オレって大事にされてない?
昨日、学校に行く前、ブログのコメントに目を通していたらポロッと涙がこぼれたよ。大事にされていない子供が普通に身近にいる現実。「我が子を大事にしていないのではないか」という親の不安。学校で見かける叱られても無表情な子供たちの顔。いろいろな想いが溢れる。そして、今日もできるだけのことをがんばろう!と出かけました。そんな中、たまたま、校庭で一日過ごす少年が言いました。「オレのことな、先生たちが大事に思ってるのはわかったんや」ぼそっと言うので聞き返しちゃったよ(笑)そして、思わず本音を言ってしまった。「よかったあ!やっと気づいたか。遅いんだよっ(笑)」「けどなあ・・・・・・親には、ほっとかれてる気がするねんなあ」客観的に見て、気持ちの面ではわからないけど、この少年の親の行動は、育児放棄に見える。なんで、そんなふうに思うのか今までの出来事を聞いてみると共通することが見えてきた。「心細い」転校したての一年生の彼に「一人で帰って来い」と母が言った。学校に出かけてから、無事に家にたどりつくまで本当に心細かった。二度目の転校も帰り道がわからなかった。迷子になって騒ぎになった。やっとの思いで、先生に送ってもらって帰ったら、ちゃんと帰れなかったことを叱られた。年の離れた兄弟の子供ばかり親はかわいがる。オレとは、しばく時だけ話をする。「なあ、先生は、子供の帰りが遅かったら怒る?門限ある?」「あるで。遅かったら、ものすごい怒る。心配やもん」「オレ、怒られたことないねんな・・・・・・やっぱり、どうでもいいんかな」「そんなことないで~信頼されてるんやで、きっと」子供自身がどんな時に「大事にされていない」と感じるか。その答えの一つが見えたような気がしました。彼は、反抗的な態度をとるし、学校を抜け出す。その度に叱られるんだけど、叱られることで、確認しているのかもしれない。「オレって、大事にされてる?」って。そんな確認の仕方をしなくたってすむようにサポートしたいなあ。低学年の女の子で「あき先生だけが私のことをよく見てる」と先生に叱られると話す子がいる。実際は、そんなことない。私が彼女にしていることは、廊下ですれ違う時の言葉かけだけ。「元気?」「今、何の授業?がんばってるなあ。その調子やで!」(彼女、よく教室抜け出してるので、授業に参加できてるのはすごいと思うので)「○○さんの名前って、かわいいなあ」彼女の学年のサポートには入っていないので、それくらの関わりしかない。しかも、毎日、会うわけでもない。でも、彼女は「見ててくれてる」と感じている。ちょっとした言葉かけくらいならいくらでもできる。案外、こんな小さなことが子供を安心させられるのかもしれない。今、バタバタしていて、コメントの返事が遅れています。申し訳ないです。でも、しっかり読ませてもらってます。子供たちをサポートする私のサポートになってるよ(笑)今日もがんばってきま~す!