お茶の時間

[は行＝ＢＬまんが] カテゴリの記事

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  本間アキラさん「裁かれし者」

  「裁かれし者」３話あります。大臣であった父親の亡き後その地盤を継いだ代議士・藤堂樹（とうどうたつき）は、地検特捜部から出頭要請がかかりました。調べに来た検察庁特捜部の検事・杉浦恭（すぎうらきょう）は、藤堂の顔を見て驚きます。二人は昔ある施設で育ちました。大人になってからの再会です。藤堂は養子でした。杉浦に執着する藤堂。藤堂の秘書・春日は・・・。杉浦は、１４歳のとき母親が施設へ引き取りにきました。父親の違う妹・瑞穂がいます。妹は藤堂と付き合っていて、それを知った杉浦は・・・。杉浦の先輩・篠田（しのだ）は、春日に・・・シリアスです。妹も悲しい思いをしますが、幸せになれたのでよかったです。（＾－＾）そして春日も幸せになれそうなので良かったです。「白き幻影の如く」+「幻の行方」（描きおろし続編）医師同士の物語。シリアスだけど、ちょっとコメディも入っています。（＾－＾）探してやっと手に入りました。↑売り切れです。

  2009.08.19

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  春野アヒルさん「王子様のおおせのままに」

  「おおせのままに」「ご命令なさい。」１６世紀のヨーロッパの小国。兄が王位継承やすべてを捨てて、１人の女性を選びでて行きました。残された弟の第二王子・エバンスは、政略結婚をするために隣国の皇女をものにしようと考えます。しかし、女性の扱いを知らない王子は、家臣のシリウスに教えてもらうことになり・・・。手ほどきを受けた王子様が、迫るのは誰？（＾＾*）「ノンレム　フリーク」「ノンレム　カルト」学校の保険医と関係を持っているユキは、人肌がないと眠れません。猫を抱いて寝ようとしますが、引っかきキズだけ増えていきます。保険医は、そのキズは、他の男につけられていると思っていて・・・。同棲を始めた保険医と高校生、お互いを思いすぎて・・・。オッサン（←保険医をユキはそう呼んでいます。）がんばってます。（＾－＾）「お気に召すまま」士官学校が夏休みで帰ってきた王子様。新しく召使になったシドは・・・。最初の王子様とは違う人物です。鬼畜かと思った王子様は、とても優しい人でした。「月灯台」灯台守に憧れて、漂流してまでやってきた青年。灯台守は思っていた人物と違って・・・。灯台守は悲しい人でした。せつないのかと思えば、どこか可笑しな物語たちです。楽しいです。（＾－＾）

  2009.07.31

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  藤谷陽子さん「るったとこだま」

  宮城（みやぎ）こだまは、親の仕事の都合で、転校し、寮に入ります。空いている部屋のルームメイトが問題児で・・・。紹介されて、塁崎隆夫（るいざきたかお）と名前を返されたとき、聞き取りづらくて「るっ？・・・た？」と聞き返してしまいました。それから、ずっとこだまは塁崎をるったと呼んでいます。こだまが絡まれているとるったは助けてくれます。そして、ある日、こだまはるったに告白をされました。こだまは・・・。るったは、こだまへの気持ちのイライラをケンカで晴らしています。困った子です。こだまはるったに笑顔で居てほしくて・・・。るったの家庭の事情も出てきます。るったは、こだまが好きでしかたないのですよね～。（＾＾*）それほど、大きな問題も無くて、かわいいお話でした。他に「トラオとタツミ」金本虎雄（かなもととらお）と九条辰美（くじょうたつみ）の幼馴染の２人の話です。ケンカっぱやいトラオと寡黙なタツミです。トラオは近所の子供と仲良しです。（＾＾*）この子供たちがかわいいんですよ～。「るったとこだま」の描きおろしあります。カバー下にもあります。楽しい作品でした～。（＾－＾）

  2009.07.31

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  柊のぞむさん「いじっぱり遊劇隊！」

  「いじっぱり遊劇隊！」坂本遊（さかもとゆう）が、荒くれていたとき、青山武蔵（あおやまむさし）と出会いました。坂本は青山以外友人はいません。青山にはたくさんの友人がいます。ホストの信長（のぶなが）は、坂本が青山を好きなことを脅しのネタに下僕にします。下僕といってもパシリ程度です。（＾＾*）坂本が青山といるところにいつも一緒にいる信長。坂本が青山の部屋に誘われてもついてきて・・・。信長も青山が好きなのでした。なので、邪魔しているんですよね。青山は・・・。青山がハンサムじゃないので、ちょっと私は、なんでそんなにモテルの？と思ってしまいました。ゴメンナサイ。＾＾；でも、人が良いんですよね。「君がスキな理由」美術部にいる人に一目ぼれして入部した小巻（こまき）。その人は轟（とどろき）といって、悪い噂が・・・。噂を気にしない小巻は・・・。噂半分、本当半分で、小巻は・・・。（＾＾*）「プラスマイナス」指を折って病院へ行く高校生の伊月（いつき）。そこで、サングラスに腕を三角巾で巻いた那知（なち）とぶつかります。一人で喫茶店にいる那知を見つけ声をかけますが・・・。伊月にも那知に事故にまつわる悲しい出来事がありました。「ひつじが一匹」高校の優等生の御徒町由利（おかちまちゆり）は、解答欄を段違いで間違えて放課後追試を受けることになりました。睡眠不足でいるところに違うクラスの田村忍（たむらしのぶ）から交際を申し込まれて・・・。優等生以外の顔を見られて・・・。（＾＾*）「戻っておいで、僕の犬」昔、ミスで患者を死なせてしまった医者・環（たまき）。ドイツ人の記憶喪失の患者を押付けられて・・・。ドイツ人の彼は・・・。昔のミスが甦ります。「いじっぱり後日談」描きおろしなぜか信長は、二人にお金をたかられて（？）います。＾＾；４コママンガで、信長にも素敵な人が・・・？コメディ調のものと少し切なさがあるものとが含まれた短編集で楽しかったです。

  2009.07.22

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  春野アヒルさん「トラさんと狼さん」

  狼さんは、 ある夜見つけた獲物のトラ猫を、ステキな奥さん候補にしました。言葉では厳しく言う割りには、行動はというと過保護そのものです。トラ猫ちゃんの何もかもに胸キュンしています。そして、あるとき狼さんは狩りで遠出をすることになります。狼さんはトラ猫ちゃんに逃げろといいますが、トラ猫ちゃんは待ってますと送り出します。そして、半年後帰ってきた狼さんは、トラ猫ちゃんを見て・・・。トラ猫は猫ではなくて、トラさんだったのでした。（＾＾*）そして、狼さんは、トラさんのステキな奥さんに・・・？狼さんとトラさんの新婚生活いろいろです。狼さんの過保護は変わりません。トラさんの家族とも会います。祖父、父、兄です。狼さん、大変です。（＾＾*）トラ兄さんの恋物語もあります。お相手は、狩猟犬のワンコさんです。トラ兄さんも奥さんに？めっちゃ可愛いです～。狼さんの俺様のようでそうでない行動やトラさんの愛情などなど激しいですよ。（＾＾*）狼さんとトラさんの出会いのお話もあります。楽しかったです。今回は、擬人化モノが３冊でしたね。それぞれに楽しい作品でしたので、それぞれ好きです。（＾＾*）

  2009.07.15

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  本間アキラさん「人生は薔薇色だ」

  若くして仕事も出来てキレイな氷室部長が大好きな宮本。仕事はいまひとつ出来ず、部長に怒られる日々です。社長と部長は昔関係がありました。しかし、社長は部長を捨てて・・・。宮本はそんな二人の関係を知っていいます。そんな時、宮元の失敗のため、部長と宮本は取引会社に謝りに行き・・・。部長は・・・。社長もまた部長にやり直したいと言い出しますが・・・。他に部長の大学の後輩で青木という同僚に宮本は・・・。宮本は、ホームレスのオジさんと知り合い・・・。青木と宮本の企画一騎打ち、ライバル青木は汚い手で・・・。そして、宮本は・・・。描きおろしあります。コメディですね。おバカな部下の成長物語です。宮本、最後にオオバケ（？）します。（＾＾*）

