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『日々是好日』

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水戸市ラグビーフェスティバル

　水戸市ラグビーフェスティバルがツインフィールドで行われ、父子で出場。　長男は小学校低学年の部に、私は一般の部への出場である。親子でこういう大会に出られるのってひとつの夢でもあったのだが、念願かなってちょっと感動。　不惑チームの誘いを断り、もう少しクラブチーム現役で頑張ろうか……。

November 23, 2005

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タックル！

　クラブチームの試合があり出場。　今日は久しぶりにフルバックを務める。フルバックというのはセンターと違い、距離を置いたところからクールにゲームの流れを把握していることが多いポジション。しかし、味方ディフェンスラインが敵バックスに突破されるやいなや、一転してハードにタックルをしに行かなければならない。　フィットネスを積んだ現役バリバリのFBであれば、一対一の局面で100%相手を仕留めてボールを殺さなければならないのだが、何しろフィットネス不足というか、相手の20代若手バックスに対抗するには40という年齢はツライ。　それでも、今日はタックルはまずまずの出来。ハードタックルの連発で、少なく見積もってもライン突破された相手突進の60％は阻止することができた。ボールを持ってトライに絡む場面こそなかったが、今日のタックルには充実感あり。惜敗こそすれ、久しぶりに楽しいゲームができた。

October 9, 2005

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久しぶりにラグビー

　ラグビーの試合をやった。　久しぶりのゲーム出場。最近は自分でプレーするより、息子の少年ラグビーを見学していることのほうが多かったもので……。やはり、楕円球を手にして走る歓びは何物にも代え難い。運動不足がたたり身体中筋肉痛になるも、心地よい疲れに満たされて日頃のストレスも一遍に吹っ飛んだ。　次のゲームは2週間後。少しでもトレーニングしておこうか……。

September 25, 2005

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久々の試合

　久々の試合だった。県社会人2部リーグの春季トーナメント準決勝戦、1回戦は不戦勝だったので、今シーズン初試合である。相手は茨城大学、後輩との試合である。最近部員不足で弱体化しているとはいえ、そこは学生体育会である。日頃から走り込んでいる20歳前後の学生相手とあっては、全く練習をしていない平均年齢30歳代のチームにとって、特にこんなじめじめした真夏日のコンディションはツライ。　案の定、唯一勝てるのは当たりと一発の突破のみで、後が続かず、相手ゴール前まで何度もボールを運ぶのだが、あと一本のフォローが繋がらず、相手カウンターで独走されトライというパターンの繰り返し。ボールを手にして、ワンプレーは相手ラインを突破し、ゲインを切っていいボールを出せるのだが、2次・3次と攻撃が継続できずに、いつの間にか敵にボールを支配されている。気がつくと、相手はトライの山を築き、こちらはノートライ、90-0の大差をつけられてノーサイド。なんとも情けない試合であった。唯一の収穫は、この暑さの中、けが人を出さず、70分間全員が走りきった（歩いていたものも私を含めて多数いたので「動ききった」か？）ことか……。　やはりラグビーはハードなスポーツなので、ゲームにおいて良いプレーをするにはトレーニングは欠かせない。もっとタフさを身につけておこう。ちょっと反省する試合であった。

June 12, 2005

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日本がんばれ！

　ここのところ不祥事続きで、只でさえマイナーなのに、よいイメージがすっかり無くなったラグビー日本代表チームだが、IRB主催の正式な国際大会「TOSHIBA SUPER CUP 2005」の決勝がカナダ代表との間で行われた。　スカパーJ-Sportsで観戦したのだが、結果は15-10のスコアで力及ばず敗戦。相手の実力に差があるから単純に比較はできないのはわかってはいるが、今月上旬に行われた「ラグビーワールドカップ2007アジア地区予選」で随所に見られた、仏のシャンパンラグビーのエッセンスを取り入れたフレアーなオープンラグビーがひとつも見られず、ロースコアで勝つための戦術としてキック中心であったのががっかりした。　なんとしてもカナダに勝って二連覇し、暗い話題を払拭したいのだろうが、この先、強豪のアイルランドとテストマッチをすることを考えると、せっかく明るい兆しが見えた戦術としては、また一歩後退してしまった感が否めない。フレアーなハンドリングラグビーこそ、世界のファンが待ち望んでいるジャパンラグビーの姿なのだよ。６カ国対抗を制したウェールズは、あの体格とスタミナをもってして、黄金期を彷彿とさせるようなハイスピードなハンドリングゲームをしているのだから。ぜひ、フランスだけでなく、今シーズンのウェールズをも手本にワクワクするようなゲームをしてほしい。

