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2010.03.26
カテゴリ：今さら聞けない
某会館での某音楽会に、ビデオを写しに行った。 頼まれたから・・・というわけで、のこのこと出かけた。 私は、カラオケはするが、音楽的な素養はない。 とはいえ、若い頃・・・高校生の頃、ピアノを弾いていたことがある。 で、その音楽会のピアノ、変ではないか・・・と感じた。 調律を間違ったのではないかと、思えるほどだ。 音楽会を終えた後、ピアニストに聞いてみた。 すると・・・ ところどころ、隣のキーを叩いたのかと思うほど狂ってました、 気持ちが悪いピアノでした、と言う。 なぜ調律ができていないのですか、 ピアノの使用料を支払うということは、調律ができているということでしょう、 と聞くと、 会館はピアノを貸すだけで、調律は借り手持ちだという。 そして、主催者が調律を忘れたようだ、という。 そうだろうか、動かない車を貸すレンタカー会社はない、 水の張っていないプールを貸す業者はいない。 いやいや、おだやかに表現しよう。 ワイパーの動かない車は貸さないし、更衣室のないプールを貸す者もいない。 無料の図書館でさえ、乱丁の本は貸さない。 だから、ピアノならば、きちんと調律されたピアノを貸すのが本筋だろう。 それぞれの業界に、それぞれの慣習があるのだろうが、 私だったら、調律できてないピアノでは、間違いなくクレームだ。 「調弦できてないギターを借りて、文句を言うのですか？」 ピアニストは、こう言った。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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