カテゴリ:本
講談社 chiichan60さんのブログにあった、道尾秀介著・「カラスの親指」を読んだ。 「一気に読んだ」とのことなので、どんな本なのかと興味が湧いたからだ。 著者は、道尾/秀介さん、「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞、 とあるので、ホーラー小説かと思った。 どぎついホラーはイヤだなと思ったのだが、いわゆる推理サスペンス。 気楽に読めた。 と言いたいのだが、この本も、誰の会話なのかが分からなくて、 何回も読み直したところがある。 特に、姉妹の名が似ているので、誰が言ったのか、と読み直した。 本を読んでいると、残りのページ数から、 そろそろまとめ、そろそろエンディング、と分かるものだが、 そろそろラスト・・・と感じた段階で、 なんと、数十ページが残っていた。 この後、だらだらとラストが続くのかと思ったのだが、 後始末というか、ラストのラストがあった。 なかなか面白い本だった。 タイトルの「カラスの親指」はホーラー的なものではない。 流れの中で説明のようなものがある。 同じ作家で、「カエルの小指」がある。 図書館に予約したが、50人以上待ちになているが、 所蔵17冊なので、今月中には順番が回ってくるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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