May 29, 2005

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水戸市協会長杯争奪社会人ラグビー大会

　毎年この時期に行われる「水戸市協会長杯争奪社会人ラグビー大会」に出場するため水戸ツインフィールドへ。数年前から7人制で行われているこの大会だが、7人制は円熟の技を思うように発揮できない（簡単にいえば体力勝負で休みながらやっていられない）ので若手に有利だ。　1回戦で対戦したチームは20歳前後の若手で固めているチーム。しかも県高校大会でベスト4/8常連高校のOBチームで、現在もピッグノーズ（これも全国クラブ選手権常連）で活躍中のバリバリ現役が数名いるという。非常に悔しいが、相手にならず、試合をさせてもらえなかった。相手チームの交替要員であるギャラリーからかなり嘗められたヤジが飛び、頭に来てコノヤローと思うが、基礎体力の違いは何ともしがたく、ツボにはまったタックルを2発、相手選手にお見舞いするにとどまった。結果は相手20トライに対してこちらはわずか1トライ。何とも情けなく悔しいが現実の実力差。仕方がない。　3位決定戦は不惑チームの水戸魅惑と。こんどは逆の立場でこちらが若いので体力有利。交替メンバーもいるし、風邪気味だったため前半休養して観戦していると、先ほどの試合で体力を使い果たしたのか、相手の老練さが勝るのか、追いつ追われつの攻防で接戦を演じている。後半残り3分、1トライリードされたところで交替出場。同点トライと最後ノーサイド直前の逆転トライに絡むプレーをし、出場は短時間だが大満足の試合であった。無事3位で表彰され、疲れたけれど気持ちがよかった。でも7人制は疲れる。やはり15人制でやりたいなぁ。

February 13, 2005

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大学ラグビー部のOB戦・OB会総会

　大学ラグビー部のOB戦とOB会総会。　そういえば、昨年はOB戦開始直後に味方のTと激突して頭部裂傷で一針縫ったっけ……。おかげで、不完全燃焼だったため、あまり酒が美味しくなく、今年はそんなことにならぬよう、フル出場目指して張り切って臨んだ。　出場できるOBは16名と、ぎりぎりの数。現役部員も20名弱と少ないため、例年なら20分を3～4本やるのだが、今年は20分前後半で行った。OBには最高齢78歳の黄色パンツ（黄色パンツにはタックルをしてはいけない決まりになっている）もいるため、16人（OB）vs15人（現役）のハンデマッチにしてもらった。FW9人でNo8とその横にあと一人の9番目のFWがいる状態。本来はバックスの私だが、バックスは若手が多いためNo8を務めた。　ところがところが、kickoffの笛が鳴ると、元気なのはOBチーム。私も開始直後に、バックスをフォローし、オフロード気味のパスをいいスピードで貰い、年齢半分の現役選手を2人ハンドオフでかわして余裕の「トライ！」のはずが……、勘違いと、勢い余って、なんとデットボールラインを駆け抜けてしまった。　レフリーのMはシビアにトライ不成立でドロップアウト。幻のトライとしてその夜、語られることとなった。　かっこよく「トライ！」のはずが……

January 22, 2005

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大学ラグビー部ＯＢ会役員会～ビベーレ

　毎年１月に行われる大学のラグビー部ＯＢ会総会に向けて、午後３時から水戸駅前「石蔵」で役員会が行われた。役員とは行っても、還暦を過ぎた大御所が何人もいるので、私は今日の会合出席者では最若手、末席の運営委員という立場である。総会議案についての審議、検討を終え、鍋を囲みながら四方山話で酒席が盛り上がる。世代を越え、楽しく酒が飲めるというのはイイことだ。　今夜は水戸市内にオープンしたてのホテル「テラス・ザ・ガーデン水戸」をベストリザーブで予約（ちょっと贅沢してダブルの部屋をシングルユース素泊りで\11000→\8800）すでにチェックインし、宿泊することになっていたため、帰りの足を気にしなくてイイのが気楽だ。　役員会は6時過ぎにお開き。その後、高校時代からの友人Ｋと待ち合わせて、また飲み直す。南町のBeerHouse"BIBERE"(ビベーレ)で、ペールエール生とソーセージ、ザワークラウトに舌鼓。ここに来たのは十年ぶりくらいになる（そのときも、お互いまだ独身ではあったがやはりKとだった）が、店構えも、メニューもマスターも十年前と変わらず、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に、我々も思わず昔の話で盛り上がって、時間が経つのも忘れ、楽しいひとときを過ごした。気がつけば、午後6時開店～12時閉店の店で、最初から最後まで飲んでいたことになる。

November 27, 2004

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水戸ラグビーフェスティバル

　天気がイイので、こどもたち3人を連れ、水戸ラグビーフェスティバルで試合をやってきた。20分の試合を2本と、本格的な試合ではないが、2本目の20分に出場し、気持ちよい汗を流した。運動不足の体でも、さすがに20分1本では物足りなさが残った。やはり本格的なフルゲームがやりたいなぁ。

