|
全て
| カテゴリ未分類
| 生活
| B級
| 食事
| 映画
| ラーメン
| 仕事
| 逸品
| お飲み物
| お取り寄せ
| お誂え
| 頂き物
| 糖質制限
| 卵、玉子、タマゴ
| ファッション
| なんか面白い本ありますか?
| 甘いもん
| 素敵なインテリア
| ぶらぶらウォーキングやジョギング
| 花のある暮らし
| 粋な居酒屋、小料理屋
| 美味しいお寿司
| ココ壱番屋
| かつ丼大好き
| コーミソース
| 粉もん大好き
| 美味しいフレンチ
| お気に入りのお店
| ジャンクフード
| 大衆食堂
| シャンパーニュとブルゴーニュが好き
| 天丼大好き
| 美味しい煮魚食べたい
| 町中華
| 親子丼大好き
| 楽しい旅行
| お家でご飯
| 鰻丼大好き
カテゴリ:お気に入りのお店
なかひがし開店五分前、お店の近くに着いたら、入り口で片手でぬいぐるみを持ち、暖簾に合わせて、もう片っぽの手でスマフォに写真を撮ってる女性がいた。 通りすがりの人が、銀閣寺に来て、「アラ、ここがなかひがしね、記念に一枚撮っとこ。」と、撮影してるのかと思ったら、引き戸を開けて中に入っていくではないか! 「ぬい撮り」って言葉を知っていますか? この時点では、おじさんは勿論知らんかった。 菖蒲とヨモギで剣と薬を表し、五月の節句だそうです。 ちまきも見えます。 それぞれの食材と節句に合わせたダジャレとうんちくをご主人がお話してくれます。 毎回のセレモニーですが、ためになる事半分、しょうも無い事半分で、笑って聞くのも、恥ずかしいやら楽しいやら。 ぬいぐるみのおばさんは、スピードワゴンの小沢さんによく似た声とキザな感じがそっくりなおじさんと、(会話から)料理人の方を二人引き連れて四人の食事でした。 おじさんた~の隣だったんでお話がよく聞こえる。 まあ、おじさんが料理を撮るのも無粋な事には変わらんけど、おばさんは、料理の写真も、ぬいぐるみを並べて撮ったんです。 ぬいぐるみに、「このお料理、とってもおいちいでちゅね~。」って、話し掛けてる訳ではないんですが、そんな幻聴が脳内を飛び交い、なんか、イカンもんを見るような気がして、視界の端に捉える事しかできませんでした。 そして、なかひがしのご主人を「私の愛するおとうさん。」って、事あるごとに、お店の人全員に聞こえる声で、何度も何度も何度も何度も言うの。 聞かされるコッチが恥ずかしいわ~と思っていたら、ご主人も、お終いのころ、「へいへい、もうよろしいか。耳にタコですわ~」と、本人の前で、聞こえる声で、でも横向いて、(おじさんの方、向いて!)言っちゃいました(笑) 五月は、葵祭りですから、双葉葵のお皿で。 アマゴの骨を炙って龍に、キュウリはウロコ、20年物の味噌玉は龍の如意宝珠、ドラゴンボールやね、ネギ坊主は下鴨神社の赤い輪橋の擬宝寿に見立ててますと、蘊蓄あふれるこじつけをすらすらとお話ししてくれます。 真剣に聞けば、かなり勉強になるんですよ。 骨せんべいは、なんとなく龍に見えるし、油で揚げてあってポロポリ美味いの。 奥さんには緋鯉の器が。 真っ赤な杯なんですが、普通、お店では色んな杯をお盆に乗せて見せてくれて、客が自由に選ぶことが出来ます。 それが、初めて、ご主人から、おじさんにはこの赤い杯がお似合いだと思います。と薦めてくれたんです。 ささいなことですが、おじさん、滅茶嬉しかった。 嬉しくて酒がすすんじゃって。 煮え花のご飯と有明の初物の海苔。 ご飯も海苔も溶けていきます。 海苔が本当に良い香りでビックリ。 海苔臭さでは無いんですよ。 甘くすっきとした香りなんですが、語彙が無くて説明できんのが悔しい。 鮎の二年物の熟れ寿司 お酒でも、ご飯のお供にも。 杯が飲めと薦めるんだもんな~。 前回も出ました、見てくれの悪いイチゴ。 自分トコの露地もんの最後とおっしゃってましたが、これが、甘くて身がしっかりしてて旨いんです。 おじさん、イチゴ、好きで、スーパーやデパートでも果物屋さんでも買いますが、もう、最近の物は大きくてきれいでも旨くない。 時期から外れてしまってます。 それが、ここのは旨かったです。自然の力かな~~ 食後、お軸を見て、おじさん「これは、ことぶきことぶきと書いてなんて読むんですか?」 ご主人「あれは、ことぶきと違います。あおです、葵ですし、せいせい、田植えの絵です。」と。 バカ丸出しのおじさんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お気に入りのお店] カテゴリの最新記事
|
|