つげ雨夜さん「アコガレ連鎖」
主人公は、大学生の宮本。高校時代の恩師・山田先生と居酒屋で再会します。酔って眠っていた先生を見つけ、家まで連れてきました。山田先生は、問題児だった宮本を高校時代、見捨てず、ずっと助けてくれました。そして、宮本は、無事、高校を卒業できました。その頃から、先生の恋をしていたのですが、そういう気持ちを持ってはいけないと我慢していました。しかし、再会して・・・。先生は、宮元の部屋にケイタイを忘れていきました。そこにかかってきた電話を聞いて、宮本は、今先生が抱えている問題が気になります。そして、先生にケイタイを届けて、その話をするうちに告白をしてしまいます。先生は・・・。前半は、宮本の高校時代が思い出として、現代と交互に出てきます。恋人同士になってからは、少し違った感じになります。そして、最後に宮本の弟が出てくるのですが、これがまた困ったブラコンです。それで、宮本の家族がもめるのですが・・・。誰も責めませんが、私としては、あんた(弟)が騒がなきゃもめなかったでしょうが・・・。と思いましたです。^^;最後は、弟も落ち着いていいやつになりましたが。先生、最初はシリアスな人かと思ったら、天然でした。面白い人でした。宮本くんのバイト先の人たちもなんかいい人たちで、会社のシーン可笑しかったです。あの会社の話もっと読みたくなりました。