初めての手にしたパソコン
初めて手にしたパソコンが、このNECのPC8001である。1979年9月に発売された日本初の本格パソコンです。性能は、 CPUにZ80(3.9936MHz)、ROM24KB(最大32KB)、RAM16KB(最大32KB)と今の携帯電話以下の性能でした。 価格は、 本体標準価格、168,000円でした。当時の物価から考えるとかなり高い物でした。これでも他の海外マシーンと比べるとと安く設定されていました。 そしてソフトウェア この時代のコンピュータはBASIC言語を使っていました。ROMに書かれたN-BASICと呼ばれるものでした。私のシステムは、パソコンはPC-8001、ディスプレーはグリーンディスプレー、記憶装置はテープレコダーを使用していました。データ転送速度は300bps 気の長くなる速度です。今の写真一枚を記憶するのに1時間もかかったことでしょう。もちろん記録装置としてハードディスクとかフロピーディスクがありましたが、PC-8001の数倍の値段でした。フロピーディスクは、今なら二千円程度手に入りますね。現在、PC-8001の発売日を記念して9月28日がパソコンの日になっているそうです。PC-8001が日本初のパソコンではないのですが、パソコンブームの主役として記念されているのだと思います。(誰が決めたのか不明) その後NECのパソコンの時代が20年ぐらい続きましたね。今ではパソコンも当時の大型コンピュータ並の性能を有し、かつ価格も低廉化していますね。これ嘘のような本当の話です。ちなみに私が作っていたのは、ゲームとか簡単な計算プログラムでした。