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[凍結胚移植３] カテゴリの記事

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• 泣き面に蜂？

  流産後、初めての生理から３週間。体調はすこぶる良く、ともするとあの悲しいできごとを体が忘れてしまっているかのよう。それはそれで不幸中の幸いなんだけれど、でも・・・体重が～～～増えている。許せないほど増えている。移植前に数ヶ月かけて落とした分プラスα増えている。流産の出血が始まった頃から徐々に増え始め、なんとトータル３ｋｇ弱。どういうこと？初期の食べ悪阻で一時期食べ過ぎたのは自覚があるけれど、食事を元に戻し、生活も完全に元に戻したのに、上昇の一途をたどっている。ホルモンの悪戯だと割り切らないとストレスになるからなるべく気にしないようにしているけれど、流産後に太るなんて余り聞いたこと無いよな～そう言えば、このところ抜け毛がどっと増えた気がするけれど、産後に同じ経験したっけ。と言うことは、これって産後太りと一緒なのかな。だとしたら正に泣き面に蜂だわ。流産するわ太るわハゲるわ（これはちょっと違うか）・・・そろそろ何か良いこと無いかな～

  2009年12月09日

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• フォローアップ

  昨日18日(水）に、D&Cから2週間経過したのでフォローアップに行ってきた。術後は1週間スポッティングレベルの出血があったけれど、腹痛も発熱も無く、他に気になることも何も無しで順調に回復した。出血が止まって1週間、もう何事も無かったかのように体は元通り。途中多少のむくみがでていたようで、ピアスがきつくて入りにくかった日が数日あったけれど、それも今は解消されている。そして今朝、久しぶりに鮮血が出ていた。おりものの状態や出血の程度を見る限りでは生理のようにも見えるけれど、手術からまだ2週間しか経っていないからどうなんだろうか。でも出血からだったら4週間弱だから普通なのかな。そもそも、流産後の生理周期ってどこから数えるのか分からない・・・ドクターと会って組織検査の結果を改めて聞いたところによると、摘出した組織の中にfetus　tissueは無かったとのこと。やっぱり出血初日に出た血の塊は赤ちゃんだったみたい。それから殆ど摘出するべき内容物が残っていなかったことも聞いた。ドクターとしては「これしか無いの？」という感じだったらしい。ということは手術をするまでも無かったということ？まぁでも無事に終わったので良かったのかな。ドクターの所見では今日の出血は生理だと思うとのこと。この出血が10日以上続くようならウルトラサウンドでの詳しい検査をするけれど、今のところ様子見で良いらしい。日本ではHCGが低くなるまで血液検査をするのが一般的みたいだけれど、それも無し。それどころか、よく聞く「3周期は避妊期間を置く」なんて指導も無し。生活全て（夫婦生活も含めて）普通通りにしても良いらしい。さっすがアメリカ流。流産手術後は妊娠しやすいけれど流産しやすいとか聞くけれど、もしそれが起こったら起こったときに考える位の認識なのだろう。予防の医学メインの日本とは随分違うのだと改めて感心してしまった。最後にドクターが「次に妊娠した時にまた会いましょうね」なんて感じのことを言っていたけれど、うーーーん、妊娠したとしてもこのドクターをプライマリーにすることはまず無いと思うな。別に腕が悪いとかじゃないけれど（たぶん）、何だか初めて会った時から温かさを感じない人柄に違和感を感じていたのだ。若くて頭が良くて自信満々、肩に力の入った女性にありがち。今回はとにかく早く診察を受ける必要があったから選択の余地は無かったけれど、あまり婦人科の医者には向いていないタイプのような気がする。ま、人の言うことを聞かないわがままなアメリカ人の患者にはこの位強い人が良いのかもしれないけれど。不妊治療をしたクリニックでのフォローアップも行く予定だけれど、1回目の化学流産の時と大体同じことを言われるのだろう。恐らく遺伝子異常でアンラッキーだったと。移植周期だったし、もう凍結卵が無いから「次への改善策」なんて前向きな話もないし。流産をして二人目への情熱がメラメラと燃え上がってしまっているから、私はもう一度フレッシュサイクルに挑戦したいと思っているけれど、主人が余り快く思っていないので、まだ先のことは未定。いずれにしても年内に治療再開することは無いから、努めてクールダウンに励もうと思う。（おまけ）組織検査の結果を持ってくるといって診察室を出て行ったきり帰ってこないドクター・・・随分時間が経って不思議に思った主人がドクターの控え室を覗いてみると、同室のドクターとおしゃべり真っ最中、かつバッグを持ってランチに行こうとしているし。主人の視線に気づいたドクターが一言「あなた達、まだこんなところにいて何をしているの？」えええ？検査結果を持ってくるって言ったじゃない？主人に鋭く指摘をされたドクターが言ったことは「ちゃんとナースに頼んだのに・・・」嘘～だって診察室から出て行ったドクターが控え室の机のPCに向かったところはちゃんと見ていたし、その後も診察室から控え室は丸見えだったけれど、その間ナースと話しているところは見ていないもの。案の定やってきたナースは、ドクターから「彼らは検査結果を待っていたのよ」なんて言われても何のことか分からないといった顔で唖然としていたし・・・忘れたなら忘れたって言ってさらっと謝れば済むことなのに、ナースのせいにするなんて何だか感じ悪いな～やっぱりこの人にプライマリーをお願いすることは絶対無いな。うん。

