ねこの散歩道

[子育て] カテゴリの記事

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• 無事登校できてよかったあ。

  自信がない自分をも認めてしまえるくらいになると楽なんだけど。でも、自分自身、こう思えるようになったのは最近。前向きに生きましょう！おー！

  2006年01月10日

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• どんどん変わっていく私・・・・・・

  今朝は、すっきり目覚めました。「さあ、一日、笑顔で過ごしましょう！」と張り切っている私に反して、朝からぐずっている息子。特に理由はないようなんだけど、なんかおもしろくないんだろうね。適当に聞き流しながら家事してました。また、それが、気に入らないんだろうねーどんどんエスカレートするぐずり。どんどんイライラしてくる私。「いかん、朝から怒ったらいかん……」私は、こう見えても、意外と息子には怒らない。理由は、ただ一つ。療育の先生に「自己評価が下がるから、お母さん、怒らないで」とお願いされ続けたからだ。「私が怒る＝息子が自信をなくす＝子育てが大変になる＝私がしんどくなる」という図が常に頭の中にある。結局、私が怒れば、私がしんどくなるのだ。自分で自分の首を絞めることは、極力避けたい。「だめだ！堪忍袋の緒が切れかかってきた！」急いで洗面所に行き、血が出る勢いで歯を磨き、顔を洗って気分を落ち着けようと努めた。鏡を見たら……鼻血が出てた（笑）絶対、我慢のし過ぎだ。そうに違いない。今から17年前、夫と出会った頃の私は、長い髪をポニーテールにしていた。ジーンズなんて履いたことなかった。いっつもスカート。それが、今では、短い髪に鼻血止めのティッシュを鼻に詰めて、鬼の形相で（怒りを堪えていると顔が怖くなる）掃除機を振り回している。ああ、変わっていく自分に愕然……5分ほど、鏡を見てショックを受けていたが、いちいち感傷に浸っている時間は、今の私にはない。リビングで一時間もぐすってる息子に一喝！息子、寝室で泣く。泣いてすっきりして戻ってきた。「泣かしてほしかったんか？」とちょっと思った。その後、風呂掃除、窓拭き、アイロンがけと次々と仕事を与え、そして、宿題。できるできないは別にして、勉強は好きなようだ。なぜなら、私が、怒らないから。そう、怒らなきゃいいんだけど、今の私のレベルでは、「勉強だけは怒らない」で精一杯。他のことでも怒らないようにしようものなら、私が病気になりそうだ。午後からは、息子に付き合い「おばけ屋敷ゲーム」と「オセロ」そして、夜。また、いつものように「○○君にずっと前に嘘ついてしまったけど、どうしよう」等の「どうしよう」シリーズが繰り広げられている。あ～、昨日と同じ。また、イライラしてきた。まったく、こっちが「どうしよう」だよ！一分に一回の「なあなあ、お母ちゃん」と「○○したけど、どうしよう」に気持ちよく応えられるお母ちゃんに明日は、なれるんだろうか……そうや！明日から三連休！お父ちゃん、お願いしま～す！また、鼻血が出る前に、今日は、さっさっと寝ることにしよっと。

  2006年01月06日

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• 息子、泌尿器科へ行く

  この冬休み、どうも精神的に安定しない息子。初日、「あのな、時々、お風呂の中でおしっこしてるねん」と言うので厳重注意。そして、その日、一緒にお風呂に入っていたら「今、おしっこしてしまった」と息子。私、大激怒して、湯船の栓を抜く。その日から、ずっと「お風呂でおしっこしてしまったらどうしよう」と一日50回くらいつぶやく。「おしっこなんて、しようとしなきゃできひんやろっ！お風呂の中では、絶対にしたらあかん！」とその度に答える。かなり疲れが出てきた私。そして、三日くらいから「おしっこすると痛い」と言い出し、昨日は、15分おきにトイレへ。「もしや、膀胱炎？」と思って、今日は、大きな病院（かかりつけの病院は明日から）の泌尿器科に連れて行った。結果は異常なし。「子供は、ストレスがこういう形で出ることがよくありますよ」とお医者さんに言われた。ストレスかあ。そうだろうなあ。この他にも2分に一回、ひどい時は、１分に二回、「お母ちゃん」と呼んでくる。これが、冬休みの間ずっと続いているので、さすがの私も夜になるとぐったりで「頼むから5分だけ黙ってて」と言ってしまう。それで、また、不安になるのだろう。例の「地獄に堕ちる」「バッタを殺してしまったけど、どうなるのか」という話題になる。冬休み直前にＹ君にヨダレのことを「気持ち悪い」と言われたことがずっと尾を引いているらしく「椅子にツバつけてごめんなさい」「服にツバつけてごめんなさい」「必死になってたらヨダレが出てごめんなさい」と一日に何十回も「ごめんなさい」を連発。「相手が“嫌”“やめて”って言った時だけ謝ればいいよ」と最初は、優しく教えていたが、毎日毎日、これを繰り返されると「口先だけの“ごめんなさい”なら言うな！」と口調がきつくなってくる。子供のペースに巻き込まれているようではいかんなあ。また、明日から、気分を入れ替えて、がんばろう！

  2006年01月05日

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• 不安定オーラとご機嫌オーラ

  不安定オーラ……息子。ご機嫌オーラ……私。実は、冬休み前から息子が「不安定オーラ」満載で、私は、少々参っていた。私の「ご機嫌オーラ」でも、反撃できず(悲)ぐずる。泣く。しゃべり続ける。湯船でおしっこする。小さい頃の心の杖、ジョージを持ち出す。寝ている間も、夢の中で怒りまくっている。不安感は、膨張していて、私がゴミを出しに行く2分間でさえ、部屋に一人でいられない。理由は、多分、Ａ君との関わりだと思う。11月末から、「二人きりで見えない所で遊ぶのはあかん」と息子に伝えてある。Ａ君の保護者にも先生から伝えてもらっている。しかし、そんなことで、すぐに離れられるＡ君ではない。二人っきりになろうとするＡ君。お母ちゃんの言いつけを守ろうとする息子。息子は、教室でＡ君に二人きりになろうと誘われると困った顔で担任の先生の方を見ているらしい。Ａ君と二人にならないように必死である。しかし、決して「みんなで遊ぼうよ」とか「Ａ君とは、遊ばれへん」とは言わない。そんな精神状態が続いていたので、冬休みに入り、ストレス爆発しているんだと思う。そんな息子を受け止めたいと思うものの、毎日、泣いたり怒ったり、しゃべり続けたりされると「頼むし、5分間だけ黙って！」と言ってしまう。そうすると寝室に閉じこもって泣く。あ～、悪循環。そんな中、先日、友達のお母さんと二人でイタリアン料理を楽しみながら、いろんな話をさせてもらった。母と同年代だが、「お母さんみたい」というわけではなく、「大先輩」ともちょっと違う、なんとも表現しにくいんだけど、私の「元気の源」になるような人である。逢うと元気が出てきて、いろんなことに前向きになれるきっかけをくれる人だ。息子の話も聞いてもらった。「こうしたらいいのよ」なんてアドバイスは、一切されない。でも、帰りの自転車を漕ぎながら「私、何を忙しがってたんやろ。今日みたいにゆっくり食事するのって、ほんとに心地いい。毎日の生活だって、もっと、ゆったり取り組んだら、心地よくなるんじゃないか。明日からは、息子とものんびり行こう」と考えていた。翌日から、大掃除と食事作りは、息子と始めた。時間はかかるけど、一緒に。ものすごい不器用な手先。でも、必死で洗面器を磨いたり、窓を拭いたりしている。私の三倍の時間をかけて。ピカピカに掃除をしている。最近、息子なりにできることが増えていて、結果しか見ようとしなくなっていた自分に気づく。私が、ささっと済ませる風呂掃除も息子は、かなり時間がかかる。手抜きができないようで必死だ。一生懸命で不器用な手先を見ていたら、なんだか笑えてきて、息子に優しく接することができるようになった。大掃除の合間合間にゲームタイムを作って、オセロや野球盤で遊んだ。この二日間、ぐずるどころか、「中身が別人？」と思うほど、落ち着いている。私は、どうも、最初は、駆け足してても、気づかないうちに全力疾走してしまうところがあるようだ。それが、友達のお母さんとの食事でクールダウンできた。こういう時間って大事なんだろうな。今日も、お母ちゃんの「ご機嫌オーラ」が優勢です（笑）

  2005年12月28日

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• ご近所とのクリスマス会

  同じマンションの人が自宅でのクリスマス会に誘ってくれた。私は、気心知れた人と少人数でじっくり食事するのは大好きだけど、知らない人がいたり、職場やサークルの宴会みたいなのは大の苦手。でも、最近、いい出会いが多いので、参加させてもらった。総勢20名弱。顔は知ってるけど苦手だなあと思って話しかけたことない人や全く知らない人ばかりだった。でも、すごく楽しく過ごすことができた。誘ってくれた人は、とても柔らかい空間を作ることが得意な人だ。私が自分の居場所に戸惑っているとさり気なく用事を頼んでくれたり、息子が何かに躊躇していると間に入ってくれたりということを自然にしてくれる。ちょうど身長が同じ人がいたので「どこで服買ってる?お直し代が高いよね～」という話題で盛り上がったり、「子供は、ひらがながスラスラ読めるようになった途端にカルタをしなくなるのはなぜか?」という子育ての話題から粗大ゴミの出し方、正月は、どこで過ごすかと様々な話でいっぱい笑った。子供は、中学二年生から幼稚園児まで来ていた。時々、中学生の女の子が「あの子、性格悪い」というようなことを口にすると、つかさずお母さんが「そういうことを言わない!」とピシャリと言う。小学生が「あいつにカード取られた」と言えば、その子のお母さんが「“取った”なんて泥棒に使うような言葉は、使わない!」と注意する。どのお母さんも、とっても優しいけど、そういうところを見逃さずにきっちり注意する。「すごいな～」と思った。私、子供のいけない言動があっても、みんながいる時は、流しちゃってる時がある。流さず怒る時は、空気を固くして、周りの人まで緊張させてしまう。さりげなく、でもきっちり叱るテクニックは、いただいて帰らなければ。みんなで作ったクッキーやカレー、カナッペもおいしかったな。息子と同じ登校班の子も何人かいた。上手に相手をしてくれていた。なんだか安心したな。参加させてもらって、よかった。

  2005年12月23日

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• 心の中で悪態つく私

  実は、私は、子供がそんなに好きではない。自分の子と友達の子供は、もちろん好き。でも、その他の子供は、嫌いではないけど、「うわ～かわいい～」とは思えない。どちらかと言えば、猫の方に「かわいい～」と思ってしまう。そのせいかどうかわからないけど、私は、時々、よそ様の子供に心の中で悪態をつく。昨日も懇談の帰りに息子の同級生にあった。いきなりなれなれしくタメ口。(先生にもタメ口の子供って、多くない?)茶髪の三人組。ちなみに彼の母親も金髪に腹出しルック(30歳は過ぎている)で授業参観にやってくる。なんやかんや世間話をした後、一言。「○○(息子)って、何言ってるか訳わから～ん」「あっ、そう」と私。しかし、心の中では「だから、言葉の教室に行ってるんやんけ!お前みたいに活舌よくても性格悪いよりマシじゃ!おまえ、保育園の時から更生されてへんな!」と子供相手に悪態つきまくり。今日は、息子が帰ってきて「Y君に“気持ち悪い”って言われた。お母ちゃんが注意してくれても、全然あかんし、先生に連絡帳に書いて～」と私に言った。息子には、「そういうこという奴も悪いけど、あんたも、ヨダレがたれるほど指しゃぶりするのはやめなよ」と言った。そして、心の中では……「一年生の頃から、しつこいんじゃ!お前の親は“のびのび”と“野放し”と勘違いして育ててるんと違うんか!おまえみたい無神経な人間は平気かもしれんけど、おまえの言葉で傷ついてる子は、何人もいるんだぞ!いい加減気づけよ。あほちゃうか?」とかなり辛辣なことを思ったりしている。自分でも大人気ないと思うが、口に出してへんし(夫には言ってるが)勘弁してほしい。よそのお母さんは、「子供のことだから」って寛容に見守っているのかなあ……いつかそんな子供でも心から見守れるような大人になりたいものだ。当分無理そうだけどさ。

  2005年12月22日

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• じ～んときた絵

  昨夜、息子が、またまた、こそこそと起きてきて、絵を描いていたようだ。心にしまっておけないくらいで、なおかつ、直接、私に話すのは恥ずかしいことは、絵や手紙にすることにしているらしい。　　　　　　　　　こんな絵だった。○○くん(息子)は△△さんとたいこをたたくとおもしかったです。大きなたいこがどんどううるさかった。今、学校で「君やさんをつけなさい。呼び捨てはあかん」という取り組みをしているので、自分にも「くん」をつけたらしい(笑)保育園の頃、お迎えに行くと、たいてい園のバスの後ろに身を潜めていた息子。「お友達が怖い」という理由で。絵を描かせても、自分以外の人は登場しなかった。自分の顔の絵も表情がなかった。昨夜の絵。小学二年生にしては下手だけど、嬉しそうな顔だ。そして、友達の顔もある。成長してるよなあ。まさに、人に育ててもらっている結果だろうなと思う。周りの人たちに感謝!息子を育てるにあたって、「頭を下げる」ことがずいぶん多くなった。「お願いします」と「ありがとう」私は、この歳になって、頭を下げる快感に目覚めた。頭を下げる回数が多いほど、人に力を貸してもらった、お願いできる人ができた機会が多いという印だからだ。あ～、こんなこと手のかかる子供じゃなかったら、気づかへんかったやろなあ。手がかかる子供を育てるって、案外おもしろいし、奥が深い。手がかからない子供っていないのかもしれないけど(笑)

  2005年12月21日

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• 小学生のディサービス!

