お茶の時間

[や行＝ＢＬまんが] カテゴリの記事

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  大和名瀬さん「野獣で初恋」

  近所の人を相手に経営していた桧垣（ひがき）整体治療院。数年前に私立大学が出来て、今ではそこの運動部の学生たちが待合室を占領しています。彼らは、部活をサボるためにいます。帰れと怒りますが、ぜんぜん効き目がありません。桧垣は小さくて可愛いのです。初めて見る学生がいました。鷹田正邦（たかだまさくに）、１８歳です。スポーツ推薦の真面目な新入生です。桧垣は彼を気に入ります。診療後、酔っ払いの学生に一緒に飲もうと拉致（？）される桧垣です。連れていかれて無理やり飲まされようとしたところを鷹田が助け出してくれました。家まで送ってくれる鷹田と整体士になった事情もなどいろいろ話をしました。鷹田は・・・。真面目な学生が恋をしたら・・・。恋も真面目でした～。先生、負けましたね。（＾＾*）他に「夏！告白のタイミング」高校２年の終業式後、明日から夏休みという時に友人から告白されて・・・。「冬！覚悟のクリスマス」夏に結ばれた二人のクリスマスは・・・？恋に悩む高校生たちです。「素敵な理髪店」行きつけの理髪店にお気に入りの理髪師。毎日のように通って・・・。サラリーマンの彼がかわいいです～。（＾＾*）

  2009.06.05

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  ユキムラさん「天然+極楽魔法使い」

  暮葉正貴（くれはまさき）のまえに、井ノ下亜礼（いのしたあれい）という魔法使いが現れて、契約の取引を持ちかけます。正貴の体を魔力集体（アンテナ）にする代わりに望むものをやると・・・。正貴は、ブラコンです。兄の結婚が決まりました。何でも相談してくる兄に・・・。正貴は胸が痛み出します。亜礼のところへ行きます。望のない正貴は、契約を拒んだため、ハンパな契約になったためでした。契約をしないと一人前の魔法使いになれない亜礼です。邪魔する魔法使いも現れて・・・。亜礼の側には、魔法の先生の黒イヌがいます。亜礼を叱咤激励しますが・・・。おかしな魔法使いとそのアンテナの人間・正貴とのいろいろな出来事です。亜礼は、一人前の魔法使いにならなくてはいけない事情。なりたくない事情があります。正貴と協力して、一人前に慣れるでしょうか？おもしろかったです。最後の結果も知りたいです。どこかでいつか描いてくれないでしょうか？

  2009.06.05

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  夜桜左京さん「Blood Honey」

  吸血鬼の末裔の赤羽雪（あかばねゆき）。彼は、献血センターで働く白衣の天使です。変身能力もなく、日光もニンニクも十字架もなんともありません。不老不死でもなくうす～い末裔なのですが、偏食だけが残りました。血を飲みたいのです。献血マニアの黛オサム。友人に名前を借りて血を抜きにやってきました。来週出直してきなさいといいますが、赤羽でなかければイヤだといいます。今回だけ特別と地を抜きます。しかし、それを出すわけにもいかず、赤羽は飲んでしまいます。今までに飲んだことのないとても美味しい血でした。そして、赤羽は・・・。黛にも血を抜くわけがあります。仲良くなる二人でした。２話目塾教師の黛に生徒の黒巣（くろす）が迫ってきます。なぜなのか？３話目おじゃま虫の黒巣を黛の友人の住職・山田太郎のところへいかせます。そして・・・。最後は黛と山田の出会いの話。描きおろしあります。本編でなかなか結ばれなかった二人がやっと・・・。ある時はワイルドである時はヘタレな黛が面白かったです。赤羽も黛に会うまでは、献血の血液飲んでいたわけですがよくばれなかったですね～。（＾＾*）

  2009.05.15

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  山岸ほくとさん×２冊

  「Wild Fangs　ワイルド・ファングス」「Wild Rose　ワイルド・ローズ」の２冊です。人の姿と獰猛な獣の姿を持つ獣人がいました。本来の彼らは危険な生き物です。ある痣をもつ人間だけが彼らを従わせることができます。獣人は２つの名前を持ち、主と認めたものにだけ真の名前を捧げ、絶対忠誠を誓います。人間の争いに利用され、その数は減りました。そして今はもう獣人を目撃されることはありません。「Wild Fangs　ワイルド・ファングス」弟・マオの物語です。村でたった３人生き残った獣人。祖母から主の話を聞きながら育った兄弟。兄はキリ、弟はマオといいました。ある年齢になり兄は出て行きました。祖母がなくなり、そのことを知らせたくて、マオも街へ出て行きます。宿屋で相部屋になったマオ。一人は女性。一人は男性。寝入ったとき、女性が男性に銃を向けました。驚いて獣人化してしまったマオです。女性は逃げて、マオは男性にかばわれました。早朝逃げるように出立したマオです。そのマオを追って男性が追いかけます。男性はサイオン・ガルバといいました。彼の襟に巻きついている毛玉は生きていて話をします。ギドといいました。２人と１匹は、マオの兄を探して旅をすることになりました。そんな中、マオが攫われます。そして・・・。「Wild Rose　ワイルド・ローズ」兄・キリの物語です。村を出たキリは、街に出たせいで、だんだんと自分を制御できなくなっていました。普通に人間としていきたかったキリです。木を失う寸前誰かに抱きとめられて・・・。気がつくとベッドの中でした。側には大きなイヌ・トランキロと少年・カミルがいました。いつもと違う空気に戸惑うキリです。助けてくれた主人・ミカエルの屋敷で働くことになりました。逃げ出そうとするキリですが・・・。兄弟それぞれが、自分の主を見つけて幸せになるまでのお話です。獣人にまつわる事件もあってつらい思いもしますが、主もまた不幸な生い立ちなので、それぞれに幸せをつかめてよかったです。（＾－＾）お兄ちゃんのお相手には、子供がいるのですけど、カワイイコなんですよ。彼もお兄ちゃんがいてくれて幸せになれそうです。

  2009.05.14

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  山本小鉄子さん「満開ダーリン」

  花屋「フラワーホール」の店員・村上大志（むらかみたかし）・１８歳は、店長の藤森晴彦（ふじもりはるひこ）と付き合い始めて１週間です。藤森は、店の中で仕事中にセクハラしてきます。恥ずかしがる大志です。同じ店員に甘いマスクの良（りょう）がいます。大志は、良に一目ぼれして振られたのでした。良にはサラリーマンの続木（つづき）という恋人がいます。店長のサラリーマン時代の元同僚です。大志と店長はまだ関係がなく、そういう雰囲気になると大志は・・・。初々しい大志とセクハラ店長の恋物語です。大志は頑張ってます。（＾＾*）一生懸命な大志がかわいいんですよ。店長も表には見せないのですが、なんやかやといいながら大志に合わせているのですよ。良さんと続木は、バカップルです。アツアツラブラブなので、周りが困惑しますが・・・。まあ、それで幸せならね～。＾＾；明るく楽しいお話でした。

  2009.04.17

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  ユキムラさん「不思議飴玉　増量版」

  短編集です。もりだくさんですね。（＾－＾）「そのトキメキには訳がある」「そのツブヤキには訳がある」同じ会社で同じ独身寮に住む部署が違う榎木と安岡。接点が無かった二人ですが、ある事情で同じ布団で眠ることに・・・。「杜の中」大学生の二人。一方的に松田を敵視している吉本。二人で提出レポートを書くことになります。そして、不思議な出来事が・・・。「不思議飴玉」「杜の中」の二人が教授に頼まれアルバイトを・・・。「アロワナ」水族館の寺島。可愛がっていたアロワナの鈴が死にました。そして、鈴という少年が・・・。「夏とノスタルジア」絵描きの八島。恩人の先生に１０年ぶりに会いに行きます。そこには、息子の潤が・・・。「不思議飴玉　シニア編」（描きおろし）教授の物語です。Ｒシーンもあるのですが、ぜんぜんいやらしくもエロくもありません。さっぱりした感じ（？）ですね。ユキムラさんって不思議ですよね。面白かったです。（＾－＾）