  2009年11月19日

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• D&C（流産処置手術）

  ６：３０に起きて主人と息子のお弁当作り。自分は昨夜から絶食絶飲なので、炊き立てご飯の匂いにお腹が刺激されて困った。手術用にシャワーを浴びている間、いつもの朝と違う様子に気づいた息子が大泣きをしてドアの外で「ママ！　ママ！！」と叫んでいた。最近私のシャワータイムに泣くことは無くなっていたのに、子供って本当に敏感・・・１２：２０手術開始予定、2時間前の１０：２０にチェックインの指示。インストラクションには１．遅刻した場合２．前日夜中以降に飲食した場合３．付き添い人を同行しなかった場合手術はキャンセルになると脅してあったけれど、アメリカ人が全員2時間前にやってくるとは思えないよ・・・それはさておき、指示書通りにオペレーションルームに行ったら「ここじゃないから受付へ案内するわ」と別の場所に移され、さらにそこでも「1階で受付してから着てね」と言われ、行ったら行ったでのーんびりと作業するおじさん。そうこうするうちに15分くらい時間経過。こういうアメリカーンな「たらい回し」にも慣れたもので、別に驚きもしないけど。時間通りに来て指示通りに行動してもこうなるのだから2時間前集合なのかな～なんて。でも驚くことに手術自体は予定よりも早く準備に入った。最初に血液検査とIVの用意。その間、誕生日とアレルギーの有無や病歴など確認。あっという間にリカバリールームに連れて行かれ、そこでも麻酔担当医や点滴をセットするナースに同じ質問を何度もされた。手術に対してはもう覚悟ができていたから平常心で向かい合えたけれど、何度か「今日は何で手術を受けるの？」と聞かれたのが地味にきつかった。「流産したから内容物を取り除かないといけない」これを自分で説明させられて、もう人前では泣かないって決めてたんだけれど、またしても涙がこぼれた。医師やナースはあくまでも確認のために聞いているのは分かるけれど、せめて1回にしてよ～幸い私の涙に気づいた人はいなかったみたいで、「大丈夫？」なんて聞かれなかったのが良かった。こういう時に優しくされると逆効果なんだもの・・・担当医が現れたので先週の投薬の効果が無かったことを伝えると「やっぱりね」なーんて顔をしてたっけ。きちんと説明はしてくれるんだけれど、この先生は何だか温かみにかけるんだよな～担当医の説明した麻酔のオプションは３つ。１．全身麻酔２．下半身麻酔（エピドラル）３．部分麻酔どれでも良かったのだけれど、意識がある中で内容物を出されるのは精神的苦痛が大きいと思ったのと、エピドラルの針を背中に刺すのが嫌なのとで全身麻酔を選んだ。たぶん１１：４０頃にオペレーションルームに移動。異常に寒くて体が震えた。バクテリア対策のためリカバリールームもオペレーションルームも本当に寒いのだ。麻酔医が薬を入れたと同時に天井が回り始め、恐らく数分後には意識が遠のいたと思う。次に目が覚めたらリカバリールームのベッド。１２：５０位だったかな。起こしてくれたナースに「手術はどうだったの？」と聞くと「何もかもうまく行ったわよ」とのこと。「何も覚えてないわ」と言ったら「それは何よりね」と微笑まれた。とても寒かったので暖かい毛布を貰い、少しお腹が痛かったので痛み止めを点滴に入れてもらってウトウトした。5分毎に血圧計が動き、私は何となくぼーっとそれを見ながらナースが帰宅を告げるのを待った。１４：５０位に帰宅後の注意書きを持ってナースが現れ、IVを抜いて着替えて主人と息子の待つ車に向かった。二人の笑顔を見て何だか心底ほっとした。手術に関しては担当医から主人に電話があり、内容物があまり残っていなかったこと、子宮頚部が開いていたためにこれを開く処置が必要なかったこと、全て順調にいったので出血も感染も心配ないだろうことを説明したらしい。普通直接会って説明するんじゃないの？ってつっこみをしたかったけれど、ま、いっか。うまくいったならそれで良し。感染の心配が無いから、抗生物質などの処方薬も無し。帰りの車の中で気持ちが悪くなり、家に帰ってからも吐き気とめまいが治まらない。お腹がすいているはずなので何か食べようと思っても気持ちが悪すぎる。参った。主人に用意したおにぎりが残っていたのでそれを少し食べたけれどまだ気持ちが悪い。結局寝るまで不調。IVの後も腫れていて痛い。でも出血は殆ど無しで、麻酔の後遺症だけだから我慢我慢。一応今回の妊娠騒動（？）もこれで本当に終わり、2週間後のフォローアップまでとりあえず何も無し。9月2日の移植から約2ヶ月、ものすごく沢山のことがあったからとても長く感じた。今週末は私の誕生日だけれど、テンション低すぎで楽しいプランなんてなーんにも思いつかない。少しゆっくりして気持ちの切り替えをしようと思う。

  2009年11月03日

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• 産婦人科での再診

  先週末、自然に出血が起こり、処方された薬を使うことなくこの日を迎えた。ウルトラサウンドの結果、予想通り胎嚢は排出されていたけれど、妊娠組織はかなり残っているとのこと。（子宮内に１４ｍｍ程の妊娠組織が残り、普段はっきりとライン状に認められる子宮頚部も輪郭がぼやけていた。）やっぱりあの程度の出血では全然足りなかったようだ。心拍停止確認（ホルモン補充停止）から2週間強、既に放置して良いぎりぎりのところまで来ているため、結果的にD＆Cを受けることになった。念のため週末に薬での流産促進を試してみることを勧められたけれど、これはあくまで「だめもと」という感じで、担当医もあまり期待している様子では無かった。あまり長く時間が経過すると、組織が粘度を増してしまうために自然に排出される確率が落ちるらしい。私の場合、先週末に腹痛を伴う出血が始まったけれど、そこで出きらなかった時点でもう手術は避けられない状況になっていたのかもしれない。手術は11月3日(火）の昼。複数の同意書にサインをしたけれど、その中でも怖かったのがリスクの説明をした書類。それによると、感染のリスク　１／１０００子宮壁に穴を開けるリスク　１／１０００子宮全摘出になるリスク　１／１０００００死亡するリスク　・・・輸血が必要になった時の輸血によるリスク　・・・とまぁありとあらゆるリスクについて書かれている。担当医も今まで1000回以上のD&Cを経験しているけれど、一度だけ子宮壁に穴を開けたことがあると言っていた。別に同意書にサインしたからと言って、「死亡しても何が起こっても文句言いません」という約束をするわけではなく、あくまでも「リスクを承知で手術に同意します」ということなのだけれど、こうやって文書を読むと自分が手術と向き合わなければならないのだということを改めて思い知らされる。どうか無事に終わりますように・・・夕方、「だめもと」の薬を使用してみた。腹痛は起こったけれど、吐き気もしたけれど、頭痛もしたけれど、出血は殆ど無し。やっぱりtoo lateだったみたい。結局担当医が最初に説明した流産プロセスをフルコースで体験したことになる。出血があと1日遅くて薬を使っていたら状況は違っていたのだろうか、なんてちょっぴり考えなくも無かったけれど、考えても意味無いので止めよう。あの日の夕方にママのお腹から出ることを決めたのはベビーなのだから、ママはしっかり対応してあげないとね。そして一日も早く心身ともに復活しないと