November 23, 2004

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100-8で日本大敗

　ラグビー日本代表欧州遠征が始まった。今日はスカパーでスコットランドとのテストマッチを観戦。　あぁぁ……書く気も失せてしまうほどの大敗……。ショックである。

November 13, 2004

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久しぶりにラグビー

　久しぶりにラグビーの試合。我々のチームの試合は相手棄権により中止になったのだが、その前の試合も、両チームとも人数が足りずに公式戦としては試合成立しないので、うちも加わって、練習ゲーム扱いで試合をしないかというお誘いでの試合。結局３チーム混合で紅白戦のような形での試合となった。春シーズンはメンバーの関係で、フルバックを務めることが多かったのだが、久しぶりに本来のポジションであるセンターを務めた。秋シーズン初めての試合であり、日頃のトレーニング不足もたたって体は重く、後半に入ると息も上がってキツかったのだが、後半開始後、ハーフウェイ付近でこぼれ球から密集を突破、50メートル近くを独走し、久しぶりにトライをあげ、気持ちよかった。試合は、追いつ追われつの展開で、結局ドロー。公式戦ではなかったが、久しぶりにゲームを楽しみ、気持ちのいい汗をかいた。

October 17, 2004

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Jaco Van Der Westhuyzen

　知らない人にとっては、なにやら読みにくい長い名前だが、「ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン」と読む。昨日から開幕した国内ラグビー・トップリーグのNECグリーンロケッツの司令塔（スタンドオフ）である。　南半球3ヵ国対抗を制した（ということは実力世界一の）南アフリカ代表チーム・スプリングボクスでもレギュラー出場をしていたスタンドオフである。いやが上にも期待は高まるが、NECグリーンロケッツ対日本IBMビッグブルーの開幕カードで、先発SOとして出場したヤコは、期待以上の華麗な技と強さで私たちラグビーファンを魅了した。　NEC高岩ヘッドコーチは、最初はコミュニケーションやチーム戦術で負担の軽いCTBあたりでの起用を考えていたと言うが、チーム練習でホワイトボードを使って選手に指示をする姿を見て、ヤコのSO起用を決断したという。なんとヤコは門外不出のサインプレーなどが書かれたチームブック60ページ近くを一晩で暗記したそうだ。　試合は47-22でNECが危なげない強さを発揮して勝利した。ヤコは前半2分にラインディフェンスのギャップを見逃さず、華麗なステップワークと力強い走りで自らゴールに持ち込みトライ。その後もFWアタックのフォローからするするとライン裏に抜け、最後は敵ディフェンスを引きつけてWTB大東と見事なシザース、大東のトライを引き出した。前半30分にも、やはりディフェンスの穴を見逃さず、個人技で4人を抜き去りトライ。　積極的に前に出て相手を抜くプレーをするスタンドオフを久しく見ていなかった気がする。ヤコの的確な判断の速いパスはもちろん、相手の穴を見逃さず、常に前に出ようとするプレーは賞賛に値する。Bravo!　昨年のマイクロソフトカップ王者NECグリーンロケッツも、強力FWと、縦に強いBK、接点での強さに加え、SOヤコの加入により、BKの前に出る圧力とワイドに展開するスピードが加わるとすれば、トップリーグ颱風の目として、益々面白いチームになりそうだ。　プレーヤーとして自分の所属するチームはといえば……本日予定されていた、秋季リーグ初戦は相手チーム棄権のため中止。残念。

September 19, 2004

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そういえばトライネーションズは……

　スプリングボクス（南アフリカ）が大逆転優勝していたんだねぇ！　週末ライブも、再放送も見れなくて、いつか見るときのためにと、結果情報にも耳を塞いでいたのだけれど、ひょんなことから知ってしまった。　まあいいか。今更見れないし。でも、見たいなぁ。最終戦。優勝したスプリングボクスの名SOであるヤコ・ファンデルヴェストハイゼンが今季は、日本のトップリーグ（NECグリーンロケッツ）でプレーするのが何とも楽しみだ。

September 7, 2004

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スプリングボクス、王国を撃破！

　トライネーションズも残り2戦となった。王手をかけたNZオールブラックスだが、先週のワラビーズ戦から失速した感がある。　本日の対戦、南アフリカ対ニュージーランドも、王国を迎え撃つホームの南アフリカ側に勢いがある。