  2009.07.06

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  本間アキラさん「最後の肖像」

  「最後の肖像」絵を描く夢を諦めて、父親の会社で働いている大和（やまと）。姉の婚約者は、大和の上司・坂口です。あと１週間で結婚式です。大和は、絵を諦めたとき、ある男性と出合っていたのですが、それが坂口でした。坂口は・・・。「楽園を捜して」描きおろし今度は、大和に結婚話が・・・。姉も大和も自分の力で幸せになれます。よかったです。（＾－＾）他にＦＢＩ捜査官のお話があります。「天国への階段」（前後編）ＦＢＩで雑用ばかりやらされるナルミとかつては優秀な捜査官で今は囚人のキースが事件を解決します。「幸福の時間」描きおろしナルミとキースのその後。ナルミは、頑張り屋さんです。キースはほおっておけないのでしょうね。（＾＾*）

  2009.07.03

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  ホームラン・拳さん「喜鬼」

  「喜鬼ーKIKIー」昔、迷い込んだ鬼を助けた村で、鬼は感謝し、自らの角を差し出しました。鬼の角は良薬で、どんな病も治してしまいます。それから、村では時々生まれてくる角の生えた子どもを「喜鬼（きき）」と名づけて無病息災の生き仏としてあがめました。喜鬼は、攫われそうになったところを旅の男性に助けられました。喜鬼の世話をする使鬼（しき）は、お礼を言います。彼は出雲薫（いずもかおる）といい、医者でした。しばらく喜鬼の所に滞在することになりました。喜鬼は・・・。「ピクニック」（前･後編）20××年。健壱郎（けんいちろう）は、担任にクラスの大橋要（おおはしかなめ）が事故で入院しているのでプリントを届けるついでに見舞いに行ってほしいといわれます。それからちょくちょくお見舞いに行く健壱郎ですが、要が手首を切って・・・。要には辛い事情がありました。要の父親に要は隔離され、健壱郎は合わせてもらえません。実は・・・。父親が要を追い詰めました。悲しいです。でも、要はやっと自由に・・・。「神様の手のひら」不良少年が優しい神父様に恋をします。腹黒い金持ちの少年も神父様に・・・。「鈍色天国虹色楽園」半永久に可動する自動人形。小手川曄（こてがわはじめ）は、オプションをたくさんつけて自分そっくりの人形を作りました。父親から逃れるためにです。その人形と一緒に曄は、階段から落ちて記憶を失いました。どちらが本物かわからなくなり、秘書の柏木は・・・。柏木と恋をしたのは？描きおろし４コマまんがもあります。よかったです。せつなくて優しい物語たちでした。（＾－＾）↑売り切れです。

  2009.07.01

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  本間アキラさん「愛が神を殺す時」

  「愛が神を殺す時」（前･後編）組織のボスが撃たれて、意識不明です。一人息子も狙撃されて死亡しました。直系が消えた今、いずれ組織は、敵の手に落ちます。しかし、実は他にもう一人、東洋の血が混ざっていますが、ボスの血を引く人間がいました。大学受験に２度失敗して、ウサ晴らしにＮＹまで旅行に来たタケル。着いた日に引ったくりにあい、追いかけて逃げられた末に無法地帯のようなところへ迷い込んでしまいました。スーツ姿の紳士に助けを求めます。驚く男性ですがタケルを見て、車に乗せてくれました。そして、パスポートが手配できるまで面倒をみようと屋敷まで連れ帰ってくれます。彼は、レイと言いました。屋敷にはチェスターという男性がいました。 チェスターは怖そうな人でタケルは緊張します。別館に案内されたタケルは・・・。組織の掟を破ってでも守りたいものがわかったレイです。チェスターも協力してくれます。チェスターの愛した人は・・・。タケルの愛も強力でした。（＾＾*）「愛が神を殺す時ー誓いー」描きおろし１ヵ月後に二人は日本で再会します。タケルは・・・。「偏愛の医学」院長の父親が経営する診療所を手伝う篤司（あつし）。やってくるのは、常連の老人たちばかりです。なぜなら、その診療所の前には、大病院が建ってるのです。幼い頃から、その大病院の息子・秀一（しゅういちに）いじめられてきた篤司です。大病院の後を継いだ秀一が、父のところに病棟を近々拡大するために診療所の土地買収に来ました。その話を聞いた篤司は、秀一のところに怒鳴り込みに行きます。そして秀一は・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秀一は、子供の頃のままなのです。つまり、好きな子の気を引きたくて、いじめるてるんですね～。＾＾；

  2009.06.26

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  緋色れーいちさん「おそばで魅させて」

  「おそばで魅させて」×３話雛町柚（ひなまちゆず）は、ドラマの制作会社で雑用のアルバイトをしています。今年抱かれたい男Ｎo.１の人気俳優・有賀悠一（ありがゆういち）の大ファンです。バイトも有賀が目的です。柚は、有賀のおっかけなのでした。柚は一生懸命バイトもやっています。しかし、どんくさいこで常にどこかで転んでいます。＾＾；有賀悠一は、競演女優にキスシーンのあと迫られますが、断ってすぐうがいです。実は、悠一は、ゲイだったのです。悠一は、メガネのドジッコの柚みたいなタイプが好みでした。悠一と話せる機会があり、柚はコーヒーを２杯、頼まれます。喜んで取りに行く柚です。そこで、カリスマメイクアップアーティストの御厨影貴（みくりやえいき）に声をかけられます。御厨は柚に、悠一はゲイだから気をつけろと警告をされます。柚は・・・。柚は、ＯＯＫ（オンライン・おっかけ協会）というインターネットサイトの協会に入っています。様々な有名人のおっかけをしている人が日々のおっかけを報告するサイトです。こには厳しい規約もあります。柚は、そのサイトのざんげ室で今日あったことを報告しました。あの後、柚は、悠一と一緒に運んだコーヒーを飲んだのでした。 サイトの管理人は・・・。悠一と柚の恋物語です。そして、御厨もその恋に絡んできます。 実は御厨は・・・。素直でらぶらぶなかわいいお話でした。（＾－＾）「天にとどく城」（前・後編）ユキ、千尋（ちひろ）、龍太郎（りゅうたろう）の３人は幼馴染です。二つ年上の千尋（ちひろ）は、今は、社会人で大学の山岳部のＯＢです。同じ年の龍太郎とは、大学で一緒に山岳部に入部して本格登山を始めました。今回、３人で冬山に登ります。ユキは、その登山で、千尋に告白され、交際することになりました。しかし、龍太郎には、秘密です。なぜか胸が痛むユキでした。数ヵ月後、大学のＯＢ会が、ヒマラヤへ海外登山することになりました。心配するユキです。 しかし、龍太郎に諭されて・・・。千尋は旅立ってゆきました。ユキは・・・。　　　　　　　　　千尋と龍太郎には、ユキが知らない約束がありました。千尋がそれを破ります。しかし、龍太郎は律儀にその約束を守り続けていました。ユキには、千尋も龍太郎もかけがえのない二人です。　　千尋は、こうなることがわかっていたのでしょうか？それはそれで、せつないですね。「有賀悠一のストーキング日記」番外編（描きおろし）お似合いの二人です。＾＾；

  2009.06.25

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  藤崎こうさん「キング＆プリンス+カイザー」

  「キング＆プリンス」の続編です。キング＝隼人（はやと）、プリンス＝敦（あつし）は、大学を二分するほどの人気者です。隼人は敦が好きで、二人は関係を持っていますが、 敦にはまだその自覚がありません。そのことで、気持ちがもやもやする隼人です。敦の言葉で切れた隼人は・・・。最後は結局ラブラブな二人です。＾＾；２話目。大学のＯＢでカイザーこと榊原先輩をパーティに招待する敦。隼人に内緒で敦は相談に乗ってもらうことに。二人きりで会っていることを知って隼人は・・・。隼人はヤキモチ焼きですね。でも、敦の気持ちを知ることが出来ました。（＾＾*）榊原先輩の短編もあります。このままいくと、もしかしたら、いつか榊原先輩の話が読めるかもしれませんね。そうなるといいな～と思います。二人の短編が描きおろしであります。他に「ハーレム」という別の短編あります。王子様のお話です。

