供も大人もいろんなこと背負って生きているから、365日幸せ家族でいるのは難しい。でも、少しでも幸せ家族の日が多くなるように、毎日、小さい幸せを見つけられたらいいなあと思います。ちなみに本日の息子の幸せは、朝ごはんのちょっぴりイクラ。夫の幸せは、朝ごはんのちょっぴり雲丹海苔。私の幸せは、寝起きの二粒森永から新発売のキャラメルチョコレートでした。ああ、小市民……

  2009年06月05日

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• 腹巻少年。

  今週は、土曜日に休日参観。自閉的傾向のある息子は、こういうイレギュラーの登校日は、イラッとくる様子。案の定、月曜日、腹痛で遅刻。こういう時、怒り倒すと一週間毎日躓くので、洗濯干しながらおしゃべり。ゆったり過ごして学校まで送っていく。なんとか月曜日クリアその日の夜、「明日、お腹が痛くならないようにお母ちゃんの腹巻貸してあげるわ」と腹巻を息子に貸してあげた。「昔の人ってさあ、この中に財布とか入れてたんやなあ」と嬉しそうに、紙切れやらカイロを入れていた。「お母ちゃんも財布入れてた？」って、わたしゃ、寅さんじゃあるまいし、入れてませんし、腹巻して出かけたりしておりません。そして、翌日。朝ごはんにちょっぴりイクラをつけてやったら、ごはん二杯食べて、ニコニコ登校。しかし、腹巻取り忘れてた！私の紫腹巻（しかも使い込んでいる腹巻）先生方に見られてしまいました。恥ずかしいわそんなお母ちゃんの犠牲もありましたが、火曜日から元気に登校しております

  2009年06月04日

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  おーい、中村君とパチンコ

  昨日、学校から帰ってきた息子が、「お母ちゃん、校長先生、“おーい、中村君”知ってたで!」と嬉しそうに報告してくれた。日曜日、ご近所の家に遊びに行き、夕飯をごちそうになって上機嫌だった息子。「“おーい、中村君”唄ってくれたけど、歌詞がわからへんかった」と言っていた。そう、ご近所さんは、70代後半。古い歌謡曲をよく息子に唄ってくれている様子。「校長先生、歌ってくれて、歌詞書いてくれたで」校長先生が廊下で息子のために、「おーい、中村君!」と元気に唄う姿が目に浮かび、なんだか可笑しかった。一昨日、連絡帳を持って、夜、自宅に登場した支援の先生。(またまた、かっこいい軽トラックでした)「おっちゃんに作ってもらった」と、これまた、ご近所さんに作ってもらったパチンコを見せる息子。「えー!いいなあ!ちょっとやらせて!」夜の裏山に向かって、先生と息子、パチンコを楽しむ。いろいろ忙しくて、なかなか支援級で授業を受ける時間が少ないらしく、先生と息子、かなり残念がっている。「今日も二時間しか一緒に勉強できひんかった」２人して、同じセリフ(笑)この学校の先生は、とても楽しい。子供との関わりが楽しくて仕方ないように見える。行事でもたいてい先生の発表コーナーがあり、これまた、生徒以上に元気なコーラスを披露してくれる。今年は、みんなが楽しみにしている音楽発表会がなくなった。いろいろな改正があり、授業がきつくなるらしい。この報告を聞いて、がっかり雰囲気の保護者たちに「子供を追い立てるのはよくない。だから止める」と話した校長先生に心の中で大きく拍手。ただでさえ行事が多い最近の学校。子供たちも先生も常に追い立てられる傾向があるのは確か。子供たちのための行事なのか、誰のための行事なのかわからなくなることも確かにある。常に「誰のためなのか」を軸に考えれば、進むべき方向が見えるんだろうなあ。「おーい、中村君」一回聞くと、頭から離れませんわ最近、真面目手ぬぐいに雑貨作っております。