August 14, 2004

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トライネーションズ第４戦

　学習合宿も本日でやっと終了。休む間もなく、その足で茨高教組・執行委員会へ。　１８日からの組合の横浜出張、３人で車を乗り合わせ出行くのだが、念のためＭ氏に確認したら、待ち合わせ場所がＭ氏の勤務するＦ高校ではなくＭ氏宅だと判明。うっかり、勘違いしてた。聞いて良かった。　水戸は黄門祭り、ひたちなかはロックフェスティバルと、途中の道路が混んでいそうなので、笠間の方を迂回して帰途につく。　ホーム＆アウェイで行われる、ラグビー・トライネーションズ（南半球３か国対抗）も後半戦に突入。第４戦のオールブラックス（ニュージーランド）対ワラビーズ（オーストラリア）をスカパー・Ｊスポーツで観戦。　ここまで、オールブラックスが、決定力不足でトライ数こそ少ないものの、接戦を制し２勝でリード。今日の試合で早ければ優勝が決まるという状況であったが、試合は一進一退。オールブラックスはＰＧで得点をこつこつと重ねるも、やはり浅いバックスラインがうまく機能しない。走力のある外側のハウレットやロコゾコまでボールが回らず、トライが取れない。　対して、ワラビーズは、前半最初、リードこそ許すが、ボール支配率ではオールブラックスを圧倒し、王国とは対照的な、深く広いラインでバックスを生かし、突破をはかる。ＰＧで追いつ追われつの均衡を破ったのはやはりワラビーズ。ターンオーバーからバックス展開のフェイズを重ね、最後は左隅にトライ。　どうも調子がでない王国の司令塔カーロス・スペンサーに代えて、マーテンズを投入。しかし、ワラビーズを再び逆転することなく、２点差をＰＧでさらに５点差まで拡げられ、そのままノーサイド。23-18でワラビーズがオールブラックスを降し、得失点差こそあるものの、２勝１敗・ポイント９で、オールブラックスと並んだ。　トライネーションズ、残りの２戦は両チームともスプリングボクス（南アフリカ）戦を残すのみだが、両チームにとっては敵地（南ア）での不利な闘いとなる。スプリングボクスは、アウェイでは善戦し、接戦を落としているだけに、万全の状態でホームでの両チームとの闘いを迎えるであろう。最後の最後になって、０勝２敗のスプリングボクスであるが、ホーム２連戦での逆転優勝の可能性も大いにあるだけに、残るあと２戦、目が離せない。

August 7, 2004

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ワラビーズ勝利

　久しぶりの休みで、本当は子供たちをフォレスパ（プール）に連れて行く約束だったが、風邪が抜けきらないので、予定変更、水戸までドライブして、県立図書館に向かう。　立地はいいが、駐車場の問題（目的外駐車締め出しのために、正規の利用者に煩雑なスタンプを押させること）は何とかしてほしい。子ども図書室は充実しているが、一般の開架図書の蔵書数が少なすぎて、物足りない。タッチパネルの検索システムもフリーズしたのか、検索終了までの時間が長いのか、使いづらくて閉口した。これじゃあ、必要な自分の本はやっぱりオンラインで購入しちゃうなぁ。　県立図書館の貸出し利用は初めてなので、自分と長女の登録をすます。子ども図書室で２時間程度ゆっくりと本選びをした後に、長女は自分のカードで６冊を借りた。長男は２冊、次女は５冊の併せて７冊を、私の分のカードで借り、帰宅。　夜、昨夜見られなかったトライネーションズの再放送オーストラリアvs南アフリカ戦を視聴。　激闘、激闘、ノーサイド寸前までもつれにもつれた試合は、30-26でワラビーズ勝利！　南アフリカは前半、激しいタックルで何度もターンオーバーを繰り返し果敢に攻めたもの、ミスも多くＮＺ遠征に続きアウェイでの２戦を惜敗。　前半戦３試合を終えたトライネーションズは、オールブラックス２勝・ワラビーズ１勝１敗・スプリングボクス２敗であるが、後半戦のオールブラックスはアウェイ２連戦、スプリングボクスはホーム２連戦である。しかも前半戦２連敗とはいえ２ポイントをあげているので、決して不利な展開ではない。　今年は３チームの実力が拮抗しているだけに、後半戦は見逃せない。

