GWツーリングその2
夜、神秘体験でもしてしまうのでは?と不安でしたが、アイマスクと耳栓のお陰で6時過ぎまで眠れました。さて、外の様子はどうでしょう・・・。綺麗な朝焼けです。 不気味だったテントサイトも朝になれば、雨露で清々しい!朝食はパンなので、砂を噛む様・・・。ホットコーヒーでスイッチを入れます! ?山の天気は変わりやすいです。小雨が降ってきました。テントの中で身支度して、やれるだけの荷物のパッキングを行いました。テントだけ残してバイクに積んでしまいます。落ち葉だらけのテントサイトでの収納はやめて、バイク近くの歩道まで運びます。 収納の前に一度、チェックです。 やっぱりいた!お客さんが進入していることがあります。今日は毛虫でした。木立に移してあげます。 撤収していると、2人の散歩者から話しかけられました。雑談してると、「舞鶴の辺りは、弁当忘れても傘忘れるな、って言うくらい雨が多いよ。」って教えてくれました。納得です。 もうひとりは、大きな牧羊犬を連れていました。いいですね、長毛種。キャットもいいですが、昔シェルティーを飼っていたので、もう一度飼ってみたいですね。世話はしませんが! 撤収しながら、ふと思ったのが・・・、 昨日はなんとか眠れましたが、実家の犬なんか、いくら犬小屋があったとは言え、大気開放で、氷点下でも丸くなるだけで眠れるなんて・・・。 テントを積んで、準備完了。やっぱりブタパッキングになりました。来るとき入っていたものが入りません。ツーリングネットを装着してきてよかったです。8時スタートです。 目的地は、30km程度先の日本のマチュピチュと呼ばれる天空の城、竹田城です。R9を進み始めると、また雨が降り出しました。はぁ、ほんと良く降る。今日も気温はひと桁です。朝来に近づくと、よほど有名なんでしょう。いたるところに看板があって、簡単に到着です。 案内を見ると史跡まで700mです。史跡までは整備された路で歩きやすいですが、ここでも雨・・・。ハンカチをかぶって歩いていくと、 ここから場内でしょう。大き目の階段を登っていきます。なかなか、迷路です。お城なんで天守閣までのアプローチは大変です。石垣が次々に目の前に壁として現れます。で、やっと天守台へ登りきりました・・・。おぉ、なんという光景! なるほど、マチュピチュ・・・。雲海はありませんが、ちょっとガスっていて高所の雰囲気です。周りの山を見下ろすなんて、ちょっと不思議です。 最終目的は果たしました。あとは、お城つながりで、そのままR312でいける、姫路城へ向かいます。南下するのですぐに晴れて暖かくなるかと思ったのですが、相変わらず、曇りで寒いです・・・。 もし大名で、国替えなんかあって、「丹波or但馬への国替えを命ず!」なんてのたまわれても、この雨と寒さ・・・、ちょっと、 もっと暖かいのかと思ってました。 お昼過ぎ、姫路城に到着です。GWの谷間の平日だからでしょうか、渋滞は軽微です。でもバイクは駐輪場がなくて苦労します。 やっぱり大天守は覆われています。まぁ入場料は400円なんで、また来ればいいんです。修復中の天守閣も見れるのですが、エレベーター待ち45分!待つわけない・・・。 順路に従って巡りますが、お城なんで基本は要塞仕様ですが、質実剛健ではなく、華があります。 こりゃ、いたな・・・、 もう、竹田城との対比が大きすぎます。竹田城の年表には、よく読んでいませんが「自刃」とかの文字・・・。 でも、はっとするものが姫路城内にありました・・・。これまた、あまり説明文を読んでませんが、皿、とか10枚とか、名前とかあったので、「怪談皿屋敷」のねぇ、投げ込まれた井戸とか・・・。ちょっと撮影はパスです。 場内でご飯が食べられそうなところはありませんでした。外の門前町ならいっぱいお店がありそうですが、竹田城で濡れねずみになったので、ここでは遠慮します。職場用のお土産を買って撤収です。 ナビで自宅まで検索すると261km。近い!結露でだめになった寝袋。これはもう使えません。身体に自問します・・・。体力気力よし!まだ1時なんで帰っちゃおうってことで、山陽道に乗ります。 ただ、お腹は空いたので、出てきたすぐの権現湖PAで昼ごはんです。やっとひと息つけました。 覆面が仕事に励んでいるので、6速4000ホールドで流します。高速上ではガソリンがすぐに減ります。燃料計が残量正確で重宝します。草津SAで最後の給油をしました。 ここまでくれば、帰ってきた感じです。17時半に到着。部屋でコーヒーを飲んでいたら戻ってきた嫁さんがびっくりしてました。「さっき今姫路ってメールくれたばかりじゃない?」・・・バイクに渋滞はねぇんだよ。 久しぶりのキャンプツーリングはなかなか記憶に残りました。また、夏に行かせてもらいたいと思います。