仕事で作ったもの
仕事で自主製品を作っている。「この部署で活躍できそうだから」という理由ではなく、就職した時にその部署の担当がいなかった。もともと裁縫が好きでも得意でもなく、でも、真面目だから、「人様にお金を出してもらうのだから、適当なものではいけない」というプレッシャーからちゃんと作る努力はしてきた。でも、やっぱり、今でも「愉しい!」とは思えず、「誰か代わってくれへんかんあ」と日々、思っている。作ることより、「施設の名前で売る」というプレッシャーが大きいなあ。そんなテンション低めの自主製品担当の私ですが、利用者さんの特性を生かすという本来の療育目的に沿った作品ができた時は、「嬉しいー!!」(←フナッシー風)と思います。昨日、試作したこのバッグもその一つ。自閉症のK画伯。40代男性の優しいカエルの絵。拡大コピーして、カーボンで写して、布用絵具で色をつけました。知的障害のMさんの自由な織布。色鉛筆で塗ったような布をイラストの下と持ち手に使ってみました。実は、カエルの下の部分、うまく描けなかった「カエル」の文字を隠すために縫い付けましたが、いい感じでしょう?持ち手は、こんな感じ。こんなふうに利用者さんの特技を生かして、また、それに自分が携われた時は、苦手な裁縫もちょっとおもしろかったりしますちょっと前に作ったこちらの手描きシャツ。これも作ってて楽しかったな。