  2009.06.18

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  日の出ハイムさん「プラスティック・ロマンティック」

  1980年代の高校生たちの物語です。梅吉丈（うめよしじょう）は、町でカツアゲされていた高校生を助けようとする前に助けた人物がいました。マブいお兄さんに一目ぼれです。声をかけてナンパしますが振られます。テストの答案用紙を拾い、名前をゲット。坂上千緋呂（さかがみちひろ）という名でした。私立桐峯大付属高等学校。ウメちゃんは、学校まで会いに。チヒロックと勝手に呼んでマイペースに進めるウメです。ヒチロは、大物俳優の妾腹の子供でした。人が自分に注目するのはそのせいだと思い込んでいます。ウメは・・・。ウメとだんだん仲良くなっていくチヒロです。そして・・・。もう1話。ウメの友人のサトシとヒカルの物語もあります。なんか可愛いです。（＾＾*）Ｒシーンはぜんぜんありません。恋物語ですが、濃い友情物語のようです。爽やかで熱い80年代の恋愛ですね。こういうのも素敵ですね。（＾－＾）他に偶然知り合って北海道まで旅をする学生と社会人二人の物語があります。出会うべくしてであったのかも・・・。こういう出会いもいいですね。（＾－＾）懐かしいような気分にさせてくれる物語でした。

  2009.06.15

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  藤崎こうさん「メンズ・ラヴ」

  マーキュリーの日本支社の大郷幹壽（だいごうみきひさ）専務と取引会社の藤堂グループ第一秘書課の桐嶋カオル（きりしま）は恋人同士です。お互いに仕事が忙しく、 仕事相手としては会えますが、恋人として触れ合うこともままなりません。電話で会話するだけです。大郷潰しという噂を社長から聞いて・・・。マーキュリアメリカ本社の社長は、大郷の父親ですが、妾腹の子供であるため認知されていません。大郷は・・・。大郷に結婚話が浮上します。カオルの決断は？丸々、大郷×カオルCPでした。おもしろかったです。カオルは大郷より男前でした。（＾＾*）大郷はカオルの掌で泳いでいる感じすらしましたね。今回は、室長・西条千春は脇でした。藤堂の息子（名前なんでしたっけ？）は出てきませんでした。大郷の父親も一筋縄では以下に人物でした。藤堂社長も一癖も二癖もある人ですよね。この父親たちも裏で今度は何を画策するのか目が話せませんね。主役CPたちにすれば困った人たちですよ。＾＾；大郷って男臭いですよね～。それなのに、爽やかなんですよね。なぜ？（＾＾*）

  2009.06.12

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  冬乃郁也さん「秘密の合図」

  「秘密の合図」「秘密の合鍵」塾の講師同士の秘密の合図は、新しいしトラップ。遊びのつもりで始まった二人ですが、１年続て・・・。「Sweet Business」「Happy Business」社長の弟とその秘書。セ○レな関係に・・・。「蜜月に憂鬱」同棲を始めたカップル。嫌われるのが怖くて・・・。「お前が嫌いだ」父親が勝手に再婚をしてハネムーンへ。大学生の息子は、秘書に社長代理をさせられて・・・。「秘密の合鍵」おまけ初めての作家さんでしたが、楽しい作品たちでした。（＾－＾）

  2009.06.08

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  ほづみ音衣さん「春に焦がれて」

  原作・檜原まり子さん「春に焦がれて」昭和２０年、晩秋。父親が亡くなり、家も別荘も無くした春臣。現在、別荘の持ち主となった日系アメリカ人の押尾（おしお）に頼み込み、病弱な母と姉のため、元は自分たちの別荘の門番小屋に使用人として住まわせてもらっています。他の使用人たちは、春臣を心配しますが、春臣は、使用人の仕事を一生懸命こなします。押尾の持ち帰ったＧＨＱの食べ物を母にあげたい春臣です。それを見た押尾は、春臣に・・・。そして、薬代のためお金を貸して欲しいと頼みますが、姉を愛人にと言われます。姉は、軍医として戦争に行っている婚約者を待っている身です。それを断ると春臣を・・・。病院へ入れた母は調子が良くなりました。そんな仲、姉の婚約者の佐々木が帰ってきました。春臣は・・・。戦後すぐのお話は、せつなさが募りますね～。押尾も戦争で辛い目に遇っていたのでした。他に現代の作品３話があります。「ナイトキャップを二人で」ミステリー作家の神名木とバーのマスターの物語。誤解が誤解を生んで？「優しく教えて」ゲイ専門のホストクラブのＮo.1と借金のために働く新人。ミイラ取りがミイラです。（＾＾*）「恋のオーディション」アイドルデビューを目指す男の子と医者。主人公より、プロダクションの社長が気になりました。（*＾-＾*）へへ

  2009.06.03

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  ほづみ音衣さん「愛執のカノン」

  原作・檜原まり子さん昭和６年。下男の伸也（しんや）とお嬢様の百合子ゆりこ）、駆け落ちの約束をしましたが、やってきたのは百合子の兄でした。そして百合子は、須貝男爵に嫁ぐと・・・。昭和２２年。財閥は解体され、華族の称号も廃止されました。両親の墓参りに来ていた七生（ななお）は、突然の雨とカミナリに遇います。そこで声をかけてくれ、車で送ってくれた男性がいました。両親に愛された記憶のない七生です。今は、伯父の家で生活をしています。伯父から呼ばれ、連れて行かれた先には、先ほどの男性がいました。彼は、海渡伸也（かいとしんや）と名乗ります。伸也は、昔の復讐のため、伯父の会社の株を手に入れ、亡くなった百合子の変わりに七生を買ったのでした。七生は母、百合子の身代りに・・・。七生は百合子と呼ばれ、女性の格好をさせられます。七生は・・・。切ないです～。七生は、誰にも愛されずに育ちました。でも、七生は、海渡を愛しているんですね～。海渡も七生に酷いことをしながら、辛いそうな顔もするんですよ。執事の松坂だけは七生の心配をしています。七生には、友人で病院の息子・工藤剛（くどうつよし）という同級生がいるのですが良い人なんですよ～。彼はきっと七生が好きだったのじゃないかと思うのですけどね。七生と伸也の関係もややこしいことが起こります。伯父が巻き起こすんですけどね。最後に幸せになれてよかったです。(´▽｀) ﾎｯ

  2009.06.03

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  蓮見桃衣さん「神さまにお願い」

  「神さまにお願い」すべて描きおろし１話目両親が亡くなって６年。姉と二人で神社を護ってきました。その姉も嫁いで行き１週間です。一人暮らしになったみずきです。そんなとき知らない男が突然現れてキスをされてしまいます。殴るみずきです。男は龍喜（たつき）と名乗り、この社の龍神だといいます。信用できないみずきです。しばらく世話になると神社に居座る龍喜です。龍喜のいうことがウソだとも思えませんが、まさかと思います。龍喜が外に出てみろというので出たら、雨が・・・。濡れて熱が出てしまいました。みずきは・・・。２話目龍喜はみずきと同じ高校へ通うことに・・・。３話目土地神様の城隍神（じょうこうしん）登場。そして、玉皇上帝（ぎょくこうじょうてい）＝タマも登場。４話目バイトにいったみずき。なぜか姉妹店のメイド喫茶出働くことになり、女の子の格好に・・・。「ＯＮＥ　ＤＡＹ」描きおろし姉が里帰りしてきて・・・。そのほかに「執事の秘め事」高校生の直人（なおと）、どこか抜けている執事の綾（あや）の話。「密室で恋は生まれる」幼い頃両親が離婚して、ホストクラブを経営する父が、女性になって母親代わりです。アルバイトをしたいと父（母？）の経営する店で厨房にはいることになりました。そして・・・。出てきた神様、神社に皆居候なんですよね。（＾＾*）居間でお茶飲んだりしているのが面白かったです。そして、４話では、なぜか３人で一緒に普通にお布団で寝てるし。＾＾；でも、三角関係じゃないです。お相手は、龍神さまだけです。