  2009.04.09

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  山本小鉄子さん「ほんと野獣」２

  「ほんと野獣」の２巻目です。交番勤務の警察官・上田朝春（うえだともはる）とや○ざの後藤田輝（ごとだてる）は恋人同士です。後藤田の父親も公認です。そして、上田の同僚も公認（？）です。輝の昔の恋人の写真を見せられても平気だった上田ですが、輝の昔の男と会って・・・。２話目。上田の弟・夏生（なつお）が家出してきて・・・。二人のらぶらぶＨの描きおろしあります。輝がかわいいです。普段は、突っ張っているんですけど、上田にはめろめろですし、上田も輝が愛しくてしかたないようです。職業の障害はあるのですけど（二人にはないようですが）、ふたりの絆は強いですね。（＾－＾）

  2009.04.07

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  祐也さん「英国式、十六夜綺談」

  ロンドンからそう遠くないところに日本人村があります。そこに腕の良い時計職人を尋ねて英国紳士エドワードが助手を連れてやってきます。時計屋の主人・美城（みしろ）は若い男性でした。紫紺（しこん）という男性がそばにいます。美城は・・・。不思議世界の物語です。天邪鬼という鬼、人猫、狼男（？）等が出てきます。そしてエドワードは？面白かったです。でも、何もしていないのに鬼というだけで、いじめられるシーンがあるのですけど、そこは悲しかったですね。人間が一番残酷なのだなとつくづく思いますね。

  2009.03.27

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  吉池マスコさん「パパがあいしてる」

  短編集です。「兄バカ」「兄バトル」小さい頃は懐いていた弟がぐれ始めます。悩む兄です。実は弟は・・・。題名通りに兄バカです。＾＾； 弟は、小悪魔かな？（＾＾*）「よなかのパパはちょっとちがう」「パパがあいしてる」浜口会計事務所の浜口純一郎は、父の後を引継ぐためある事務所に挨拶に行きます。事務所の代表は観月（かんづき）です。観月には幼稚園に通う娘・さやかがいます。さやかは純一郎に懐きます。そして・・・。さやかちゃんかわいいです。純一郎のまじめさと観月の少々のおっさんくささが面白いです。「勝手にしやがれ」取立て屋の金城とその同居人・ゴウ。ゴウが会社に納めるお金を着服していて・・・。会社は、観月の会社です。終わりよければ・・・ってことです。（＾＾*）「青春狂走曲」機械科の生徒と普通科の生徒の淡い恋？！普通科の彼が、かっこよくもあり、せつなくもあり・・・でした。私は初めての方だったのですが、面白く読めました。どこかおバカなヤ○ザさんたちが、いい味出してます。（＾－＾）

  2009.03.11

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  山田史佳さん「ディアマイミスター」

  初コミックスだそうです。「ディアマイミスター」 「ディアマイミスター２」英語が出来なくて教室に通っているハーフの高校生とその英会話教室の担当教師との恋。２話では、お邪魔虫が・・・。「ラブリー」同じ大学の同級生の恋。好きだった先輩を追いかけて入学した話ばかりする恋人に・・・。「きみに捧ぐブルー」図書委員の高校生と転校生の恋。記憶喪失で・・・。「シアワセのたまご」高校生とその父親の友人の恋。父が亡くなり、父の友人だった男性が親代わりとなり・・・。「Target」高校３年生同士。学年で、万年２位の高校生。１位の同級生に小ばかにされて・・・。明るい話から、少しシリアスなものまであります。楽しく読めました。

  2009.03.11

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  やまかみ由梨さん「遠い眠り」

  高校時代、夏目（なつめ）、千住（ちずみ）、谷田部（やたべ）の３人と奈々恵という女の子は仲間でした。奈々恵と夏目が付き合い始め、結婚しました。千住は、夏目が好きでずっと思っていました。谷田部も・・・。夏目と奈々恵が事故に遇い、帰らぬ人に。二人の子供・生吹（いぶき）が残されます。千住が、その子を引き取って育てました。生吹ももう１６歳です。であった頃の父親・夏目に似てきました。それを見ている千住は・・・。千住と谷田部は関係があります。夏目を亡くした寂しさを慰めあっているのですが・・・。そして、ある日、千住は、伊吹から告白されて・・・。複雑です。本当の気持ちはどこにあるのか・・・千住は・・・。好きな人と面影が似てくると忘れられないのでしょうね。しかも、告白もしていないで、死んでしまわれると思いだけが残ってしまうのでしょう。似ているがゆえに皆つらいのです。他に違う話が１話あります。高校生同士の話です。

  2009.02.04

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  やまかみ梨由さん「はじまりを聴かせて」

  「はじまりを聴かせて」には、原作があります。原作、野守美奈さん。前編、後編、EX.、番外編（描きおろし）の４話あります。劇団の演出家・美作彗之（みまさかせいじ）と客演の比嘉海里（ひがかいり）。舞台はミュージカルです。美作のイメージを比嘉はつかみきれません。ぶつかり合う二人。昔、まだ演じる側にいた美作の舞台を見て、憧れていた比嘉でした。 惹かれあう二人ですが・・・。情熱を持って芝居に打ち込む姿はいいですね～。美作は、何かを得るためには何かを捨てなければいけないと思っている節があります。しかし、比嘉はすべてを手に入れても前向きにと考えるタイプです。それだけの努力をするから言えるのでしょうね～。他に２話、違う話もあります。「抱きしめさせて」付き合って１０年、同棲５年。上手くいっていると思っていた恋人から別れを切り出されあせるもう一方・・・。理由は？思いやりは大事とことですね～。「今夜もきっと眠れない」おっとりした鉄也（てつや）は、１年前にスカウトされ人気者です。幼馴染の七葉（ななは）は、ずっとまえから鉄也が好きでしたが、友人と思われているので告白できません。女ともだちというだけでも心は嫉妬していまいます。離れようと決心して・・・。カンチガイ（？）な恋です。原作モノもオリジナルもさわやかで楽しかったです。（＾－＾）

  2009.01.15

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  ヤマシタトモコさん「薔薇の瞳は爆弾」

  短編集です。不思議な話。哀しい話。いじらしい話。辛い話。おかしな話。面白い話。せつない話。などがあります。描きおろしでそれらのその後の超短編も数話あります。ヤマシタさんにやられた～という感じです。一筋縄ではいかないなと思いました。（＾＾*）それぞれに心に響く作品でした。先生と生徒の話が、めちゃくちゃ心に痛いです。

  2008.12.26

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  ユキムラさん「Rush!(ラッシュ）」限定版

  小冊子が付いています。「Ｒｕｓｈ！」第六天高校に入学した、金井勝彦（かないかつひこ）。兄も卒業しているのですが、この学校は、不良の巣窟です。校則で絶対部活に入らなければ成らない決まりがあり、体格の良い勝彦は、格闘技系のクラブの勧誘に日夜追いかけられています。野球部に入りたかったのですが、学校には野球部はありません。兄からは、唯一の文化部には入るなと言われていましたが、逃げているうちに生物部に駆け込んでしまいました。生物部には、東雲（しののめ）という先輩がいて、喧嘩を挑まれます。なぜかまぐれで勝ってしまった勝彦は・・・。翌日から東雲は、舎弟になると家まで迎えに来て・・・。おかしな先輩東雲と勝彦の恋物語です。東雲は、喧嘩は強いですが、恋愛に対してはめっちゃ初心です。 そんな東雲を可愛く思っていく勝彦です。　　　　　　楽しかったです。「グランジ・ロック」　学校をサボって、知らない町の美容院で、髪を染めようとした松井竜彦（まついたつひこ）。美容師に笑われてしまい、飛びだします。薬局で髪染めを買おうとしたとき、先ほどの美容師・仁と出会い、再び笑われてしまい・・・。なぜそうしたいのかと理由を聞いてくれて・・・。髪を染めてくれました。そして、竜彦は仁を好きになっていきます。仁と竜彦の長い（？）恋愛話です。いえね、お話は長いわけではないのです。関係を持つまでに時間がかかってしまったのですよね～。もともと竜彦は、真面目なコなので、そうなってしまったのでした。（*＾o＾*）あはっどちらもコメディですよ。明るく楽しいお話でした。ユキムラさんの作品は、どんな作品でも、どこかほのぼのを感じてしまいますね。　　　　　　　　　　　　　　　　　小冊子は、「Ｒｕｓｈ！」の二人です。（＾－＾）　

