思いっきりアナログで
日曜日思い立ったこと。このところ自転車でウロウロするのに欲しいものがあります。それは腕時計。バイクならスマホを搭載するのですぐにチェックできるんですが、自転車には積んでません。スマホホルダーから落としちゃって、中古でしたが、買ったスマホをダメにしちゃいました。 普通の腕時計にしてもいいんですが、最近寒いし、気温なんか気になるわけです。 あと、方角も。ナビとかないんで。知った街中のはずが、抜け道ー、とかいいながら野良猫のような嗅覚に頼って走ったり。 やっぱ、アウトドアギアが要るな・・・。 あれを復活させよう。 これ。 以前、ツーリングに使おうと思って買ってみたやつ。4連ゲージ。震える渋さ・・・。 でも、あんまり使わなかった。 リストバンドが固すぎて、なかなか装着できなくて。で、お試し電池なのか、あっという間に動かなくなりました。おもちゃみたいなもんなんで、故障したとしてもおかしくないです。 もうひとつ、意味不明な盤が左下のやつ。見方がわからなくて、どう針を合わせていいものか疑問でした。針が遅れたり進んだりするのは気になりませんが、設定が間違ってるのはなんか気持ち悪く。 そんな存在で、ずーっと引き出しに入ってましたが、自転車にこそ必要では。 よし、電池を換えに行こう! 街の時計屋さんを検索。昔近所の商業施設に入ってたんですが、撤退してなくなりました。 せっかくなので自転車で散歩することに。行ける範囲には2店。1店は宝飾色が強いので、普通っぽい時計屋さんのほうを選んで、キコキコ出発しました。 お、結構遠いぞ。片道6,7キロでした。いわゆる駅前商店街のお店に到着です。 中にはお客さんは居ない。奥に白髪のおじいさん。話しかけやすそうです。 お店に入って声をかけます。「こんにちは、ちょっとおもちゃみたいな時計なんですけど、電池交換してもらいたいんですけど。」「どれ、見せて・・・、あー、これ時計がふたつだね。電池2個になるけど、交換していい?」「えぇ、必要なだけお願いします。」 以前、G-SHOCKの電池をどこかで換えた時は、結構待たされました。他の時計店でも、買い物終わったくらいには出来てるから、寄ってください、とかそんな。 でも、ここの店長は預かったまま作業に入って、何にも言いません。 どれくらいかかるんだろう?まあ、店内を少しのぞいてみます。 まあ、腕時計もおしゃれな感じはします。用途から言ったら絶対スマホで事足ります。でも腕時計をしている女性なんかみると、ドキっとするのはなんででしょう。 メガネのフレームも、リーズナブルで良さそうなものが何個か。この前、メガネ専門店でフレーム選んだけど、正直あんまいいのなかったんです。このお店の方が好みのは多い。 街の専門店も面白いもんです。「できたよ。」 え、もうできた??5分くらいかな。「2個交換したから2,000円だね。」「ありがとうございます。」 2千円払って、ミッション終了。 よし、ちゃんと動いてる。壊れてなかったんだ。ひと安心。 なぞの左下の盤は・・・、通常の時計の針の位置に合わせられていました。なんだ、特に深い意味はないのか。 時計屋の主人が合わせてくれたんなら、こういうもんなんでしょう。 あー、長年動かなかったものが動くようになってすっきり。 あまりにあっさり直ったので、アレだな、バンドもいつか換えてみようかな。もっとつけやすいやつに。金属でパッチンが楽かなぁ。これも冬休みあたりの面白いネタになりそうです。