  2009.06.01

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  ホームラン・拳さん「ソウル・キス」

  原朔太郎（はらさくたろう）は、目の前で両親を事故で亡くしました。事故の時、呼ばれ多様な気がして自分だけ立ち止まったのでした。葬儀が終わり何も考えられなくて、事故現場へ来ていました。そして車が・・・。そのとき飛び込んで助けてくれた人がいます。その人にすがりついて一人にしないでと・・・。翌朝、台所で音が、両親かと思って降りていくと、そこには見知らぬ男性がいます。驚く朔太郎ですが、昨日の記憶を思い出します。彼がいてくれてうれしかったのです。彼はアルといい、自愛の満ちた瞳で見返してくれました。アルは、日常生活に問題があり、浮世離れをした人でした。しかし、作る料理は一級品です。アルが知らない男性と会っているところを目撃します。朔太郎を処理するという話をしていました。何のことかわからない朔太郎ですが・・・。朔太郎はアルと関係を持ちます。そのときアルの体から白い羽根が・・・。そこへ先日アルと会っていた男性・イーが現れて・・・。アルは天使でした。人間と交わるとアルの羽根は黒くなっていきます。アルには、忘れられない人がいました。昔ある事件でその人を失います。アルは、その人に会えるのならと・・・。朔太郎には、懐かしい面影があります。朔太郎は・・・。イーとアルはパートナーです。そして、その上司に大天使ミカエルがいます。切なくて～、素敵なお話でした～。アルがなぜ朔太郎に惹かれたのか、朔太郎がなぜアルに惹かれたのか・・・。イーも切ないです。イーのせいで招いた結果でもあると思うのですけどね～。昔は子供でしたし、アルを好きだったのでね。まあ仕方ないでしょう。最後に頑張ってイーには辛い決断をしますが、二人はきっと幸せになれるでしょう。カバー下にマンガ有です。

  2009.05.28

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  深井結己さん「おとうさんは罪作り」

  「おとうさんは罪作り」３５歳のお父さん・誠人（せいと）はひよこ頭で若く見えます。息子の睦生（むつみ）は、１８歳の大学生です。誠人が、睦生の母親の樹里（じゅる）と再婚して親子になったのでした。しかし、母親は７年前に他の男性を好きになって出て行きました。以来、二人暮らしの生活です。睦生の部屋で男性同士の雑誌を見つけ・・・。そして、睦生がある男性を連れてきました。自分はゲイだと告白します。そしてその人と暮らすと出て行きました。誠人は、寂しいですが引き止める権利もないと諦めました。それから元気も食欲もなくなってきた誠人です。ある夜、仕事から帰ると家に明かりがついていました。睦生が忘れ物と着替えを取りに帰っていました。喜ぶ誠人ですが、すぐ出て行くという睦生と話しているうちに涙が・・・。そして睦生は・・・。お父さん、めっちゃかわゆいです～。（〃＾＾〃）年の差、ぜんぜん気になりませんね。思いが通じてよかったですね。そしてもう１話。「かあさんは恋敵」睦生の母親・樹里が離婚届に判をもらいに帰ってきます。二人は・・・。そして、樹里のおかげでトラブルに・・・。樹里、困ったちゃんですが、なんだか憎めない人ですね。（＾＾*）男の見る目がないし・・・。＾＾；他のお話もあります。「INCOGNITO」主と執事の恋話。悲恋になりそうでならなかった悲喜劇です。＾＾；「Pliceless」自転車屋さんとガテンのお兄ちゃんの恋の話。これには、裏話もあってちょっと辛いですが、最後はハッピーになりますのでよかったです。（＾－＾）「密めく恋の声」政治家の家出した長男と幼い頃から一緒に育った父親の秘書の遠回りの恋物語。秘書には長男の知らなかった辛い過去がありました。二人はそれぞれに思いを伏せていたけれど、、お互いに惹かれあっていたのでした。深井さんはしみじみしてて、暖かくていいですね～。

  2009.05.26

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  本庄りえさん「ラブ・スキット」

  高校生の碧仁（あおと）は、義理の兄・孝志（たかし）と二人暮らしです。孝志は、碧仁の姉・涼子（りょうこ）と結婚しました。そして、姉を事故で亡くしたのでした。それからはずっと二人で暮らしてきました。碧仁は、義兄に姉に紹介された頃から、恋心を抱いていました。それは秘密にしなければいけない恋です。碧仁は、そのことで罪悪感を抱いています。今日は義兄は出張で留守です。家に帰ると知らない男がいました。驚く碧仁です。その男性は、義兄が３日間留守をすることに心配して世話を頼んでいた義兄の友人・喜多野昌之（きたのまさゆき）でした。始めてあった昌之に碧仁が、義兄に恋をしていることを言い当てられます。昌之は何かと碧仁をかまってきます。昌之の優しさに触れて碧仁は・・・。孝志は、涼子のことを忘れられませんが、碧仁をかわいく大事に思っています。碧仁の幼馴染の友人に大貫晃（おおぬきあきら）がいます。今の時代にリーゼントでラッパズボン（？）の制服の人です。その格好で、すぐ回りにケンカを売られてしまうのですが、とても心根は優しい子です。短い中にもしっかり碧仁の心の葛藤や変化がうまく描けていてとてもよかったです。学校にいつもギターを持っているフォークソングを奏でる変な先生もいまして、可笑しいです。私のお気に入りは大貫君です。かわいんですよ～。そして大貫君の恋の話もあります。大貫君はとても初心なので、相手の男の子、苦労しそうです。（＾＾*）特別描きおろしや新装版描きおろしもあります。義兄、昌之にとって、お邪魔虫な父親的な存在になりそうな予感です。（＾＾*）

  2009.05.26

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  ホームラン・拳さん「迷仔」

  「きみがすき」幼馴染の高校生同士。一方に彼女が？（ToT）「迷仔」高校受験を目指す二人、一緒の高校へ行きたくて、優秀ないとこに家庭教師をお願いしますが・・・。いとこは、二人に何をさせる？＾＾；「ダイヤモンドは永遠に」「迷仔」の続き。やきもちです。（＾＾*）「きんいろのほし」合唱コンクールのための練習。３年間ピアノを担当している男子が本当は歌いたいのではないかと思い奔走する同級生。結果は？（＾　＾）ｖ「花薫る」天才魔法使いのところへ、弟子志願のやってきました。大人の弟子は取らないのですが・・・。魔法の使い道は？（＾－＾）最後にそれぞれの描きおろし４コママンガはあります。やさしくて楽しい短編集でした。

  2009.05.21

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  ホームラン・拳さん「僕は君の鳥になりたい」

  優等生でしっかりものの小山炯（こやまけい）、１５歳、高校１年生です。炯は、美術教師と関係を持っています。家は、父が医者で医院を営んでします。母は、７年前事故で他界しました。３年前に、父は再婚し、新しい母とも仲良くやっています。炯には、大学生の姉・萌（もえ）がいます。 姉には医大生の恋人・藤井（ふじい）が出来たようです。表向きには円満ですが、炯は、どこか渇いていて何か物足りないとずっと思って生きています。近所に母の弟で、官能小説家の赤塚凛太郎（あかつかりんたろう）が住んでいます。叔父の家は、炯の隠れ家です。叔父には、学校の先生などと関係を持っていることを知られています。萌が炯に泣きながら電話をかけてきました。デートの約束だが大学の課題が出来ず、藤井とも連絡が取れないと・・・。炯は、待ち合わせの場所まで事情を説明しに・・・。それが縁で、藤井と炯も知り合いになり仲良くなっていきますが・・・。炯が、空虚になったわけは、幼い頃の父親の言動にあります。父親も不器用人なのでした。炯は、初めての恋をしますが、それは苦しいものでした。姉の萌ちゃんもちょっとわがままでしたけど、いい子でした。お相手の藤井も真面目で優しい人でした。そして、ちょくちょく登場する叔父さんが、面白くて素敵な人でした。女性好きのようですけど、叔父さんの恋のお話読みたいなと思いました。（叔父さんの書く官能小説のほうじゃないですよ～。（*＾o＾*）あはっ）そして、ご愛嬌なのが、藤井が、叔父さんの小説のファンなのですよ。（＾＾*）描きおろしに叔父さんの悲劇がありまして。可笑しいやらかわいそうやら・・・。＾＾；

