カテゴリ:行政・立法
政府はあの手この手のサービスを付けて マイナンバーカードの普及を図っている。 ナイナ健康保険証にするとポイントが貰える、というのもその一つだ。 しかし、マイナンバーカードに保険証を登録して使うと、 初診料などの負担が増えることになる。 医療機関の設備費用負担分を補うためだという。 だったら、マイナ保険証のポイントを止めて、 医療機関の設備費に回せば良いはずなのに、 役人はマイナンバーカードの普及にこだわっているようで、 自分たちの矛盾に気がついていなかった。 が、半年が過ぎて、ようやく分かってきたようだ。 2024年まで、初診料の負担額を21円増として、 紙の保険証の9円より高い設定をしていたものを、 この10月から、マイナ保険証6円、紙の保険証12円に 変更する事になった。 決めたものだから、と、2024年まで続けなかっただけいいが、 なぜ、最初からこうできなかったのか、不思議でならない。 マイナンバーカードの普及を図る部署、 健康保険の負担を考える部署、 いわゆる縦割り行政、典型的な縦割り行政が生んだ 考えだが、そこに口を出せる役人や政治家はいないのか、 まともな行政はできないのか、不思議でならない。 一方でマイナカードの普及を目指し、 一方で、アナログの行政無線放送で大音量を流す・・・ 不思議な国(行政)である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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