  2008.12.25

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  ユキムラさん「桃色天狗」

  高校生の虎鉄（こてつ）は、両親が亡くなり祖母に引き取られました。両親はかけおちで結婚したので、祖母と虎鉄は、あまりうちとけられません。秘書の木ノ内さんとその母の家政婦さんが世話をしてくれます。祖母は、仕事で留守です。実は病気で入院しているのですが、虎鉄には秘密なのです。しかし、虎鉄は知っています。お見舞いに行きたいと思っているのですが・・・。虎鉄の前に薄ピンクの羽を持った天狗・和山百地守科兼時（にしきやまももちのかみかねとき）が現れます。虎鉄の先祖・藤吉に恩があり、その借りを返したいとやってきました。それを返さないと神になれないらしいのです。神になれば白い羽になるそうです。虎鉄の側で暮らすことになりました。 虎鉄はモモと呼びます。皆にばれないようにと思いましたが、先に木ノ内に会ってモモは挨拶をしていました。友人として住むモモです。そして・・・。可愛くて楽しい物語でした。モモの影響を受けて虎鉄が変わっていきます。変な妖しの猫も出てきます。シチサンと虎鉄が名づけます。この猫、木ノ内さんが飼います。変な神様も出てきます。短編の「大和撫子木ノ内さん」という四コママンガの神様と木ノ内さんの会話が可笑しいです。しかし、羽を付けた人が現れても動じない木ノ内さんはすごいです。（＾＾*） とってもいい人でした。

  2008.12.10

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  ヤマシタトモコさん「イルミナシオン」

  「イルミナシオン」×３話２９歳･公務員・幹田（みきた）。２４歳・バーの副店長・洲戸（すど）。２９歳・八百屋家事手伝い・小矢（こや）。幼馴染がずっと好きだった幹田は、偶然知り合った洲戸と関係を持ちます。好きになった男は自分を好きになってくれない洲戸ですが、幹田と仲良くなろうとします。幼馴染の公務員が男に抱かれたと知って動揺する小矢です。そして幹田は・・・。３者３様に悩み傷つき、悲しいです。他に友人同士の切ない話や、ゲイの同級生と恋敵である女の子の話。ある男性を取り巻く友人、関係者の彼との思い出とその後の話。や○ざな男たちの恋物語。などがあります。それぞれに優しくて、切ないです。 人を好きになるということが、滑稽でおろかで愛しいものだな～と思わせてくれます。

  2008.12.04

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  祐也さん「ＬＯＶＥ　ＳＯＮＧが聞こえる」

  文庫です。ユーリこと裕里（ゆうり）は、人気バンドの歌手です。達也（たつや）とは、犬が縁で知り合いました。それから５年、達也は中学生です。そして・・・。達也と裕里の長い恋物語です。達也がユーリと同じ音楽を目指し、二人で曲を出すまでのお話です。いろいろ葛藤もあり、心が揺らぐときもありましたが、達也はすべてユーリと対等の大人になり守るためでした。ショタかと思いますが、ある程度の年齢になるまでは手を出しませんので心配ないです。年下攻めですよ。（＾＾*）

  2008.12.01

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  よしながふみさん「きのう何食べた？２」

  弁護士の筧史朗（かけいしろう）と美容師の矢吹賢二（やぶきけんじ）の同居人カップルの日常の食事と日々の出来事のお話。第２弾ですね。なんだか今回は、前回より食事メニューがパワーアップしたような気がします。おいしそうです。筧は働いているのにすごく手間をかけて料理をしますね～。主婦として手抜きをしている私としてはなんとも・・・。＾＾；一度はこのレシピで作ってみたい（あくまで「みたい」なのですが＾＾；）と思いました。（＾＾*）筧の過去の恋人の思い出話もあって、好みじゃなくても性格が一番なのねとつくづく思わされます。まぁ、ホンネをいえば、性格の上に好みの顔が乗っているのがもっといいですけどね～。（＾＾*）

  2008.11.27

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  ヤマシタトモコさん「恋の話がしたい」

  喫茶店で会っていた友人同士。美成（みなり）は突然、真川（しんかわ）に「すきだ」と告白します。驚く真川ですが、そのことを受け入れました。美成は、受け入れられるパターンを想定していなかったので、告白をしたものの戸惑います。美成には、高校時代の同級生のセ○レがいましたが、彼はあっさり別れてゆきました。真川からのメールで、ごはんを食べに行きます。好きな人と付き合ったことのない美成は、どうしていいかわからず、居酒屋に真川を置き去りにします。美成は・・・。美成は、３０歳のようです。真川は２８歳です。でも、お互い緊張し、浮かれ、悩み、涙し、好きという気持ちを積み重ねていきます。いつでも初めての相手の恋は、ドキドキで、可愛いものですね。他に女子高生から見たゲイの叔父さんの恋話。この話、ものすごく切ないです。恋人未満から恋へ発展するか？という話。真面目な話ですが、その行動が面白いです。Ｍのノンケを好きになった男性の話。これまた可笑しな二人です。などあります。どこかの街角や家や会社でもしかしたらあるかもと思わせるような日常の出来事のような感じがしました。

  2008.11.27

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• 依田沙江美さん「この恋はハードボイルド」

  先日の「ブリリアント～」がよかったので、他の本も購入してみました。少々昔の本です。１９９７年ですね。「花の嵐」「この恋はハードボイルド」高校生と隣に引っ越してきた小説家の物語。恋をしたり、やきもちを焼いたり、それに関係して事件があったりなどするお話です。高校生が、一生懸命なのが可愛いです。小説家さん、少し説明不足だなあと思います。恋をするといろいろ気を回しすぎるのだから、大人は気遣ってあげなくてはいけませんよね。他に「先の夏」「なれそめ」高校の先輩後輩の物語。先輩の親友に後輩はやきもちです。最初は、後輩がやきもちを焼いているのが、「あんたが横恋慕でしょうに・・・。」という感じに見えてましたので、少々イラッとしてしまった部分もありました。しかし、先輩同士は本当に親友としてだけだったのでまあいいかとも思えました。でも、私としては、先輩同士のほうがしっくりした感じもありましたね。写真なしです。＾＾；

  2008.11.19

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  依田沙江美さん「ブリリアント・ＢＬＵＥ」×２巻

  ブログ友さんのにゃん太さんが紹介していたので読んでみました。かわいくてよかったです。（＾－＾）ありがとう～。三田章造（みたしょうぞう）。父親が腰を痛めて入院したので、転職をする予定で会社を辞めた合間に１ヶ月だけ手伝うことにしました。しかし、会社や取引の皆は、後継と喜んでおり・・・。上棟式の日、幼馴染に再会しました。子供の頃は小太りで少々トロかった牛島七海（うしじまななみ）です。しかし、少女漫画のキャラのようにかわいい男の子になっていました。童顔で同じ年には見えません。七海は、しょうちゃんと呼んで懐いてきます。それから・・・。七海は、お兄ちゃん二人とお父さんの４人家族です。章造は、母と父の３人家族です。七海は、家族に可愛がられているのはもちろんですが、近所の人にも可愛がられています。七海はお菓子や食べることが大好きです。しょうちゃん、餌付けしてます。＾＾；七海にもいろいろあるのですが、しょうちゃんがそのいろいろを解決します。１巻目は、軽くキス止まりです。（＾＾*）２巻目は、しょうちゃんが七海とちょっと離れようとしますが、無理でした。そして、ついに恋人へ。しかし、親にばれて・・・。真面目なしょうちゃんと天然のかわいい七海の面白おかしい日々と恋物語です。もう～、七海かわいい～。そして、皆さん良い人ばかりで、ほんわかしちゃいます。明るく楽しい物語でした。ブリリアント・ＢＬＵＥ（１）ブリリアント・ＢＬＵＥ（２）