  2009.05.14

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  深井結己さん「それは僕の愛じゃない」

  「それは僕の愛じゃない」雑誌編集者の灰塚一総（はいづかかずのぶ）は、作家の嗣原貴秋（ゆきはらたかあき）・本名秋原貴嗣（あきはらたかし）の大ファンです。担当になりうれしかったのですが・・・。灰塚には一卵性双生児の弟・三波総太（みなみそうた）がいます。総太は、実業団のバドミントンの選手です。小学生の頃両親が離婚をして、総太は母に、一総は父に引き取られ育てられました。総太からメールがきて、会いに行くと、目が覚めたら知らない男と寝ていて、その男が高校の後輩で、総太が初恋の人だと告白されたと言いました。そして、自分の代わりに断って欲しいと頼まれます。昔から何度か身代りをさせられた一総ですが、弟の頼みにイヤとは言えず、総太に変装して会いに行きました。そこには、一総の憧れの嗣原がいました。一総は・・・。一総の気持ちが切ないです。いつかはばれると思いつつ、総太になって嗣原の側にいます。一総と総太の区別が付く人は、皆、総太を選びます。そして、一総でいいという人は、区別が付かない人です。嗣原は、区別がつくのでしょうか？（Ｔ ^ Ｔ）くぅぅ～「そもそも体育会系の男」描きおろし二人のある日常エピソードです。１Pです。他に「ウソツキの秘密」上司と部下。社員旅行で・・・。どちらも思いあっていたことがわかったので、ハッピーですが。（＾＾*）「なみのまにまに」大学の研究室の先生と学生。先生が研究のため海外へ、その送別会の後・・・。最後のオチ（？）がなんとも可笑しかったです。

  2009.05.13

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  ホームラン・拳さん「三十一夜」

  駆け出しの売れない小説家・加納理（かのうおさむ）。家賃が払えず、下宿を追い出されます。そんな時、理にぶつかってきた男が居ました。高校の同級生・里見辰夫（さとみたつお）でした。再会を喜び、二人は、理は小説家になり、里見は実家の会社に就職したと近況を話します。高校時代からの夢を実現したんだと喜んでくれる里見です。理は来月に締め切りの小説の賞を狙っていると話します。里見は、理の話を聞き、条件付で里見の家にさそいます。条件とは、二つです。ひとつは、滞在は１ヶ月後の四月二十九日まで、二つ目は、里見の家にいる間は、里見のの言いつけを守ることでした。その約束をして、理は里見に家に住むことになります。里見とぶつかったとき、里見は泣いていました。そのことが少し気になった理ですが・・・。里見は、なぜか理と行動を共にします。仕事は休暇だといいます。そんなとき、里見の会社のお得意様だという男が声をかけてきて・・・。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　里見には会社を継いでいる兄が居ます。そして、実は里見には、ある婚約者がいて・・・。婚約の裏にはいろいろな事情があり、里見は辛い思いをしています。理は・・・。あとがきを読むと、このお話は、昭和３０年代だということでした。私は、戦前か大正時代のお話だと思って読んでいたのですよね～。＾＾；ただあとがきを読んで「えっ、そうなの？」と思ったしだいでした。でも、昭和３０年代という感じの場面は出てこなかったので、内容的には関係なかったように思います。面白かったです。切ないところもありましたけど、最後は主人公たちがハッピーエンドなのでよかったです。　描きおろしもあります。

  2009.05.11

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  本庄りえさん「涙も遠くー青鈍の眠りー」

  「青鈍の眠り」×３話男娼と医者の悲恋です。未来ですが、戦後のような世界です。怪我をした男娼・紫鬼（しき）を治療する医者・渡（わたり）。紫鬼は、渡を誘いますが、拒否されます。渡の友人は、渡独を控え、婚約もしている渡がその前に娼街で仕事をするのを心配します。渡は・・・。戦争がなければ出会うこともなく、出会ったとしても幸せに生きられたのでしょうか。「ほどける心温」医者と高校時代の先輩・ガン患者の物語。高校時代二人にはある出来事があり・・・。これは悲恋じゃぜんぜんないです。めぐり巡って噂は大きくなるということですね。＾＾；「ときめく王子」交換留学生でやってきた某国某首長の親戚の王族・ザイド。智章（のりあき）をノリマキと読んで慕ってきます。母親が日本人で、花嫁を探しにきたということですが・・・。ザイドのプロポーズ、かわいいです。（＾＾*）そして、お付き合い初めのプレゼント。私なら貰いますけどね～。何でも欲しいです。（*＾▽＾*）あははっ

  2009.05.08

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  ホームラン・拳さん「ぼくとアクマと魔法のことば」

  「壱話」非公開組織「日本聖奇士団」の一員、中学生の和泉爾史（いずみちかし）は、日夜、妖を人々から護るため取り除く仕事をしています。そして菊童丸（きくどうまる）という使い魔がいつも側に居て助けてくれます。昼間は、菊童丸は繭史の学校の国語教師です。二人は遅刻をして目の前で門を閉められてしまいました。今度の中等部の生徒会長は厳しいです。爾史は、ふと何か違和感を感じますが・・・。爾史には高校生の兄・千波留（ちはる）がいます。千波留の使い魔は、人間にも変身できる猫で影王丸（かげおうまる）です。千波留は、いつでもどこでも召喚術で影王丸を呼び寄せられます。しかし、爾史は、菊童丸を召喚することはできません。菊童丸にはある事情が・・・。爾史は、菊童丸に認めてもらうために一人で妖を調べようとしますが・・・。使い魔の食事は、主の生気です。爾史から菊童丸は、まだキスまでです。「弐話」千波留と影王丸が主人公のお話です。千波留からの影王丸の食事は、弟より・・・濃いようです。（＾＾*）可愛いお話でした～。もっと読みたいです。他に「タガーインザダークネス」という鬼のお話があります。この鬼の話は、少し切ないまんがでした。人間の残酷さがたまりません。実際ありえるよねと思ってしまうから、誰が本当の鬼なのかと・・・。

  2009.05.08

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  ホームラン・拳さん「空中庭園」

  ブログ友さんの感想を読んで、読みたいと思って買いました。面白かったです。こういうお話は好きですね～。（＾－＾）男娼をしていたアーイシャ。商用で通りすがりで出会ったお金持ちの息子・カリムに引き取られました。（カリムは王子様かと思っていましたが、作者さんのあとがきで違うとありました。）愛人として買われましたが、二人にまだ関係はありません。カリムの秘書・サバスとゼブルの兄弟は、アーイシャの教育と世話係もしていますアーイシャは・・・。二人の可愛い恋物語です。カリムが命を狙われたり、カリムの父親の反対などもあったりもしますが、二人はそのたびに絆を深めていきます。秘書の二人は、アーイシャの味方なので心強いです。そして、この兄弟は、面白いです。双子なんですね。次回は、この双子のお話があるようで楽しみです。（＾－＾）明るく楽しいお話でよかったです。

  2009.04.22

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  広川和穂さん「必然の神様」

  アパレルショップ店員の藤森瑛慈（ふじもりえいじ）はゲイです。いろんな男性と付き合いますが、本命が決まりません。瑛慈には忘れられない人がいたのです。高校時代の友人で・・・。その彼・紺野秀明（こんのひであき）と偶然再会しました。名前を覚えていてくれただけでうれしかった瑛慈です。そして、また偶然、ランチの時間に・・・。連絡先を聞き忘れて落ち込む瑛慈です。しかし、紺野がショップへ会いにきてくれて・・・。瑛慈と紺野の純愛ラブストーリーです。紺野は、少々鈍い人です。いろいろ回りに言われて、あ～そうだったのかと自分の気持ちに気付いていく人です。瑛慈は瑛慈で、紺野と一緒にいられるだけでうれしいという感じで高校生のような恋をしています。そんな二人の初恋物語です。紺野の会社の同僚や瑛慈のショップの店長や同僚。そして、瑛慈の行きつけのゲイバーの皆さん。脇のメンバーがすごくよくて楽しかったです。瑛慈の元彼も瑛慈が本当に好きだったようで、紺野に嫌味を言うのですけど、ぜんぜん憎めない人でした。どこかで幸せにしてあげて欲しいなと思いました。他に２話あります。「若造アート魂」美大生の物語です。「図書室へようこそ」高校の３年生の図書委員と１年生の図書委員の友人の物語です。どちらもかわいい物語でした。「必然の神様」番外編（描きおろし）らぶらぶ物語ですね。（＾＾*）明るくて楽しい物語ばかりです。どの作品でも脇の友人たちが面白かったです。