July 31, 2004

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街場の現代思想～トライネーションズ

　午前中、茨高教組の会議があり、水戸までJRで向かう。茨城大学と常磐大学のオープンキャンパスが重なっているため、当校の3年生、1年生（1年生は夏季休業中の課題に大学見学レポートがあるため）がたくさん水戸へ向かう列車に乗っていた。昨年の今頃は、何人かのHR生徒を引率して、茨大に行ったっけなぁと、懐かしく思い返していた。　内田樹の『街場の現代思想』（NTT出版）を読了。　内田樹は「正しい決断をするためには？」という質問に対して「決断というのはできるだけしないほうがいい」という。そして、このように答えている。「決定的局面で『正しい判断』をする人とは、これまでつねに『正しい判断』をしてきた人ではない。そうではなくて、『正しい判断』をしないと生き延びられないようなリスクを最小化することに、これまでつねに心砕いてきた人のことを言うのである。」と。　う～ん、なるほど含蓄の深い言葉である。思わずこっくりと頷いてしまう。無用な決断をしなくてすむために、日頃から危機管理意識を磨いておき、袋小路とへ向かうリスクを一つ一つ潰していく選択が必要であるのか。奥が深い。　夜、スカパー J SPORTS にて、ラグビー・トライネーションズ（南半球・三カ国対抗戦）を観戦する。今日の対戦は、どしゃ降りの第一戦でオーストラリア・ワラビーズを 16-7 で降したニュージーランド・オールブラックスと、初登場の南アフリカ・スプリングボクスである。　オールブラックスは第一戦でワラビーズに勝利したものの、グレアム・ヘンリー監督の推し進める強力 FW 一辺倒の戦い方で、見ていて面白みのない退屈なラグビーを展開していた。なぜスーパー 12 で積極果敢なランニングラグビーをしていた選手たちが、トライネーションズになるとこうも変わってしまうのか。　対するスプリングボクスは、ここ数年トライネーションズで不振続きだったが、今年のスーパー 12 での南ア勢の好調の勢いをそのまま代表チームにも持ち込んでくれば期待できるシーズンだ。　試合展開は、予想通り、激しく前に出る攻撃的ディフェンスが復活したスプリングボクスが、オールブラックスのゲインを許さず、攻撃しては前半3トライと、勢いを感じさせた。　しかし、面白くないが、負けないのがヘンリー流。スプリングボクスの反則の多さに乗じて、PG で着々と点を重ね、後半気がついてみれば、3 トライのスプリングボクスが21得点に対し、未だノートライのオールブラックスが PG のみで18得点で、3点差にぴったりとつけている。　スプリングボクスがこのまま逃げ切れるかと思った、終了 10 分前に入った時間帯。不要なペナルティーを恐れたのか、自陣ゴール前に釘付けになったスプリングボクスのシャローディフェンスの足がピタリと止まった。しつこく小刻みにアタックを仕掛けるオールブラックス FW。途中出場の SH バイロン・ケラハーが果敢なサイドアタックを見せ、突破を試みる。　中央付近のラックから、SO のカーロス・スペンサーは、ディフェンスの薄くなった外側の穴を見逃さなかった。FW サイドに固執していたアタックから一転、一気に右サイドの WTB ダグ・ハウレットまでボールを展開し、相手ディフェンスを振り切って、右隅に飛び込んで見事トライ。まさにノーサイド寸前に逆転に成功した。　23-21でニュージーランド・オールブラックスの勝利。オールブラックスはこれで 2 連勝。試合内容はともかく、勝利至上主義の王国ラグビーにとっては、幸先の良いスタートであろう。　南アフリカ・スプリングボクスにとっては、終わってみれば、悪夢のような試合。アタックでは完全に優位に立ち、速く力強いディフェンスも効を奏していただけに、選手たちは、なぜ負けたのかというような茫然自失の表情をしていた。　スプリングボクスには、前年までに比して、明らかに全盛期の強さが戻ってきた感を受ける。低く速く強い、攻撃的タックルこそがスプリングボクスの伝統の持ち味。次のワラビーズ戦に期待したい。

July 24, 2004

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ラグビークラブ春季納会

　午前９時より茨高教組執行委員会に出席。８月末の臨時大会に向けての話し合い。８月中旬に横浜で行われる関東甲越ブロック夏季学習交流会へ茨高教組より派遣参加することになった。　午後６時より、所属するラグビークラブの春シーズン納会があり、南町にあるホテルステノ内のビストロ　エンドウへ。「独身男性と出逢う機会がない」とこぼしていた同僚のＹとＩの２名を、マネージャー希望ということで、クラブの納会へ誘う。慢性マネージャー欠乏である我がチームの独身面々は、若い女性の登場に顔を輝かせている。若い者は若いもの同士で盛り上がってもらい、久しぶりに会った（現役引退してゲームには来ないため）ＯＢ達と話が盛り上がる。上は49歳、下は20代前半と年齢や職業は違っても、やはりラガー仲間での酒飲みは愉しい。　今年はクラブ創立30周年と記念の年なので、旧いＯＢ達にも声をかけて、記念事業として何か集まる機会を作りたい。大学を卒業したばかりのころ、クラブの15周年記念でニュージーランド遠征を敢行したのがついこの前のようだが、もう15年も経ってしまったのか。まだまだ、現役でラグビーを楽しんでいきたい。

