ちょっと今日は商売のお話を・・・
先日、車庫証明グループから「車庫証明の申請書は書士会から買いなさい」と言われたので書士会に申請書を買いに行きました。車庫証明の申請書 1冊50回分 400円まぁ、とりあえず手始めに1冊を・・・と思って行きましたら、かすや:「車庫証明の申請書ください」事務局:「少々おまちください」か:「はい」(担当者が出てくる)事:「すみません、少し前に50冊くらい纏め買いした方がいらっしゃいまして売り切れ中です・・・」か:「え・・・どのくらいかかりますか?」事:「2週間くらいかかります・・・」1冊50回分。それを50冊買ったということは、50×50で250回分ということですか・・・。車庫証明は1件安くて5000円くらい。高いと1万円くらいです(2~3万取ってるところもあるみたいですが^^;)。5000円と見積もった場合、250回で125万円。1万円と見積もった場合250万円になります。元手が50冊で2万円ですか・・・。以前、車庫証明の仕事だけで何億だか何千万だかを稼いでいる事務所もある、という話を聞いたことがあります。まぁ、元手2万円で125~250万稼げるわけですから(当然交通費は別途かかってきますが、それでも利益率はすごいと思います)、車庫証明もそんだけ入ってくるようになればすごいな、と思いました。行政書士も住み分けができているんですね。車検場や免許センターの近くに事務所を構えている、いわゆる「代書屋さん」と私のように街の中に事務所を構えている「行政書士事務所」。先日車検場に自動車の名義変更に行ったとき、窓口で「申請書はとなりで買ってください」と言われたのでとなりの建物へ・・・。中に入ってみると入り口の内側の壁に「行政書士○○事務所」という行政書士法で定められた行政書士の表札(いわゆる看板とは違います。)が掲示されていました。んで、窓口で申請書を買いましたら、「よろしかったら代書もしますよ」と言われました^^;一応、私も行政書士なので「いや・・・けっこうです」と言って帰ってきましたが^^;ああいうところに事務所を構えると、おそらく車庫証明や自動車関係の許認可だけで相当の売上になるのでしょう。一方、街の中にある事務所のほうには、色々なお客様から、日々色々な案件が持ち込まれます。会社設立、建設業の許可、宅建業の免許、産廃の許可、離婚、相続・・・。われわれとしては、そういうお客様の千差万別の要望に迅速に対応しなければなりません。開業してから相当年数の経っている先生方でしたら、その中から特に専門とする分野というのもできてくるのでしょうけれど、私のような開業してまだ3年程度の行政書士のところへは、それこそ何でもきます。何が言いたいかといいますと、行政書士事務所も資格は同じ「行政書士」でもその人のやり方次第で色々なやり方があるのだな・・と最近思いました。