  2009.04.15

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  日輪早夜さん「あてどもなく」

  短編集です。「キラキラ」高校時代の恋人同士。方や、住職として、方や、庭師として再会しました。そして・・・。「雨降花」雨の夜、ずぶぬれで自分の住んでいるマンションを見上げる青年に声をかけて・・・。「切れない関係」大学の先輩で、会社でも先輩と・・・。「彼の背中」会社の先輩とはセ○レで・・・。「あてどもなく」（前・後編）若い客の「とりあえず・・・」という行き先に違和感を覚えたタクシー運転手。若い客は・・・。「キラキラその後」描きおろし二人のらぶらぶなその後。あとがきにキラキラの元（？）の作者さんが描きたかった描きおろしがあります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　表題作「あてどもなく」だけは、少し他の作品と違っています。ハッピーエンドには違いないのですけどね。せつなさがありますね。Ｒ指定（？）短編小説もマンガの間に何話か入っています。

  2009.04.14

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  春野アヒルさん「忠犬君主」

  私は、初めての作家さんでした。短編集です。「マイラヴァーマイラヴァー」「忠犬君主」「初手料理」の３話水泳部のＯＢとその後輩。付き合っているのですが・・・。「ラバーリバー」新入社員とその課長「ラブ僧」（前・後編）小さなお寺の息子。大きい寺でお坊さんになるための合宿に参加します。そこは同級生のお寺で・・・。「俺がいなけりゃ！」幼馴染の同級生。自分が護ってやらないとと思っていたけど・・・。コメディです。受けさんたちは、攻めに翻弄されてますね。（＾＾*）

  2009.04.13

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  富士山ひょうたさん「純情」３　限定版

  小冊子付です。高校１年だけの同級生、倉田将成（くらたしょうせい）と戸崎啓祐（とざきけいすけ）は恋人同士です。将成は、転校していき、二人は、大人になって再会しました。部屋に泊まった翌日一緒に買い物をしていて、将成の会社の上司で、高校２年からの同級生・室江（むろえ）と偶然会います。そのまま、今度は将成の部屋へ・・・。帰り、ドアの前で、将成の母親とばったり出会います。そして・・・。最終巻です。将成の母、父、友人が出てきます。カミングアウトすることになります。家族の反応は・・・。そして、ラスト、二人は初恋同士だったことが判明？（＾＾*）描きおろしあります。その後の二人です。そして、小冊子はその後の二人の続きのお話です。戸崎は片付けベタというのが判明しましたね。（＾＾*）

  2009.03.25

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  柊のぞむさん「触れなば咲かん恋の華」

  短編集です。「触れなば咲かん恋の華」美大生・水原勇介（みずはらゆうすけ）、合コンで自分が一番イケてると思ったところに、やってきた背が高くてかっこいい男・丸尾。なぜかついつい見とれて・・・。それから気になる存在になります。そして・・・。「触れたら満開恋の華」（描きおろし）水原・丸尾カップルのその後。どこかおかしな二人です。（＾＾*）「ふたつのクローバー」高校時代の仲間３人組。アキラは、センに憧れて、もう一人のアサにその話をよくしていました。大学へ行くとばらばらになると思っていたところ、センからルームシェアの話があり・・・。さっさと告白しあえばいいのにね～。「オモチャノチャチャチャ」おもちゃ会社に入社した秋野（あきの）ヒロト。男性だけど美形上司の不破に抱きつかれて・・・。セクハラなのか？仕事なのか？「ＮＯ！？」宮本は、クラスメイトの小国（おぐに）告白されて・・・。小国の意外な私生活・・・。驚きでした～。（＾＾*）「僕らの思春期問題」双子の高校生とその友人の三角関係！？誰と誰がカップルなの？「ソバにいろ」３年生になって下位の成績の六郎（ろくろう）。あるきっかけから、１年生の頃からトップの凪原（なぎはら）に勉強を教えてもらうことになります。そして・・・。ソバ屋の息子・凪原。なぜか六郎はソバ屋に変な偏見があります。「ラブロマンス少年」恋を夢見る少年。痴漢に襲われて・・・。「彼氏天下」 その続編。痴漢の彼が彼氏になって・・・。「彼氏なのか？それで良いのか？少年～」と私は言いたい。＾＾；少し昔の作品ですね。柊さんのこれが初コミックスでしょうか？面白かったです。

  2009.03.25

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  葛井美鳥さん「レンタル・ラヴァー」

  「レンタル・ラヴァー」近未来のお話。黒崎仁志（くろさきひとし）は、マサトという人型ロボットを３ヶ月レンタルすることにします。そして・・・。過去を忘れられない男？ある意味、人間味があるのかもですが、恋をしたら辛いかな～。「Big Black Bark Dog」動物病院のお医者さん、雨の日に黒尽くめの男を拾って・・・。心配した結果じゃなくてよかったです。（＾＾*）「出廬」三国志！？「花倉の乱」今川義元の若かりし頃！？「犬の生活」新撰組のサイトーの話。この３話は時代物です。もっと長編でも読んでみたいです。サイトー君の話は面白かったです。超短編「あったら行きたい魅惑のリーマン・カフェ」面白い。（＾＾*）「アニバーサリー」レンタルラヴァーの番外編その後のシアワセそうな二人。

  2009.03.13

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  堀トモキさん「朱濡れ五葉に降る霜雪は」

  初めての作家さんです。綺麗な表紙に惹かれて購入しました。内容も絵も綺麗でよかったです。（＾－＾）（前・中・後編）お腹を刺され、意識がかすんでいるところを助けられたヤ○ザ・和真（かずま）です。助けた人物は、柴田幸弘（しばたゆきひろ）という若い主人でした。そこには、ミヤと呼ばれる老人と福実（ふくみ）と呼ばれる家政婦がいました。ピストルも持っていたのに誰も和真を怖がりません。そして、一生懸命世話をしてくれます。新聞にも事件は載りました。警察が聞き込みに来たときにもかばって何も言いませんでした。和真の怪我は、少しずつ回復してきました。そんな中、幸弘の生い立ちを知ります。そして、自分の過去を思い起こします。和真は・・・。切なくて、美しい物語でした～。純粋で素直で、我慢強い幸弘が、悲しかったです。幸弘のたったひとつのわがままが、和真なんですよ～。いじらしいです。和真が渋くて、幸弘が、かわいくて良いのですよ～。他に１話。父が亡くなっても悲しくないイーサン。父の親友だった男性が現れますが・・・。こちらもせつなかったですね。イーサンの初恋のような物語でもありました。しあわせになれてよかったです。（＾－＾）表題作の描きおろしがあります。あの後どうなるのよ～と思った答えがここにあります。こうなればいいなと思ったとおりになってよかったです～。(´▽｀) ﾎｯこれまた次回作も楽しみな作家さんです。

  2009.02.13

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  藤谷陽子さん「ボーダーライン」

  年生の神木静（かみきしずか）は、風紀委員に任命されました。風紀委員会は個性的なメンバーです。最初に会ったのは、浮ついた外見の３年生の真木（まき）でした。学校は生徒による自治が尊重されています。行事、議決決行は生徒会、治安維持などは風紀委員会です。１年生と３年生が、バディ呼ばれる組み合わせで見回りなどを行います。２年生は事務的なことをします。神木は真木とバディを組むことになりました。神木は、最初、真木となじめませんでしたが、一緒に行動するうちに真木のよさがわかってきました。そんなとき、風紀を乱している生徒の会話の中で真木への反発から悪評を吹聴しようとする行動が見られたため単身乗り込んで・・・。神木、ちっちゃくて可愛いのですが、熱い男の子です。（＾＾*）そして、神木は、真木を・・・。風紀委員長の坂口千明（さかぐちちあき）。母は再婚ですが、１４歳下の弟も生まれて幸せです。しかし、少しだけ暖かい家庭が息苦しく感じていました。真面目で勉強も出来る坂口。反抗期を逃して行き場のない気持ちが行き詰っていました。溝口は・・・。こちらは先輩ＰＣなので大人っぽいです。他に１話。「初恋」(前後編）があります。誰でもとからだの関係を結ぶ後藤雅（ごとうみやび）。数学の岡島先生は、心配します。雅は後藤に恋をしますが・・・。やっと本当の恋をした雅が、年相応な表情をし始めます。描きおろしで、それぞれのＣＰの続編があります。藤谷さんは、「シャンプー」と「愛してる」の２冊を読んでいますが、この２冊は大人ぽい感じですね。そして、今回は、学園モノだからでしょうか、少し今までと違う気がします。そして、かわいい感じになっています。次回作がまた楽しみです。