  行ってきました!児童ディサービスセンター。先月、面接と見学をさせていただき、本日、契約。支援費制度(障害者が使える制度)の対象なので、自己負担額、かなり低いです。助かります。息子たちは、6人ほどでサンドイッチ作り。買物もみんなで行ったらしい。「○○君が食いしん坊だった」「自分でサンドイッチ作って食べた」「パン屋さんに野菜も置いてあった」と息子から報告ありました。女の子の名前は、しっかり覚えておりました(笑)夫と私は、保護者の集まる部屋へ。自己紹介して、ざっくばらんに悩みを話したり、情報交換をしたり。就学前のお母さんが多かったので、話を聞きながら「あ～、あの頃が一番大変やったな～」とちょっと前のことだけど、懐かしくなりました。どのお母さんも優しくて、ゆったりしていました。子供の障害をきっちり受け止めて、前向きにがんばってる。子供が障害を持ったことに悩まない親なんていない。みんな、いくつかのしんどい思いを乗り越えて、今は、こうして大変なことも笑い話にして話せるようになったんだと思う。強さとか優しさとかが底辺に流れている力強くて温かい雰囲気がそこにはあった。子供たちも朗らかでかわいらしかった。息子が「あ～、おもしろかった!毎日、来たい!」と汗びっしょりで笑っていた。私も楽しかった。次回が楽しみ。また、また、いい出会いがありそう。息子に感謝やな。

  2005年12月17日

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• 潜入…言葉の教室

  今日は、二時間目が言葉の教室。「言葉の教室」では、マンツーマンで、発音等の言葉に関するフォローをしてもらえる。息子は、週二回。息子は、私がいると「お母ちゃ～ん」と先生の前でも私の首に巻きついてくる。毎回、言葉の教室を子供と一緒に受けているお母さんも何人かおられるのだが、うちの場合は、私がいると勉強にならないので、月末の火曜日だけ参加させてもらっている。ほんとは、毎回、参加したい。息子のことより、療育方法に興味深々のお母ちゃんである。今月は、火曜日が全部、学校行事でことばの教室がお休み。なので、今日、息子にナイショで潜入してきた（先生には了承済み）言葉の教室は、小さな部屋が二つ。奥の部屋で勉強。手前の部屋は、親の待機場所。二つの部屋の壁には、マジックミラーがある。マジックミラー越しに私がいるとは知らずに、いつものように勉強する息子。リラックス、リラックス、リラックスしすぎやーーーー！先日、担任の先生が「ちょっとでも○○君（息子）の“いや！”っていう声が聞こえたら、すっとんでいって“○○君、よく嫌って言えたねえ！嫌なことは嫌って言わなあかんもんね。みんなもそうだよね！”と褒めまくっています」と言われていた。しかし、言葉の教室では「いや！」「あかん！」「先生がやって！」と遠慮なしで拒否しまくり、しかも社長のようにふんぞり返っている。なんてこった。おいおい、先生の鉛筆噛んでるぞ！消しゴムまで食べよった！すぐに立ち上がる。尻に椅子を接着したいくらいだ。カンカンカンカン音がするなあと思ったら、息子が揺らす椅子の音。チャイムが鳴って、終了時間なのにゲームを出してきた。先生を独り占めで個室でゲーム。予鈴が鳴り、先生が「三時間目が始まるから終わりだよ」と言うと「三時間目も言葉の教室がいいねん」と笑いながら訴えている。観念して「さよならっ」と元気に飛び出してきて、私を見て「お母ちゃん！」とびっくりしていた。いつものように「お母ちゃ～ん」と体をクネクネさせて巻きついてくるかと思ったら「三時間目に行くし！」とあっさり走っていった。その後、30分くらい先生と話をした。「偉そうな態度ですいません」と言ったら「いろいろ話もしてくれるようになったし、意思表示もきっちりしてくれるようになって、私は、とっても嬉しいです。最近は、○○君（息子）の話が長くて時間が足りないくらいお話してくれるようになりました」と答えてくれた。言葉の教室の利用は、一人だけ授業を抜けて受ける。そのプレッシャーを担任の先生と心配していたけれど、本人は、楽しみで仕方ないらしい。クラスの友達も「○○（息子）、言葉の教室、がんばってこいよ！」とよく声をかけてくれる。そして、本題の発音や文の組み立ても飛躍的に伸びた。就学前は、いろいろ迷ったけど、利用してよかった「言葉の教室」です。

  2005年12月12日

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• 安心できる友達

  息子の友達が遊びに来ている。二人で仲良くゲーム中。笑い合いながら、教えあいながら。見てて安心。私の「安心できる息子の友達」である。最近は、家で遊ぶことは滅多にないが、一年生の頃は、連日、いろいろな子供たちがやってきた。その中には「来て欲しくない友達」も何人かいた。その子供たちには、共通点がある。1　あいさつが全くできない。自分の家のように、玄関開けてバタバタ入ってくる。2　厚かましい！「おばちゃん、ケーキないの？」と平気で言う。「うちは、喫茶店と違うねん！自分の家で食べな！」と言ってやるが、平然と「ふ～ん、うちは、いつもあるんだけどなっ」とか言いやがる。じゃあ、持って来いよ！今日は、たまたまクッキーを焼いていたのでおやつに出してあげたけど、こういうクソガキには、絶対にお茶しか出さない意地悪なお母ちゃんである。お茶でさえ、シャクにさわることもあったな。3　言葉遣いが悪い！「おまえ」なんて当たり前。気に入らないことがあると、相手をおとしめる暴言を吐く。こういう奴は、子供でも許せないので「今、なんて言った？そんな言葉使うな！気分悪いわ」と言ってやるが、堪えない。おそらく、家庭の中で普通に悪い言葉が飛び交っているのだろう。だって、そこの親、自分の前でそんな暴言飛び出しても何も言わないどころか「暴言」って気づいてないもん。4　いつまでたっても帰らない！だいたい陽が沈むくらいの時間に帰るのが常識でしょう。しかし、帰らへん。「お母さん、家におらんもん」とか言う。そして、ほんまに親が家にいない子供もいる。どうなってんねん！「じゃあ、仕方ないね」なんて言おうものなら、親子で図にのり、うちを第二の学童にされかねなかったので、心を鬼にして（さすがにこの時は、かわいそうやなあと思ったけど）「おばちゃんとこは、六時までしかあかん。家の前で待ってて、お母さんに“家に入れないから困る”って言いな。明日から、家にいてもらうか、カギもたせてもらうかしてもらい」と寒い冬に無理矢理帰したこともある。とりあえず悪戯しても子供らしい素直さがある子はかわいい。叱られると真剣な顔になる子なんて、ほんとにかわいい。いつでも来て来て～と思う。逆に、叱ってるのに「はあ？」と言ったり、言い訳ばっかりする奴は「二度とうちの敷居はまたがせん！」と思う。安心できる友達ばっかりだったら、私も上品で優しいお母ちゃんでいられるのにな～～～（ホンマか？）

  2005年12月06日

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• 続けることって、やっぱり大事！

  息子が三日連続、ズボンにティッシュを入れたまま洗濯機に入れよった。しかも、昨日は、二つも入っていた。ティッシュ取るのに、ものすごく時間がかかる。コロコロも出動させた。途中でコロコロ使い切り、新しいコロコロに取り替えた。その時、戸棚に自分の頭を突っ込んだまま扉を閉めてしまい、自分の頭が挟まった。耳がちぎれるかってくらい痛かったけど、自分でやったことだから怒れない。そんなんで、息子の宿題は、びっちりくっついてできなかった。そんな事情で、息子が一人で書いた本日の日記。きょうは、おとうさんがごはんをつくりました。すごくすごくすごくすごくおいしかったです。またたべたいです。おなかがふくれました。「おいしかったな」といいました。たまねぎがやわらかかったです。おとうさんが大すきです。おかあさんは、おもしろいです。おかあさんのごはんはおいしいです。おかあさんとおとうさんが大すきです。おひるからかいものに行きました。くつを貝いました。グレのくつです。20cmです。おかあさんのくつのcmは、225cmです。途中で下線が出てきたり、買いが貝だったり、グレーがグレだったり、私の足が225cmだったりするが、正直、「すご～い」と思いました。息子は、解読がかなり大変なので、その手助けになればという思いと感情を外に出せるようにという願いもあり、9月から毎日、あのね帳を始めました。最初の一ヶ月は大変。でも、泣きながらでも一行は書かせました。毎日、つきっきりで書かせました。今では、日記が楽しみで、自分から書いています。先生の赤ペンの文字をノートを返してもらったら、すぐに見ているそうで「その姿が印象的」と担任の先生から言われたほど。読解が苦手なので、かなり大変なんでょう、何回も読み返しています。やはり続けることは、大事。一つのことでいいから、やり続ける。一人では、できなくても、家族と一緒ならがんばれます。担任の先生の支えがあると、もっとがんばれます。九月から続けた「毎日、あのね帳を書く」と「宿題してる時にお母ちゃんは、怒らない」という課題。大変だったけど、やってきてよかったです。

  2005年12月04日

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• 療育手帳に・・・動揺してしまった

  今日は、申請してあった療育手帳を受け取りに行くことにした。その前にクリーニングを出し、毛糸を買い、結膜炎のため眼科に行った。お昼前に福祉事務所の支援課の窓口に必要書類を提出。待つ。平常心。青い療育手帳を職員が開く。息子の写真。Ｂ判定（中軽度発達障害）の大きなハンコ。その瞬間、ものすごい肩が重く感じた。なぜか、息子に「すまん」と思った。笑ってる息子の小さな肩に大きな荷物を背負わせた……そんな感じがした。その後、受けられるサービスについて説明を聞いた。動揺していないような顔をして。スーパーに寄った。帰りの自転車、心が空っぽなのに、いっぱい涙が出た。止まって、ハンカチを出した。拭いたら余計に涙が出たので、そのまま帰った。今まで、仕事柄、たくさんの療育手帳や身体障害者手帳を手にしてきた。事務作業で必要だから。あの手帳を取得した時、お母さんの何人かは、こんな気持ちだったのかなと思った。そこまで、考えられる指導員だったら、もっと、いい仕事できたのにな。手帳を取得したから、何かが変わるわけではない。でも、なんとなく「これから、大変だぞ」と言われてる気がした。そして、「私にこんなふうに思わせる日本！情けないぞ！」と怒りもこみあげてきた。といつまでも感傷に浸ってられない。今日は、先生より話し合いのお誘いを受けているので、夕方、学校へ行く。そして、そのあとは、お楽しみの親子忘年会だ！時間は、どんどん経過する。さあ、気分を切り替えて、今日の残り何時間を楽しんでくるぞ！　〈追記〉読み返したら、ちょっと重い文章になってるなあ。けど、私、全然、落ち込んだりしてません。　　前に読んだ本に、障害や難病を抱えた子供のお母さんは、本能として「私のせいだ」と思ってしまう生き物なんだと書いてありました。なので、私もお母さんの一人として、そんな気持ちになりました。けど、一方では、息子に対して「あんた、ウチに生まれてきてラッキーやったなあ。素敵なお母さん、優しい友達や先生、抜群の環境やで！」と図々しく思ったりしております。大変って言えば大変なんだろうけど、それは、どこの家も同じだしね！

  2005年12月02日

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• 仕返ししたらいいねん！

  最近、気づいたこと。学校や親（私も含めて）は、口がすっぱくなるくらい「友達を叩いてはいけない」「友達が嫌がることをしてはいけない」「“死ね”とか“殺す”“あほ”という悪い言葉を使ってはいけない」という禁止の話を子供にする。ウチの息子、忠実に守っています。時々、友達と調子にのって、悪い言葉を使ってしまった日は、家に帰ってきて、懺悔しすぎなくらい懺悔します。私は、どうか？さすがに、口には出さないけど、心の中で「こいつ、あほちゃうか？」とか「ほんまに、ムカつく奴！いっぺん、死んで来い！」と心の中で暴言吐きまくる時がある。嫌なことされたら、仕返しになるのかな、思いっきり言い返す。こういうことって、教えられなくても、できるというか、やってしまうことなんだと思う。しかし、息子は、違うようです。「嫌なことされたら、仕返ししたらいいねん！」たまたま、何かの拍子で私が言い放ったこの一言に「救われた～」という表情。何回も「仕返しは、いいねんな？」と私に確認する。「いいで！ただし、嫌なことしてきた相手に一回だけやで。しつこくは、あかん」と答えている。「今日、誰と帰ってきた？Ａ君？」と聞くと「ううん、一人」と息子。「珍しいやん。なんで？」と聞くと、少し自慢気に「仕返ししたから、喧嘩やん。だから、別々に帰ってきた」とのこと。そして、「Ａ君が背中叩いたから、一回、叩いた。仕返しは、一回は、いいねんな？」と私に確認。「いいで。仕返し一回は、かまへん。いままで、仕返しするの我慢してた？」と尋ねると「叩いたらあかんって、みんな言わはるから」と息子。あ～、こういうことも教えなあかんかったんやなあ。今まで、ずいぶん我慢してたんやなあ。お母ちゃんと息子のこんなやりとりをのんびり聞いてるマウです（笑）

  2005年11月28日

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• 「弱い」んじゃない！

  今日は、施設見学に出かけた。車で45分。私の住む区には施設がない。施設内、とってもゆるやかな時間が流れておりました。心が緩む感覚。見学させていただいた施設は、息子のように普通学級の中では、ちょっとしんどいなあという子供対象。クラスも二つあって、片方は、怒りのコントロールが課題。もう片方は、感情を表現することが課題。息子は、後者のクラス。友達のオモチャを無理矢理取ったりしないけど、取られても「あかん」と言えず、泣くこともできず、じっと我慢するタイプの子供たち。定型発達児であれば、「気が弱い」と言われるんだろうなあと思う。息子もそんなふうに表現されることがある。私も、多少、思っていた。でも、夏休み以降、息子とじっくり関わっていて、決して、気が弱いわけではなく、表現の方法がわからないようだと気づいた。「嫌なことは、嫌って言ってもいいよ」「何もしていないのに叩かれたら、あんたがその子に怒って、仕返ししたいと思うのは当たり前やで」最近は、そんな話をよくする。息子も安心した顔をする。「友達を叩いてはいけない」「暴言はだめ」「仲良くしよう」そういうセリフは、いろんな場所で聞かされるので、インプットされやすい。「守らなくては」と頑なに思ってしまう。でも、中には、どうしようもないクソガキも存在する。そんな時は、叩いても仕方ないし、暴言吐いても仕方ないし、仲良くなれなくても仕方ないと私は思う。しかし、そう気持ちを処理できない子供たちは、我慢を選ぶ。そして、友達と遊ぶことさえしんどくなる。緊張する。楽しくなくなる。そんな図が見えるような気がする。友達から、叩かれること、からかわれることは、弱いからじゃない。コミュニケーションのとり方がわからないからだと思う。強くならなくたって優しいままの子供でいい。でも、楽しく暮らせるように対人関係を築く技を磨くことは必要だと思う。