  2009年10月30日

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• 流産経過

  23日(金）１５：３０　スポッティング時々出血を認めるものの、生理初日程度で痛みもなし２３：００　４ｃｍ四方位の血の塊が排出される（胎嚢？）24日(土）１：００　腹痛で目が覚めるやや出血が増えているが、それでも生理２日目よりも少ないくらい１：３０　ADVILを２錠（４００ｍｇ）服用２：４０　痛みが引く３：３０　就寝８：００　起床その後痛みは無かったので鎮痛剤も不要。日中の出血は断続的で生理２日目程度。本来ならば流産を促進する薬を服用する予定だったけれど、出血が始まったことをドクターに連絡したら、膣内に薬が留まれないと薬の効果が期待できないし、自然に始まったのなら様子を見てはどうかと言われて、薬の使用は見合わせることに。２５日(日）朝から腹痛。出血は相変わらず少なく、腹痛も一定間隔で強さもあまり変わらず。１０：００　ADVIL１錠服用１１：３０　腹痛が治まらないのでADVIL１錠追加１２：４０　腹痛が軽くなる痛み止めが切れた後も腹痛は無く、出血は軽く生理３日目程度。１６：００　腹痛が少しだけ強くなるが薬が無くても大丈夫な程度。１８：００　血の塊が出る（１回目よりもやや小さい位）そして月曜日。痛み止めの必要も無く、出血も生理終わり頃程度。どういうことなのだろうか。化学流産だった１回目の妊娠後のほども出血していない。万が一に備えて息子のクリブに使用していた防水マットを布団に敷いていたけれど、全く心配する必要が無いくらい。トータル出血量は普段の生理となんら変わりない。ちょっと腹痛が有ったくらい。これで本当に終わりなのかな。いくらなんでも軽すぎる気がするのだけれど・・・とりあえずもう少し様子を見て、金曜日の診察時にドクターに良く話を聞こうと思う。あまりにも楽すぎる経過に？？？ではあるけれど、実は胎嚢は既に出たのではないかとも思っている。根拠は・ぎゅーっという腹痛の数時間後に２回、結構大きな血の塊が出ていること。（普段の生理では塊は全く無いし、移植周期前にホルモン剤で作った内膜を生理で排出した際にも塊は無かった。）・今日になって完全につわりが無くなっていること。（つわりが無い体ってこんなに楽だったっけ？と言うくらい体が軽く楽になり、空腹と吐き気のごちゃまぜになった気持ちの悪さも抜け、寒気も貧血もぱったり無くなった。）そして驚くことに移植前から悩んでいた左腕の痺れ＆痛みも治っているし・・・今更だけれど、これってホルモン剤の副作用だったのかも。もしも胎嚢が既に排出されていて、後は残りの内膜が出るのを待つだけだったとしたら・・・こんなに体の負担の少ない形になって不幸中の幸いなのかな。いずれにしても金曜日の診察まで詳しいことは分からないけれど、具合が悪すぎて息子の世話ができない状況にならなかったことは本当に良かったと思う。悲しいことがあったって時間は確実に流れているわけで、いつもと変わらない日常を過ごしながら少しずつでも元気になっていかないと。頑張れ私！

  2009年10月26日

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• 産婦人科での診察

  産婦人科に行った。手短に状況を話すと、すぐに３つの方法を説明された。・自然流産を待つ・薬で流産を促す・手術（D&C）ドクターのお勧めは薬での流産。理由は自分でタイミングを決められることと、手術のリスク。薬（MISOPROSTOL）での流産処置は日本では一般的では無いと思うが、アメリカではとてもよく選ばれる方法なので、知識として知っていた。膣内に薬を挿入すると数時間以内に子宮収縮が始まり、そこから数時間で（長くても10時間以内）全てが終わるとのこと。最初は４錠、２４時間以内に始まらなかったら更に４錠追加する。内膜や妊娠組織が残った場合はD&Cが必要になるが、殆どの場合は手術は発生しないとか。この方法を勧められるのは予想できたし、何より体の負担少なく主人がいる週末にタイミングを決められるのは好都合だったので、薬での処置を選択することにした。ちなみに主治医は４週間が待てるMAXだと言っていたけれど、このドクターは２週間以上は待つべきでは無いと言った。ドクターによって言うことが違うのは日常茶飯事なので、セカンドオピニオンは本当に意味のあることだと思う。ことが深刻な話であれば尚のこと・・・最後にドクターはウルトラサウンドで子宮内を確認。1週間前に見た時よりも、更に胎嚢も卵黄嚢も小さくなっている気がした。ドクターの予想では、妊娠組織が既に小さくなっているし、胎児も既に殆ど見えなくなっているから、流産の行程もさほど厳しいものにはならないのではないかと。勿論起こってみなければ分からないけれど・・・病院の駐車場へ移動している時、「これで本当に終わっちゃうのか」と寂しさを感じたけれど、もうさすがに覚悟を決めようとも思った。午後に処方された薬をピックアップしに薬局へ行った。その時、何となく下っ腹が張るような感覚を覚えた。（昨晩も同じ感覚有り。）家に帰ったら少量の出血。なんと言うタイミング。薬を使用する前にこの子は自分から出てくることを決めたようだ。産婦人科のウルトラサウンドで最後の姿を私に見せてくれたのかな。「ママばいばい」って言ってくれたのかな。勝手な私の推測だけれど。短い間だったけれどママのお腹にいてくれてありがとう。今度もし会えたら・・・ずっとずっと一緒にいようね。

  2009年10月23日

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• 主治医の診察

  主治医と会ってきた。私の主治医はD&Cができるわけではないのだけれど、一応専門は婦人科なので今のこの不安な状況を少しでも詳しく解説してくれる言葉を期待して予約を取った。普段は予約は早くても10日後くらいにしか取れないのに、状況を説明するメールを送ったら（恐らく特別に）時間を作ってくれた。彼女の配慮に感謝。まず最初に流産したことを伝えたら、「何故流産したと分かったの？」と聞かれた。どうも話が噛みあわないと思ったら、主治医にFAXを送ると言っていたIVFドクターが何の連絡も取ってくれていなかったのだ。（何だか最近ボスドクターは口ばかりなことが多い・・・）なので、移植を受けたこと、その後の検査で陽性反応が出たこと、５週６週8週で受けたウルトラサウンドの結果を伝えた。主治医の意見としては自然流産が一番だろうとのこと。D&Cは手術だから内膜・妊娠組織のみの摘出が保障できるわけではなく、内壁（筋肉組織）を多少なりとも傷つける可能性がある為に子宮へのダメージは避けられず、今後の妊娠への悪影響も否めないというのがその理由。今後の妊娠があるとは余り思えないけれど、これには驚いた。個人的にD&Cを勧めるとしたら・早く気持ちも体も切り替えたい場合・つわりが酷い場合だとか。でも決めるのはあくまでも私達自身だと何度も念を押された。さすがアメリカ。色々と問診・触診されて、最後に「How are you feeling?」と聞かれてまた涙があふれ出た。残念、悲しい、そしてくやしい。まだお腹の中にいるのに何もしてあげられない、私はこの子のママなのに。自分の無力が情けない。やっと抑えられるようになってきた気持ちがまた噴出してきた。「You did your best. You did everything you could.」って言ってくれたけれど、本当にそうなのだろうか。早期流産は赤ちゃんの都合、それは分かっている。頭では分かっているけれど、何か自分に落ち度が合ったのではないかとつい思ってしまう。我ながらナンセンスだと思う。万が一私に落ち度があったとしても、もう今更どうにもならないのに・・・主治医の話では、通常、心拍停止から2週間後位で出血が始まり、内膜や赤ちゃんの組織が体外に押し出されるが、全ての工程（流産）は数時間で終わるだろうとのこと。私の場合はホルモン補充をしていたので、投薬を止めた日から2週間が目安なのかな。4週間以内にそれが起こらなかった場合、やはり手術が必要になるらしい。なので、とりあえず4週間後くらいに手術の予約を入れておき（予約はすぐにはとれないのがアメリカ医療なので）、その間自然流産を待つことを勧められた。とにかく数日を争うことでは無いようだし、今週末に産婦人科の予約も取れているので、そこで会う予定のドクターの意見を聞いてから決めようと思う。自然流産、いったいいつどのように始まるのだろうか。外出中だったら？痛みで身動き取れなくなったら？出血が酷くて危険なことになったら？第一、息子がいつも一緒なのに、私は一人でハンドルできるのだろうか？化学流産だった時ですら、出血後は30分くらい具合が悪くて動けなかったのに、本当に大丈夫なのだろうか？色々な疑問と不安が押し寄せるけれど、それは起こってみなければ分からないこと。とにかく今週末の婦人科の診察までにそれが起こらないことを祈ろう。ホルモン補充を止めたらつわりが軽くなった。と思って少し気が楽になっていたのに、この日の夜は酷く具合が悪かった。吐き気はするし悪寒が走る。お腹の子は私に何か伝えたいのかな。ちゃんと分かってあげられなくて本当にごめんね。