  2009.02.12

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  ハルコさん「捨て猫のカルテ」

  「捨て猫のカルテ」「捨て猫のラブソング」「捨て猫の恩返し」の3話が同じ主人公です。甘えベタの日高薫（ひだかかおる）は、恋人に自分がいなくても生きていけるだろうと言われ振られました。やけになり、ゲイカップルの集まる公園へいきます。そこで、そんな場所とは知らずに公園の猫にエサをやりにきたノンケの学生・岩崎陽平（いわさきようへい）と知り合い、つい・・・。大学生は、薫に会いたくて公園に通って・・・。薫は、陽平を好きになるほど不安になります。陽平も不安を持っていました。不器用な二人の恋物語です。一生懸命さがかわいいです。「寂しがりやの恋」連絡の取れなくなった恋人に似ていたため間違われて・・・。この似てた本当の恋人がやな奴なんですよ。間違われた彼がとても良い人でした。うまくいってよかったねとほっとしました。「君も恋をするべきだ」（前･後編）家族と上手くいかず家出中の１９歳。友人の高校の先生のうちに同居させてもらうことになって・・・。家族もいい加減ですが、この子も何がしたいのかが少々わかりませんでした。先生との恋愛は、純粋なんですけどね。「肉球と私　１球」 「肉球と私　２球」 「肉球と私　３球」 作者さんと飼い猫の４コママンガです。猫好きならとても気持ちのわかるお話ばかりです。猫に仕えさせられてますね。（*＾o＾*）あはっ

  2009.01.07

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  日輪早夜さん「今宵、君に酔う」

  作者さんは、社会人モノ丸々１冊は初だそうです。彼女に振られて酔って男性と朝を迎えた碓氷成政（うすいなりまさ）。慌て飛び出して帰ったものの、忘れ物を・・・。翌日、会社でその男性と会います。サウンドクリエーターの永岡照生（ながおかひろみ）でした。一緒に仕事をすることになり・・・。永岡は、もともとゲイです。碓氷に取引先の相手とは寝ないといいますが・・・。仕事でだんだんと仲良くなっていき、碓氷は永岡が気になりますが、永岡は・・・。ノンケからだんだんと恋に落ちていくさまとか、永岡の悩む姿とかがちゃんと描けていてよかったです。付き合い始めても不安に思ったり、やきもちをやいたりして、二人の距離感がなかなかつかめず、悩んだりけんかをしたりします。 普通の恋の物語です。　　　　　　　　　　　　　この普通の恋愛具合がいいですね～。

  2009.01.06

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  緋色れーいちさん「Hyper Ｌｏｖｅ　Ｐｏｗｅｒ」１

  鳥人間です～。（＾＾*）可愛くて面白かったです。半鳥人は、コスカトリスとバジリスクに分かれます。普段は人間社会に混じって生活しています。コスカトリスは、飛翔能力のほか、記憶の削除の邪眼を持ちます。バジリスクは、破壊の邪眼を持ちます。コスカトリスはバジリスクが、人間社会に及ぼす害を防ぐのが使命です。コスカトリスの一族で小桜家の３男・小桜空（こざくらさそら）は、ある使命を受け、転校します。その朝、遅刻しそうになって、空を飛びました、しかし、飛行の下手な空は、ある男性とぶつかってしまいます。とても素敵な人でした。相手の男性もなんて愛らしい生き物だと空のことを思います。空の使命は、「カラスのバジリスクの烏丸燐（からすまりん）を見張れ」でした。 燐は３年生です。彼は双子で、弟は烏丸恢（からすまかい）といいました。朝、空とぶつかった人物でした。空と恢は・・・。空と恢がお互いに恋愛関係に落ちるのは結構早かったです。燐は、いろいろ邪魔をします。空の兄・礼やその幼馴染すみれ（男です）や燐の側近・音一や恢を好きな太一などなどでてきます。恢の父や祖父、空の祖父などが何か絡んでいるようです。半鳥人たちの恋物語です。空はかわいくて純情ぽいですが～・・・。発情しやすいたちのようで、恢と会ってからは大変です。（〃＾＾〃）恋物語は、この作品で一段落ですが、次にまた何か波乱が起こりそうな終わり方でした。２巻へ続きます。

  2009.01.05

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  葛井美鳥さん「アフターモーニング・ラブ」

  弁護士の松野秀一（まつのしゅういち）は、ウリ専の佐倉凛（さくらりん）と知り合いました。秀一はノンケですので、凛とは関係を持ちませんが、凛をほっておけない秀一は、避難場所に提供します。行き付けのバーのマスターは、中途半端な同情は逆に残酷なことになると注意をします。凛は秀一に恋をします。秀一も凛が気になって仕方がありません。凛が家を出て、ウリをやっている事情もわかり何とかしたいと思いますが・・・。凛が真面目に働こうとしているとき、昔の凛の客が・・・。ノンケであるがゆえになかなか気持ちに気付けない秀一とウリをやっていたための負い目がある凛の恋物語です。秀一は、少々天然気味の人です。でも、好きになったらひと筋に凛を大事にしてくれそうです。（＾－＾）凛も根は真面目な子なので、これからは幸せになっていってほしいですね。バーのマスターとそのパトロンが気になるところです。次回は彼らかな？他に「お耳の気持ち」というお話があります。ネコミミが突然生えてきて・・・というサラリーマンたちのお話です。（＾＾*）ネコミミが移っていくので面白くてかわいいです。「アフター～」の描き下ろしあります。

  2008.12.19

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  日輪早夜さん「ミューズに祝福されし者」

  島にある「私立ムーサ芸術学院」へ編入してきた鳴沢慧人（なるさわけいと）。理事の一人が、彼の歌の才能を見出し、編入させました。学校の説明は不知火（しらぬい）先生という白衣を着た先生がしてくれました。その途中で先輩・相楽（さがら）のバイオリンと三諸（みもろ）のピアノの演奏を聴き、感動します。すると演奏を聴いていた人々に動物の耳が・・・。慧人もネコミミが生えました。音楽芸術などで、普通以上に人々に感動を与え、時には具現化する才能の持ち主を「ミューズに祝福されし者」といいます。相楽は、その選ばれた人でした。慧人もその一人だと言われますが・・・。ネコミミは不知火先生が耳に囁くと消えます。先生は、慧人に無防備に声を出すなと言いますが・・・。慧人の同室になる一色千春（いっしきちはる）は、美術専攻です。１学年上に兄・千秋（ちあき）がいます。千春の絵を見て、慧人の頭に花が咲きました。翌日、新しいクラスで、あいさつをします。声楽専攻の慧人は、一曲披露を頼まれ、歌うと・・・先輩や友人たちに囲まれて楽しい学園生活です。慧人は、不知火先生に恋をしたようですが・・・（＾＾*）皆、優しいですし、個性的で明るいです。ネコミミや動物耳が可愛いのですよ。人間の耳はそのままです。頭の上にもうひとつ動物の耳が出来るのですよ。この天才たちがどういう学園生活を送っていくのか先が楽しみです。２巻に続きます。たぶん・・・。描きおろし短編が２話あります。面白いです。（＾－＾）

  2008.12.17

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  日の出ハイムさん「微炭酸恋愛」

  ４人の恋物語です。とある田舎町。高校生の道永（みちなが）は、明るくて人懐っこくハデでよくモテます。モテない男子からは少々煩がられています。水泳部の風間（かざま）は、道永を嫌いではありません。時々話したり、挨拶したりする程度でした。ある日、風間が学校へ忘れ物を取りに行くと、暗い教室に先生の鮎川と道永がいました。帰り道、道永は「一方的に自分が先生を好きなのだ」と風間の告白します。それから、前より話をするようになった二人です。鮎川先生は、道永の気持ちには答えられず・・・。そして、優しい風間にだんだんと惹かれていく道永です。先生の鮎川は、あることがあって、見知らぬ男と関係を持ちました。一度だけのつもりでしたが、男に名前も住所も仕事先も知られ、関係を強要されました。それから男にいわれるまま、関係を持っています。あるときその場面を高校時代の友人・風間寿臣（かざまとしおみ）＝寿（とし）に見られます。（風間の兄）寿は、相手の男を知っており・・・。不器用な４人が自分の気持ちに気付き、正直になって相手に告白できるまでのお話です。おまけまんがで、それぞれのデート話があります。でも、田舎なので行く先々で出会うのでした。面白かったです。（＾＾*）