  2009年05月20日

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  初めての「楽しみ!」

  早朝、息子を修学旅行の集合場所まで送ってきました。六年間で初めての「楽しみ!早く寝たい!朝が早く来るから!」というセリフを聞くことができた行事となりました。スーパーの駐車場での見送り時、「六年間の行事の中で初めて“楽しみ!”って言いました」という私のセリフに「ほんまによかったわ～」と一緒に喜んでくれる先生方。バスから立ち上がって大きく手を振る息子の姿に「今回は、調子ええなあ。よかったなっ!」と一緒に安心してくれるお母さん方。見送りから帰ってきたら、「どうやった?楽しく行けた?」と聞いてくれるご近所さん。ありがとうございます。初めて、楽しく行けました昨日、たまたま、去年の修学旅行の写真が出てきて、先生と息子と話をしながら見ていたそうです。視覚からの情報がストンと入ったようで、「なんだか楽しみになってきた」という言葉が息子から飛び出したようです。先生は、「こんなことなら、もっと早く写真見せたらよかった」と言われてました。私もそうなんだけど、年々、言葉からの理解が発達してきているので、視覚的サポートがおろそかになっていました。今回のことで、くどくど説明するよりも写真やビデオで示した方が理解が早いことを再確認。「夕食の写真に蟹と刺身が写ってた」と嬉しそうに報告してくれました。臨海学校の前日は、深夜まで布団の中で泣いていましたが、今回は、九時半には、夢の中思えば、六年前。保育園の卒業式の日。「スーツが嫌だ!」泣いて、暴れて大変でした。スーツごときでこんなに取り乱して、この先、大丈夫やろか?と不安でいっぱいでしたが、成長するもんですね、親も子も。いろいろ大変なこともあるけど、１つ乗り越えるたびに、みんなで喜べることが私にとっては、大きな快感で、その快感を得るために、ちょっと大変かな?っていうことにもチャレンジしてるところがあります。これは、独身の頃から変わってないスタンスやなあ。息子のいない１日。存分に草引きしようと思います↑休日返上でUPしてみました。のぞいてみて～

  2009年05月14日

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• 発達障害児の補助具。

  明日から息子は、修学旅行。支援学級に移行して、旅行の概要をマンツーマンで話していただけるので、内容、行程についての不安は小さい様子。行程がしっかり把握されていない不安は、私たちが「明日、一泊２日で出張頼む。内容、人数は不明」と言い渡されるのと同じくらいだと思います。「男ばっかりだったらどうしよう」「いや、外国人ばっかりやったら……英語の講演やったら何にもわからへんやん」「当てられたら、答えられへん」内容が把握できていないと、不安は、どんどん大きくなるものです。とは言え、自閉傾向を持つ息子は、初めてのことは不安になります。昨夜も「あー、行きたくない。仕方なく行くねん。何にもおもしろくない」等々、10分間ほど嘆いておりました。その中で、私が気になった言葉。「○○君(さるこさん息子)と一緒やったら、楽しく行けたのに」「家族と一緒だったら、ワクワクできるのに」聴覚障害の方には、補聴器。肢体不自由の方には、車椅子。それぞれ、障害を克服する補助具があります。発達障害の人の補助具は、信頼関係。安心できる人とだったら、「初めてのことは怖い」という不安に立ち向かうことができます。うちの息子の場合は、安心できる人は、家族、友達、友達の家族、先生…・・・場面によっては、他人の方が安心できることもあります。逆に「お母ちゃんじゃないとだめ」ということもあります。振り返ってみると、「好きな人」というよりも、「困難な場面で立ち会ってくれた人、寄り添ってくれた人」に信頼を寄せるようです。それは、私も同じで、楽しい時に一緒にいてくれた人よりしんどい時に寄り添ってくれた人に信頼がおけるようになり、そういう人たちといる時は、楽しいです。息子と支援学級の先生の関係は、良好に見えます。でも、この前の家庭訪問で「なかなか信頼関係が築けない」と先生が言われていました。その理由は、授業変更。春の学校は、行事も多くて、授業変更が多いそうです。先生が「大丈夫、それは、絶対にないよ」と息子の不安を払拭するように話をすると、「そんなん言うけど、何回も授業も変更してる。先生の言うことは信用できない」笑いながらではあるけれど、そんなことを言うそうです。自閉傾向のある人にとっては、変更は大きなストレス。でも、生活の中で変更なんて当たり前のようにあります。変更にストレスが強い人との信頼関係を築くことは難しいかもしれません。でも、きっちり築いていくと、障害でさえ乗り越えることができる。修学旅行に文句を言いながらも、しっかり食べて、しっかり眠って準備をする息子に「成長したなあ。強くなったなあ」と感心しながら、ほんまにいろんな人に寄り添ってもらってるなあとつくづく感じます。たった一つでいいから「楽しかった」と言える修学旅行であればそれでいいと思います。不安な修学旅行の中で、また、新たな信頼関係が築けるといいなあ。