  2009年10月19日

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• 試練の時

  友人のベビーシャワーに行った。1ヶ月前くらいに招待状を受け取り、その時点で「もう9週になるからつわりのピークだろうから行かれないだろう」と思っていたけれど、せっかく声を掛けていただいたのだし、とにかくおめでたい席だから是非とも参加したいと思って参加の返事を出していた。それが2日前に流産宣告を受けてすっかり事情が変わってしまった。私は果たしてもうすぐママになる友人に心からのおめでとうを言えるのだろうか、パーティーの間中平常心でいられるのだろうか、と不安になった。主人も「不参加でも良いと思うよ」と言ってくれたので正直迷ったけれど、それでも嘘の言い訳をするのも何だか嫌だったので、時間を少し送れてパーティー会場へ向かった。会場に入ってすぐに見えたのは半月後に出産を控えた幸せそうな友人の顔。そこで私が思ったのは「何て幸せそうな素敵な笑顔だろう」だった。心から羨ましいと思ったけれど、幸いなことに妬ましいとは思わなかった。良かった。私の心はまだそこまで腐っていなかったらしい・・・食事前のお祈り（ホストはクリスチャンなので）の時、うかつにも涙が少し出たけれど、誰にも気づかれなかった（たぶん）。結局、パーティーの間中和やかな気持ちでいられたので、参加できてよかったと思う。唯一辛かったのは、「最近妊娠する人が多いよね」の話題の時。実際、周りの女性に妊娠している人がとても多いのだ。その話題の時は、「私だって5月に出産予定だったのよ」って心の中でつぶやいちゃった。実は昨日も12月に出産を控えた友人に会って、病院のこととか色々聞かれて体験談とかを話さなければならなかった。無意識に大きな可愛い丸いお腹をさすりながら会話をする彼女。私ももう一度あの動作をしたかったなって思った。よりによって流産が分かった直後に2日も続けてこういうことになるとは、自分の運の悪さにちょっとがっかりした。これから先、出産祝いとか色々あると思うけれど、そのたびに「私ももう一度赤ちゃんを抱きたかったな」って思うのかな。暫く試練は続きそうである。

  2009年10月17日

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• 甘く儚い夢

  ８W６Dクリニック卒業の日。久しぶりに主人と一緒に診察を受けた。今回の移植周期は私一人で通っていたのだけれど、今日を最後にクリニックに来ることもなくなるということで、仕事の合間に時間を作って一緒に行くことにしたのだ。診察はボスドクター。ウルトラサウンドの画面には明らかに大きくなった胎嚢。でも何だか変。息子の時にあっという間に見つかった胎児の姿がはっきり見えない。前回くっきり見えた卵黄嚢も何だかぼやけている。嫌な予感。ボスドクターがもう一つの診察室が空いているかナースに確認している。「クリアに見えないようだから、念のため他の機械で確認しよう。」とのこと。別の診察室に移動してもう一度検査。結果は同じ。胎嚢の中に可愛い雪だるまの姿は見えなかった。ドクターが言いにくそうに「残念だけれど成長していないね。」と口を割った。思えば、元々成長が遅かった。今回の妊娠は滑り出しから難航していたのかもしれない。もう3ヶ月になるのにつわりも軽かった。妊娠毎につわりの症状は違うもの、と思うようにしていたけれど、成長が遅かったからつわりも軽かったのだと思う。悲しかったけれど、息子が明るく笑いかけてくるから泣くわけにもいかず、早々に身支度をしてドクターのオフィスへ移動。ナースステーションのナースが気の毒そうな顔で私を見ているのを感じたけれど、今は誰にも慰められたくなかったので目を逸らせて歩いた。ドクターの話では、全ての投薬を中止して、一日も早く産婦人科にかかり、手術（D&C）をすることを勧めるとのコト。勿論自然に出てくるのを待つこともできるけれど、いつそれが起こるか分からないし、それで完全に内容物が出なかったら結局は手術になる。やっぱり手術が一番良いのだろう・・・と、ぼーっと考えていた。こんな悲しい目にあったのに、更に手術という現実と向き合わなければならないなんて、正に泣き面に蜂だよ。心拍確認後の流産は５％程度なのに、何だって私はそこに入ってしまったのだろうか。クリニックを出て主人を職場へ送って、家に帰って息子と昼ごはん。いつもと何も変わらない午後。でも、ふとした瞬間に悲しみが湧き上がる。いつ頃まで元気でいてくれたのかな、最期に「ママばいばい」って言ってくれたのかな、どうして私は産んであげられなかったのかな、何て考えてたら涙が止まらない。息子のお昼寝時間になり、いつも以上に散らかった部屋を片付けていたら、いつもの時間に具合が悪くなってきた。お腹の子の魂はもうお空に帰っちゃったのに。二日前の火曜日の夜、息子とのお風呂の後に空腹＆吐き気を感じて、夕食後だと言うのに無理やりトーストを少しだけ食べて気持ち悪さを抑えたっけ。そしてその夜、就寝中に寒気が酷かった。なのに翌朝からはそれまで少しずつ悪化していたつわり症状が少し楽になったのを感じた。今日は更に少しだけ楽。と言うことは、火曜日の夜にお腹の子は心臓を止めちゃったのかな。もう誰にも真実は分からないけれど、この子のママになるはずだった私はそう思えてならない。軽いと言っても頭痛と吐き気と寒気は断続的にやってくる。つわりの具合の悪さは赤ちゃんからのサインだと思えばこそ我慢できるもの、これから暫く心身ともにつらいだろう。陽性判定から約1ヶ月、短い夢を見た。二人目誕生の幸せな甘い夢。でもあまりに儚い夢だった。