  2008.11.28

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  藤本ハルキさん「愛があるから」

  短編集です。いろいろな愛の物語です。社会人のお話が多いですね。１話目。「愛があるから」広田雅樹（ひろたまさき）・１５歳。卒業祝いにと女性家庭教師・久美に頼んだことは・・・。久美に好みでしょ？と紹介されて、隆哉（たかや）は・・・。雅樹は久美とも関係もちました。＾＾；好奇心でしょうかね～。隆哉は、雅樹と別れるときに・・・。全部で８話あります。最後の話で「愛があるから」（描きおろし）の二人がニアミスします。この短編がなんとも良いです。（＾－＾）

  2008.11.17

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  日輪早夜さん「砂の上の恋人たち」

  「砂の上の恋人たち」×３話+その後（描き下ろし」アラビア風です。１話目。ビンボーな家の末っ子のヨハンは、聖地にあるお宝を見つけ、家に持って帰るためにはるばる故郷を離れてオアシス都市アフダルにやってきました。しかし、そこで無一文になりました。困っているとき、時期族長と呼ばれるアサドが拾ってくれて宮殿で働けることになりました。金髪碧眼が珍しい国なので、その容姿で雇われたのだろうと他の召使のいじめにあいます。しかし、負けてはいないヨハンです。そんなヨハンを気に入り、アサドは自分付きの側仕えにしました。それでもいじめはありますが、我慢します。そんな中、ヨハンが攫われて・・・。何よりも大事なのがヨハンでした～。王子様かっこいい～。（＾＾*）でも、どこか天然気味な方です。生まれながらの高貴な人は、そういうものでしょうかね！？２話目。次男の恋。幼馴染。昔、１度だけ、関係を持った二人。妹と次男の縁談が持ち上がり・・・。３話目。３男の恋。護衛との恋。「恋愛遊戯」×２話平安風です。内大臣家の若君・頭の弁頼成（とうのべんよりなり）。乳兄弟で、親友だった男・匡輔（まさすけ）が、従者としての顔しか見せなくなり、どうにかして、昔の二人に戻りたいと思う主人公ですが・・・。

  2008.11.13

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  古街キッカさん「オルタナ」

  幼馴染のフリーターの笹岡美生（ささおかみき）と大学生の竹尾啓祐（けいすけ）。美生は、ゲイで、啓祐が好きです。ノンケだと思っていた啓祐が、大学のサークルの後輩・千葉康平を好きだといいました。美生は、千葉を紹介してもらい、そして、千葉と付き合い始めます。千葉は本気で美生を好きになっていきます。そして啓祐は・・・。千葉は・・・。美生は・・・。３人の気持ちはどうなっていくのでしょうか。切なくて、失くしたくないものと失くしてでもほしいもの、そんな恋物語です。誰も悪くなくて、少しだけ誰もが悪いのです。傷つけたり、傷ついたり、そうして恋を得るのです。皆、しあわせになってほしいですね。

  2008.11.05

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  はしだ由花里さん「悪戯王子トリック・プリンス」２

  コメディですね。まじめなんですが、どこか変な王子様とその思われ人のお話です。（＾＾*）１巻は、大学時代の同級生の王子様・ウィリスと真面目で貧乏な学生ユージンの物語でした。ウィリス王子がユージンに迫って迫って、生活をかきまわすというお話でしたが、今回も変わりません。（＾＾*）ただ、最初の２話は、中世ぽくて、王子様と白魔法使いの話になっています。その後は、１巻の続きのようで、現代です。相変わらずマイペースの王子様と弁護士見習いのユージンとの恋の駆け引き（？）のお話です。唯我独尊とは王子様のことですね。（＾－＾）

  2008.10.30

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  不破慎理さん「恋愛証明」

  短編集です。「恋愛証明」通訳の小笠原敦史（おがさわらあつし）。日本の自動車メーカーとアメリカの自動車メーカーの業務提携の際、やり手の営業担当として日本にやってきたクリストファー・マクマートリー＝クリスの通訳として出会い、２ヵ月後には恋人同士になっていました。クリスの甥・グレアムが尋ねてきます。なんとアツシの昔の恋人でした。アツシは・・・。淳史には、心の弱さがありました。不安と誤解が恋に臆病になっています。でも、クリスはそれを解消してくれます。他俳優とマネージャー、高校時代の恋人同士だったサラリーマン、先生と生徒、研修医と高校の先生の恋人たちなどがあります。描きおろしは、俳優とマネージャーです。いろいろな恋のパターンがあり、面白かったです。（＾－＾）

  2008.10.24

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  葛井美鳥さん「王子様カタログ」

  文庫です。高校生の郁（いく）は、中学時代の仲間たちとの生活がとても楽しく忘れられません。１年後輩の古賀が同じ学校に来るのを楽しみにしていました。前より大人っぽくなっていた古賀ですが、あの頃の楽しい日々がよみがえってきます。しかし、何かが違ってきました。郁は・・・。中学時代を懐かしむ郁ですが、いやおうなく人は成長していかざるおえないのですよね。恋もしますし、子供のままの気持ちではいられません。そんな郁と古賀の成長恋物語です。郁の友人の黒木の物語もあります。黒木のお相手は、ヘタレな教育実習生です。尻にしかれてますね。（＾＾*）

  2008.10.23

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• 深井結己さん「砂の下の水脈」

  短編集です。「0.02」好きな同級生・上野から脅迫されて関係を持つ高校生・篠田。でも、その上野を好きな篠田。篠田を好きな真島。真島は篠田のために・・・。複雑な三角関係です。そして、複雑な恋心・・・。他４話あります。シリアスです。ただ、幸せで終わりという物語ではないです。内容が複雑で濃いかな？心にずっしり・・・。

  2008.10.22

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  藤谷陽子さん「愛してる」

  「愛してる」クリスマスの約束も残業のためキャンセルになった会社員の市瀬和志（いちせかずし）。差し入れを持ってきた恋人は、そのビルの清掃員・相葉晴友（あいばはるとも）です。でも、部署のみんなの人気者でした。会社の跡継ぎでもある和志は、半年前まで仕事に夢中でした。そんなとき相葉と出会い、季節感というものを思い出しました。それから二人の付き合いが始まります。お互いに仕事にも前向きに取り組み、触発もされ、成長していきます。生活は離れる時期もありますが、心はいつも寄り添っています。ゆっくり育んでいく二人の愛情物語です。四季折々の中に「愛してる」という言葉が沁みこみます。静かな物語でした。普通なら跡継ぎ問題とか両親の反対とかのドロドロがあるのですが、これはそういう問題は描かれていず、二人の恋から愛へという時間の流に重点を置いているようでした。でも、和志の両親も出てきていまして、相葉との関係はとてもいいのです。幸せですよね。（＾－＾）

  2008.10.09

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  藤谷陽子さん「シャンプー」

  「シャンプー」表題作他短編集。シャンプーの話題で盛り上がる部署で、同じ会社のエリートなデザイナー・三宅は、庶民の越川と同じものを使っていました。親しみを感じる越川です。越川は三宅からいつもと違うにおいを感じます。シャンプーを変えたのかと思いますが・・・。好きになると相手から漂ってくるシャンプーの香りがとても魅力的になりいい匂いに変わるのですね。恋って不思議。（＾＾*）他に幼馴染が会社の上司と部下で・・・。「約束の時間」３つ年下の幼馴染から抱いて欲しいと頼まれ・・・。「wedding!　」大学の先輩後輩・・・。「あまい言葉」同級生・・・「灼熱から生まれた未来」などの恋物語があります。「wedding」の受けのこがノンケの相手に抱いてもらおうとして女の子の無理して女の子の格好をするのがいじらしくていじらしくて可愛かったです。恋は一途でせつないですね～。

  2008.10.09

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