  2009年05月13日

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• 褒め上手

  今まで、何人か褒め上手な先生にめぐり合いましたが、今年度からの支援の先生もかなりの褒め上手私、毎日、連絡帳で褒められています先日、手紙に「レンジにどら焼きがあるよ」と書いて仕事に行きました。仕事から帰ってくると、どら焼きは、レンジの中。「どら焼き食べなかったの?」と聞くと、「だって、“あるよ”って書いてあったけど、“食べていいよ”って書いてなかったやん。なんだ、食べてよかったのか～」と答えていました。「こういう時にこういう書き方してあったら、食べていいの意味だよ」と話して、翌日、同じシチュエーションにしてみたら、ちゃんと食べてありました。時々、こういうことがあります。言葉から裏の意味を汲み取ることが難しいようですが、パターンとして体得しているようです。と連絡帳に書けば……「食べなかった」で終わってしまえばそれまでですが、その後に説明して、翌日、再度、チャレンジを試みるとは、お母さん、すばらしいです!!と褒めていただき、先生からお話をいただき、息子に名前の意味と大切さをアルバムを見ながら話しました。私や夫のアルバムも開いて、「お父ちゃんもお母ちゃんも親から名前をもらったんやで」という話をしながら、昭和の風景を楽しみました。と書けば、ありがとうございました。しかし、○○君の名前の由来だけではなく、お父さん、お母さんの名前の由来、育ちまで話していただけたなんてさすが、お母さんですね!と褒めていただく。ほとんど、毎日、褒められてます「当たり前のことを褒めることが大事」と言いますが、本当にそうだと思います。毎日、小さなことを褒められることで自信がもてる。それを今、実感してます。アラフォーでも嬉しいことだから、子供は、もっともっと嬉しいと思う。こんな先生方に囲まれて、最近は、スキップで学校へ向かう息子です。

  2009年04月22日

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• 六年生になりました

  月曜日から新学期開始。六年生になりましたこの四月から支援学級に移籍した息子。しかし、半分くらいは普通学級の授業。(息子は、発達に偏りがあるタイプで学科によっては普通級対応)「オレのクラスは、どっちやねん?」と、戸惑い気味ですが、それなりに楽しんでいる様子。思い返せば、五年前。「学校、壊れろ!先生、死ね!」と、顔面蒼白で絶叫していた一年生。(PTSDで集団怖い!の症状のピーク)半年間、学校まで同伴。帰りも途中まで迎えに行っておりました。連絡帳に不安やお願いを書きまくり、(私を)心配した先生から、毎週のように電話をいただいておりました。あれから五年。支援級に移った息子には、連絡帳が復活!めんどくさ～い!!!!(先生、ごめんなさい)「連絡帳、面倒だわっ」　と思えることが嬉しかったりしてます。五年前の連絡帳、数冊。担任の先生の思いやりがたくさん詰まっていて、今でも大事にとってあります。あの頃は、先が全然見えなくて、しんどいばかりの毎日でしたが、今となっては、本当によい修行期間でした。春は、いろんなことが動き出して、不安やドキドキもあるけど、いい季節やなーアラフォーの私には、ドキドキより眠気だけど(悲)ちょっとは、緊張せなあかんな～