  2005年11月26日

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• 小児精神科受診

  今日は、一年ぶりの精神科受診でした。ヒゲの小さいおっちゃんという感じのドクターです。息子、はっきり診断名がつきにくい状況。それは、今回も変わらず。一応、自閉症の影も残しつつ、選択かん黙症（場面により話せなくなる）の可能性も持ちつつ、ＰＴＳＤもひきづりながら……どっちにしても、「不安になりやすい性質」ということは確実です。なので、「地獄に落ちるシリーズ」もずっとひきずってしまうわけです。対人関係でも、トラブルを避けようとして「わかった」と言ってしまう。本人なりの解決方法であるけれども、正しい方法ではないので、反感をかったり、やってないことまでやったことにされてしまう。大きな課題としては、感情の表出。特に「いや」「あかん」「ちがう」という気持ちを表現することです。家の中では、「いい加減にしろ！」というくらい表現できるけど、子供同士では、難しい。方法としては、パータンをつくってやるということ。例えば「三回“あかん”と言っても、相手が止めなかったら先生のところへ行け」「友達が周りの子に“死ね”とか“殺す”と言い出したら、その場から離れろ」「自分の持ち物なのに“勝手に使ってる”と言われたら、“ちゃいますやん”と言え」と具体的にカードに絵付きで示してやる。最初は、パターンとしてやっていても、繰り返していくうちに、コミュニケーションのとり方がつかめてくる。うちでは、パターンをつくってはいたけど、絵には描いていなかった。息子の場合は、絵にするとかなり理解力がＵＰするので、描いた方がいいらしい。Ａ君との関わりについては「絶対、離して下さい。ドクターの指示です」と断言されました。Ａ君が息子を抱えてしまうのは、Ａ君自身が不安感をもっているから。その不安なＡ君といたら、息子に不安が移る。基盤がしっかりしている子供なら受け止められるが、息子の場合、基盤が「不安感」なので、このまま続けていれば、神経症や鬱になる可能性が大きいとのことでした。「相手の親や先生に“ドクターの指示です。今の○○（息子）の症状にこの状態は、絶対によくない。いろいろな子供と関わりをもたせるようにしていかないと精神的な病気になってしまうと言われました”って言ってもいいから、離れさせて」と言われました。確かに健康な大人でも、いつも悩んでる人といたら、悩みがなくても気持ちが暗くなるし、いつも怒っている人といたら、自分までイライラするもんなあ。「Ａ君と距離をおく」「息子が自分で離れることができるようにする」この二本立てが当面の大きな課題です。結局、離れることがＡ君にとってもプラスになるんだろうなあ。むずかし～しかし、振り返ってみると、私自身、かなり肝っ玉が据わってきたと思う。最初の頃、受診中、無意識に涙がポロポロ流れて、先生に「お母さん、大丈夫？」と心配されることもあった。夫に「何にも言わなくてもいいし（夫、鬱病真っ只中で、息子のことまで気がまわる状態ではなかった）、横にだけおって」と受診日は、一緒に行った。今は、受診中、冗談も言えるし、息子のことから少し離れても自分の興味ある箇所だと、ドクターに「その研究って、どこまで進んでるの？」って図々しく聞いたりしている。夫にも「あんたは、しっかり稼いできて。どうしてもっていう時は、一緒に来いって言うし」とかなりの余裕だ。やっぱり人は、成長する。いくつになっても。図太くなっているとも言えるけど（笑）「成長する」という事実を忘れなければ、療育も楽しいし、自分自身の生活も充実してくる。最近、このことに気づいて、本当に楽しい。明日は、障害児ディサービスセンターの見学に家族で出かけてきま～す！

  2005年11月25日

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• どうにかならんか？

  さっきまで、夫と二人で話をしていた。もちろんテーマは、息子のこと。こればっかりやなあ、息子が寝てからの夫婦の会話（悲）今日も夜10時ごろ「なあなあ、お母ちゃん」が始まった。「Ａ君と一緒にＩ君を追っかけるごっこをしてしまった」らしい。いつもの通り「何してんねん！相手が嫌がることをするなって言うてるやろ！」と私の怒声。「悪いことしたから、地獄に落ちる？いいことしたら、許してくれる？」と半泣きの息子。ここのところ連日、Ａ君と悪事を働いているので、私も相当頭にきて「傷ついた人の気持ちは、あんたがいいことしようが簡単には治らへんのや！そんなに、毎日、悪いことしてたら、地獄に落ちて当たり前や！」と言った。息子によると、一応、悪いことをしようとするＡ君を止めているらしい。そして、Ａ君は「そうやな」と適当に返事はするが、やはりやる。その理由は、息子に近づく友達を排除するためだと思われる。とりあえず息子には「そういう時は、Ａ君から離れろ」と言っておいた。で、夫と話していたのだが、この問題は、とても解決が難しい（と思う）まず、Ａ君の問題。彼なりにいろいろな問題を抱えているのだろう。息子を独り占めしたがる。でも、大好きなわけではない。なぜなら、自分が周りに批判されると息子のせいにする（幸い周りは、このことをよく理解してくれていて息子が不利にはならないが、息子自身は戸惑う）本当に大好きで大切な友達には、するはずがない仕打ちをする。そして、息子側の問題（課題？）息子は、人の悪口を言ったことがない。「優しい」とか「心がきれい」とも言えるかもしれないが、私は、障害ゆえだと感じている。学生の頃、障害者施設でバイトをしていた。ものすごいヤンキーが来ても、彼らは、先入観なしに受け入れた。そこで、ヤンキーも受け入れられた喜びっていうのかな、そんなんがあって、とっても素直になり一ヶ月後、服装が変わった。中身も変わった。先生や親が何年かけてもできなかった更生を一ヶ月で成し遂げた。その時、私は「どんな人でも先入観を持たずに受け入れることができるなんてすごいなあ」と心底感動した。しかし、今、息子を見ていると、こういう「誰でも受け入れる心」がやっかいになることがある。Ａ君についても、周りの子供たちから、いい評判を聞いたことがない。みんな、遊ばなくなる。息子は、受け入れる。Ａ君は、ますます息子に依存する。夫が「情けないなあ。両方とも」と言った。私も同じ気持ち。叱りながら、情けなくなる。もちろん、怒りも。息子を振り回すなよ！息子の立場に立つと、これまた、Ａ君とお母ちゃんの板ばさみなんだろう。明日、もう一回、優しくゆっくり話してみよう。担任の先生もかなり気にかけて注意してみてくれている。時々、連絡帳に「Ａ君にひきずられて、○○君（息子）のよさがうまく引き出されていない」と書いてある。息子は、他人の悪い部分を理解できていないようで、私が「△△ちゃんって、どんな子？」と聞くと、必ず良いことを言う。無理に捜してでも（笑）なので、優しい子は、息子に接することで、ますます優しくなっているように見える時がある。しかし、Ａ君のようなタイプには、逆効果だ。息子は、振り回される。Ａ君にとっても、息子は、よい友達だとは言えないのではないかと思う。ちなみに「Ａ君ってどんな子？」と聞くと「わからん」と答える。あ～、この問題、なんとかならんか？親バカかもしれないけど、Ａ君がらみで、いつも心を痛めている息子が可哀想に思えてくる。Ａ君親子は、何も問題意識をもたずに毎日を送っているんやろなあ。とりあえず、金曜日に精神科受診で相談してみよう。話は、変わりますが、今日、俳句教室の見学に行ってきました。息子も早く帰ってきたので連れて行きましたが、饅頭ばっかり食べておりました。俳句って、川柳と違って、季語が必要だし、難しそうでした。でも、なんでもない日常が違う世界に見える句もあって、素敵やなあと思いました。しかし、私に詠めるのか？？？？

  2005年11月22日

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• ありがた～い地域のドクター

  今日は、整骨の後、内科に血液検査の結果を聞きに行った。私は、肝臓が悪いので年に一回検査をしている。結果は、良好。息子もここの内科をかかりつけにさせていただいている。引越して、少し遠くになったけれど、先生の人柄に惚れているので、がんばって、自転車で来ている（駐車場がない）先生に「あきさん、仕事は、続けてる？」と聞かれた。「息子が、ちょっと大変で辞めました。最近、やっと発達障害の診断が出ました」と答えた。先生がこんなことを言われていた。人間が生きていく上で、何％かの確率で必ず障害や難病を抱える人が出てくる。これは、どんなに医学が進んでも避けられるものではない。健常で健康な人の代わりに、一部の人がハンディを背負ってくれているのだと思う。だから、息子さんのこともあきさんたち家族だけががんばるべきではなく、みんなで支えていくべきだと私は思っています。今の社会では、息子さんも大変な思いをすることがあるかもしれませんが、家族だけで抱える問題ではないですからね。私たちの代わりにハンディを背負ってくれているのですからニコニコして言われてました。みんなが、こんなふうに思えたら、社会って大きく変わるんだろうなあと感じました。息子は、歯医者さんでも、ドリルしたまま逃げ出そうとして血まみれになった男です。泣くわ、叫ぶわ、逃げるわで大変でした。でも、歯医者さんは「僕は、作業ではなく、治療がしたい。○○君（息子）の心をたかが歯の治療で壊したくない」とおっしゃって、一年半、ドリルなしで治療をしてくれた（その後、できるようになった。現在、歯の型をとることが課題）本当に、ありがたい地域のドクターである。あったかい人って、身近にたくさんいるんやなあと再確認した気持ちです。

  2005年11月18日

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• 毎日、やらかしてくれるよなあ

  昨日は、「怪しい人シリーズ」を紹介させていただきましたが、一日を締めくくる「怪しい人たち」は、私ら一家でした（悲）昨夜は、給料日。乾杯して（夫は、ビール。私らお茶。しかし、ワイングラス。息子の案）、すき焼き食べて、バカ話で盛り上がっていた。そこへ、息子がそ～っと近づいてきて、私の耳元で「あのな、お母ちゃん……」いや～な予感。……的中……「あのな、今日な、学校の帰りにＡ君が八百屋さんのカギを盗んで、捨てて帰りはった」いつものように、絵を描かせて状況説明をさせたけど、どうしても理解できない。カギの絵を描かせると、太い棒を描く。「わからん！とにかく、八百屋さんに迷惑かけてるとあかんし、今から一緒に見に行こっ！」夜の八時半。寒かったよ。三人で暗い夜道を歩いて八百屋に行きました。結局、こういうことでした。八百屋さんが落ちていたバイクのカギを落とし主にわかるように電柱にくくっておいた。それをＡ君が外して、カギを捨てて帰った。息子は、「えらいこっちゃ」と思って、店の人に声をかけたが出てこなかったので、そのまま帰ってきてしまった。カギは近くに落ちていたので、元の通りに、電柱にくくってきました。多分、Ａ君は、カギが電柱にくくってあった理由を正しく理解していたのでしょう。息子は、「八百屋の前の電柱＝八百屋の電柱」と理解して、「えらいことしてしまった。寝る前になんとか私に言わなきゃ」と思ったのでしょう。少し息子のモノの見方、捉え方が見えた気がしました。しかし、夜道の電柱囲んで、親子三人、なんやかんや座ったり、指差ししたりしてる姿って、怪しいよなあ。帰り道、「あのな、Ａ君な、帰りにいつもマルちゃん（犬）に“殺す”って言うねん。○○（息子）はな、“そんなん言ったらあかん”って言うねんけど、やめさせることができひんねん」と涙ぐんでいた息子。「そんなん言ったらあかん」のフレーズがとてもとても早口だった。「あのさあ、Ａ君が“殺す”って言うと地獄に落ちてしまうと思って、○○（息子）は、“あかん”って言ってあげてるの？」と尋ねると、かなり不思議そうな顔をして、「はあ？そんなこと思ってへん。自分のことは、自分でせなあかんやん。地獄に落ちるのは、自分が悪いからやで。だから、人のことまで知らん」とのこと。あら、クールなのね。ずっこけそうやったわ。でも、なかなか的を得ているのかも。昨夜、こんなことがあったのに、今日も、やらかしてきた。帰ってくるなり、耳元で「あのな、お母ちゃん……」「○○君と××君とＡ君と一緒に△△さんにツバかけてしまった」「△△さん、なんて言ってた？」「“やめて”って、言うてはった」「なんで、“やめて”って言ってるのに、やるんや！人が嫌がることは、やったり言ったりするなって言ってるやろが！」と、またまた、鬼母ちゃんに変身しました。内心、息子は、嫌なこと言われる方が多いんじゃないかとかわいそうに思う気持ちもあるけど、それとこれとは、話は別。お母ちゃんだって、つらいねんで。今日のあのね帳、また、神妙に書いておりました。「○○くんと××くんとＡ君と△△さんにツバをかけてしまいました。△△さんが“やめて”と言いました。もう、やめたいです」ほんまに、やめてくれよ。こんなことの繰り返しなんだけど、憎めない息子。昨夜の状況説明の時も、持ってる語句が少ないし、絵は下手なので、手足顔総動員で体全体で伝えようとがんばっていた。やっぱり、かわいいな～なるべく怒りたくないんだけどな。明日は、平和でありますように！

  2005年11月17日

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• 大人気ない？

  夕食の時、夫にこんな報告をした。「今日な、公園で、また、よその子供に説教しちゃったよ。Ｇ君がさあ、木に引っかかったボールを取るのに“○○（息子）のよだれを伸ばして取れ”って言うんだよ。最初は、私も聞き流してたんだけど、しつこく言うし、そのうち、周りの子たちも言い出して、○○（息子）、私にくっついて、黙って指しゃぶり始めたんだよ。そしたら、ますます、しつこいの。なんかムカついてきて、それで、“みんなさあ、ヨダレのこと、からかって楽しい？”って聞いたのよ。そしたら“言ってるだけやん”ってみんな言うから“これ（息子の姿）見てさあ、嫌な思いしてるんじゃないかなあって思わへん？”って言ったら、それから、ピタッと言わなくなったんだよ。二年生って、言われなきゃわからんけど、まだまだ、素直やし、いろんなこと教えるチャンスやなあ」うちの息子は、よくこういう状況になる。けど、いつも聞こえないふりをしているので、ほんとのとこ「嫌な思いをしている」かどうかは、疑問。何度か聞いたが「別にー」と答える。一応、今日も聞いてみた。「嫌やで、そりゃあ」やっぱり嫌やったんか。そう答えられるようになっただけ進歩やなあ。でもさ、嫌なら、その指しゃぶり、少し控えたらいいのにと思うんだけど。ちなみにＧ君には、一年生の頃、しつこく意地悪されてきた。Ｇ君のお母さんが懇談会で「私は、スポーツに救われて、支えられて、ここまでやってきた。だから、息子には、勉強はいいからスポーツをしろって言ってるんです」と発言したのを聞いて「スポーツさえしてたら、まっとうな人間になるわけではございませんよ」と私は、心の中でツッコミ入れた覚えがある。夫が「ボクは、意地悪な子供が将来、どうなろうとどうでもいい。だから、その子のために説教はせんけど、自分の子供を守るためなら説教をする」と言った。うちの夫は、かなり優しいが息子のことになると意外と熱くなり、保育園でしつこく息子をいじめたクソガキに一発ケリを入れて帰ってきたことがある。そこから、子供についての話題が広がり、こんな話になった。「自分の子供が“おまえ、殺すぞ”と言われているところを目撃した場合、言った子供に“今度、うちの子にそんなこと言ったら、お前こそ殺すぞ”と言うことは、間違っているか？大人気ないことか？」夫に「あんた、言いそうやなあ？」と言われた。うっ、言いそうや。言うに違いない。というより、息子じゃなくて、息子の友達が言われても言いそうや。私が「あかん言葉だけど、言わずにいられへんやろなあ。親やし」と答えると夫が「ボクも言うやろなあ」と言った。夫は、私の10倍は、穏やかな人なので、この人が「ボクもや」と言うとなんだか安心する。最近の私は、どうも息子よりだ。以前は、息子の周りで起こる出来事を指導員的な立場で見ていた。なかなか子供のことで感情的になれず冷静な自分に「親としての感情が不足している」と悩んだことがあるくらい。その頃は、その頃で悩んだけど、あまり息子よりになるのもよくないだろうなあ。親というのは、子供以上に子供の気持ちになることがあるんやなあと最近、つくづく思う。子供に嬉しいことがあると子供以上に嬉しがったり、子供がつらい思いをすると子供以上に凹んだり。うちも、この二年くらいは、そんなことの繰り返しやなあ。これからも、きっと、そうなんやろう、親である限り。保育園時代は、いろんなことが大変で、子供の気持ちに寄り添うことができなかったけど。しんどい時もあるけど、こうして、共感どころではないくらいの共感ができる人がいつも近くにいるって、いいなあと思う。なるべく嬉しいことが多い方がいいけど（笑）