  2008.11.18

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  ヨネダコウさん「どうしても触れたくない」

  シリアスです。転職してきた嶋（しま）。エレベーターでであった男性が最悪でした。それが上司の外川（とがわ）でした。嶋は、人付き合いも悪く、愛想もありません。それでも何かと外川は構います。嶋の歓迎会の帰り、二人は・・・。嶋には辛い過去がありました。そして、外川にもヘビーな過去があります。嶋はその過去の呪縛から逃れられず、外川は前向きに生きています。素直になれない嶋は・・・。嶋悩みまくりです。トラムマですね。嶋の前の恋人がやな奴なんです。わからないでもないですが、やっぱりやな奴なんですよ～。ここの部署の人は皆優しいですよ。（＾－＾）他に小野田という人が出てくるのですが、この人もいい人です。最後の最後にちょっと小野田の気が迷ってしまうのが可笑しいです。次回、小野田の話描いて欲しいですね～。

  2008.10.22

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  大和名瀬さん「ちんつぶ」３

  ３巻目です。この本は、同人誌で今も描かれているものがコミックスとして発売されているようです。これからもまだまだ続くそうです。（＾－＾）同人誌は買っていないので、何話かたまって４巻が早く発売されることを楽しみに待っております。このマンガは、ばかばかしくも可笑しくて悲しい（？）物語です。２年Ｈ組みは修学旅行で事故にあい、神谷（かみや）と岩淵（いわぶち）の分身＝（ちん○）が入れ替わりました。そして、綾瀬（あやせ）の分身＝（ちん○）に取手（とりて）が生霊として取り付きました。取手は、今も病院で意識不明です。３人と３ちん○たちは、学校のトイレで集まって相談や情報交換をしています。ちん○もこうしてみるとかわいく見てしまいます。それぞれの３ちん○もそれぞれに性格があっておかしいです。よくこんなマンガ考えますよね～。すごいです。（*＾o＾*）あはっ

  2008.10.14

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  ユキムラさん「落ちぶれ紳士に愛の唄」

  ひょんなことから知り合ったデパートの社員・浅田樹（あさだいつき）とケーキ職人・岩崎直（いわさきすなお）。浅田は、ナオのお菓子の試食係りになります。楽しい日々でしたが、ナオがフランスに修行に行くと言い出し・・・。３年後、ナオとの再会が・・・。気持ちが揺れて、素直になれない浅田とナオの長い恋物語です。浅田は辛くなるとつい逃げてしまう性格です。ナオは振り回されます。困った性格ですよね～。大人は簡単に素直になれないのですよね。それもまた切ないですね。「おまけマンガ」描きおろし浅田の趣味は？

  2008.10.01

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  大和名瀬さん「教師も色々あるわけで」

  私立桃ケ丘小学校の2年2組担当教師・古森（こもり）先生は、毎日言う事を聞かない生徒たちに振り回されています。隣のクラスの1組の担任教師・多岐川（たきがわ）先生は生徒たちに人気の先生です。年もキャリアも同じなのになぜこうも違うのか？悩む古森先生です。そんな悩みを多岐川先生に相談に乗ってもらいました。二人でのみに行きます。とても優しく話を聞いてくれる多岐川先生に古森先生はもっと早く相談していればよかったと思います。多岐川先生は古森先生にキスをしてしまいます。そして・・・。ドジで一生懸命でクラスの生徒と同じ目線で行動をする古森先生はかわいいです。（＾＾*）そして、ウジウジなやんでいるように見えて前向きに進んでいく姿勢はいいですね～。多岐川先生とのことも悩みながらも1歩ずつ進んでいきます。と～っても楽しい物語でした。他にもう1話。塾講師と生徒の恋物語があります。先生視点の物語です。生徒が自分を好きだと気づく先生の行動は・・・。端から見れば、先生が生徒を好きにも見えます。大和さんの絵は可愛くて好きですが、内容も真面目なのにどこかおかしくてとても面白いです。

  2008.09.25

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  祐也さん「スタンダード・ボーイズ」

  主人公は、神谷（かみや）ちひろ。アメリカから日本の祖父の下へ帰ってきました。祖父は、テーラーを営んでしましたが、着いた先には、家はあるけど店の名前が変わっていました。従弟の京介と伯父がいますが、祖父はいません。祖父は5年前に亡くなっていました。ちひろは知りませんでした。テーラーミナガワは、店名をスタンダードボーイズと替えて、デザイナーの藤守悟や弥生他のスタッフで繁盛していました。藤守は、祖父の誠之助のスーツに憧れており、最後のスーツをちひろが貰ったことに反発しています。他に弥生というきれいな男性が住み込みでします。お店の店員をしています。ちひろは、アメリカで父の再婚相手から虐待されていました。父はちひろに何もしてくれませんでした。母は子供の頃千尋を捨てて男と旅立ちました。ちひろは・・・。京介は、子供の頃からちひろ命のようなコです。ちひろを大事に大事にします。藤守は、厳しくて祖父に憧れていますので、ちひろに変な（？）嫉妬していますが、厳しく優しいです。弥生はお母さんのように優しい人です。ひちろは、ここで自分の居場所を見つけていきます。伯父さんは怪我で腕が動きません。変わりにテーラーの仕事をちひろがすることになりました。京介に祖父の背広を作ってあげたかったのです。楽しくて元気で明るいマンガなのですが、それがまた私にはツボで、泣けて泣けて。ちひろの健気さやみんなの優しさやその他モロモロ、ウルウルでした。＾＾；まだ続くのかな？と思われます。ちひろちゃんが大人になっていくのが楽しみです。京介の気持ちに答えられるのかな～？（＾＾*）

  2008.09.25

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  夜桜左京さん「ルームシェア」

  マンションの１室（６ＬＤＫ）に同居する５人の男子たちの話。相澤恭一郎（あいざわきょういちろう）、マンション６０１号室のオーナーで都内でも有数の名門校に通う中学３年生。八木章（やぎあきら）、恭一郎の亡き父の親友で後見人。ルームシェアの発起人。売れっ子のジャーナリストで単身赴任中。武藤圭吾（けいご）、大学１年生×リオ＝フォレスト、留学生。ホストの川上真司（かわかみしんじ）×料理上手な橘陣平（たちばなじんぺい）。それぞれが恋人になるまでの話や仲間として仲良くなっていく話。リオがオタクっぽくてかわいいのですよ。言葉を覚えるために選んでいる教材がなんとも・・・。＾＾；その言葉を教えるのは圭吾です。とっても慕われているのでした～。恭一郎はちょっと可愛げがない発言をしますが、寂しがり屋です。ジンペイは、シンジにプロポーズ・・・。真面目すぎます。（＾＾*）でも、海千山千のシンジさんは、そこに惹かれてしまったのでしょうね～。面白いお話でした。また、続きが読みたいです。恭一郎君の恋話がないですからね～。（＾－＾）

  2008.09.17

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  ユキムラさん「ダメな男ほど愛しい」

  短編集です。「Sweet＆Sweet」甘いもの好きのサラリーマン・蒔田（まきた）とその会社の集配係り・周布（すふ）の物語。周布は甘いものが苦手ですが、蒔田と一緒にいられるならと我慢します。仕事でミスをした蒔田を見て・・・。「何となく嫌な夜」その蒔田の同僚・坂本とそのいとこ・和哉（かずや）との物語。「Big Bad Bingo!」小学校の先生と生徒の父親の話。「素直な気持ち」警察官とゆきずりのはずだった男性の話。「すべてを夏のせいにして」サラリーマンと保育園の２代目園長先生の話。「ダメな男ほど愛しい」課長と他部署の頼りない部下の話。「何となく怖い夜」書き下ろし坂本とイトコのその後。　　　　　　　　　　　　　　　　　主人公の攻めさんも受けさんもどこかヘタレたところがあって、うつうつと悩んでいるのですが、そこがまたかわいいと感じるのですよね。そのお相手たちも・・・（＾＾*）そのウジウジ感が暗くなく面白くて、楽しく読めました。↑絵がありません。写真を撮る閑がなかったです。＾＾；