  2009年04月08日

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  置いてきぼりのジョージ

  息子の小さい頃からの心の杖、ジョージ。置いてきぼりにされてます本日、息子、初の一人バス乗りこちらの田舎には鉄道は走っておらず、京都駅まで約90分間バスに揺られることになります。そのバスも１時間に１本です。息子のゴールは、京都駅で待つ赤いジャンバーのじいじ。リュックに将棋セットと大好きな友達の家でできた大きなシイタケ。ジョージのことは、すっかり忘れてたみたい。緊張で青い顔して、バスの一番前に座ってました。リュック背負ったままなので、かなり浅座り。手を振るお母ちゃんに気づく余裕もなし。緊張の後には、大好きなじいじと名古屋のポケモンセンターとばあばのごちそうが待っている。好きなことのためには、がんばれますな。置いてきぼりのジョージもあんたの成長を喜んでいることでしょう。

  2009年03月31日

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  告知のその後。

  「発達障害がある」という息子への告知。その後ですが、とてもよい感じです「お母ちゃん、○○(ディサービス)に行ってたのも障害があるから?」「そうやで。来ていた子もみんな障害がある子たちだったよ」「ええ!!!全然、障害者に見えへんかったやん」「そうやなあ。あんたも外からでは、わからへんもんなあ」「そういうのが“見えない障害”やねんな」「そうや」「心臓や人工肛門の人も“見えない障害”やな」「そうや」「男なのに女の人みたいな人も障害やな?」「性同一障害って言うねんで。そういう人もけっこういるよ」「へー。障害の人って、けっこうがんばってるねんなあ」というような感じで、日常会話に「障害」というテーマが増えました。「知る」ということはとても大切なこと。知らないと不安になるから、自分のことは、ちゃんと理解して欲しい。告知というのは、勇気がいることだけど、告知したことをよかったと感じられるかどうかは、その後の行動次第だと思います。息子は、告知されたことで、今までの「何で?」が１つずつ解かれている様子。そんな表情を見てると告知してよかったと思います。今日は、蝋人形お父ちゃんと弁当持って甲子園。私は、弁当持って、店番中。お店、暇や～

  2009年03月29日

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• 軽くないやろ？

  週末、街の本屋さんへ。そこで、小学生の女子三名が大きな声で話していた。もうすぐ六年生って感じの女子たち。「なあなあ、そっちの学校、イジメとかある？」「イジメっていうか軽いイジメはあるで」「どんなん？」「勝手にそいつの物捨てるねん」「必死で捜してるのが、超おもしろいやんなー」「捨ててるから、あるはずないのにあほやろう？」「あと、そいつが来る前にみんなで黒板全部に悪口書くねん」「教室入ってきた時のそいつの顔がたまらん。おもろいで～」そりゃ、もう、楽しそうに話してました。しかし、それって、「軽い」イジメなんだろうか？人が困ってる姿におもしろいと感じたり、集団で一人の悪口書いて楽しいって、ほんと？そんな子供たちの姿に動揺しながら、考えるのは大人の世界。ニュースでさえ、政治家のしつこいまでの揚げ足とり。国をよくするために働いているのか、人をこき下ろすために働いているのか？なんだかなーと思ってたところに、息子が持ち帰ってきた学校内の全員アンケート。子供版を見ていたら、なんと、９８％の子供が「学校が楽しい」と答えていた。イジメはまったくないとは言わないが、こちらの学校では、発覚した時点で学校とその学年の保護者が、すぐに話し合いの場を作り解決してきたんだって（友人談）「学校が悪い」「親が悪い」という責任のなすりあいではなく、自分の問題として、それぞれが考え、解決していく。こういう大人の姿を子供は、ちゃんとみているんだろうな。イジメに「軽い」なんてないよね。イジメは、ゲームじゃないから楽しんではいけないよ。ということを、大人は、自分の姿を通して、子供に示していかなければ。と、最近の大人社会の様子を見て、反省です。