  2005年11月15日

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• 「怒ってもいいん？」

  またまた、入浴中にドアを開けて小声で「お母ちゃ～ん」と来た息子。なんで、いつもお風呂なんやろ？お母ちゃんが無防備で機嫌がいい時を狙ってるのか？（笑）「あのな～、昨日、Ａ君の鞄を盗んで（取り上げてという意味らしい）、投げてしまった。悪いことしてしまった」またまた、顔面蒼白でした。「○○（息子）が、そんなことするなんて、相当、怒ってたんやろ？」と聞くと、首を縦だか横だかわからないように振り「何にもされてへん」と答えます。しばらく「ほんま？何にもせんのに怒らへんやろ？」「怒ってしまった」「ほんま？怒ることは悪いことと違うねんで」と問答を繰り返していたら、「あのな、Ａ君が叩いてきたから、鞄、投げてしまった。月曜日、“ごめん”って言わなあかんな」と神妙に白状（？）した。「“ごめん”も大事だけど、“叩くのはやめて”って言うことも大事やで。嫌なことされたら怒ってもいいねんで。怒ることは、悪いことじゃないんやから」と私が言うと「えっ？怒ることって、悪いことじゃないの！」と本当にびっくりした顔をしていた。私は、よく怒る方なので、自分を弁解するようで、やや気が引けるが、根本的に、怒りは表現するべきだと思っている。ただし、条件はある。それは、自分を怒らせた相手に向かって怒ること。例えば、夫に怒られて、その腹いせに子供に怒るとか学校で友達に嫌なこと言われたけど、その相手には怖くて言えず、自分より力の弱い子に意地悪をするというのは、許せない。怒りの矛先は、怒らせた相手のみに向けるべきだと思う。息子と夫は、怒りを抑えるタイプ。しかも、消化しきれず、自滅する。夫は、私が、常に「怒れー怒れー」と言うので、最近は、かなり怒りの表現をするようになってきた。直接、相手に言えないので「こんなんで腹立った～」と私に話す程度だが、それでも、言葉にするとすっきりするようだ。言葉とは、不思議なもので、腹の中のモヤモヤを体の外に出す働きもあるようだ。息子は「怒ってもいい」でかなり安心した様子。「おやすみ～」とベッドに入っていった。そして、また、パック中の私のとこにやってきた。「あのな、この前、お母ちゃんに嘘ついてしまった。あのな、この前、朝、泣いてた時、“怖い夢見た”って言ったけど、見てなかった。ごめん。なんか、泣いてしまっただけやねん。お母ちゃん、ごめんな」「そんなことかいな。あんた、かわいい男やな～」とパックのまま抱きしめてしまった。息子は、ニッコリ、マウは、びっくりした顔でこっちを見てた。それにしても、八歳の男ってかわいいな～

  2005年11月12日

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• 「優しい言葉を使ってみたら？」

  息子、朝、起きてきませんでした。起こしにいくと、布団を頭からかぶって、シクシク泣いておりました。「地獄に落ちる夢を見た」そうです。本日も、「地獄に落ちるシリーズ」です（笑）今朝の息子には、こんな話をしました。「あのな、ほんまのことを言って、お母ちゃんは、死んだことないから地獄が本当にあるのか、天国が本当にあるのかわからへん。でも、生きてる間のことはわかるで。人に優しい言葉をたくさんかけられる人には、嬉しいことやいいことがいっぱい起きるんやで」息子、素直に納得したようで「優しい言葉ってどんな言葉？」と聞いてきました。「おはよう、ありがとう、大好き、嬉しい……自分が言われたらニコニコしてしまうような言葉や。毎日、たくさん使い！そしたら、嬉しいことがたくさん起きるで！」「ほんま？そしたら、天国に行ける？」「天国は、行ったことないからわからんけど、生きてる間は、絶対、いいことがいっぱい起きるよ」「今日から、いっぱい言うわ！」と元気に登校して行きました。そして、連絡帳。「○○君（息子）が、“死ね”“殺す”という言葉を使っているところは、一度も見たことがありませんし、そういう言葉を口にするところは想像もできません」と書いてありました。安心しました、今のところは。そして、Ａ君については、思い通りにならなかったり、厳しく注意された後には、言っている姿をよく見かけるそうです。毎日、ほとんどＡ君といるのに、そういう言葉を口にしていない息子。なかなか偉いやんと思いました。そして、夕方、あるお母さんに親切にしてもらった息子、「どうしても、おばちゃんに“ありがとう”と言いたい」と言うので、忙しい時間に電話させてもらいました。ものすごく緊張しながら「ありがとう」と言っていました。また、そのお母さんが折り返し電話をしてくれて、「何にもしてあげてへんのに、“ありがとう”って電話もらって、すごく嬉しかった。そういう気持ちにさせてくれて逆にありがとうっていいたいわ」と言われた。私、このお母さん、あまり好きではない。先日も「子供一人やし、昼間自由にできていいよね～」といかにも「あんたは、暇で羨ましいよ」というニュアンスで言われたばかり。しかし、こんなちょいクセがある人の心さえ柔らかくする威力がある優しい言葉。やはり、たくさん使うべきだと思います。夕方の公園で、いつもと違うメンバーに誘われて出かけた息子。みんな息子にとても優しくしてくれていた。一人の子が「おばちゃん、ぼく、○○君（息子）と、もっともっと仲良しになりたいねん！」と言ってくれた。かわいいな～いい子やな～息子もこういう友達の優しい言葉をいっぱいもらって、優しい気持ちが育ってるんやろなあと思いました。「おばちゃん、明日、学習発表会に来る？」と聞かれた。「行くで」と答えると、「いいな～、うちは、おばあちゃんだけやねん」って。「おばちゃん、△△君のお母さんの分まで、しっかり見とくしがんばりや！」と言うと、これまた、満面の笑み。かわいすぎだ（笑）今日のあのね帳には、作文の後ろに、ニコニコした自分と友達、みんなで木登りしてる絵が描いてあった。本当に、嬉しかったんだろうな。今朝、息子に思いつきで話しただけなんだけど、「優しい言葉をたくさん使うといいことがある」のは本当だと思った。言って損することはないし、優しい言葉をたくさん使おう！試しに、帰宅した夫に使ってみたら、すごく優しかった。やはり効果は確かなようだ（笑）

  2005年11月10日

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• 「殺す」って言ってしまったから・・・・・・

  今日も息子の「地獄に落ちるシリーズ」でございます。実は、昨日の夜もあったけど、なんだったかもう忘れた。(大丈夫だろうか?けど、忘れないとやってられん)またまた、私がお風呂に入ろうと服を脱いでいた時に、神妙顔の息子が現れた。小声で「あのな、あかんこと言ってしまった……」「え?どんなこと?」息子は、私が怒るとパニックになって、事実をうまく伝えられなくなるので、私は、とても丁寧に優しく聞いてやるように努めている。それでも、要領を得なかったが、20分くらい話を聞いたら、わかった重要な事実が一つ。「Ａ君に命令されて(息子の表現なので事実は怪しい)、“殺す”と言ってしまった」ここから、私、猛烈に怒りました。息子が、例のごとく「どうしよう、地獄に落ちる?」と連呼するので「私は、神様じゃないから知らん!地獄に落ちることより、“殺す”とか“死ね”っていう言葉を使うことの方が何倍も怖いことなんやっ!何回も言ってるのにわからんのかっ!」と怒鳴り倒しました。ここから、息子、号泣。今、寝室をのぞいたら、お父ちゃんにしがみついて寝とりました。話を聞いていたら、人に向かって「殺す」とは言っていないそうです。バッタだか虫だかに言ったそうで。人に向かって言わなかった理由は、「お母ちゃんが怖かったから」以前、息子に「消えろ」と言ったクソガキ、失礼、子供を私が自転車で追い掛け回したことを言っているのでしょう。でも、ほんまにほんまに使ったらあかん言葉だと思います。この前、夜回り先生が話してたけど、いじめから立ち直ろうとしていた少年が、この言葉で自殺してしまった。そういう凶器になる言葉だから、使ったらあかん言葉です。ふざけて使うのは、もってのほか!うちの息子は、言われることはあっても、言うことはないやろなあと漠然と思っていましたが、明日、また、連絡帳で友達にそういう言葉を発してないか聞いてみようと思っています。懇談の度に先生が「殺す、死ね、消えろという言葉が日常的に飛び交っていて悲しくなる」と言われていますが、多分、どのお母さんも私のようにどこかで他人事と捉えているのではないかと思います。でも、「日常的に飛び交っている」ということは、決して、少数の子供が使っているだけではないはず。現に、私も公園でそんな言葉のやりとりを聞いています。言う方は、言ってすぐ忘れてしまうことがあっても、言われてる子は、ずっと嫌な気持ちを引きずっているかもしれません。言われた子の親は、子供以上に心を痛めているかもしれません。心配になってきた。やっぱり、明日、先生に聞いてみよ。

  2005年11月09日

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• 「心って何？」

  先日のバッタ事件、やはり、なぜにあそこまで動揺したのか気になったので先生に連絡帳で尋ねてみました。夜、担任の先生が電話をくださいました。最近、毎週、先生と話してるなあ（苦）先生の話によると、授業でアンデルセンのお話をテレビで見たそうです。内容は、虫を殺す悪い女の子がいて、注意されても直さない。ある日、自分の服を汚したくなくて、ぬかるみにパンを投げてその上を歩いていたら、土に埋まって、最後は、口のきけないカラスにされた。というものだそうです。息子は、この女の子と自分を照らし合わせて、自分も土に埋まって（息子の表現は、地獄に落ちる）死んでしまうのではないかと思ったみたい。担任の先生「確かにキツイ話だと私も思いましたが、○○君（息子）のように、そんなに深く感じて見ている子がいるとは思わなくて、申し訳ありませんでした」と言われました。いやー、こっちの方が申し訳ないデス。もともと、バッタをいたぶったりしなければ、こんな思いしなくてよかったんですから。先生と息子のおもしろ話をして電話を切った。そして、10時頃、一人のんびりお風呂に入っていたら、寝ていたはずの息子がドアを開けた。「なんや？」と聞いたら、深刻な表情で「なあ、ボクは、地獄に落ちるの？」と、また、聞いてきた。私「なんで？」子「だって、バッタを殺してしまったから」私「けど、昨日、神様に心から謝ったんやろ？それなら、大丈夫や」子「謝ったから大丈夫？」私「大丈夫やけど、二度とやったらあかんで！」子「…………謝ったけど、地獄に落ちるかもしれへん。心から謝ったかわからへん……」私「謝ってへんのかっ？」息子、涙声でこんなことを言いました。「心が何かわからへん」こう言われて、みなさんは、どう説明しますか？湯船につかり、身も心も脳ミソもリラックス、ダラダラ状態の私の頭の回路は、一瞬、詰まりました。私「あのな、今、どんな気持ち？」子「心配」私「学校でなおちゃんに優しくされた時は、どんな気持ち？」子「嬉しい気持ち」私「心配になったり嬉しくなったりするやろ？そういうふうに感じる場所が心や」息子、怪訝な顔。「とにかく、バッタのことは、ちゃんと謝ったから、地獄には落ちない。安心して寝ていいで」と寝させました。息子、納得してなさそうやったな。「心って何？」なかなか奥が深い質問である。

  2005年11月07日

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• 「なぜ支援するのか、どう支援するのか」自閉症の講演会

