『乳がん治療の混乱!』崎谷博征医師のFB記事をシェアします。参考にして下さい。
崎谷博征医師はこんな↓本を書いています。【中古】 医療ビジネスの闇 “病気産生”による経済支配の実態 /崎谷博征【著】 【中古】afbなので他の医学者や医療団体からはとっても嫌われているようです。(DVD版は最後に紹介しています)『乳がん治療の混乱!』乳がんは欧米の多い病気でしたが、ここ数十年で日本でも欧米並みになっています。なぜでしょうか?一度みなさんお考えになってください。この乳がんの治療については、現代医療はかなり混乱しています。そのひとつがエストロゲンというホルモンにかかわるもの。乳がんを外科的に切除して、そのガン組織にエストロゲン受容体(エストロゲンというホルモンの受け皿)が陽性であれば、そこをブロックする抗がん剤を投与することになっています。その抗がん剤は「タモキシフェン」といいます。ということは、現代医療もエストロゲンは強力な発ガン剤であると認めているということ。ところが、このタモキシフェン。子宮や卵巣にガンを引き起こしてしまいます。不思議ですね~。どうして発ガン物質のエストロゲンをブロックしているのにもかかわらず子宮や卵巣にガンを引き起こすのでしょうか?そこで新たに開発されたエストロゲンブロックの抗がん剤が「アナストロゾール」という物質。これは体内でテストステロンという体を守るホルモンが発ガン物質であるエストロゲンに変換する酵素をブロックするもの。この「タモキシフェン」と「アナストロゾール」のQOL(生活の質)を比較した臨床試験が報告されています(Lancet (London, England). 2015 Dec 10; pii: S0140-6736(15)01169-1.)。対象は閉経後の非浸潤性乳管がんの再発予防として5年間投与された1,193例(タモキシフェン群:601例、アナストロゾール群:592例)。その結果は。。。タモキシフェンを投与されたグループでは、月経異常、せいき出血、皮膚血管炎(ほてり、紅潮)、尿もれなどの副作用が有意に高かったという結果。一方、アナストロゾールを投与されたグループでは、ちつの分泌液が増えたようです。著者たちは、この副作用の結果を踏まえて「60歳以上の女性では両薬剤の効果は同等、60歳未満では、効果がより良好なアナストロゾールを選ぶべき」と結論しています。ええええ~子宮や卵巣がんを引き起こす薬(タモキシフェン)を推奨するというのですね~私はいまのところ、どちらかを選べと言われれば(あくまでも究極の選択としてです)、アナストロゾールにしますが、これも合成薬剤なのでどこまでが本当に効果を発揮しているのかが分かりません(医薬品ではよくあることです)^o^()。実は、エストロゲン受容体そのものをターゲットにするという発想自体が間違っています。そもそもひとつのホルモンにひとつの特有の受容体などないからです(基礎医学のファンタジーのひとつです(*^_^*))。今日は少し難しい話題でしたが、かなり現代医療のガン治療が混乱を極めていることだけでも分かっていただければとよいと思います(*^_^*)。https://www.facebook.com/sakitanihiroyuki/?pnref=storyDVD 「異説真説」 崎谷博征 医療ビジネスの闇人気ブログランキングへどちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。にほんブログ村 医療情報