なんだか当たり前のような研究が発表されましたね。
野菜を多く食べると特定の乳がんリスクが低下するというのだ。そんなこと当たり前だ、と思うのだが、「特定の乳がん」という点が気になるところです。野菜を多く食べると特定の乳がんリスク低下か―米研究2013年3月4日 18時30分 更新 米ハーバード大学公衆衛生学部のSeungyoun Jung氏らは、野菜を多く食べるとエストロゲン受容体(ER)陰性と呼ばれる特定の種類の乳がんになるリスクが低下する可能性があると、2月6日発行の米医学誌「Journal of the National Cancer Institute」(2013; 105: 219-236)に発表した。100万人の女性を検討 乳がんの多くを占めるER陽性乳がんは、女性ホルモンのエストロゲンがくっつくとがん細胞が分裂・増殖するタイプの乳がん。一方、ER陰性乳がんはエストロゲンがくっつく受容体を持たないタイプのもので、ホルモン療法が効かないのが特徴だ。発生頻度は乳がん全体の15~20%程度、関係する危険因子はよく分かっていない。 Jung氏らは、これまでに報告された20件の研究(参加女性計99万3,466人)を対象に、野菜・果物の摂取と乳がんとの関連を検討した。追跡期間は11~20年で、ER陽性乳がん1万9,869人、ER陰性乳がん4,821人の発症が確認された。 解析の結果、野菜・果物を多く取るとER陰性乳がんリスクが低下することが示された。一方、乳がん全体やER陽性乳がんとの間には明らかな関連が認められなかったという。 ER陰性乳がんのリスク低下は野菜の摂取と関係し、野菜総摂取量によって5段階に分けたうち最も多いグループのリスクは、最も少ないグループと比べて18%低下。果物とER陰性乳がんのリスクとの間に関連は認められなかった。 なお、ER陰性乳がんについては、コーヒーを1日5杯以上飲む女性でもリスクが低下するとの研究結果も報告されている(「Breast Cancer Research」2011; 13: R49)。(編集部)http://kenko100.jp/news/13/03/04/01発想の逆転をはかってください。つまり「何を食べなかったらがん発症率が低減するか?」ということを疫学調査してください。★お知らせ★[乳癌は早期発見も早期治療もいらない]の過去記事をアップしています。こちら↓をぜひ訪れてくださいまし。癌治療に抗ガン剤も放射線も手術もいらない本日は【乳ガンを回避するためには?】です。人気ブログランキングへどちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。にほんブログ村 医療情報楽天ブックスは品揃え200万点以上!★本日2つめの記事でした。前のも読んでください★