  2009年03月23日

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• 障害の告知

  四月から支援学級に移る息子。そのことで、昨日、先生方と打ち合わせ会議。大きな問題もなく本人は新学期を迎えられそう。ただ、ひとつ問題が……全校生徒に息子のことをどう説明するか。息子には、小さい頃から、「みんなと少し違う」という言葉を使って「障害」について、プチ告知はしてきている。しかし、「障害」という言葉は使ってこなかった。「障害」という言葉は、なかなか重い言葉で、イメージも決して、前向きなものではない。先生方も子供たちへの説明の中で「障害」という言葉を使うことをためらっている様子。息子自身が「自分は、障害者である」ということを認識していないのに、周りの子に話すということは無理がある。話合いを終えて、家でいろいろ考えた。「障害」という言葉抜きで支援学級の必要性は語れない。周りに理解を求めるのなら、情報を公開する勇気も必要。今の息子に「障害」を受け止められるか。親や学校は、告知後の息子を支えられるか。「障害」＝「みんなのようにできない」という事実を親も子も認識しなければ、次のステップに進めないのではないか。はっきり事実がわからないまま支援学級に移る息子の気持ちは、果たして、どうなんだろう?結局、はっきり「障害者である」ということを伝えることにした。たっぷり時間使って、話した。「障害」って何だと思う?というところが話して、いろんな人の行動を出し合ううちに、「俺って、障害者なん?」と、息子が言った。「そう。見えない脳の部分に障害がある」と答えると、やはり、ショックの表情が見えた。「それは、お母ちゃんが産んだから?」「お母ちゃんかお父ちゃんが障害者だから?」「障害者でも、仕事して生きていけるやんな」「生まれつきなん?」「治らへんの?」「どうしよう。こんなんで六年生でやっていけるんか?」障害がない人から障害者が生まれることもある。生まれつきの人もいるし、病気や事故で障害を抱える人もいる。障害を抱えて仕事している人は、数え切れないほどいる。障害は、病気ではないから治らない。充分、六年生でやっていける。ここまでは、心配で不安いっぱいのようでしたが、トムクルーズ(学習障害)、ビルゲイツ(アスペルガー)の活躍を話したり、障害があるから、障害のない人より劣っているということはない、障害は治らないけど、健常者にない能力があること、(息子は、記憶力がよいので、そのことを例にあげて)そんな話をしているうちに元気になってきて、「俺も隠れた能力があるかもしれへんなあ」とにんまりしてました。「自分で障害があるのかもしれないと思ったことある?」と聞くと、「それは、思わへんかった」そうです。「でも、なんで、みんなと同じようにできないのかなあとは思ってた」そうです。「お母ちゃんも○○先生も障害については、詳しく勉強してるから、わからないことは、どんどん聞いてや。自分のことは知っといた方がいいし。いつでも、みんな、あんたの味方やしな」そう伝えると、「わかった!」と元気な返事が返ってきました。これで、療育手帳や発達検査のことも本人に対して、うやむやにしなくてもよくなりました。ただ、告知したから終わりではなく、これからの方が壁にぶつかることも多いと思います。そんな時に、どーんと構えている親でいられるように、息子以上にがんばっていかなあかんなというのが現在の気持ちです。毎回、思うけど、告知できる環境であることに感謝です。そして、いろんなことを深く考える機会をつくってくれて、私に強い気持ちを呼び起こしてくれる息子に感謝です。

  2009年03月20日

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