  ずーっと行きたかった吉田友子先生（児童精神科医師）の講演会に行ってきた。私が講演会や学習会に行くのは、お父さんが釣りに行くようなもの。「趣味」なので、今日も気楽に行き、ワクワクドキドキしながら聴いてきた。帰宅して、興奮さめやらずで夫に伝達講習するのが常で、今日もラーメン食べながら、熱く自閉症について語った私。ちゃんと話を聞いて、時々、質問してくれる夫に感謝（笑）うちの息子に自閉症の診断はおりていないけれど、役に立つ情報がたくさんありました。今日は、少し自閉症について書いてみます。まず、大前提として、自閉症は病気ではありません。だから、治ることはありません。このことを私が初めて知ったのは、大学一年生の時、自閉症についての論文を書く時に本を読んで知りました。私は、心の病気だと思っていたので、すごい衝撃でした。でも、よく考えたら、自閉症ってどんな人なのか知りませんでした。今まで、仕事を通して私が関わってきた自閉症の人たちは、発語がある人も発語がない人もいました。ずーっとラジオを耳に当てて、苦手な音から自分を守るようにしていた人。右足から歩き出さないと、一日中、イライラしてしまう人。一日に何度もジャンプを繰り返す人。スケジュールが変わったり、行事があるとものすごいパニックを起して暴れて自分を表現している人もいました。白いご飯しか食べない人もいました。そして、何年か前から、高機能自閉症、アスペルガー症候群という言葉をよく耳にするようになりました。今日は、その講演会に行ってきたのですが、簡単に言えば、高機能自閉症は、知能障害を伴わない自閉症、アスペルガー自閉症は、一見自閉症に見えない自閉症です。息子もこのような自閉症の疑いがあり、検査したことがありました。その時、精神科のドクターに「ものすごく単純に説明してもらったら、どういう症状だったら自閉症なの？」と聞いてみました。例えば、電話。母の友達「もしもし、Ａ君？お母さんいる？」Ａ君「いるよ」こんな会話の後、定型発達児（先生のこの表現、私は好きでした。健常児と同じ意味です）は、「お母さ～ん、おばちゃんから電話やで」と受話器を母親に渡します。しかし、自閉症の場合、このやりとりの裏の意味、つまり「お母さんに代わってほしい」という意図が読み取れません。なので、ずっと、自分が受話器をにぎったままです。また「いる」という意味を「存命する」と捉えることもあります。同じように友達に「今日、遊ぼう」と誘い、「今日は、用事があるんだ」と言われた場合、裏の意味は「遊べないんだ」なのですが、それがわからず、ずっと公園で待っていて、怒ってしまったりします。また、自分なりのルールがあり、融通が利かないこともあります。「問題を解いてください」といつも言う先生が「問題をやってください」と言うとその言葉が気になり、先生に「解くと言いなおしてください」とお願いする子供もいます。多くの人には、「どっちでもいいようなこと」が、自閉症の子供には「この世のものとは思えない間違い」と感じることもあるのです。とても簡単に言えば、こんな特徴があるようです。そのように捉えてしまう脳の仕組みについても、今日は、学びましたので、また、後日、紹介させてもらいます。息子のこれからのこととも照らし合わせて、いい話やなあと思ったのは、どの子供にも自分らしく生きる権利がある。だから、障害を持った子供に不快な思いをさせられた子供に対して「○○ちゃんは、障害があるから仕方ないの。我慢してあげて」と言ってはいけない。友達を我が子の成長の道具にしてはいけない。療育というのは、親も子も周りの人たちも居心地よく生活できるようにお互いが付き合い方のコツを学び合うこと。だから、「“どこまでがワガママで、どこからが障害の症状なのかわからない”と言っているうちは、よいサポートはできない」と私の耳がものすごーく痛くなるようなことも言われてました（笑）その言葉の裏には「わがままなら、根性を直します。でも、障害なら仕方ない」という意味があります。仕方ない場合は、周りの子供が我慢する。それは、おかしい。お互いに我慢するのではなく、お互いに生活しやすいように変えていくことが療育。こう考えると、療育は、障害をもった子供や親の力だけでは、どうにもなりません。私自身、仕事を辞めて、福祉の世界から外に出てみたら、あまりに偏見や差別の言葉が普通に飛び交っていることに驚きました。「ヒイキ」と「支援」の違いがわかっていない人もたくさんいます。でも、それは、障害を知らないから。その人たちの根性が曲がりきってるからではないと思います（たまに、コイツは、ろくな死に方せんぞ！と思う人もいますが）今日の講演の後、どこかの施設の職員らしき人たちが「保護者に聞かせてあげたかった。ずいぶん気持ちが楽になると思う」と話していました。障害児の親は、どうしても周りに対して、引け目を感じてしまうことがあります。それは、自分で選んで「障害児の親」になったわけではないので、戸惑いもあるし、自分を責める気持ちもあるし、周りに迷惑かけて申し訳ないという気持ちもあります。吉田先生も言われていましたが、親には「障害児」という選択肢しかなかった訳だけれども、そのことを自分が「選択した」と考えるか、「選択させられた」と考えるかでは、その後の自分の人生、子供の人生は大きく変わると思います。これは、すべてのことに言えると思いますが。やっぱり、自閉症の勉強っておもしろいな。自閉症を通して、自分の考え方や生き方を見直せるところが魅力なのかもしれないなあ。まだまた、この趣味は、続きそうです（笑）

  2005年11月06日

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  虫を殺してしまったから・・・・・・

  昨夜、ハンバーグを作っていたら、息子が青ざめた顔で近づいてきた。「お母ちゃん。あのな、あのな、悪いことしてしまった」と震えた声。私もびっくりして「何した?」と聞き返した。「あのな、転んだ時にな、バッタを殺してしまってん。どうしよう……」「わざとじゃないなら仕方ないよ。それは、バッタも許してくれる。でも、わざと殺したらあかんで」と慰めておいた。五分後、またまた、青ざめた顔で「なあ、ボクは、まだ生きられる?すぐ、死んだりしない?子供だから生きられる?」と聞いてきた。(なんで、そんなこというんやろ)と思いながら、「大丈夫やで。野菜もちゃんと食べてるし、長く生きられるよ」と励ます。またまた、五分後。青ざめた顔に涙目で「あのな、あのな、他にも悪いことしてしまった。あのな、バッタをな……バッタをな、わざと殺してしまった」「わざと殺したの?いつ?」と聞き返す私。「わからんけど、10月の何日かにな、Ａ君と棒に刺して殺してしまった。もう、ボクも死んじゃう？地獄に落ちる？」体まで震えてる。「もしさあ、○○（息子）が、知らない人に突然、棒で刺されたらどう思う？」「怖い。死んでしまう。どうしよう、どうしよう、どうしよう……」「あかんことだったってわかる？きっと、バッタのお母さんもそのバッタのこと心配で捜してたと思うよ」「どうしよう、お母ちゃん、どうしよう……」「死んでしまった生き物は生き返らへんねんで。明日、神様に謝っておいで」この後、一人、風呂で泣いておりました。そして、今日。バッタに謝るために、奈良まで行ってきました。ほんとは、私が行きたかったからなんだけどね（笑）かなりへっぴり腰で鹿せんべいを鹿に食べさせる息子。けど、息子の背の高さから鹿を見るとかなりの迫力。そして、せんべいを持っていると、たちまち囲まれる。私も、何回もお尻を鹿に突かれた。大仏様にバッタの件を伝えて謝る。飾りの一部に蝶々。息子、「はっ」とした表情していました。「虫も人間も同じやで。生き物の命で遊ぶのはあかん」と伝え、大きな仏さんに手を合わせました。帰り、近鉄電車で帰りたいのに、何回もＪＲ奈良駅に出てしまい、半泣き。迷子になりながら、名物「鹿のふん」を買って帰ってきました。なかなか楽しい息子とのデートでありました。

  2005年11月05日

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• 私も好きよ、息子の感性!

  先日、たあたあさんが「息子の感性が好き」とコメントくださった。今までも、そんなコメントをいろんな方にいただき、とても嬉しく思っています。そして、何を隠そう、私も、息子の独特な感性が好きです。今日は、夏休みに書いた読書感想文を紹介します。「トンちゃんってそういうネコ」トンちゃんは、足が三本です。足が三本のネコの気もちは、トンちゃんじゃないとわかりません。　もし、ほくの足が一本だったらこまります。うんどう会では、ケンケンではしります。学校へは、つえで行きます。にもつがある日は、たいへんです。ともだちやおかあさんがてつだってくれるとたすかります。もし、トンちゃんみたいな人がいたら、イスをもっていったり、ぼくが、つえになりたいです。もちろん、一人でスラスラ書けたわけではありません。「足を一本だけ使って、走ってみて。イスに座ってみて」と実際にやらせて「どうだった?」と聞きました。「もし、友達がそんな思いをしてたら、どうしてあげたい?」とも聞きました。その返事を書きとめて、文章にしました。表現は、息子の言ったそのままです。私は「ぼくがつえになりたいです」で、ジ～ンときました(←親ばか)ここは、この才能を磨いて詩人にでもしてみるか(←親ばか×2)話は変わりますが、午後、ほんの少しボランティアの集まりに顔を出しました。優しそうなおばちゃんがいっぱいでした。なんかほっとしたなあ。私の次のボランティアは、産後のお母さんのお手伝いです。赤ちゃんに会える。またまた、楽しみ～

  2005年11月04日

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• 療育手帳

  息子の診断の結果を聞くために療育センターに行ってきました。結果を聞いて、驚いた。思っていたよりかなり低い結果だったのです。「驚いた」というのは、結果が低いことじゃなくて、この低さでそこそこ楽しく生活できてる事実に驚きました。相談員の先生の話を聞いてたら、学校でも友達関係でもかなりしんどいはずとのことでしたが、なんだか、楽しくやっているのです。一重に私の努力、いやいや（しかし、実際、努力してる私は偉いと思っている。自己評価かなり上向きのお母ちゃんであります）、学校の先生、友達、友達のお母さん、その他息子に関わっていただいたすべて方のおかげだと深く深く感謝しております。検査の結果を聞ききながら、「ほほ～」と思ったこと。「ジュースと牛乳の似てるところは？」求められてる回答は、「飲み物」「液体」→息子の答え　「箱」パック入っていうことみたいです。家で「他には？」って聞いてみたら「ストロー」って言ってました（笑）「電車とバスの似てるところは？」求められている答えは、「乗り物」→息子の答え　「窓」確かに窓はあるんだけどねえ（笑）このように、「本質」から少し外れた部分で物事をとらえてしまうようです。なので、私たちが、日常的に話している会話も彼には、少し違うニュアンスで伝わり、結果として「理解できない」になるようです。検査結果聞いてたら、もう少しわかりやすい話し方してやらないとあかんかったなーと息子に申し訳ない気持ちになりました。療育手帳のＢ判定に相当する（軽度発達障害。障害者手帳所持）とのことなので、療育手帳の申請をして、使える公的支援は使いまくろうと思っています。帰宅して、すぐに、担任の先生に電話。担任の先生、すぐに療育センターに電話して、先生と発達相談員と直接話す段取りをつけてくださいました。前から思ってたけど、ほんまにいい先生や～私も夫も基本的に「できるだけ普通学級で」という考えはありません。怖いのは、無理な環境、困り感ばかりの環境から生まれる二次障害だと思っています。ただ、発達障害の子供や親に対する家庭や学校でのサポートをしてくれる場所が本当に少なくて、苦労しています。私自身、自分で編み出した学習教材やら躾の方法もいくつかありますが、そこにたどりつくのにかなりの時間がかかります。このあたりなんとかならないかなあと思っています。何か良い情報があったら、ここでお知らせしますね。逆に、情報お持ちの方は書き込みお願いします（笑）一応、親なので「息子に障害」という事実に対して、ショックがないとは言えません。けど、夫婦で妙に前向きになっているのが現状です。多分、成長するにしたがい、健常児との差が大きくなり、本人が困ることも増えてくると思います。そんな時は、私も困ると思います。おそらく、いや、絶対、ここに愚痴も書くかと思いますが、そんな時は、是非、応援メッセージをよろしくおねがいしま～す！とりあえず、今を精一杯、そんな感じです。献立メモ弁当

  2005年11月02日

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• 大人気ないが、腹立った!

  息子。いつも３～４時の間には、帰ってくる。もうすぐ５時。「何かあったか?川に落ちてへんか?」心配になって、捜しに出た。おりました。Ａ君と楽しく歩いておりました。「お～い!お母ちゃ～ん!」と手まで振ってるよ。しかし、私の鬼の形相を見て、引きつっていた。「あんたなあ、四時に学校出て、なんで、こんな時間になるねん!心配するやろがっ！」息子、顔が引きつり「あわわわわわわ」状態。一方、Ａ君。涼しい顔して開き直り。「心配なんてしてへんわ！」「どこの親も子供のことは、心配してるわ！さっさっと帰りなさい！」「あ～あ」（ため息）のＡ君。く～、なんやっ、その態度！Ａ君は、息子の友達である。ただ、不自然な友達に、私には見える。彼は、息子と二人っきりになりたがる。他の友達が近づくと排除する。しかし、息子を大切にするどころか息子の心を傷つける。今までも彼に巻き込まれたトラブルは多い。学校の先生とも「どうしていこうか」と一年生の頃から話ている。私の思い。「息子を守りたい」「でも、“こいつと遊ぶな”と親が言うのは、いかがなものか？」「Ａ君の家庭環境を考えると彼のしんどさもわかる」「しかし、私に、Ａ君を変える力はない。そして、息子の手におえる友達でもない」「親は、何してんねんっ！もう少し問題意識もてよ！」彼は、大人をバカにしている。母親とおばあちゃんを手玉に取っている。彼は、叱られると開き直る。彼の祖母と母は、逆切れする（先生の対応にキレて、子供を何日か登校させなかったことがある。この時も、息子、巻き込まれました。どう考えても悪いのはＡ君。傷つけたのは彼で、傷つけられたのは息子だ。なのに被害者面しやがって！）困ったもんだ。とりあえず、今、息子にはこんな対応をしている。私「おい、あいつにツバかけて来い！」子「あかん」私「声が小さいっ！」子「あかん！」断る練習。Ａ君は、息子に近づく友達を排除するために息子に「追かけて来い」「ツバかけて来い」と命令ではなく、上手に誘導することがある。それに、すぐにのってしまう息子。この練習、けっこう、効果はありますが、止めてしまうと、また、始まります。だから、毎日、一回はやってるよ。なんだかなーと思いながらも。一応、Ａ君を対象ではなく、「友達がふざけて誘ってきた時」ということで。もう一つは、説教の後に、思ったことを書かせる。思いを文字にすると、記憶に長く残るようです。この日は、こんなふうに書いていた。より道しない。知らない人が来るからです。みんながしんぱいするからです。うそはつかない。やなきもちになるからです。お母さんもものすごくいやなきもちになります。先生が、このあのね帳を見て、大きな花丸をくれました。「そのとおり。人にしんぱいさせたり、いやな気もちになったりしないようにしたいね。先生もいやな気持ちになるよ。お母さんといっしょだよ」とコメントがありました。息子は、神妙にこの日記を書いておりました。誰にでも、こんな純粋な気持ち、謙虚な気持ちはあると思うのです。もちろんＡ君にも。それをうまく引き出せない。親も私も先生も……（先生もかなり努力してます）なんだか腹が立つやら、空しくなるやら、複雑やな……献立メモ寒天にはまる!

  2005年10月27日

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• 合同誕生日会＆パンツ談議?