  2008.09.05

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  山田靫さん「キビしいのである。」

  短編集です。昔の同人誌やデビュー作品集です。「キビしいのである。」１アパートの隣ににホモ夫婦が住んでいる高校生・征整（ただし）とそのホモ夫婦の可愛い方との交流の話。整の友人の大沢の行動が面白いです。（＾＾*）「気管支炎」お隣の体の弱かった３歳下の真一（しんいち）、いつの間にか大きくなって、来年成人式です。サラリーマンの明は・・・。お互い好き同士だったのですけどね。「チューズ・ミー」１「チューズ・ミー」２「タッチ・ミー」男女の双子の姉・みちると弟・ちから。みちるは３歳の男の子を連れてアメリカから帰ってきました。ちからは、１２年間、同級生で今は漫画家の黄島が好きです。みちるは・・・。３話目でやっと黄島は、自分の心を知るのでした。鈍いのです。＾＾；「キビしいのである。」２ 書下ろしです。１話目に出てきた坂本は、デザイン専門学校に行っています。そしてその坂本に恋をする児島（こじま）。飲み会に参加した帰り・・・。「秘密の花園」（高口組組長＆組員　特別寄稿）いろんな方からのメッセージマンガがあります。「俺の名は！！」ユギさんのあとがきです。ユギさんが、漢字の靫だったころのマンガです。初版が１９９７年で、この本は６刷の２００７年版でした。持っていなかったのを偶然見つけて買えました。ラッキーでした。（＾　＾）ｖ

  2008.08.28

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  山田ユギさん「死ぬほど好き」

  久々のユギさんの新作ですね。（＾＾*）「死ぬほど好き」「好きで嫌い」「１０周年おめでとうマンガ」高校の同級生に卒業間近で告白。そして・・・。江藤と柳との恋物語です。なんか可笑しいのです。この二人。そして、かわいいです。この３話目の「１０周年・・・」笑えました。「明烏」「夢淡雪」会社の先輩後輩の物語です。新入社員のノンケモテモテ男・佐倉とあまり周りを気にしないゲイ吉村主任の恋物語。佐倉くん、なんだかいじらしいくらい頑張ってます。「青くてゴメン」漕艇部（ボート部）の大学生、先輩後輩物語。朝帰りの大学生・宮原、早朝にボートの練習を気持ちよさそうにしている黒谷をみかけ、声をかけます。そして、入部することに・・・。「女にしかわからない」仲の良かった会社の同僚の平沢と花村。知らなかったとはいえ、花村の恋人・香織を平沢が横取りして、二人の仲が・・・。最後の香織さんの後姿がなんとも素敵？！「愛がどうした」大人っぽく見える高校生・晃太（こうた）。離婚した父親の勤めている塾に通うことに。行った先で会ったのは・・・。久寿米木先生、結構悪？（＾＾*） でも、天然？これは、「我が家は楽し」（「誰がおまえを好きだといった」収録）の息子編だそうです。「おまけまんが」上の愛がどうしたのおまけです。笑っちゃいます。楽しいです。（*＾▽＾*）あははっ書き下ろしは、「おまけまんが 」と途中にある山田まりおさん作「スペシャル寄稿」です。楽しかったぁ～。真面目なのにどこか面白い主人公たちなのでした。（＾　＾）ｖ

  2008.08.21

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  大和名瀬さん「プリティ・スクープ」新装版

  これ読みたかったので、新装版で出てくれてよかったです。大和さん、好きなんですよね。（＾＾*）主人公は、佐田栄一（さだえいいち）。子どもの頃に偶然空き巣を写真に撮り、犯人逮捕のきっかけなりました。人のためになったことがうれしくて、それから正義のスクープをもう一度撮りたいと思ってきました。新聞部のある憧れの高校に入り、入部しました。子どもの頃から持ているうさぎのマークがついたカメラ持参です。ラビシャッター１号という名前もついています。コンビを組むのは先輩の南条です。見た目がとても怖そうな人でした。しかし、彼の撮る写真は、かわいい動物やほのぼのした写真でした。地味な行動につまらなく感じます。南条は生意気だと栄一のカメラを取り上げ、冗談で池に落とすといいます。泣きながら取り返す栄一です。カメラはなくなった祖母が買ってくれたものでした。カメラじゃなくゲームが欲しかった栄一です。そして、カメラもクマさんマークなら男の子用でしたが、ウサギは女の子用なのでした。それでも写すことが面白くなり、あの事件で表彰されました。その報告を祖母にしようとしたとき、祖母が亡くなったのです。お礼も言えなかったことを悔やんで死ぬまで使って、いつか天国でお礼を言いたいと思っていたのです。南条にその話をしました。南条は謝ってくれます。南条ともなんとか息が合ってきました。でも、スクープを撮りたい栄一です。そんな時、夜の学校で、男同士のHを見てしまい、写真を撮ります。そのことを南条に怒られて、写真には撮っていいものと悪いことがあると身をもって教えられます。そのまま帰る栄一ですが、そこにウサギの耳の取れたカメラが・・・。それに気づいた南条は・・・。１話ごと解決で、南条と栄一は近づいていきます。南条の父親も出てきます。ゴシップ新聞の編集長です。かっこいいけどどこか変なオジサンです。（＾＾*）栄一は元気で明るいカワイイコです。何にでも一生懸命です。南条は、口下手で、無理にがんばって話すとエロ気味です。＾＾；今回の書き下ろしは、カバーとあとがきでマンガはないようです。でも、商業誌未発表の同人誌の作品が入っています。

  2008.08.12

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  祐也さん「地球の王様」

  「地球の王様」（前･後編）ファルム王国の第３王子・ウイリアム。お付のマドカ。ウイリアムの兄たちが続けて亡くなり、父王も病に臥しました。暮らしていたイギリスから本国へ呼び戻されますが・・・。妾腹の子と蔑まれた目で見られ、本当に王の子供かとも疑われます。その反面、時期王と期待される目もあります。ハトコのレオナルドは、ウイリアムの次の王位継承権を持つ人物で、王立軍近衛師団少佐です。夜、散歩に出て、そこで黒髪の人物に出会います。そこで、ウイリアムは狙撃され・・・。助けたのは、ミズキ・アオヤマ・父のドクターで庭であった人でした。そして・・・。「隣のお坊ちゃま」子供の頃に住んでいた家の隣のお城のようなお屋敷の男の子と大人になって再会・・・。「鳥のように華のように」子どもの頃に人質になったある国の王子様を救出保護して・・・。「Heart Keeper」妻に逃げられ幼い子どもと残されたサラリーマン。雇った家政婦としてやってきたのは青年でした。「僕の王様」書き下ろし母親のいるイギリスへ、ウイリアムとミズキは帰り・・・。今回は、王子様がたくさんいました。「鳥のように・・・」の王子様が特にかわいかったです。

  2008.07.17

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  山本小鉄子さん「ほんと野獣」

  「ほんと野獣」×３話後藤田輝（ごとうだあき）は、昨夜、下着泥棒にあいました。その泥棒は追いかけていった先で、お巡りさんの上田智春に取り押さえられていました。輝は、取られた下着を急いで奪い返し、逃げだします。翌日、いかにもなヤ○ザの格好をして、上田のアパートへ行き、お礼だとお金を渡します。上田は受け取りません。輝は、上田に一目ぼれをしたと言います。輝は、本当にヤ○ザです。それから、上田の勤務先の交番に通ってきます。先輩警察官は心配しますが・・・。上田は・・・。輝は、見た目もかわいくて、ヤ○ザには見えません。でも、服装は派手なようです。性格も上田の前では、めちゃくちゃかわいいし、素直ですし一途です。上田も付き合って、彼を知っていくうちに好きになります。上田は、輝とデートをしたり、輝の父親（ヤ○ザの親分）に会いにいったり、いろんなことがありますが、楽しそうです。輝が身を引こうとしたときもちゃんと追いかけていきますし、なかなかに肝の据わったいい男であります。（＾－＾）「どうにかなりそう」親の再婚で義理の兄弟になった達郎と倫。達郎は、初めて会ったときのかわいい倫に一目ぼれをしました。兄弟だからいけないと思い・・・。両親と弟は、どこか発想が飛んでいます。（＾＾*）煩悩に悩む兄が一番普通の人かも・・・。「上田と輝のＨ事情」ほんと野獣の短編題名の通りの話です。コメディです。かわいくて可笑しいです。「ほんと野獣」は、、まだ続いているそうです。早く２巻目が読みたいですね。