  2009年10月15日

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• つわり

  たぶん７W4D具合の悪い時間が長くなってきた。起床時は頭痛が酷く、空腹時のムカムカがよりはっきりしてきて、夕方以降は悪寒が酷いしムカムカしっぱなし。食事は何を食べても美味しくないけれど、今のところ食べられなくなったものは無し。前回妊娠時は、あまりの気分の悪さに水すら飲めず、膀胱炎になってしまったので、とにかく水分補給だけはしっかりしないと・・・だるだるだけれど、今のところ家事も育児も仕事も変わらずできている。つわりの悪化は赤ちゃんの成長って勝手に信じて頑張ろう

  2009年10月06日

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• 心拍確認

  BT29日目。たぶん６W5D先週の胎嚢検査で小さい胎嚢は見られたものの、この時期に普通は見える卵黄嚢が無くて、今日のこの検査にはとても心細い思いで臨んだ。いつになく30分以上待たされ、到着時には落ち着いていた私の心臓がどんどん早くなる。緊張しすぎでクラクラきそうだった。診察室に入ってすぐにボスドクターが登場。「How are you?」の問いかけに「fine」と小さく答えたけれど、もう緊張はMax。すぐにウルトラサウンド検査。そこには大きくなった胎嚢が見えた。そしてその左隅には赤ちゃんのお弁当箱「卵黄嚢」がしっかりと写った。良かった～～～ちゃんと成長しててくれたんだ間髪いれずにボスドクターが「Great!　Can you see heart beat?」と私に聞いた。え？え？え？心拍見えるの？？？ボスドクターが指差した先には小さな小さな心臓がピコピコ・・・ここで緊張の糸が切れてしまった。涙が止まらない。週数よりも小さい胎嚢、見えなかった卵黄嚢、もう半分は諦めていた。「残念だけれど・・・」と言われた時、気丈に振舞う、落ち着いて対応する、と自分に言い聞かせていたけれど、心拍が見えて感動する自分なんて想像していなかったのだ。まだまだ妊娠兆候らしきものは殆ど無かった。前日より空腹時の若干の気持ち悪さがあり、夕方に悪寒が走ることが数回、ここまでは息子の時と同じだけれど、最近涼しくなってきているし、腕と肩の痺れが酷いから、それが原因の吐き気だとも取れなくなかった。胸もつるつるのままだし、もう全く自信がなかったのだ。大きさは胎嚢１４mm卵黄嚢３.4mm胎芽は聞き損ねてしまった・・・依然として週数よりも小さめではあるけれど、前週からきちんと成長しているし、超初期だから今の数ミリの違いは気にしないで大丈夫とのコト。次回の予約は2週間後。これでクリニックは卒業となる。そして気になるホルモン補充は、現状維持、ということで少なくてもあと2週間は毎晩の注射が続く。頑張れ私！頑張れお尻！！ベビ2号の為なら痛くない！？

  2009年09月30日

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• 胎嚢確認

  BT22日目。５W5D陽性反応後、初めてのウルトラサウンド。ドクターに「How are you?」と聞かれて、「Very nervous」と答えた。考えてみたら初めてGood以外の言葉を使ったかも。だって本当にそうなんだもの。初めての妊娠の時に見た真っ黒なスクリーンを未だにはっきりと覚えているのだから、nervousにならざるを得ないのだ。今回は・・・すぐに丸い胎嚢は発見できた。ほっとしたのもつかの間、どうにも小さい気がする。計測によると８ｍｍ。やっぱり。そしてプローブを動かして卵黄嚢を探すけれど見つからない。ドクターは来週もう一度ウルトラサウンドの予約を取るように言った。その時卵黄嚢が見えれば良し、見えなければ残念な結果ということだ。普通はこの時点で卵黄嚢は見えるのかと、答えは知っているのに聞いてみた。ドクターの答えは勿論Yes。嫌な予感はしていた。いつまでたってもこれといった妊娠兆候は無いし、何となく難しいのではないかと思っていた。少なくとも息子の時ほど順調でないことは、はっきりと感じていた。でも実際に「かなり厳しい」診断をされるとやっぱり落ち込む。来週のウルトラサウンドまでどんな気持ちで過ごすのだろうか。考えただけで気がめいるよ。今出血をしないのは溢れるほど補充しているホルモン剤のおかげなのかもしれない。今晩から注射が尚更痛くなりそう

  2009年09月23日

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• 順調なら・・・

  BT16日目。計算が合っていれば明日で妊娠5週。相変わらず自覚症状は殆ど無し。午後の眠気と朝晩の軽い頭痛は継続中。喉の乾きと唇の乾燥、顔色の悪さがここ数日の変化。息子がいるから毎日出歩いているし、勿論抱っこもする。二人目治療の宿命で、「大事にする生活」なんて程遠いけれど、気がめいることも無い。胎のう検査まであと少し。本当に育ってくれているのだろうか・・・心配だよ～