  今日は、学校が終わってから、我が家で誕生会!うちの息子とさるこさん息子＆娘、Yさん息子。み～んな秋生まれなので、一緒にでっかいケーキを食べる。それだけなんだけど、なんだか楽しい。カーテン閉めて、ロウソクつけて、唄って、食べて……子供たちは、なんだか盛り上がっている。そして、私たち母も別テーブルで盛り上がる。パンツ談議に……ここで、さるこさんのパンツに対する思いを暴露すると訴えられるので控えさせていただきます(笑)ちなみに私は、かわいい～パンツが子供の頃から好きだ。で、「あまりに太りすぎたら、かわいいパンツは、購入できるのか?」という話になった。「もう、無地のおばちゃんパンツしかないんちゃう?」と言われ、「やばいっ!」と思いました。ワタクシ、ここ数年、お目にかかったことない体重計の数字をマークしております。「無地のパンツはいやや～」と言ったら、さるこさんが良いアドバイスをくださった。「自分で縫って、消しゴムハンコ押したらええやん?」うわ～、ナイスアイディア!って、そんなパンツ履きたくないよ～やっぱり、ダイエットせなあかん!寒天、食べて食べて食べまくるぞ～!!!!帰りにさるこ氏、うちの体脂肪計付体重計で測定して帰っていきました。彼女も実は、かわいいパンツを狙っているのかもね?あ～、おもしろい誕生会やった!献立メモ寒天にはまる!

  2005年10月26日

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• マニュアル世代の私たち?

  整骨の待ち時間が絶好の読書タイム。今日は、「子供が見えない」を読んだ。その中で「ほほ～」と思ったことが二つ。一つは、「いじめの形は、お笑いの変化に似てる」ということ。ドリフの時代は、権限のある先生を生徒たちが、黒板消しを扉に挟んだり、先生が黒板に字を書いているうちに、いたずらしたりするという、強い者を弱い者たちが、なんとか立場を逆転しようとするコントだった。そして、現在。下っ端のお笑いが、恥をかかされたり、使いっぱしりさせられたり。強い者が弱い者をさらに落としていくことをおもしろがるコントが多い。この本にも書いてあったけど、笑いの形は、時代で変わっていくもの。入ってくる情報は、止められない。けど、親は、一緒にテレビを見ながら「おもしろいのかもしれないけど、お母さんは、こういうのは嫌いやな」と嫌悪感を示しておくことが大切と書いてあった。ほんとにそうだ。嫌悪感を言葉で表現しておくことは必要だと思った。もう一つは、「私たち親世代は、マニュアル世代」という話。「デートに行く時も本で調べて、彼女の喜ぶスポット、映画を選んだ私たちは、マニュアル世代であることを自覚しておくべき」ということが書いてあった。マニュアル世代の特徴は、こんなセリフだ。「みんなが行くんだからお前も高校に行きなさい」「みんなが」というのがキーワード。これでは、子供に気持ちは伝わらない。「みんなが行くから高校に行きなさい」と「お母さんは、高校に行った方がいいと思う」では、子供の受け止め方が違うと書いてあった。「主語」が「みんなが」ではなく「私」であることを意識するって、ほんと、大事やなあと昨日は、夫婦で話しました。気をつけないといけないなあ。献立メモ寒天にはまる!

  2005年10月24日

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• うちのかわいい　14

  今日の「かわいい」は、豚。独身の頃、夫にプレゼントされてから、ずっと、私といるので、もう15年以上の付き合い。なんとも生意気な顔。こんなん好きだけど、こういう物を彼女にプレゼントする夫のセンスは？？？である。昨日、発達診断（結果は、二週間後）の帰り、息子とハンバーガー屋さんでゆっくりしてた。息子「内緒やけどな、実はな、お父ちゃんに憧れてるねん」私　「えーっ？なんで？」息子「お父ちゃんみたいになりたいなあって思ってるんや～」うちの夫は、自営業ではない。だから、息子は、父親の働いてる姿を見たことない。そして、家では、そんなに子供の世話をするお父さんでもない。スポーツ観戦に連れて行くが、それは、自分が見たいから連れて行くだけ。そんな、お父ちゃんに憧れてるなんて、息子のために仕事まで辞めた私の立場って……私　「お父ちゃんって、どんな人だと思う」息子「あのな～、毎日、ビール飲んでな、ケッキング（いつも寝そべってるおっさんくさいポケモン）みたいにテレビ見てな、テレビに向かって怒ったりしてはるねん。パソコンしてたりな～」それに、憧れるってか？？？あんたも、毎日、お父ちゃんと一緒に、お茶飲みながら、寝転んで、ムシキング見ながら興奮してるやん。やはり、謎が多い息子である（笑）献立メモ今日の朝ごはん

  2005年10月19日

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• 自己評価の低さに愕然！

  土曜日、ボランティアの学習会に行ってきました。その課題の一つにこんなものがありました。「私は、○○の好きな私が好きです」○○に当てはまる事柄を10個書きなさい。………………書、書けない！自分では、自意識過剰、謙虚の気持ちが欠けている（だから謙虚なヨン様に憧れる）と自分を評価していたにも関わらず、一つも浮かばない。みんなスラスラ鉛筆動かしてるよ。先生が感心しながら歩いてるよ。あ～～～～私って、かなり自己評価が低かったのね……どよ～ん←ほんとにこの文字が水色で頭に浮かんだよ息子の療育でしつこいほど言われた言葉「この子は、自己評価が低い。それが、発達の妨げになっているのです」ってことは、自己評価の低い今の私も発達が妨げられてるってことやんか？息子の心配してる場合じゃないやんか！先生が、「自分を好きでいることは、とっても大切。前向きになれるし、他人を受容できる。そして、自分の好きな点を見ることは、欠点にも気づく。よく自分を鑑（み）てください」と言われた。「鑑る」って、鏡を覗き込むように見るってことなんだって。早速、鑑てみました。子供が生まれてから、本当にいろいろあった。夫の長期出張中に天井が落ちてきて、子供を抱えて、一人で、交渉（喧嘩ともいう）し、引越しまでした（ほんとにフラフラやった）再就職先で仕事を通して、何百人という人の生き様を目の当たりにした。息子のＰＴＳＤ（トラウマ）の発症、発達障害の可能性。夫の鬱病。引越し。そして、退職。バセドー病やメニエールにもなり、胃カメラも飲んだ。ちょっと、私って、すごいがんばってきたやん！こんなにがんばってこれた人って、そんなにいないよ！（いるって！）なのに、しょーもない「○○（息子）に干渉しすぎじゃないの？」と経過を知らずに毎朝、私が集合場所まで息子を送って行くことに忠告してきたオバハン（失礼！）の言葉にいつまでも傷ついていたりしてるなんて、あほらしいやんか！な～んて思えてきました。あと、気づいたことなんだけど、ほんとにしんどい時のことを思い出すと、いつも一人ではないんだよね。子供の障害のことでは、大学時代の友達（私は、社会福祉学部です）にいろいろ相談にのってもらったし、仕事と家庭の両立や子育てについては、職場の人たちにも相談した。近所では、さるこさんやＹさん（さるこさんブログのフリーページにも登場している）に、パニくってる時に話を聞いてもらったり、子供を預かってもらったり。しんどい思い出が多い中、さるこさん息子と四人で行った激安沖縄旅行（オムツ替えるのに必死で観光できなかったバスツアーね。おまけに、ホテルの襖も破ったし）は、金星くらい輝いてるよ。そして、最近では、ブログを通して、他の人の考え方を読んだり、いただいたコメントに感激したり、励まされたりしている。実は、この学習会の質問にこんなものもありました。「人間は、みんな、生まれがらにしてマイナスの要素を持っている。それは何だと思いますか？」私、さっぱりわかりませんでした。答えは「人の手を借りなければ生きていけない。一人では生きていけない」でした。動物は、生まれて数分後には、食事も排泄も移動も不完全ながらできるようになるが、人間は、誰かの手を借りなければ、今の自分は、存在していないということでした。あ～、こういうことも、すっかり忘れてたなあ。一人でがんばらなくてもいいんや、今までも一人でがんばってきたわけじゃないもんなあ。なんて当たり前のことに改めて気づいたら、とっても元気が出てきました。多分、一週間もしたら、自分の好きなとこ、20くらい書けることでしょう（笑）献立メモ今日の朝ごはん

  2005年10月16日

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• 理解できない息子の行動

  昨日の連絡帳。昨日、息子とＡ君が一年生の女の子５人にツバをかけながら追いかけまわし、その中の一人が泣いて怖がり、保護者より学校に連絡が入った。一年生と息子たちの話によると、その女の子の中に好きな子がいて、その子を追いかけてるうちに５人を追いかける形になったらしい。謝って、解決はした。というような内容だった。夜、担任の先生から電話をいただき、経過を詳しく聞いた。「でもね、○○君（息子）が、好きな女の子がいたから泣かせてまで追いかけまわすっていうのが信じられなくて。子供たち全員が、“そうだ”と言うのでそれ以上の追求はしなかったけど、一年生の担任には、“子供たちの話がすべてではないと私は思う”って伝えたんです」と言ってくれた。私も、その点は、引っかかっていたので、落ち着いてから息子に聞いてみたら、「そんなん名前も知らんし、一緒に遊んだことない子やで。好きになるはずないやん」って。じゃあさあ、みんなで話した時に、「それは違います」って言えよ！と怒りのボルテージが上がってきたけど、静かに「みんなで話した時、どんな話してたかわかった？」と聞いたら「よくわからへんかったけど、謝った」って。こりゃ、だめだ。話の内容、理解できてないやん。私「なんで先生に叱られたと思う？」子「一年生が言いつけたから」私「言いつけたから怒られたと思ってるんやな？あんたは、悪いことしてない？」子「わからへん。でも、言いつけたから……」私「ツバつけたり、追かけたりしたやろ？もし、知らないおっちゃんがあんたにツバつけながら追かけてきたらどうや？」子「怖い」口では、そういうものの、なんというか気が入っていないというか他人事のように答える息子にイライラしてきた私。私「今日のあのね帳は、やったらあかんこと二つ書きなさい」子「え？いやや……（泣き顔）」私「なんで？」子「先生が今日のこと思い出して、また、怒りはる。だから、書きたくない」ここで、私の怒りが頂点に！「あんたなあ、自分が女の子に嫌な思いさせといて自分は、怒られるのが嫌なんて、ようそんなこと言えるなあ？ふざけるのもいい加減にしろ～！」久しぶりの大目玉に震えながら「ツバはかけない」「おいかけない」と書いておりました。私の息子の理解できない行動は、いろいろあるが、その中でも最大なのは、「ツバへのこだわり」である。「こだわり」というのも変だけど、保育園の頃は、自分の顔、体中にツバを塗ることに必死になっていた。最近は、そこまでしないものの、一旦、ツバ遊び（膝に塗ったり、手の甲にいっぱいツバの玉を作って並べる）が始まると自分の世界に入り込んで注意されるまで、気がつかない。授業中もそうだ。最近では、私の前では、絶対にやらないが、いないところでは、先生にもツバをつけたりしているようだ。怒鳴りつけて叱った時期もあるけど、結局、効果がないので、今は、なるべくそうならないように他のことに注意を向けるように働きかけたりしているが、治っていない。そして、ここ一ヶ月くらい気になっていたのが、相手が本気で嫌がってることが理解できているのか？という点である。こういうことって、相手の表情、言葉の変化から「ふざけ」の度を過ぎたことを認識して、行動をコントロールする力が必要だ。その「相手の表情から理解する力」がどこまで備わっているのか？また、どう教えていくか？多分、今だに指しゃぶりを堂々とやっているのも「まだ、指しゃぶりしてるで～赤ちゃんみた～い」っていう周りの反応に鈍いからではないかと思う。本当に大きな課題だ。息子は、保育園時代の様子から自閉症の疑いがあったものの結局、検査結果として「自閉症ではない。しかし、今後、特異性発達障害の症状がでる可能性はある」と言われていた。10月には、知能検査、発達検査を予約してある。そこで、診断名が出れば、「ああ、育て方が悪かったんじゃないんだ」という安心感と共に「この先、どんな方法で社会に順応させていけばよいのか」という課題が残るだろうし、「異常なし」であれば、今度は、育て方が悪いってことや。どっちにしても、またまた、悩むんやろなあ。人一人育てるのに、いろんなことを知ったり、考えたりせなあかんのやなあと思う。今日、整骨院に行ったら、みんな「阪神の優勝に伴う非常識なファンについて」語っていた。道頓堀に飛び込んで死にたい奴は、死なせてやれ！ほっとけ！と私は思う。世の中には、ほんまに死と向かい合ってがんばっている人もいるし、私のように（？）子育てに真剣に取り組んでいる人もたくさんいる。ああいうアホなファンのためにお金を使うなら、医療や教育の方に回して欲しい。常識ない人のためにお金が使われて、一生懸命やってる人が我慢してるってどうやねん！発達診断の申し込みなんて6月にして、予約できたの10月やで！しかし、怒ってても仕方ないので、まあ、ぼちぼちがんばります（笑）

  2005年09月30日

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• 息子と観る「チャーリーとチョコレート工場」

  26日の息子の誕生日に渡した「お母ちゃんと映画でデート券」を使って、「チャーリーとチョコレート工場　吹替え版」を観た。夕方6時から８時までの上映にも関わらず、ほぼ満席。私は、字幕で先日観たので二回目。やはり考えさせられる。最後の方で「僕は、世界中のチョコレートより家族を選ぶ」「沈んだ気持ちの時に癒してくれるのは、家族だよ」というようなセリフが出てくる。家族がいなかったら……と考えたら、少し切なくなった。そして、家族と同じくらい大切なのは、友達だろうと思った。息子は、「ガムばっかり食べてる子がブルーベリーになったとこがおもしろかった」とか登場人物が「○○君に似てる」「ウンパルンパの踊りがおもしろい」と言っていた。小学二年生の感想だから、こんなもんだろう。「なあ、世界中のチョコレートと家族とどっちが大事？」と聞いてみた。なぜか恥ずかしそうに「チャーリーと同じ」と答えていた。帰りに二人で一枚ずつ板チョコを買ってしまいました（笑）