  2008.07.16

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  祐也さん「ＨＯＵＲ～放課後時間～」

  社会科教師の伊野一史（いのかずし）。教育訓練企画でホテルマンをしていたときにであった国川高校の生徒が気になっていました。その国川高等学校 へ春から赴任し、３年１組の担任になります。赴任の挨拶で、あの時の生徒を探しますが、いません。卒業したのかと思いましたが、遅刻してきた生徒がその彼でした。彼は、蒼井尚人といいます。出席日数がぎりぎりで援交の噂もありました。彼を信じようとする伊野ですが、蒼井は嘘をついて伊野の気を引きます。嘘がばれたとき、井野に告白をしますが、教師が一人だけを特別には出来ないと拒否します。蒼井は・・・。蒼井の親友の大関は、ずっと蒼井を思ってきましたが、その思いが高じて、伊野に恨みを持ってしまいます。そして・・・。伊野は、バツイチで、子どもを亡くしています。学校で、二人の関係が問題になったり、蒼井が伊野の気持ちがわからなくて悩んだりします。大人な対応で蒼井を守ろうとする伊野とそんな伊野に不安を持つ一途な恋心の蒼井の先生と生徒の恋物語でした。卒業式までのお話ですが、卒業後も二人の関係は安泰のようです。（＾＾*）蒼井はもう一生懸命で先生しか見えませんので、心配ですがとてもかわいいです。なかなか先生が最後まで進まないので、蒼井がじれてしまったりします。でも、先生もそんな蒼井に負けました～。（＾＾*）もう１話。大関と伊野の同僚・和泉先生との物語があります。二人は体の関係から始まりますが・・・。大関は、恋をしたら、一直線タイプでした。ただ、思い込んだら何をするかわからないので、心配です。和泉が傍にずっといるなら大丈夫でしょう。（＾－＾）

  2008.07.02

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  祐也さん「本日のSpecial」１、２巻

  「本日のSpecial 」主人公は、小説家の海藤嵐（かいとうらん）。本名は鳥海嵐（とりうみあらし）です。「ＳＡ－ＳＡ」というカフェで、食事をしながらＰＣを打っています。どんな食事でも食べられれば同じだと思っていましたが、ここの食事は気に入っています。しかし、甘いものは苦手なのでデザートは手をつけませんでした。ウェイターが傍にいて食べるまで離れません。彼はシェフ・佐々木晶の弟・佐々木有希（ユキ）です。おいしいデザートでした。海藤は、昔、暴走族のリーダーで１８歳のとき障害と放火の罪で少年刑務所にいました。更生教育の一環で小説を書き、それを見出されて賞を取り、若者中心に支持されるようになりました。いまだに少年院上がりの小説家といわれ、編集者も怖がって近づきません。海藤を見出した重森だけが原稿を取りに来ます。出版社のホームページでＳＡ－ＳＡ」のカレーをお気に入りとして紹介しました。ユキが見つけ喜びます。そして、海藤が来たとき、声をかけます。ファンだとサインを頼みますが、海藤は、落ちこぼれのどこがいいのかと怒鳴ってしまいます。海藤は、自分の過去を切り売りして小説を書いていることに悩んでいるのです。普段はデザートしかテイクアウトをしていませんが、重森が出版社で領収書をきっているのを聞き、ユキは海藤のところへデリバリーを持って謝りに行きます。それから二人は急速に親しくなっていきます。しかし、兄にユキは海藤との付き合いを反対されます。海藤の本を読んで事件のことを思い出したのです。アキラたちはその人所に昔住んでいました。ユキが来なくなり、店に行った海藤は、アキラになじられ逆上します。帰るとユキが部屋の前で待っていました。そして、海藤は・・・。「ＳＡ－ＳＡ」に店舗を提供している輸入家具商、ロミオこと羽柴風太郎（はしばふうたろう）が出てきます。アキラを狙っています。海藤と羽柴は・・・。ユキはだんだんと海藤のために料理を作れるようになります。しかし、海藤とユキの関係は邪魔が入ったりしてなかなか進みません。ちゃっかりその間に羽柴がアキラをいただいちゃいました。（＾＾*）「本日のSpecial~ﾕｷとﾀｶﾕｷ~」「本日のSpecial」の続きです。海藤と羽柴の過去を知ったアキラとユキは、隠していたことに怒ります。そして、連絡が取れなくなりました。まともな食事が取れなくなった海藤は、荒れます。そんな中、昔の後輩が海藤に声をかけてきます。そして、タカユキを紹介します。タカユキはユキに少し似ていました。しかし、寸前で抱くことを止めました。ユキではないからです。二人がホテルから出てきたところを写真に撮られます。これは、後輩が最初から仕組んだことでした。タカユキは海藤に別れ際にキツイ言葉を言われました。悔しくて海藤を恨みます。そして・・・。これから、ユキやアキラを巻き込んで、タカユキの執拗な復讐が始まります。そのせいで、ユキと海藤の気持ちがすれ違ったりします。ユキは・・・。元不良で怖い海藤ですが、なんかユキに一生懸命なのがかわいいです。羽柴も変な人のようで、強引で、しっかりアキラはつかまっちゃいました。でも、ユキもアキラも二人を振り回していますね。純粋過ぎて？という感じもありますね。ホレた弱みですね。２巻目はタカユキがほとんどですね。いろいろ悪いのですが、ユキは許しちゃいます。何もなかったから許せるのでしょうけど、やっぱり、ちょっとタカユキやりすぎだったと思います。しかし、かわいいだけかと思ったら、最後に意外な面が出て驚きでした。（＾＾*）

  2008.07.01

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  藤本ハルキさん「僕は僕なりに」

  短編集ですね。表題作「僕は僕なりに」高校２年生・大川と生物の先生・鶴岡の恋物語です。受験のためなら、化学か物理を選択するほうがいいのだけど、生物を専攻している大川です。半年前、先生と卒業していく先輩の別れのシーンを見てしまいました。まだ、先輩のことが忘れられないのかと気になる大川です。試験が終わって、また会いにいけると言った事を友人が恋人がいると誤解して騒ぎました。そこに鶴岡先生が来て知られました。大川は先生のことを思って言ったのですが・・・。大川は、先生を追いかけ勢いあまって告白をしますが・・・。続き「知れば知るほど」「ルート１７」サッカー部の先輩後輩。「フロムディ・トゥディ」幼馴染の先輩後輩。「フライ・ハイ」図書委員の先輩後輩。「戸田生花店　春夏秋冬中（あきない）亡くなった叔母の夫・省悟と甥の隆生の物語。「ミントキャンディ」友人・宮原の結婚式で再会した久瀬と武田。学生時代、武田は久瀬は宮原が好きなのだと思い・・・。実は、ずっと武田は誤解したいたのでした。ちょっとせつない恋心がつまった短編集です。すべてハッピーエンドですが。絵がさらりとしてますが、Ｒシーンは、しつこくないのにそのさらり感の絵のせいなのかちょっとＨっぽく感じました。（〃＾＾〃）

  2008.05.27

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  ヤマシタトモコさん「くいもの処　明楽（あきら）」

  居酒屋「くいもの処　明楽（あきら）」は、開店して５年になります。スタッフは、オーナー・牧祐介、店長・明楽高志（←主人公）、キッチンチーフ・三ッ本夏希、ホールチーフ・松城大の４人は、幼馴染です。一緒に店を始めたらしいです。アルバイトに海老川恒、鳥原泰行（←主人公の相手）、後藤多香子、奥田優がいます。明楽に鳥原が告白しました。パニくる明楽です。茶化してみたり、真面目になってみたり、明楽の頭の中は、鳥原でいっぱいになります。そして・・・。なんか普通のお店の普通の出来事のような感じです。いや、主人公にすれば普通の出来事ではないのですが・・・。＾＾；変な人たちのようでいて、これが普通なのかもと思わせてくれます。１話１話が、居酒屋の開店前、開店中、開店後のスタッフたちのの風景をちゃんと描いていて、その中の登場人物の葛藤やらなにやらがこまごま見ていると可笑しくて、矛盾しているようで、本人たちは矛盾していない会話とかがよくできてるな～と思いました。他に 同級生に恋しながら、先生と付き合う高校生の物語。会社のぽっちゃりした人の夢を見て好意を意識する人の物語があります。行動と考えの矛盾が、現実にも案外身近でありそうな物語でした。