July 17, 2004

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U19世界７位！～ドリームキャッチャー

　南アフリカで行われているラグビーＵ１９世界選手権大会に出場中のＵ１９日本代表チームは、最終戦を終え、過去最高の７位の成績を収めた。　２７日に行われたオープニングゲーム中、アイルランドのフランカー、John McCall 選手が急性心不全で亡くなるという不幸な事故があったため、アイルランドチームは急遽帰国し、第２戦のアイルランド戦不戦勝という巡り合わせはあったものの、順位決定戦でスコットランドに２８－２２で競り勝った上での７位獲得には、拍手を贈りたい。ただ、２回戦って連敗したオーストラリアとの実力の差は大きい。スーパー１２を見ていても感じるが、最近のオーストラリアは若手選手の層が厚みを増しているのだろう。　ともかく、ジャパンの若手が切磋琢磨し、Ｕ１９だけではなく、次回Ｗ杯でもベスト８進出の夢を叶えてくれることを願ってやまない。　夜、スカパーのペイパービューで「ドリームキャッチャー」（ローレンス・カスダン監督・2003年・米）を視聴。原作はスティーブン・キング。　幼なじみの少年４人は、上級生に虐めを受けていた知恵遅れの少年ダディッツを助けることにより、彼の友人となる。４人はダディッツを通じて共通の秘密と、そしていつの間にか特殊な能力を授かるようになる。　毎年のように山小屋で再会していた４人だが、二十年後の吹雪の日に異変は起こった。浸食する赤い黴。幼虫。そしてミスターグレイ。黴に冒された住民を虐殺しようとする特殊部隊将校と、軍内部での紛争。解き明かされる二十年前の出来事とダディッツの能力の謎。　キングが絶賛したというこの映画は、ハリウッドにありがちな派手な特撮と特殊効果のみに走ることなく、人間の奥底の心理を映像化して顕したという点で評価できる。予告編や、ホラー・サスペンスというジャンルから、恐怖と戦慄を期待して見ると、ちょっと期待はずれるかも。ホラーなんかでは絶対にない。サスペンスのスパイスがほんのちょっと効いたＳＦドラマですね。　

April 13, 2004

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手さぐりゲーム～ブルーズ復調か？

　生憎の雨だが、以前から家族で出かける予定の日だったので、行き先を変更して大洗マリンパークへ。　到着すると、なんと、駐車場に入る車が、道路に何十台も列をなしている。行列と、混雑が大嫌いな私は、すかさずＵターン。速攻でまたまた予定変更。目的地は水戸ＩＣ近くのマクドナルドに。何故かと言えば、巨大な屋内遊具があるから。昼食も兼ねて、鉄腕アトムのハッピーセットと、ビックマック、テリヤキバーガー、ブレンドコーヒーの料金を払い、１時間以上汗だくで、遊具で遊び、子供たちは大満足。　トイザらスで昔懐かしアメリカンゲームの復刻版「ニュー手さぐりゲーム」を買い、帰宅。さっそく手さぐりゲームで遊んだ。単純で、頭だけでなく、体と感覚を駆使するので、今やっても、テレビゲームなんかより面白いと思う。笑いころげながらみんなで楽しくあそんだ。　　Super12 Rugby Round 7「ブルーズ (Blues) [NZ] vs ワラタス (Waratahs) [AUS] 」の試合をテレビ観戦。　前節まで４位につけるワラタスだが、開幕３連勝の後３連敗、特にラウンド５のブルズ戦で守護神FBマット・ロジャーズを怪我で欠いてからというもの、まったくいいところ無し。ロジャーズは今シーズンの復帰は絶望視されている。　ディフェンディングチャンピオンのブルーズも、今シーズンは苦難のシーズンだ。怪我人続出で、選手層の厚いブルーズといえども、コンビネーションの悪さで、ここまで１勝３敗１引き分け。ついにトライゲッターのWTBザウザウまでもが、怪我で戦線離脱。だが決勝トーナメント進出の４位以内を確保するには、これ以上の負けは許されない。　この試合ブルーズにとってなにより明るい材料は、顎骨折で１ヶ月あまり戦列を離れていた、NZが誇る偉大なSOカーロス・スペンサーが復帰してきたことだ。前半こそキックの蹴り合いで、お互いアタッキング・ラグビーの持ち味を出せずに膠着状態だった試合だが、後半に入ると、積極果敢なランニングでスペンサーがワラタスDFの裏に抜けるシーンが何度となく繰り返された。今試合、活躍したのは、ハウレット、ザウザウという層の厚いバックスリー陣の陰に隠れて、今まであまり出番のなかった若いWTBジョー・ロコゾコ。弱冠20歳の活きのいいフィジアンは、復帰した王様スペンサー、熟練のハウレットに負けぬ２トライの大活躍。　ワラタスも後半はしつこいアタックを重ね、１トライ差まで追いついたが、その後は最後までブルーズの厚いディフェンスにゴールラインを割ることを阻まれた。結果22-17でブルーズの勝利。ブルーズにとっては、やはりスペンサーの存在が大きいのだろう。前半こそブルーズらしさがなかったが、後半は完全復調のきざしが見えるアタック力で、決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。　ワラタスは４敗目を喫し、さらに苦境に追い込まれたことになる。来週は休みが入るワラタスだが、ロジャース抜きの布陣で、残りあと４試合を背水の陣で戦うためにもう一度、仕切り直しをする必要がある。

