カテゴリ:介護・痴呆・父母
知人がトウモロコシを送ってくれた。 小さな菜園をしているので、お手製かと思ったが、 農家が作ったトウモロコシだという。 早速、皮を剥いて、茹でて、かじりついた。 水分たっぷりで甘い。トウモロコシだ(←当たり前)。 トウモロコシをかじると、毎年父母を思い出す。 亡母は、トウモロコシを、トウキビと言っていた。 トウモロコシを漢字で書くと、「玉蜀黍」。 黍(きび)が付くので、そう呼んでいたのかとも思ったが、 方言なのかもしれない。 そして、亡父は、トウモロコシは焼いて食べるものだ・・・ と言って、茹でたトウモロコシは食べさせて貰えなかった。 なので、子供の頃、友だちが茹でたトウモロコシを食べるているのが羨ましかった。 七輪に乗せて、トウモロコシを焼いたのだが、 七輪の幅よりトウモロコシの方が長いので、 下の方と上の方を、移動させながら焼いたことを思い出す。 また、亡父は、トウモロコシはかじるな、 きちんと指で外して食べるように、とも言っていた。 今では、焼くより茹でる(蒸す)方が断然早いので、茹でているが、 そうすると、指で外して食べられないので、かじりつくことになる。 この歳になると、消化の悪い粒の根元は食べたくないので、 かじった方がいいと思うが、かなり汚い食べカス芯になる。 特に今回頂いたトウモロコシは柔らかいので、指で外したくても外れない。 つぶれるだけだった。 亡父が見たら、何と言うだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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