  2005年09月28日

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• ハッピー！バースディ！

  今日は、息子の八歳の誕生日。朝六時から、リビングのリラックスチェアに鎮座して「今日から八歳やなあ」とバースディをしみじみと味わっている息子。おもしろい。去年は、サプライズでＵＳＪに連れて行った。「こんな怖いとこに連れて来よって」とかなりご不満な様子。無理矢理、ジョーズとＥＴに乗せた。今日「7歳の時は、ＵＳＪで勇気を出してジョーズに乗ったなあ」と自分で言っていた。ふふふ、成功！私は、去年から「バースディプレゼントは、思い出を！」をテーマにしている。何かコメントが残せるような日にしたいのだ。で、八歳のバースディは、何を思い出にするか？ズバリ、歯医者！息子の最も苦手な歯医者は、本日の10時20分から。なんとか「歯医者に診察室から一人で初めて入れた日」にしたい。「今日から、八歳やなあ。お母ちゃんは、なんだか一人で診察室に入れそうな気がするねんなあ」と持ち上げてみる。「ああ、八歳やし、できるような気がする」と息子。念のため、待ち時間にオデコに「勇気」と指でなぞってやる。名前が呼ばれた。すんなり（に見えるが、かなり緊張していたと思う）一人で診察室の方へ。「一人で大丈夫？」「うん」という声が聞こえる15分くらい経過して、先生に呼ばれて、私も診察室へ。先生、一人で診察室に入って治療できたことにかなり感動してくれていた。たかが患者、しかも最初の何ヶ月間は、ドリル咥えて暴れるかなり危険人物であった息子なのに、とってもありがたい。「一応、今日で治療は完了にします」ほんまですか！やったー！息子より私の方が多分嬉しい。だって、本当に大変だったもん。トイレに閉じこもって出てこなかったり、そんなんしてるうちにチンチンの皮がめくれたままもどらなくなって救急で泌尿器科に行ったり、大声で泣き叫んで診察室を逃げ回ったり。約二年毎週毎週お稽古事のように通うのもしんどかった。「今日、誕生日で、朝からのせまくって、がんばらせた甲斐がありました」と先生に言うと、先生やスタッフのみなさんからいっぱい「おめでとう！」の言葉をいただいた。ああ、いい誕生日になったなあ。ちなみに物のプレゼントは、トムとジェリーの500円のＤＶＤ（これは、歯医者さんでいつも放映されている。歯医者に慣れようとして自分の小遣いでコツコツ買っていたが、そのうちはまってしまった息子）と「お母ちゃんと映画でデート券」（映画館に行ったら、ものすごい人。おまけに希望の「チャーリーとチョコレート工場」は満席のため後日行くことに）である。夕食のメニューは、息子の強い希望で「味噌カツとエビフライと丸いチョコレートのロウソクのケーキ」です。「誕生日って、ハッピーがいっぱい。願いがたくさん叶う日や」とご満悦の息子である。頼むから、歯磨きしっかりして、もう歯医者に行かないようにしてくれと願うお母ちゃんである。とにかく、がんばれたハッピーなお誕生日になってよかった、よかった。

  2005年09月26日

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• 勇気マン登場！

  うちの息子は、365歩のマーチである。一歩進んで二歩下がる。人生は、ワンツーパンチ。後ろを振り向き、自信があるもののみチャレンジしていく。ちなみに私は、一度進んだものは、意地でも下がらない。人生でもケチ根性炸裂だ。その上、冒険好き。夫は、工具片手に道を歩き、危険の有無を確認して進む人。三者三様だ。そんな息子のもっとも苦手とする道は、歯医者への道である。約二年、毎週毎週毎週毎週通ってるのに、診察室に一人で入れたのはたったの一回。今年の1月13日だ。今日、チャンスが巡ってきた。かなり機嫌がいい息子に言ってみた。「今日のあんたのおでこには勇気の文字が浮かんでいる。診察室に一人で入れるのではないか？」「お母ちゃん、やってみるわ！」のりのりだ。行けるかも。歯医者さんに着いた。すぐに名前を呼ばれた。「お、お母ちゃん、中までついてきて」すでに弱気。席に着く。「やっぱり、一人は無理や」と息子。「ほんまや。勇気の文字が薄くなってきてる。上からなぞってやる」と私は、念を入れて勇気と指で書いてやる。「やっぱり怖い。お母ちゃん、おって」ここで、私の中の二人の私が会話を始めました。おい、菓子でつったれや！そんなのだめだよ～ほんまの勇気じゃないよ！ほんまの勇気をだすための手助けやんけ！え～？菓子につられて一人で治療することが勇気なん？あほやな～きっかけなんてどうでもいいねん。「一人でできた」っていう結果が自信につながるねんで！「がんばったら、帰りにムシキングのお菓子買ってやる」と私。「ほんま？そんなら、一人でやるやる～」と息子。息子の勇気マンは、お菓子に弱いらしい。まっ、お菓子は、勇気マンのガソリンということで。甘いお母ちゃんである。治療が終わって、診察室から大急ぎで出てきて抱きついてきた。「お母ちゃん、好き好き～」な、なんやねん、こんなところで（笑）勇気マンは、機嫌よく帰り「また、歯医者行きたい」と言っておりました。

  2005年09月12日

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• 私の食育。

  さるこさんの日記を読んでいて思った。はて?私は、いつから料理をまめにするようになったのだろうか?確か小学生の低学年の頃、石のように硬い、歯が折れるかっていうくらいの黒こげクッキーやらスプーンが刺さらないカチカチレモンムースを作って、家族で食べて大笑いした記憶がある。あの頃、小学生向きのお菓子や料理の本(プチ?)があって、いつもそれ見て作ってた。他にも、完全に味が分離したバナナオムレツ、別々に食べた方がうまかった大根入りオムライスも作ったな。高校生になり、母親のつくる弁当に「かわいくない!色が汚い!」と文句を言ったら、その日からぷっつり作ってくれなくなったので、自分で「女子高校生弁当」を作るようになった。また、デートは、「お金がない」そのたった一つの理由で、いつも手作り弁当を持って、公園に出かけていた。この頃の優しい彼は、毎回、弁当に「すご～い」「うま～い」と感激してくれていたので、ますますやる気になって、ぶ厚い弁当の本を買って、いろんなものにチャレンジした記憶がある。「うまい」と褒めるこれは、料理上達にかかせない魔法の言葉である(←断言)一人暮らしの間も、ずっと自炊、弁当生活だった。これは、給料安かったので、そうしないと苦しいってこともあったけど。そして、現在。私は、あまり産地や着色料、合成保存料は、気にしない。とにかく安くてうまいものが食べたい!それだけだ。その結果として、冷凍食品、レトルト、だしの素は、ほとんど使わなくなった。で、食育。本に書いてあるような季節行事に合わせて何かつくるってことは意外としない。っていうより忘れる(笑)私が、料理しててよかったな～と思う時は、こんな時。先日、豚バラで榎を巻いて焼いた。息子が「これ、○○(さるこさん息子)と二人でおうちで食べたな～また、一緒に食べたいな」と言った。あの時も。冷蔵庫の残り物を豚バラで巻いてベランダで焼いて食べた。「この前、お父ちゃんと二人で甲子園に行った時、お母ちゃんがおにぎり作ってくれたやろ?お母ちゃんがいるみたいやったわ」朝早くて、おにぎりしか作れなかった。昨日の晩、ものすごい勢いで夕食を食べる夫と息子。「ご飯だけが、一番の楽しみや」と夫。(↑これでいいのか、やや心配だが……)昨日のさるこさんの「去年の子供4人の合同誕生日会で作ったパンがおいしかった。また、やりたいと息子が言っていた」という言葉。来月やろな～「体にいいよ～」とか「食べ物から季節感を!」ということはあまり気にしていない。ただ、時々、思うのは、甲子園に持っていったおにぎりがコンビニのおにぎりだったら、甲子園で息子は、家族を意識できただろうか?さるこさん息子と食べたお昼ご飯がコンビニ弁当だったら、あの日の昼ご飯の記憶は残っていただろうか?毎日、冷凍食品やレトルトだったら、夫は「食事が楽しみ!」と言っただろうか?こんなこだわりが私の食育。自分の作る料理が思い出につながったらいいな～ってそれだけです。こう書くと、ほんまにきっちり料理してそうだけど、よく炊飯器のスイッチ入れ忘れてて食べる時に「あれ?」っていうことが多いです。ちなみに今朝は、米だけを入れてスイッチ入れてて、炊飯器開けたら、茶色の米が……びっくり仰天でした。でも、しんどい日は、外食産業のお世話になってます。外食も料理の勉強だもんね(笑)

  2005年09月07日

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• マウです!

  こんにちは!お久しぶりです。マウです。ピカがいなくなって、すっかりボクは、甘えん坊になりました。お父ちゃんやお母ちゃんにしつこくスリスリするので、時々、「暑いっ!」って追い払われちゃったりしていますにゃ。ところで、お母ちゃん、最近、めっきり怒らなくなりました。兄ちゃん(息子)も、ご機嫌に宿題したり、風呂掃除してます。お母ちゃん、偉いにゃ。けど、怒らないのも大変みたいで、時々、昼間一人で寿司食べたり、板チョコをかじったりしてるにゃ。時々、兄ちゃんに見つかって、「お母ちゃん、内緒でチョコ食べたんか!」って叱られて、謝ってるにゃ。昨日は、兄ちゃん、おもしろい作文書いてて、お母ちゃんに大ウケだったにゃ。兄ちゃんの作文、しりとりみたい。わかる?こんな感じ。「これから、ご飯を食べます。ぐに、用意をしました。まに、きらいなものもあります」まじめにやってるみたいだけど。おもしろいことをするお兄ちゃんだにゃ。夜は、家の中でマラソンせなあかんので、もう少し昼寝するにゃ。おやすみ～午前中、商店街を３往復しました。午後は、来客と息子の言葉の教室のお迎え。なんだか、バタバタしてたら、マウが代わりに日記を書いてくれました(笑)

  2005年09月06日

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• 国語で・・・・・・

  「あったらいいな　こんなもの」こんな単元が国語であり、プリントが二枚、教科書に挟んであった。息子が考えた「あったらいいなこんなもの」その一　どこでもじてん車。とおいところもいけます。ふーん、なかなか夢があっていいじゃない?その二　なんでもできるカード。カードからおかねがでてきて、いっぱいになります。なんと、現実的な……少し離れたところに、でっかい字で「ほしい、ほしい」と書いてありました。息子は、その二のカードがお気に入りらしく、「お母ちゃん、ほんまにあったらいいやろ～?」と言ってくるので「ほんまや!お母ちゃんも欲しいくらいやっ!」と笑顔で応えたものの、ちょっと複雑でございました。ちなみに、私は、どんなものがあったらいいなーと思うかと言えば……やはりお金がザクザクの「なんでもできるカード」かなあ。やっぱり親子やな!ところで、我が家は、朝が早い。昨日は、朝八時半から動物園。今日は、朝八時半からボーリング。午後から、フェルト製作していたら、いつのまにか爆睡していて、起きたら「サザエさん」やってました。あ～、今日もあっという間に終わってしまう……

  2005年09月04日

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• 「子供が見えない」

  家事の合間や整骨の待ち時間に「子供が見えない」(ポプラ社)を読んでいます。現在の子供について取り上げているものの、私自身と重なる部分も多いので身につまされて読んでいます。今日は、「心に響いた大人の言葉や態度」を読みました。　　よくがんばったな。お前が一番つらかったな。　転ぶことが恥ずかしいことじゃない、立ち上がろうとしないことが恥ずかしいんだ　済んでしまったことだから、次のことを考えなさい　お前は一人じゃない　気づいてあげられなくてごめんね自分がしんどかった時にかけられた言葉が多かったが、中には、「ありがとう」「がんばれ」「出会った大人に声をかけられて嬉しかった」「名前を呼ばれて嬉しかった」というものもあった。いじめをする友達を殺そうと包丁を鞄に隠して登校した少年が、朝のお母さんの「おはよう」「パンくずをこぼさないの!」っていういつもの情景の中で我に返って、包丁をそっと台所に返したという話も読んだ。特別な時の特別な言葉も、もちろん心に響くものだけど、日常の「ありがとう」「がんばったな」「おはよう」「いってらっしゃい」そんな言葉は、目立たないけど、実は、小さく響き続ける大切な言葉なのかなと思った。説教は、一度聞いたらうんざりだけど、「ありがとう」「がんばったね」って何回聞いても飽きないもんなー。すばらしい言葉は、残せないけど、「いってらっしゃい」とか「おかえり」を言い忘れないくらいならできそうだ。まっ、そのへんから見直してがんばりましょうかと思いました。けど、最近、「ありがとう」「がんばったな」って言ってもらってへんなあ。頑張ってるのに(笑)　

  2005年09月01日

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• ありがとう、山崎まさよし!

  私は、昨夕から、猛烈に怒っていた。今朝なんて、脳ミソと脳の血管が通常の3倍に膨れ上がっているのではないかというくらいの怒りで本当に頭痛がしていた。怒りの矛先は、夫。普段から、思っていたし、伝えてきたけど、一向に改善しない。もっと、子供を見ようと努力しろ!子供ができりゃあ、自然にお父さんになるわけない!そこには、努力も必要だ!というようなことを昨日、夫に伝えた。夫は、むくれて８時から寝たようだ。そして、今朝。朝の六時から息子は、台所の私の足元に寝転んで愚図っている。「ムシキングがテレビ東京でしか見られないから東京に引っ越したい」そう言って、私の足首をつかんだりしている。あ～うっとうしい!今、忙しいのに!とイライラもするが、登校二日目にして六時間の授業であることへの息子のストレスもわかるので、適当に相手をしながらお弁当と朝食を作る。夫は、マイペースで新聞読みながら、コーヒーを飲んでいる。私と息子の光景は、夫の目の前で繰り広げられている。一言「どうした?」と息子に声をかけられんか?あんたは、父親じゃなくて、よそのおっさんか～?!と、また、脳の血管がズキズキしてきたけど、子供の前で怒鳴らないと決めた私は、いつも通りに夫に接する。が、私だって、仏さんじゃないから、言いたいことをためておけない。昨夜、夫への恨みつらみをメールに長々と入れておいた。PC開いた夫。かなり凹んでご出勤でした。ふんっ!ざまーみろっ!少しは、反省しろ!まだまだ怒りはおさまらない。家にいても気分は変わらないので出かけた。CDショップで視聴用のヘッドホーンをつけて、山崎まさよしの新曲を聴いた。周りの雑音が消えて、頭の中には、山崎まさよしの声とギターの音だけ。本当に不思議だが、肩の力が抜けて、心の棘が落ちて行く。聴き終わったら、すっきりした気分になり「言い過ぎたかな」とちょっと思った。帰りに夫にビールを一本買ってやった。山崎まさよし、ありがとう!今年は、あなたの声とギターにずいぶん救われてますよー。

  2005年08月30日

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• あかんねんけど・・・・・・

  明日から、また、学校が始まる。世の中には、「やっと、学校が始まってくれる!」と嬉しい気持ちのお母さんもいるのだろうが、私は、とってもナーバスになる。あ～、また、いろいろあるんやろな。一つ一つ乗り越え行かなあかんのやろなあ。私が留守中に夫と息子が買ってきた自転車。女の子向きだった。また、誰かに「女みたい」とか言われて、一悶着あるんやろなあ。なんで、これにしたんやろ?と少し夫に腹が立ったり。息子は、明日からの学校に向けて、自分で自分のテンションをあげている。今までなら、泣いたり、夜中にうなされてたのに、すごい成長だ。あかんねんけど……わかってるけど、胃が痛くなってきて、どうしても後ろ向きになってしまうなあ。こんな日は、梅酒でも飲んで、さっさっと寝るか!