April 4, 2004

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カーナビ取付ダメ～トリプルＸ～クルセーダーズ４連勝

　今日は組合の出張で水戸まで。　最初の計画では、ＪＲの汽車（電車じゃない！）でコトコトと行きは読書三昧、帰りはビール三昧で行こうかなぁと思っていたのだが、暫く前にカーナビが壊れてピックアップ（DVDを読み取るところ）交換に出したまま放っておいたことを思い出し、読書三昧ビール三昧は断念し、車で行って帰りにショップに寄ってナビを取り付けてもらうことにした。　果たして、完治したカーナビを取り付けて帰って来れるだろうか？　……と思ったらダメだった。「修理見積もり３万円超えるときは、連絡して……」　と頼んでおいたのが、なんとジャスト３万円の修理代だったので、留守中に修理を継続するかどうか連絡があったらしい。こちらも、てっきり内容を確認せずに、修理完了の電話だと思って、今日行ったら、「修理見積もりの段階でストップしてます」　とのこと。　ガァ～ンン！！　ショック。無駄足だった。DVDナビはピックアップユニット丸ごと交換するとそのくらいかかるらしい。とりあえず、修理継続をお願いして帰宅。　夜、スカパー・スターチャンネルで「トリプルＸ」（ロブ・コーエン監督・2002・米）を視聴。主人公ザンダーを演じるのは「ワイルド・スピード」にも出てたヴィン・ディーゼル。スタントまで吹き替え無しでこなすという彼は、男から見ても、渋くてカッコいい。監督も「ワイルド・スピード」のロブ・コーエンというまったく同じコンビでのスパイアクション映画。コロンビアのコカイン・シンジゲートのバイク・スタントでの爆破シーン、雪山で、スノーボードスタントの、雪崩シーンは迫力満点で圧巻。　　スカパー J Sports にて Super12 Rugby 「クルセーダーズ (Crusaders) [NZ] vs ブランビーズ (ACT Brumbies) [AUS] 」の試合を観戦。　３連勝で波に乗るクルセーダーズのリードで前半を折り返すも、後半になって徐々に波に乗るブランビーズだが、前節レッズ相手に安定した活躍を見せたＦＢジョー・ロフ、ＣＴＢモートロックらのバックス陣の歯車が噛み合わず、ノックオンなどのハンドリングミスを連発。　対して、クルセーダーズは安定したキックの職人、SOアンドリュー・マーテンズがPGとトライ後のコンバージョンを、タッチライン際の角度のある位置からもすべて決め、徐々にブランビーズを突き放していった。終わってみれば結局47-28でクルセーダーズの快勝。　これで４連勝のクルセーダーズは、ボーナスポイントも獲得し、１位のブランビーズの25ポイントに次いで、現時点で19ポイントの２位につけた。１試合毎に安定してきたプレーは、もともと地力のあるチームに、すきのない団結力を生み出している。　バックスのアタック力が持ち味のはずのブランビーズであるが、コンビネーションの悪さばかりが目立ち、わずかに相手ディフェンスの裏に出られたのはキックのみであった。開幕ダッシュの貯金で１位の座は守ってはいるが、バックス陣の不調が気になる。スーパー12もますます混戦模様で目が離せなくなりそうだ。

April 3, 2004

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チーフス躍進

　最近、仕事が終わり、家に帰るとバタンキュー。翌朝まで熟睡。やはり、溜まった疲れが抜けないのだろうか。映画館で日がなのんびり過ごすとか、温泉に浸かって一日ゆっくり読書でもしたい。　折り返しを過ぎラウンド７に入ったSuper12ラグビー。NZ勢同士の対決は、36-31でチーフス (Chifes) [NZ] がハイランダーズ (Highlanders) [NZ] を下した。前節まで不振のNZ勢の中では、２勝３敗１引き分けながらボーナスポイントの多さで５位と決勝トーナメント進出に一番近い位置にいたハイランダーズだが、この試合は今シーズンめきめきと実力をつけ、前節で強豪ワラタスに勝利して勢いに乗るチーフスに力負けした。　両チームとも、決勝トーナメント進出の４位以内に残るためには負けられないという気迫がこもった攻撃で、また、ディフェンスが甘いため、最後の最後まで、トライの奪い合いで逆転また逆転のシーソーゲーム。ハイランダーズCTBセイララ・マプスアは突破力を生かし２トライ１アシストと気を吐いた。後半途中、ハイランダーズは一旦リードしたところでキャプテンでスローワーのHOアントン・オリバーをベンチに下げた後、マイボールラインアウトのコンビネーションが崩れたところをチーフスFWに支配された。　この試合ハイランダーズBKは特にディフェンスが甘く、フェイズ３～４と続く攻撃で外に振られると、ぽっかりと穴が開くBKにも課題を残した。対照的にチーフスは175cm/91kgの大型SHバイロン・ケラハーのディフェンス力、SOデーヴィッド・ヒルの安定したキック力が光った。

