our first HERMES
"OUR"と付くところが実に悲しいのでありますが、我家にとって初めての「エルメス」君を購入してみました。 金曜日、版画を観たあと、仕事までの酔い冷まし(ランチのワインはなぜか美味しい)を兼ねて、セールを2店ハシゴしました。 1店はINTERMIX。セレクトショップなだけにいろんなモノがゴッチャとあって見ているだけで楽しかった。 2店目はお隣でしていたHERMES(英語では「ヘルメス」って言うのねぇ・・)。セールの中日だったので、すぐに会場に入れましたが、初日は1時間待ちだったよう。だいぶ待たされたらしい過去をもつオネエチャンが「すぐ入れるわよね」と何度も確認していました。 エレベーターで会場に上がると、貴重品以外、鞄もコートも総て預ける。アジア人はバイヤーっぽい人が多くてラフな格好の人ばかり(私含む)でしたが、地元の人は総エルメスコスチュームでした。後くっついて見ているだけで楽しかった。特にスカーフ売り場は勉強になりました。鏡の前で5枚ほど当てるんですけど、巻き方とか色の選び方とか参考になりました。格好よいナァ・・・。熟年の方も明るいピンクや黄色を選ぶので、すっごい若々しく見えます。 初日にはわんさか人が集まったであろう鞄コーナー。『1人3点まで』と断り書きがあったので、相当安いのでしょう。隣で中国人のバイヤーらしき人が「赤じゃダメ?」と必死にどこかと携帯で話していました。 コートはとっても手触りがよくて、これがカシミヤなのねぇ・・と。撫でているとスルッと手が滑るんですよ。「和田金」の松阪牛のようです。トロケル感じ。もちろんお値段も気を失う価格です。セールで2000ドル超えています。だんだん3桁が安く見えてきます・・これぞエルメス病。 ついにエルメス病にかかった私は2桁のモノに魅かれて買ってしまいました。それはネクタイ。旦那さん、普段はラフな格好ですが、今後スーツも着るであろうとカメのネクタイを購入(祈大器晩成)。良い奥さんだ。この値段でスカーフが売られていたら、ネクタイなど見向きもせず自分のスカーフを買ったでしょう・・