  2005年08月28日

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• 必死のパッチ!

  朝九時からちゃぶ台で宿題開始。今日の私は、目玉を取り出して丸洗いしたいくらい目が痒い。なので、どーしても眼科に行きたい。眼科は10時半からなので、それまでに、残りのプリントと絵日記を仕上げた(本日も「貝話」と書いておりました)「やればできる!」眼科の帰り、商店街で自由研究のネタ探し。工作のキットは、半額になっていた。そりゃそうだ、今頃やってちゃ遅いわな。午後からは、商店街で購入したガチャポン付貯金箱の製作。やってみたら、二年生には組み立てが難しく、私が土台を作るはめに。息子「あ～、めんどくさ!お母ちゃんがやってる間、ゲームしてていい?」私「なんだとー!誰の宿題やー!お母ちゃん、目がつぶれるくらい痛いのにがんばってるねんで!」と口喧嘩しながらも、なんとか終了。力尽きて、床にうつぶせになっていると、マウがやってきた。腕枕してほしいらしい。マウもピカがいなくなって寂しいのか、妙に甘えてくる。マウに腕枕して、大きいお腹を撫でてやっていると息子が「くじ引きつくったから引いて」とやってきた。一回目「はずれ」二回目「れずは」……反対から書いている。何時代の人やねん?三回目「ぐるぐるバカ」四回目「えらいでしょう」五回目「90000えんはらってください」六回目「1えんもらえる」七回目「すごいですねー」……何が?宿題で疲れきった私は、妙にこのくじ引きにはまっちゃって、何回か付き合った。なかなかおもしろかった。明日は、読書二冊と貯金箱の色塗りだ。なんとかなりそう。よかった、よかった。

  2005年08月25日

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• 続・がんばれ、お母ちゃん!

  今日は、登校班のみんなで公園で鬼ごっこの日だった。コミュニケーションを苦手とする息子は、昨夜からプレッシャーに押しつぶされそうになっていたが、「みんなで決めたことだから行きなさい」と背中を押した。半泣きで出かけたが、汗いっぱい、元気いっぱいで帰ってきました。ほっ。「公園がんばって行ったから、宿題は免除してやろう」と思うけども、まだ、宿題が一つも完成してないので、そうも言ってられない。今日は、ドリルの続き。国語が中心。漢字、ほとんど書けません(読みはOKなんだけど)「楽しい貝話」貝がしゃべるかよ～?考えたらわかるやろ。確かに、貝が貝話してたらおもろいけどよ～と思いながら、今日も堪えて「カイっていろんな字があるんだよねー。でも、貝はお話できないから、この字じゃないんだよー」と教える。が、また、同じ間違い「貝話」と書いておりました(泣)「こたえるは、書けるで!」と自信満々。「合える」あえる?は?なんじゃ、こりゃ????竹冠が抜けとるやんけー!と思いながら、「おしいなー竹が頭につくんだよー。でも、半分も覚えててすごいやんかっ!」と褒める。他にも「雨」という字の点の向きが全部違うし、「岩」という字の山がでかすぎて、石がつぶれてると、まあ、いろいろありました。その後、風呂掃除。息子が自分で決めたお手伝いなのでまっとうできるように協力しているお母ちゃん。私「そろそろ、お風呂掃除してくださいねー」子「いややートムとジェリー見てるもん」おまえさん、今日、トムとジェリー三回目やろがっ!いいかげんにせーよ!と思ったが、私「毎日、風呂掃除してくれるから助かってるんやでー。首が痛い時なんて特にありがたいわ」子「いややーお父ちゃんにやってもらったらいいやんかっ!」私「(息子の話は無視して)ほんまに毎日ありがとねっ」子「うー」私「誰よりも風呂洗いが上手やもんなーすごいなー」子「さあさあ、風呂洗いしてくるかっ」機嫌よくやってくれました。毎日、暇そうにしてるんやから風呂掃除くらいしろやっ!と思いますが、優しく、「あんたもいろいろ用事があるのにありがとねー。ほんまに助かったよ」と言いますと、肩もみしてくれて、おまけに、言われなくても靴まで洗っておりました。褒め殺し作戦。お母ちゃんの勝利!まだ、宿題、四つあります……

  2005年08月24日

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• がんばれ、お母ちゃん!

  今日は、午前の部、午後の部に分けて宿題のドリルの完成に向けて息子とがんばった。まあ、大変でした。見事に習ったこと忘れております。「100が3つと1が6つでいくつ?」息子の答え「103」「1003」「1006」「160」おまえ、ホンマに真面目に考えとんのか～っ!と心で叫び、ぐっと堪えて、笑顔で対応。「いろんな答えが出てきたね～さあ、一緒に考えてみようかね～」「ゆうたが150円もっています。70円のポテトチップスを買ったらいくら残りますか?」息子の答え「170円」「1570円」「750円」あんた、思いつきで、言っとるんとちゃうやろな～っ!と心で叫び、ぐっと堪えて、笑顔で対応。お金を財布から出して、一緒に数えながら確認、計算。こんな調子でがんばり、夕方、息子を自転車の後ろに乗せて整骨へ。「首が凝ってますね～今日は、ここに集中して治療しましょう」それは、宿題のせいで凝ってるんでしょうよっ帰りにコンビニで「疲れに効くチョコラBB」を買い、夕食準備の前に、ぐぐっと飲んだ。「がんばれ、お母ちゃん!」自分で自分にエールを送りました。まだまだ、続くよ、宿題生活。ふ～っ

  2005年08月23日

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• 勉強のことで怒らない～新学期への誓い～

  夫に「私、絶対に勉強のことで怒るのはやめることにした」と話した。息子、一年生の頃から、どーも文章からの理解力が弱い(視覚からの理解はしやすい、例えば、映画を見てストーリーの理解はできるが、本を読んでり理解することは困難)と思ってきたが、二年生になり、ますます、深刻になってきている。8月の懇談会で先生とも話したが、私と先生、ぴったり同じ見解、同じ課題を感じていた。みんなが理解できているのに、自分だけわからない。もし、こんな環境が毎日、続いていたらどうだろう。不安になる、焦る、馬鹿にされたらどうしようと思う、質問されたらどうしようと思う、集中できなくなってくる……私だったら、そうだろう。息子もそんな不安を持っているから、授業中にずっと指しゃぶりをしていたり、鉛筆を異常に噛むのかもしれない。今までも、息子がそんな状況になることを少しでも回避できたらと思い、勉強をみてきた。時間をかけて、いろいろなやり方を試みてきた。この夏休み、緊張の糸が切れた私と息子は、勉強から離れて遊びほうけていたのだが、こうして何日も勉強から離れているとちょっと見えてきたことがある。「学校の勉強についていける＝安心できる」これって、確かだと思う。しかし、息子は、特に国語については、この方程式を成立させるのは難しい。ならば、他の方程式を成立させればいいのでは?「学校の勉強についていけない＝でも、おもしろい」やり方によっては、不可能ではないと思う。とりあえず、この夏休みは、図鑑と国語辞典を買った。「調べてわかる」これは、なかなかの快感。勉強……嫌だと思えばとことん嫌になるけれど。「勉強のことで怒らない」授業についていくことへの拘りが私の中にもあったんやなあと自覚した夏休み。拘ったって、ついていけないものはついていけないんだもん。そこへの拘りを潔く捨ててみたら、ちょっとやる気になってきた。九月から、勉強のことでは怒らない!一緒に楽しむことにしたで!お母ちゃんは、やる気です!

  2005年08月22日

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• 「暇やなあ～」のポーズ?

  実家にいる間の昼間は、じいじ、ばあば、私と息子の四人生活。京都にもどってきてからは、私と二人。しかも私は、帰ってくるなり大模様替えを始めているため息子の遊び相手になってやれていない。時々、息子はこんなポーズをとっている。「暇やなあ～」のポーズらしい。「お母ちゃん、これしたら痩せるで」と言われた。そんなんしたら元に戻らんくなるわ!体硬いのに!

  2005年08月09日

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• 「よだれ星人、消えろ!」

  PTAのバドミントンの帰り、息子を自転車の後ろに乗せて走っていた。はるか前方から「よだれ星人、消えろ!」という声がする。自転車を止めて周りを見ると誰もいない。また、同じセリフ。あきらかに息子に投げかけられている言葉だ。「あれ誰や?名前言うて」私の声が不気味だったのか、息子は、半泣きで違う友達の名前を繰り返す。「違うやろ!ほんまの名前やっ!」と問い詰めるが言わない。私、自転車で追いかけました。基本的に「死ね」「消えろ」と人に向かって言うことは子供でも許されへん。しかし、逃げられました。帰りに「あんた、ああいうこと言われてなんとも思わへんの?」と聞くと、小さい声でゴニョゴョ言っている。「嫌なのか平気なのかどっちや!」「嫌やなあと思う」（蚊がなくような声)「そんなら、その気持ちをごまかすな。嫌なことは声に出せ。相手に直接、言われへんでもお母ちゃんや友達や紙に書いてもええやん。嫌な言葉は、言う奴が悪い。言われる方は悪くないんやで」怒りのコントロールが難しいと言われる近頃。それには二種類あると思う。私のように、カーッと頭に血が上って、行動に直結する「怒りを抑える」という意味でのコントロール。もう一種類は、うちの息子のように、怒りをうまく表現できずに内に秘めるため、いつも心にモヤモヤが残る。「怒りをうまく外に出すようにする」という意味でのコントロール。「怒り」ひとつとっても奥が深い。息子は、家では、嫌な思いをしたことは一つも話さない。たいていのことは、周りのお母さんや学校の友達から私の耳に入る。嫌なことは、めったに話さないのに、一度、何かのきっかけで、吐露するきっかけができると、ものすごい勢いで今までのうらみつらみを吐き出す。怒りを押さえつけて、溜め込んでいくので、いつも心に不安があるのだろう。なんとか楽にしてやりたい。似たようなタイプの夫に聞くと「嫌なことを言葉にすると、また、その情景が頭に浮かんできて嫌な気持ちになるから言わへん」らしい。しかし、この夫も最近は、嫌なことをいっぱい家で話すようになった。表情も明るい。帰ってきたら、なんで話すようになったか聞いてみよう。自分とタイプの違う子育ては、勉強になります。大変だけど、けっこうおもしろかったりするし。

  2005年07月14日

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• 自己評価を上げよう!

  「豚もおだてりゃ木に登る」という言葉がある。私は、木に登りやすい。豚じゃないけど(笑)しかし、息子は、とっても木に登りにくい。三歳くらいから「この子は、自己評価が低い」と言われ続けてきた。なので、人格否定をしないように接してきたつもりだが、なかなか改善されない。最近の子供は「自尊感情」が低下しているらしい。今の自分でいいんだ!こんな自分が好きなんだ!という気持ち。私は、あかんところがいっぱいあるけど、自分のことがとっても好きだ。だから、案外、楽に生き延びているような気がする。自分が好きで自分の気持ちや体を大事にできる人ほど、他人のことも大事にできるらしい。というわけで、「息子の自尊感情向上プロジェクト」を実施しました。なるべくたくさん意識してほめる。そして、一日の終わりに「今日、ほめられて一番嬉しかったことって何?」と聞き、彼がどんなことで褒められた時に充実感をもてるのか探るのである。三日ほど続けているが、なかなか大変。やはり、褒められた実感をもちにくいようだ。夫は、劇団ひまわり張りに「この暑いのに、風呂掃除!すごいな!えらいな!」とかなりテンションあげて褒めているのだが……私なんて、一度、「すごいな!」と言われれば、三日は、満たされるのだが。おもしろいので、しばらく続けてみます。

  2005年07月13日

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• どんよりの朝

  朝、起きたら息子が膝にいっぱい唾を塗りつけていた。一ヶ月半くらい前から、激しく鉛筆を噛むようになっている。噛むというよりもっと激しい。新品の鉛筆が一日で2/3の長さになり、半分に割れる。食事も手づかみが多くなっている。指しゃぶりも、しゃぶるというより、顔や手に塗りたくっている。いつもなら注意する私だが、今朝は違った。なんだか、テレビの画面を見ているような感覚で感情が動かなかった。注意する気すら起こらない。瞬間的に「まずい!どうにかしないと!」と思った。よく親が叱る時に「どうでもいい子なら叱らへん。あんたのことが大事だから叱るんや」と言う。叱る気が起きないということは、逆の意味があるのではないか。無表情の私に気づいて、息子が不安な表情を見せた。息子が登校して、一人になった時、「疲れた～」って思った。ほんまに疲れた。それで、半日、ぼ～っといろいろ考えた。何をどうしていけば、息子の不安を取り除ける?全くわからない。「しんどい」それだけしか頭に浮かばない。昼近くになり、「私がしんどい以上に息子がしんどいはずや」と気づいた。今、息子の周りの人、先生、友達、友達のお母さん、みんながそれぞれの形で上手に関わってくれている。そのおかげで、あれだけ怖かった学校へも公園へも行けるようになった。しかし、息子の中には、いつも漠然として不安が宿っている。その不安を少しでもとりのぞいてやりたいと思うが、私の方が疲れてしまい、叱る回数が増え、唾遊びが始まり、また、叱りで……「プロの力を借りよう」と思い、療育センターに電話した。また、小児精神科の先生に相談にのってもらうことになった。気が楽になった。午後、「ことばの教室」の参観。先生と息子とマンツーマンの時間。ずっと口の中に鉛筆のキャップを突っ込んで、足の踵を机にかけて、ふざけてばかり。しかし、最後のカードゲームは真剣で楽しそうだった。う～ん、やっぱりわからん。そんなどんよりの一日だったので、夕食を作る気力がなく、夫に電話。「今日、鳥せい(京都では有名な鳥料理の店。いつも混んでる)で食べよ!」というわけで、夕食は、一年ぶりくらいに「鳥せい」へ。毎日、店の前は、通ってるけど、なかなか来ないんだよね。おいしかった～いろんな鳥料理が楽しめた。帰り、おじさんが轟音とともに走ってきた。見ると、おじさんの後ろから雨の大群が追いかけてきていた。私たちも駐車場まで走った。ギリギリセーフ。「おいしいもの食べると、元気になるね～」と車の中で話した。「鳥せい」のおかげで、復活(←単純?)また、明日からがんばろう!

  2005年06月28日

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