「あい」か 「あゆ」か
皆さん地域では、魚の鮎のことをどう呼びますか。徳島では「あい」と呼びます。って私だけかも知れませんが、最近は「あゆ」と呼ぶ人が多い気もします。私の住んでいる所から北に行くと吉野川の第十堰があります。可動堰が問題となったことがあるからご存じの方も多いでしょうね。この第十堰では、この時期になると鮎の遡上が見られます。水量が少なくなると魚道を飛び跳ねる鮎の姿が見られるのですが、今日は水量も多く鮎の姿は見られませんでした。その代わり堰の上では、鳥たちが鮎の遡上を待ち受けています。鮎も大変です。やっと故郷の川を上ろうとしたら鳥たちに捕まってしまいます。さてどれだけの鮎が無事に上流まで上れるのだろうか 人間界以上の厳しい世界でしょうね。この鮎の遡上も桜前線同様、鮎の遡上前線と言うのがあります。やはり桜同様南から順次早くなっているようですね。今、ここの第十堰では、鮎が上から鳥たち、水中ではシーバスに狙われています。秋の落ち鮎の時も同じくシーバスに狙われますね。弱肉強食の世界ですね。無事に遡上し我々の舌を楽しませてくれるのを待ちますか。と言うことは、やはり人間が一番の悪者かな。