不破慎理さん「非合法純愛」全3巻
弁護士の蒲生俊希(がもうとしき)。うれしそうなところを事務所のパラリーガルの女性・佐伯(さえき)にからかわれます。友人の検事の雨宮寛晃(あまみやひろあき)が福岡地検から2年ぶりに帰ってきたのでした。引っ越しを手伝う蒲生です。蒲生はずっと雨宮に恋しています。雨宮には、北原という立会事務官が付きました。北原にはある噂があるようで・・・。蒲生は心配しますが・・・。蒲生は、事務所でカミングアウトしています。佐伯もそれを知っています。何かと愚痴を聞いてもらっていたりします。佐伯から合コンに誘われて・・・。公安部の安西検事は、何かと北原を心配していますが・・・。蒲生の事務所のクライアントがやってきました。付き添いで来ていたのは、高校時代の同級生、滝本(たきもと)でした。蒲生と滝本は恋人同士でしたが、あることがあって別れたのです。10年ぶりの再会で・・・。蒲生、雨宮、北原、安西、滝本、それぞれの思いは・・・。面白かったです~。3巻あると読みごたえがありますね。続き物とわかっていたので、なんと全巻出るまで読むのを我慢していました。我慢したかいがありましたね。皆、ハッピーになってよかったです。ただ、心残りは、その中の一人の彼の幸せです。どこかでその後を描いてほしいですね。で、幸せにしてあげてほしいです。そして、ある人物、なんとかぎゃふんという目に遭わせてやってほしいものです。佐伯さんがめっちゃ素敵な良い女性でしたよ。彼女も幸せなのでよかったです。(^^*)