  2008.05.26

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  大和名瀬さん「便利屋さん」

  主人公は、崇史。兄の経営する会社「ＳＨＩＶＡ・スタッフサービス」で働いています。人材派遣会社ですが、中身は何でも屋さんです。１通のメールで仕事にやってきました。「私と友達になってください。桐ヶ谷亜喜」と書かれていました。 行った先には、大人の男性がいました。子どもだと思っていたので驚きました。酔って冗談で書いたものを送ってしまったと詫びる亜喜でした。「キャンセル料を」といわれて、 気になって様子を見に来ただけだからと断ります。キレイな人でした。スーパーの手伝い、電球の取替え、子どもたちのおもちゃを直したりそんな仕事もします。しかし、料金は、物納が多いです。たまには現金を稼いで来いと仲間に言われますが・・・。皆は何をやっているかと聞けば、ＡＶ嬢の運転手、奥様美術クラブのヌードモデル、お化けビルの深夜警備などでした。ある日、桐ヶ谷亜喜から、崇史に依頼が来ました。会いに行き、仕事内容を誰にも内緒にして欲しいといわれます。そして、した仕事は、亜喜の弱音を聞くことでした。普段言えないことを誰かに話したかったのです。崇史は、一生懸命聞いてあげます。聞いてもらえてすっきりしたという亜喜。しかし、京だけにしておくといいました。そして・・・。亜喜は、父親の会社に入ってプレッシャーいっぱいで、がんばっています。社員も皆、亜喜が好きなのですが、それに気がついていません。崇史の前ではものすごく初心でかわいい人です。（＾－＾）これで、よく専務が務まっているな～と思いますが・・・。他に、便利屋さんの従業員のミヤ（宮代琉一）の話があります。ミヤは、かわいいので、客にいいよられることもしばしばでした。しかし、あぶない仕事はしません。ある日、彼を指名する客が来ます。常連ならありますが、一見の客で指名はありません。客は、山田太郎と名乗ります。少し不安になるミヤです。やはり、いいよってきました。怒るミヤです。客は、謝罪をし、本名・館石雅章と名乗ります。そしてもっと知りたいとミヤにいいます。それからたびたび指名をしてきました。自分を好きなのかと思い、惹かれていくミヤです。そして・・・館石は、真面目というか堅物といいますか変な人です。真面目だけどミヤといたしてしまいますが・・・。それで、ミヤを誤解したんですけどね。最後は、再び崇史と亜喜の話です。隆の誤解と亜喜のお坊ちゃまぶり（？）の話です。（＾＾*）亜喜は、ただただ崇史が好きなだけなんですが・・・。口下手なんですよね。

  2008.05.23

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  唯月一さん「江崎家へようこそ」

  男四人兄弟のお話です。高校２年の長男・秀、高校１年の次男、芙束、三男、樹（次男と三男は、双子）、小額６年の四男・雅也の４人です。両親は、子どもを置いて海外で仕事です。兄の秀は、子供の頃から、下の３人の面倒をすべて見てきました。秀の学校に新任の数学教師・茅葉がやってきました。秀を気に入ったといい、何かとちょっかいをかけてきます。かわかわれているだけだと思いつつも気になっていき・・・。双子だけど、芙束はかわいい系、樹はおとこっぽい系です。樹は、芙束に恋しています。芙束は気づいていませんが、他の兄弟にはバレています。樹は・・・。雅也は、秀兄が大好きです。一緒にいる時間が一番うれしいです。秀兄が林間学校で２泊３日で留守になり、不安で・・・。唯月さんの絵は大好きです。かわいいですよね～。（＾－＾）唯月一さんのＨＰで、日記の形で「江崎家」の小説の連載がありました。イラストと小説とですね。それを楽しみでよく読んでいたのですが、ついにマンガになりました。うれしいです。これからの展開は、ＨＰの小説と同じなのか？それとも違ってくるのかわかりませんが、それもまた楽しみです。秀と茅葉先生との恋、双子の恋、雅也は、誰に恋をするのでしょうか？（ＨＰでは、その部分までありましたが）あと他にも登場人物がいたのですが、この後、出てくるでしょうか。いろいろ楽しみです。

  2008.05.19

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  吉野ルカさん「こんな恋も悪くない」

  リーマンとフリーの仕事をしている人。先輩後輩のサラリーマン。警察官と学生。学生同士などがあります。「たとえばセックスするだけで」フリーの仕事とサラリーマンの恋人同士。喧嘩して別れて、またくっついて・・・です。周りから見たらきっと痴話げんかにしか見えないのでしょうけどね。本人たちは、それなりに真剣で理由があるのでした。（＾＾*）吉野さんの主人公たちは、いじらしくて、一生懸命で、男とか女とかが関係ないですね。恋というものは、そういうことなのよね～と思わせてくれるものですね。好きという気持ちの原点のような気がします。

  2008.05.15

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  ヤマシタトモコさん「タッチ・ミー・アゲイン」

  数編あります。その後にそれぞれのその後の話が短くあります。＊昔一度だけ関係があった同級生がずっと友人で付き合ってきて、ついにその関係ががまんできなくなり・・・。＊仕事関係のノンケにずっと好意を持ち・・・＊同級生がニューハーフで・・・＊告白した友人からの電話を待ちながら・・・＊亡くなった友人が幽霊になって・・・。＊告白して結ばれて・・・などの話があります。皆それぞれにどこか滑稽で、せつなかったです。幽霊になって会いに来たのが特に心に残りました。

  2008.05.09

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  ヤマシタトモコさん「恋の心に黒い羽」

  ７編、まんががあります。最後にそれら７編のカットした１部分が載っています。１編目の「ベイビー・ハートに釘」はなかなかに辛い話でした。この中の２編目の「イッツマイチョコレート」がい～なぁと思いました。６人兄弟姉妹の長男が、ゲイでそれがばれる（？）までの話です。なんかこの兄弟姉妹関係というかそのほのぼのさと混迷さがよかったです。なかなかに面白くて、他の本も買ってしまいました。本屋さんでずっと気になったいたのですが、初めてのマンガ家さんなので、どうしようかなと思っていましたが、そうにゃ28さんの感想を読んでやっぱり面白そうということで購入決定しました。そうにゃ28さんありがとうございます。トラックバックできないのでここに書かせてもらいました。またよろしくお願いしますね。

  2008.05.07

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  ユキムラさん「まるで初めての恋みたいに」

  「まるで初めての恋みたいに」主人公は、金庫を売る会社の営業マンです。あがり症で、口べたです。今度１００万円の契約を取らなければクビです。一生懸命訪問販売しますが、上手くいきません。だんだん、扉をたたくのが怖くなり、建物の雰囲気で訪問先を決めてしまいます。そんなとき、また雰囲気のいい建物に惹かれ訪問しました。そこから、出てきた男性に「待っていた」といわれ、カバンをとられながら、家にあげてもらえます。その人は「話を聞いて欲しい」といいます。そして・・・。もう１話あります。初めは、突拍子もない感じで始まるのですが、面白いです。（＾＾*）２話目には、また変なヤツが出てきます。その変なヤツと男性の関係が怪しくて・・・。「吐息を消して、雨音で」前後編です。主人公は出版社に勤めています。家に帰ると門のところでカサを持つ男性がいました。「借りていたから返しに来た」といいます。妹から昔もらったカサでした。覚えていない主人公です。仕事で会社社長のインタビューをしています。カメラマンを指定されました。そのカメラマンが、カサを返しに来た男性でした。彼は、高校生の頃、妹と付き合っていた男性でした。そした・・・。カメラマンは、ずっと主人公に恋をしていました。それがせつないくていじらしいのです。「すべてをあなたに」上司と部下です。最初は、希望していた部署じゃなくて不満でしたが、厳しい上司の優しさに触れて、上司にほめてもらいたくて、一生懸命頑張ってきました。頑張ったらほめてくれた上司が、何も声をかけてくれなくなり・・・。部下の一喜一憂がかわいいです。（＾－＾）