  2009年09月17日

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• 移植日

  １０：３０からの移植予定だったので、９：３０にクリニックへ。運良くこの日は息子が少し早く起床してくれたので、なんとかぎりぎり間に合った。少し待たされて培養師からの解凍結果報告。最初に解凍した6個のうち、3つは初期胚盤胞になっているけれど、うち１つはかなり状態が悪いとのこと。そして追加で解凍した12個は2個が解凍時に死んでしまって、残りの10個も大方成長を止めているらしい。やっぱり・・・息子の時のような優良胚が無いため、追加解凍した12個の培養結果を見てからの移植を勧められ、結局夕方もう一度クリニックへ来ることになった。そしてこの日の夕方４：００に再度培養師との話し合い。結果、BB×１　BC×１　CC×１（最初に解凍した6個から）桑実胚×１（追加12個から）ができていて、CCの胚ではかなり難しいとのことなので、それ以外の3個を移植することになった。他の卵は全て成長が止まったらしい。う～む厳しい・・・それに全般的に成長が遅いのも気になるし。培養師は「双子かもね。もしかしたら三つ子かも？」なんて明るく言っていたけれど、現実がそんなに甘くないことは経験上明らかなんだよな～廃棄することになった13個（解凍時に死んでしまった2個を除く）を、新人培養師のアシスタントハッチングのトレーニング用に寄付することに同意して、移植準備に入った。バリウムを飲んで少々ぼーっとしてきたところで術衣に着替え。息子はクリニックに連れて行ってもいつもおとなしくしているので、オペ室にも入ってよいと配慮いただいたのだけれど、術衣を着せたら号泣。どうなだめてもダメなので、結局当初の予定通り私一人で臨むことにした。まずはナースによる膀胱チェック。余裕のパンパン具合。程なくドクターが入ってきて再度チェック。余りにパンパンすぎて器具が入らず、結局カテーテルで抜くことに。移植自体はいたってスムーズ。30分ベッドレストして終了。寝不足だった私は主人と息子が入ってきておしゃべりしていたのに、余りの眠さに寝てしまった・・・家に帰ってから48時間のベッドレスト開始。この日は何故か早朝３：３０に目が覚めて、それから殆ど眠れなかったために超寝不足だったのに加え、バリウム効果で食事が済んで横になったとたんに意識朦朧。食器洗浄器の音にもめげず、相手をして欲しい息子のギャーギャーにも気づかず、主人の話しかけにも全く反応できずに寝てしまったらしい。恐るべし薬効果・・・今回卵のグレードは芳しくないから妊娠期待値はあまり高くないけれど、移植できただけ良かったと思うし、凍結卵を全て使ったから不妊治療はこれで本当におしまいなので気分すっきり。結果は来週末。

  2009年09月02日

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• 解凍確認

  2日後の移植へ向けて、今日は凍結卵の解凍が行われた。現在凍結卵は18個、平均以上のクオリティーは6個で平均及び平均以下が12個とのことだったので、まずは4個解凍することになっていた。昼過ぎに主人が経過を聞くと、4個のうち2個の状態が余り良くなかった為、更に2個追加で解凍をしたとのこと。これで平均以上、つまり妊娠が期待できる卵を使い果たしたことになる。勿論、平均及び平均以下の卵でも可能性ゼロではないけれど、前回までの経緯からするとかなり難しいと思う。ここで主人と電話で話し合ったことは「12個を残すかどうか」ということ。今回結果が出なかった場合、可能性が低い卵12個のみに時間とお金を掛けて再チャレンジするかどうか。主人の意見はNO。もともと一発勝負が彼の意見だったし、3日前から始まった注射で、これ以上私の体をホルモン漬けにすることに大いに抵抗があることを再認識してしまったらしい。確かにな～ドクターの意見を聞いて全解凍を一度は止めたものの、今回うまくいかなかったとしたらもう一度チャレンジするのかどうか・・・勝算の極めて低いチャレンジ。今回4個解凍で移植に臨むのならば、それもあったかもしれない。かと言って、破棄するなんてやっぱり抵抗あるし、正直未練も残りそう。迷った挙句、結局追加で残りの12個も解凍してもらうことにした。培養師は驚いて「6個のうちのいくつかは期待できると思うし、もし余剰胚ができたら無駄にすることになる。ドクターと相談したら？」と考え直すように言ったらしいけれど、もう決めたことだから、と主人はしっかりと意見を言ってくれたみたい。主人に頼んで良かった・・・私ならまた揺れてしまうのは明らかだもの。ということで、これが正真正銘最後のチャレンジとなった。全解凍に関しては、少し後悔するかな、と思ったけれど、意外と大丈夫。すごく冷静に現状を把握できているからだと思う。思えば、この凍結卵は息子の卵と同じタイミングで採卵された卵。もう息子を授かることができたし、一度の採卵で2人の子供を授かることができたら、それは本当に幸運なこと。贅沢を言っても仕方が無い。たまたま30個も採卵できてしまったから「狸の皮算用」ができているだけで、普通は1人授かるだけで十分なはず。そう思ったらすっきりした。それから毎日の注射。2日目の注射の時、息子が怖がって泣いてしまったので、それ以降息子と話をしながら打っている。毎度痛いし憂鬱だけれど、息子がいてくれるおかげ（？）で痛がることもできないし、かえってさらっと済ませられて良いかも。水曜日の移植、どうかうまくいきますように・・・

  2009年08月31日

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• クリニックからの電話

  9月2日１１：３０予定の移植を１０：３０に変更したいとのこと。勿論何も予定は無いので時間が変わるのは問題無いのだけれど、息子にご飯を食べさせてシャワーして出かけるので余り早くなって余裕が無くなるのは困るな～それに前回１１：００に変更してくれと言われて受諾、昨日の血液検査の際に別のナースに念のため確認したところ、「そんな変更記録は無いわよ。１１：３０のはずよ。」なーんて言われて？？？と思ったばかりだから、やや不安。勿論電話をしてきたナースにこのことをクレームして、「今度は大丈夫？最終変更と思って良いの？」と念を押してしまった。This is final.I promise.だって。私って感じ悪いかしら・・・何だか最近のクリニックは、患者に対するサービスの質が落ちているように感じられてならない。ソノヒストグラムの時も膀胱いっぱいにしてくる指示をされなくて、危うくドクターにリスケされるところだったし、キャンセルになった周期も血液検査の結果を連絡してこなかったし。第一、キャンセルになった原因もクリニックがメンテナンスのことを直前まで言わなかったことにあるわけで、以前のように「任せて安心！」じゃなくなっているのがとても残念。当然自己責任で何もかも把握はするようにしているけれど、いちいち確認したり念を押したりしなくちゃいけないなんて、まるっきり普通のアメリカンサービス方式。バカみたいに高い料金を払っているのだからもう少し期待したいのだけれな～と愚痴ってみても仕方ないので、もう一度スケジュールの確認をしておこう。そして今日から経口薬とプロジェストロン注射が始まる。息子の前で注射をするなんて、できればしたくなかったけれど、こればっかりは仕方ない。痛がったりしたら怖がらせるだろうから、頑張って笑顔でブスブスされないとダメ？

  2009年08月28日

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• 内膜チェック

  周期9日目。内膜のチェックに行った。結果は９ｍｍで移植ＯＫとのこと。１０ｍｍ行かなかったのは初めてだったけれど、今まで10日目でチェックしていたから1日分足りないし（誤差かしら・・・）、８ｍｍ以上あれば問題ないらしいので、まぁ良いのかな。なんとなーく内膜の映像が以前よりもクリアじゃない（3層がはっきり見えない）と思ったのだけれど、気のせいかな？てな感じで、ネガティブ思考はお得意なので悶々としてみるｲﾐﾈｰＮｏ．２ドクターと解凍方法について話し合った。このドクターも4つ解凍からのスタートで良いと思うとのことだった。やっぱりそうか。でも、ボスドクターの若干威圧的な態度と異なり、「あくまでも最終決断は君達次第だから」という態度はとても好意的で少し安心した。培養師にもちゃんと意見を聞きに行ってくれたし、私達の意見も最後まで聞いてくれた。今までの経緯から、平均及び平均以下の受精卵（8個）が胚になる可能性は低いと思うので、平均以上の6個を含めた14個全部の受精卵を一斉培養するとのいうのが私達夫婦の意見だったけれど、とりあえず解凍した後に状態が良くなかったら他のアンプルの解凍も順次行うということをしっかり確認して同意書にサインした。解凍・培養開始は8月31日（月）、移植は9月2日（水）に決定。移植担当は息子の時に移植してくれたＮ０．２ドクターにお願いすることに。8月28日（金）にはプロジェストロン注射と経口薬も始まる。もう本当にいよいよという感じ。うまく行きますように・・・

