九重シャムさん×4冊
九重シャムさん「ドラゴンの谷からケモノの森まで」多様な種が交配し多種の生き物たちが平和に暮らす世界です。ある森でオオカミのような姿をした仔が拾われました。数十年後、モコと名づけられた仔は、明るく元気で、力強い子に育ちました。ある日、行先のないドラゴン種のソルデスと出会います。モコはソルを森に連れていき、一緒に暮らすことになります。モコはソルを大切にします。何よりも大切にします。ソルには、ある秘密があって・・・。二人の子供の話もありますよ~。優しいお話でした。森のケモノたちのお話もっと読みたいですね。(^^)カバー下あります。九重シャムさん「Banbi(バンビ)」鹿野(かの)は、ブティックの販売員です。ある日、小学校時代の同級生の大熊が来店します。鹿野は、大熊とはある因縁があって・・・。鹿野は、怒るとクマに変身する獣種で・・・。一生懸命な鹿野です。そして、いろいろあった大熊の元カレとも仲良くなっていけると良いですね。MOMO番外編があります。カバー下もあります。九重シャムさん「Tein String(ツインストリング)」人類滅亡に歯止めをかけるため、遺伝子組み換えを行った昔・・・。その末に双子の片方が姿を変えています。そして、双子はそれぞれで、ある感覚を共有してしまうことになりました。靴屋を営んでいる双子の祥(しょう)と禅(ぜん)。祥には、男性の恋人・遥斗(はると)がいるのですが、女性と噂が絶えなくて禅は怒っています。そんなある日、遥斗の弟の櫂斗(かいと)がやってきて・・・。禅と櫂斗も遊びに行く仲になり・・・。二人ともが幸せになれそうで良かったです。禅と櫂斗が偶然、出会ったある双子のお話も描きおろしであります。彼らのその後も読みたいですね。カバー下あります。九重シャムさん「おすわりサバノビッチ」モデルの栬(もみじ)は、恋愛には興味はありません。しかし、好みの相手は、確実に落とします。行きつけのバーで、知り合った中年男性の宇賀那(うがな)。ぶしょうヒゲにたっぷん腹、いい人だけど好みからは外れていました。しかし、モーションをかけて・・・。好みでないのに宇賀那が忘れられない栬です。いつも散歩をしている公園を教えてもらい探しにいきます。そして・・・。始めて恋を知る栬にまわりは・・・。楽しかったです。誤解からちょっと切なさもありましたが、良かったです。気になる脇キャラさんがいっぱいいて彼らの話も読みたいです。カバー下あります。全作品を通して、なんか主人公たちが可愛かったです。(^^*)