  2008.02.15

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  吉野ルカさん「プラウド　ウエディング」

  「愛すること　愛されること」の続編らしいのですが、確かに前作も読みましたが、ずいぶん前なのでぜんぜん覚えていませんでした。＾＾；で、この作品ですが、読んでも前作思い出せませんでした。ただ、前作が初めての漫画家さんでしたが、良かったことだけ覚えていましたので、２作目を買ったしだいです。この本だけでも、十分楽しめましたよ。（＾－＾）「君の想い」主人公の恋人たちは、サラリーマンの上司と部下です。たぶん、１冊目が恋人になるまでだと思います。そして、恋人同士になって、会社や一般緒お店では恋人として仲良く出来ませんので、ゲイの人たちが集まるお店で待ち合わせをします。そこで、上司の同僚と出会います。海外転勤をしていた彼は最近帰国していたのでした。部下の恋人は、その同僚が上司のことを好きだと見抜きますが、上司は友人だとしか思っていません。部下は心配でなりませんが・・・。「ラブフェイズ」続きです。部下は仕事が出来るのに昇進試験を受けません。上司と居たいからだといいます。自分のせいで・・・と悩む上司です。そこへ、部下に海外事業部の転勤、新店舗事業の話が来ます。断れない話です。２年のシンガポール勤務です。二人の気持ちがあればと彼は旅立ちます。夏もクリスマスにも帰ってきません。お正月には会えるかと上司は待ちます。イブの日、注文していたプレゼントを取りに行きます。せめて送りたいと・・・。二人の思い出の場所を通るとき、彼が・・・。「プライド」続きです。シンガポールから部下と一緒に仕事をしていた男性が現れます。少し様子が変になる部下です。向こうで何かあったのかと疑惑を持つ上司です。そして・・・。「愛してるなんて言わないで」主人公は、大学生です。貧乏な大学生。恋人は、お金持ちの社長です。彼は愛していると言ってくれますが、それに答えられない大学生です。最初はお金目当てだったので、今さら本気で好きだといえないのでした。そして・・・。「ファースト・キス」大学の同級生同士です。同級生を好きな大学生。彼が忘れていった手帳を見てしまいます。そこには、男性の写真が。別れた高校の同級生でした。手帳を探しに来た彼に思わず、返す代わりにと・・・。「フェイクフレンズ」昔振った高校の同級生と大学で再会しました。拒絶してから気まずくなっていたのですが、実は主人公はそのときから彼のことしか考えられなかったのでした。大學で付き合った人も居ましたが、彼が忘れられずに関係を結ぶことが出来ませんでした。その彼が再び目の前に現れて、昔のことがあるので、言い出せません。友人としてと・・・。「君の熱」大學の教授とダンスをやっている大学生との恋愛。「プラウドウエディング」最初のお話のサラリーマンの上司と部下。前回のクリスマスプレゼントは、上司から部下への小指にする指輪でした。今回、部下から上司へプレゼントです。会社で、部下が指輪を選んでいるところを同僚の女性に見られていました。そして、瞬く間に社内の噂に。誰にあげるのかと・・・。そして、記念日の翌日。上司が指輪を・・・。女子社員が騒ぎます。しかし、二人の関係はばれませんでした。指輪は・・・。ゆったりした感じがするお話です。よかったですよ。（＾－＾）

  2008.01.23

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  祐也さん「プライベート・ガーディアン：Ｒｅ」「ＶＥＮＵＳ＋：Ｒｅ」

  「プライベート・ガーディアン：Ｒｅ」主人公は、初めて憧れの一人暮らしを始めた大学生です。彼の父親は、元やくざの建設会社を経営しています。彼は、愛人の子供でしたが、父親の離婚が成立し、今は母と再婚しています。父親にかわいがられています。一人くらいの条件が、父親の用意した所に住むことでした。紹介された物件は、大学生が住むには不似合いなくらい豪華なマンションでした。家具も家電製品も必要なものはすべて用意されていました。大学生の一人暮らしに不必要だと初めは反発しましたが、すべての世話をしてくれた人に父親に感謝しろと諭され、住むことにしました。お隣に挨拶にも行きます。隣はちょっと変わった美形の男性が２人で住んでいました。その人はライフコーディネーターでいつでも相談に乗るといってくれました。一人暮らしは快適でもありますが寂しくもあります。コーディネーターの彼に偶然会い、そんな話をするといっしょに食事をすることになりました。そんな時、主人公の大学生が襲われます。コーディネーターの彼が助けてくれます。優しくて強くて主人公は兄のように憧れます。食事は楽しいほどいいと隣の２人も誘います。そして・・・事件が起こります。実は、コーディネーターの彼と隣の２人は知り合いです。父親の仕事がらみで、主人公の大学生を心配して、父親がガードマンをつけていたのでした。事件も解決して、彼らと離れなければならなくなったとき、主人公は寂しくなります。そこに彼がガードマンを首になり、昔していた探偵に戻るという話を聞きました。彼は、住むところも出されるようなので、自分のマンションを貸すことを提案します。そして・・・。第２話から探偵業のは話になります。主人公の２人は、なかなか結ばれません。最後に書下ろしがあって、結ばれます。他１篇、違う話が入っています。画家の物語です。「ＶＥＮＵＳ＋：Ｒｅ」大好きな隣のお兄ちゃんに会いたくて、アイドル事務所のオーデションを受けて上京してきた主人公です。お兄ちゃんは、今をときめくミュージシャングループのボーカルです。歌も作ります。主人公は、上京してきてすぐに会いに行きますが、冷たくされます。落ち込む主人公。実は、隣のお兄ちゃんは、主人公が好きで好きでたまらなかったのでした。彼を壊してしまってはいけないと思い身を引こうとしていました。主人公はまだ１５歳なので、主人公の好きと恋愛感情の混じる好きはよくわかっていません。それでも、お兄ちゃんの傍にいたいと頑張る主人公です。公の場では声をかけないという約束でお兄ちゃんに会えることになった主人公です。しかし・・・。事件や誤解などが起こりながら近づいていく２人です。最後は、ハッピーエンドになります。他違う話が１篇入っています。先生と生徒の物語です。

  2008.01.07

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  よしながふみさん「きのう何食べた？」

  コミックです。主人公は、４３歳の美男子弁護士さんと４１歳の美容師さんの同棲カップルです。主は、弁護士さんですね。で、その弁護士さんがご飯を作ります。安く美味しくをモットー（？）のようにしています。あまあまはありません。ゲイの方の悲哀のようなものが、さらりと出てきます。弁護士さんと家族の関係もなるほど・・・ありそうだと思わされます。出てくるご飯の作り方通り作ればきっと美味しいご飯が出来るに違いないと思います。弁護士さんが、すばらしく美味しそうで健康的なご飯を作っているのを読みますと、主婦というのもおこがましいかと思わされましたね。反省です。適当に作っちゃうものね～。＾＾；よしながふみさんのまんがは、いつもリアルな感覚がありますよね。身近にありそうな内容ですね。水名瀬雅良さん「アンバランスな熱」高校の同級生とその弟の話。同級生同士が恋人になるのかと思いきや・・・。夏目イサクさん「どうしようもないけれど　２」サラリーマンの恋物語。日下孝秋さん「からめ手で口説いて　２」高校生と隣のエロ小説家との恋物語。「やまかみ梨由さん「好きかもしれない　２」高校の天文同好会のそれぞれの恋物語。続き物は次が待ち遠しいですよね。上の「２」ものは、これで終わりなのかどうか？これで終わりでも大丈夫そうだし、続きがあってもおかしくないしという感じですね～。

  2007.12.04

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