  2009年08月21日

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• 地味にむかつく副作用

  不妊治療にホルモン剤は必要悪なんだけれど、ソノ中でも地味にむかつくのが体重増加。勿論毎日の注射や誘発剤の副作用の方がずっとずっと憂鬱なんだけれど・・・痛くもなんとも無いエストロジェンパッチ、これで毎回律儀に体重増加する。薬の説明書にある副作用にも体重増加ってしっかり記述されてるよ～毎回貼り始めて３～４日で約１ｋｇ増加、２週間前の中止になった周期は剥がして３～４日ですっきり落ちた。いや、落ちるうちは良いけれど、落ちなくなったらどーしましょ。実際息子を授かる前に治療でしっかり蓄積した脂肪は、つい最近まで落ちなかったしなー。妊娠できればつわりで落ちる？なら良いんだけれどねぇ・・・それって美味しすぎるかしら

  2009年08月17日

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• 移植前検査

  Ｄａｙ３なのでシスト確認。土曜日なのでクリニックのあるビル内は静かだったけれど、クリニックは今日5件の採卵と5件の移植があるようで、とても忙しいとのこと。採血をしてウルトラサウンド。最近ボスドクターに当たることが多い。Ｎｏ．２ドクターに比べて痛いんだよな～結果、シストも無く、エストロジェンレベルも問題無いので、次回内膜チェックをしていよいよ移植となる。次回予約はＮｏ．２ドクターに指定した。前回ボスドクターの態度（凍結・解凍方法及び移植日選定方法）に疑問を色々持ってしまったので、他のドクターの意見を聞きたいと思ったこと、私達の意見に対する対応がＮｏ．２ドクターの方が好意的であることがその理由。そしてその際、培養師と話をしたい旨もナースに伝えた。どれも快諾してもらった。それにしてもこんな交渉をきちんとできるなんて、私も強くなったものだ・・・診察の後にバレエのクラスを受ける予定だったのだけれど、朝から腰の痛みが断続的にあったので、諦めて買い物だけ済ませて帰宅。暫く腰は大丈夫だったのだけれど久しぶりのズキズキ。そのせいか、左腕が時々かすかにしびれる。今まで脚がしびれることはあっても腕がしびれることは初めてなので、少し気になるところ。早く治まると良いな。

  2009年08月15日

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• 移植周期の始まり（たぶん・・・）

  エストロジェンパッチで人工的に作った内膜をリセットするべく服用していたプロジェストロン経口薬が残り一つになった今日、生理が始まった。週末くらいだと思っていたから驚いた。いつもよりも８日早く20日周期だって～ｵｿﾛｼｲ不妊治療自体、薬にどっぷり頼っているのだから当たり前なのだけれど、やっぱり薬で体を調整するのってちょいと怖いな。ということで、前回移植を延期にしてまだ間もないと思っていたのに、もう次の周期が始まった。Day3の土曜日朝にシスト確認と血液検査。全てのプロセスは前回確認したばかりだからばっちり頭に入っている。今度こそ無事に移植までこぎつけますように・・・治療をしていても息子の世話は何も変わらずしているわけで、それが生活のバランスをとってくれている感じ。毎日言葉を複数個習得し、ついに2語文まで出始め、おしゃべりをする（聞く？）のが楽しくて仕方ない。まるでずっとつぼみだった花が次々と咲いていくみたいに言葉を覚えていく。本人も色々な言葉が言えること、それを褒められることがとっても嬉しいみたいで上機嫌～今日はこれから何を教えようかなDay1

  2009年08月13日

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• 移植日決定！の、はずだったんだけれど

  周期12日。クリニックにて内膜チェック。エストロジェンパッチ効果で１０．６ｍｍの理想的な内膜が出来上がっていた。毎度のコトながらホルモン剤って強力だわ～18個残っている凍結卵のうち、平均以上（妊娠が期待できる）のものは6個。残りの12個は平均か平均以下。ドクターは2個ずつペアになっているアンプルを順次解凍・培養して、2個移植を目指そうと提案。提案と言うか、「この方法がいいでしょ。凍結卵を無駄遣いしないで。」ってな強い感じで勧めてきた。Ｎｏ．２ドクターは「僕には決められないよ。しっかり考えて自分達で決めなさい。」って言っていたのに、随分違うなぁ。全解凍一発勝負を希望していた主人はやや腑に落ちない雰囲気。私も一発勝負で良いと思っていたけれど、ドクターの強い口調でまた迷いが・・・そしてこの後日程を決めることになったのだけれど、なーんとなんと希望していた周期20日近辺はラボのメンテナンスで予約が取れないとのこと。先方から勧められたのは周期26日目。いくらなんでも遅すぎじゃない？内膜の良い状態がそんなに長期間キープできるとも思えないし、「着床の窓うんぬん説」もある。その旨ナースに言うと、ドクターがやってきて「何の問題も無いよ。ホルモン補充しているから内膜は1ヶ月は大丈夫。」とまた力説。1ヶ月も？本当？予定なら今週末排卵なのに、そこから12日も間が開いて絶対に問題無いの？ドクターの強気に一瞬たじろいだけれど、でもここで負けてはいけない！納得のいかない治療は絶対にいやだ！とにかく二人でもう一度よく考えてから決断すると伝えた。そして主人と話し合った結果、やっぱり今周期はキャンセルしようと決めた。これでダメだった時、絶対後悔するのは見えているし、なにより納得いかない点を残したまま大切な受精卵を移植するなんてイヤだから。医学的知識は乏しいけれど、ドクターは大丈夫だと言ったけれど、でも完全にすっきりできないことに大事な卵を使う気分には到底なれなかった。これでよかったと思う。後悔は無い。今更移植が1ヶ月遅れたからってどうということもない。でもウルトラサウンド2回（＄４００）とパッチが無駄になったこと、無駄なホルモン補充をしたことが、やや残念それからメンテナンスのことを今まで何も言わなかったクリニックの対応にも不満が残る。以前同じことがあったけれど、その際はウルトラサウンド代はただにしてくれてきちんと謝ってくれたけれど、今回はそんな雰囲気もない。良いクリニックだったのにな～患者が増えていい加減になってきたのかな。残念ホルモン補充してしまったので、10日間プロジェストロン経口薬でリセットさせる。家に帰って早速パッチを剥がしたら粘着剤でかぶれた肌が現れた。大したことでは無い。時間が経てば直ること。でもこのホルモン補充のせいで、またしても体重が上昇傾向にあるのが痛い。せっかく頑張って減らしたのに・・・と言うか、減らしておいて良かったかも。前回増えたところに更に増やしたら流石にまずいものね

  2009年08月04日

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• 移植前検査

  Day4の検診。Day1から貼っているエストロジェンパッチの効果を調べる血液検査と、シストの無いことを確認するウルトラサウンド。ドクターに出血はいつ終わったかと聞かれて、？？？だって生理4日目だもの、いくら最近軽いからと言ってもまだ終わってないけれど？？？その旨伝えると、「子宮内がとても綺麗だからもう数日前に終わったと思った」とのこと。これって良いこと？悪いこと？よく分からないけれど、とりあえずシストも無く、子宮内も問題は無いので、無事に移植周期に入った。あとは1週間後に内膜のチェックして、OKなら移植の日程を決める。コンセントメントにサインして、パッチの追加オーダーをして本日も終了～びびり～の息子は終始だんまりおとなしくしていてくれたこういう時、外で騒ぐようなことは絶対にないので本当に助かる。息子に兄弟を作るべく最後の挑戦がいよいよ始まるのね。勿論できたら嬉しいけれど、もしダメでも以前のようにがっくり落ち込むことはもう無いと思う。息子はこの上なく可愛いくて今でも十分幸せだし、これ以上望むなんて贅沢かと思うくらい。そして明日は息子の2歳の誕生日。

  2009年07月27日

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• 移植周期の始まり

  予定通り生理が始まった。今日からエストロジェンパッチを貼って、月曜日に内膜とホルモン値のチェック、排卵日近辺に再び内膜チェックをして、移植への準備に入る。2006年８月に採卵してから3年間眠っていてくれた受精卵、一体いくつ生還してくれるのかな。せめて一つでも良いからお腹に戻せる状態になってくれますように・・・二人目治療、今のところは精神的にとても楽。日々仕事と家事と育児で盛りだくさんだから、良い意味で治療に専念できず、無駄に暗く考えたり悶々とする時間が殆ど無い。実際イニシャルコンサルテーションをしてから今まであっという間だった。この調子で行くと移植までもあっという間の気がする。アスピリンやビタミン剤を飲むのも忘れそうになる位あ、でも、痛い痛いプロジェストロン注射をしたら否が応でも現実味が増すのだろうけれど。D1

  2009年07月24日

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• 移植前検査

  クリニックにてSonohysterogram（子宮内検査）とトライアルトランスファー。クリニックに行って膀胱は満タンかと聞かれて、？？？そんなこと言われてないよ？幸い出かける前にお茶を2杯一気飲みしてきたけれど、決して満タンじゃないなぁ。事前にナースに貰ったペーパーにもそんなこと書いてないし、説明も受けてない。ドクターにも次回移植時はもっと（？）満タンにしてくるように指示されてしまった。やっぱり3度目ともなると流石に初回よりも適当にされるのかな？今日処方される予定だった薬も忘れられているし・・・肝心の検査は久しぶりで少し痛かったけれど、ポリープも無しで帝王切開の跡も完全に癒えているし、次周期移植で問題なしとなった。次回生理が来たらエストロジェンパッチを貼って、3日目にウルトラサウンドとホルモン検査。9日目～14日目の間に内膜チェックをしてOKなら移植日決定。また恐怖のプロジェストロン注射。しかも２ｃｃいよいよか～懸案事項だった「いくつ解凍するか」については、今のところ全解凍一発勝負に傾いている。残念ながら18個のうち移植可能な胚盤胞に育ってくれるのは多くても3個程度だろうし、それだって息子の時のような優良胚になることはあまり期待できない。2日の培養期間が必要なことを考えれば、最初から足並み揃えて培養を始めた方がいいような気もする。事前にもう一度培養師の話を聞いて考えようと思う。Sonohysterogram　＄585Trial　Transfer　＄135

  2009年07月02日

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• 予定通りに・・・

  生理が始まった。トライアルトランスファーとソノヒストグラムの予約を取らなくては・・・D1

  2009年06月26日

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• イニシャルコンサルテーション

  卒乳騒動（？）も一段落、来月息子も満2歳になるということで、いよいよ3回目の凍結卵移植周期をスタートさせることにした。まずは受精卵が眠る不妊クリニックにてコンサルティング。残る凍結卵は18個。このうちいくつが解凍後に生存できるのかが一番の問題。前回息子を授かった時は、22個の凍結卵のうちグレードの良いものから4つ解凍し、結局生き残ったのは2番目にグレードの良かった１つ（息子）だけ。今回は更にグレードの劣るものになるので、果たしてどれだけの割合で生存してくれるかな。移植にはトータル30万以上のお金がかかるから、主人は18個全部一度に解凍して良いものをピックアップしようと言う。今回ダメなら次回はもっと厳しい条件になるのだから、そこにまたお金を払うのはあまり得策とは言えないというのが彼の意見。理解はできる。その通りだと思う。でも私は、今回私の子宮の状態がベストじゃないが為にうまく行かなかったとしたら、チャンスを残さなかったことに後悔してしまいそうで怖いのだ。そしてもし全部解凍して、万が一ラッキーなことに3個以上の卵が移植可能だったら、その中から移植する卵と廃棄する卵を選別するのは心情的に辛いのだ。受精卵は既に私の分身で、もしかして生まれてくるチャンスを持っている卵を廃棄・・・やっぱりキツイ。これは狸の皮算用、現実問題としてはそんな贅沢な選択をすることは無いと思うのだけれど、どうも割り切れない。ドクターに主人と私の意見がまだ一致していない旨伝えると、殆どの場合、女性は私と同じ意見で、少しずつ様子を見ながら解凍数を増やすことを望むみたい。やっぱり男性と女性では割り切り方が根本的に違うのだ。これからのプロセスは次回生理が来たら子宮内チェック（ポリープの有無、帝王切開の後の回復確認　など）を行い、更にその次の周期からホルモン補充を始める。今周期から始まると勝手に思っていたので、ちょっぴり拍子抜けしちゃったけれど、別に今更急いでいないからいっかな。もうプレナータルビタミンも飲み始めたし、体調もばっちり。歯列矯正ダイエット（？）のおかげで治療前の体重まで戻すこともできた。後はのんびり楽しみに8月移植を待とう。Initial Consultation（再診）　＄135

  2009年06月25日

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