April 2, 2004

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茨大ラグビー部HP～引越し～レッズどうした？

　茨城大学ラグビー部ＨＰがリニューアルしたと、ＯＢ会事務局より連絡がある。さっそく見てみたが、なかなかセンスのいいデザインだ。中味はシーズンインとともに、充実していくことであろう。部員数が少ないながらも奮闘している後輩たちであるが、多くの新入部員が加入し、活動が盛り上がっていくことを期待する。　本日は異動する同僚の引っ越し手伝いで常陸大宮まで。　アパート式の教職員住宅から転居先する先は、彼の念願である平屋の一戸建てにしたため、嬉しそう。何でも、オーディオが趣味の彼は、勤務先から遅い帰宅後に、隣室に気兼ねなく音楽を聴きたかったそうだ。　部屋が広いし、歩いて百メートルも行かないところに「ばん」という海鮮レストランがあるので、これからはそこで思う存分飲んで喰って泊まれるね……ともう、次回の宴会の話で盛り上がる。　夜、帰宅後、スカパー J Sports にて Super12 Rugby 「ブランビーズ (ACT Brumbies) [AUS] vs レッズ (Queensland Reds) [AUS] 」の試合をTV観戦。スーパー１２もいよいよ折り返し間近、ラウンド６に入りオーストラリア勢が好調であるが、そのオーストラリア勢同士の対決は、51-8でブランビーズが快勝！　レッズはエルトン・フラッタリーとジュリアン・ハクスリーの両スタンド・オフを戦列から欠いているとはいえ、バックスの裏に簡単に出られてしまうディフェンスの甘さと、単純なハンドリングミスでノックオンを重ねるなど、スーパー１２レベルとは思えないプレーで、精彩を欠いていた。前々週の試合でブルーズを敗った時の集中力のかけらも見られなかった。ＷＴＢのウェンデル・セイラーはほとんどボールに触らぬまま太腿痛で退場、ブルーズ戦で１人気を吐いていた、爆発力があるＦＢのクリス・レイサムは不発に終わった。　対するブランビーズは、前半開始直後こそ、レッズのディフェンスに均衡を破れず苦しんだが、前半途中からエンジン全開。レッズＦＢレイサムとは対象的に堅実で安定感のあるプレーが持ち味のＦＢジョー・ロフがレッズ・ディフェンスの穴をつくランニングで何度もチャンスメイク。主将のＣＴＢモートロックも体を張って何度もゲインを切るプレーに答え、ＷＴＢのクライド・ラスボーンが切れ味鋭いランニングで３トライの大活躍。　この試合でボーナスポイントをあげたブランビーズは、このまま首位の座を固めにかかるのか。レイサム、セイラーらタレント揃いのレッズにも今後もう一度奮起を期待したい。

March 28, 2004

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合格者説明会は雨～ブルズ強し！

　雪の予報は外れたが、あいにくの雨。今日は合格者説明会。４月から高校生となる１年生が集まってくる。ついこの間卒業生を出したばかりだが、新１年生の担任となる予定なので、今日は全日、仮ホームルームでの説明と、ホームルーム分け作業である。　山間部の過疎地域にある高校なので、町内に２校ある高校が統廃合して、４月より新設校として再スタートする。なくなる２校とも、まもなく創立百年になる伝統校であり、統廃合で新校創設といえば聞こえは良いが、統合となる２校の間の差は深刻である。　新設校の生徒が使用する校地である私の学校では、学校名こそ変わるが、部活動や行事などの活動は受け継がれるので活気はある。一方、新入生が入って来ない隣の学校では、来年度から学年がひとつずつ減っていき、教職員も減らされていくということで、事実上の廃校である。何とも寂しい……。　お昼頃に卒業した生徒たちが２人遊びに来てくれたが、説明会や会議で忙しく、お茶を一緒に飲んで話をする暇もなかった。タイミング悪かったなぁ……。　現在18:56……ＨＲ分け等の会議・作業がすべて完了。もう今日は仕事はや～めたっと！　くたくたに疲れたから、もう帰る。明日はリフレッシュのため、有給休暇で休む予定。明日提出の帳簿があるのだけれど、内部のものだからいいやっ！　明後日腰を据えてやろう。　Super12 Rugby もラウンド５に入り、「ブルズ (Bulls) [RSA] vs ワラタス (Waratahs) [AUS] 」の試合をスカパー J Sports にてTV観戦。　いや～今年のブルズは本当に強い！　今シーズン好調のワラタスを前半こそ互角の戦いであったが、後半開始から強いフォワードでガンガン前に出て、力のトライを奪って引き離していった。ＦＷ８人の集中力はもの凄い。一人一人の当たりも南ア勢独特の強さがあるのだが、何より、ラックのボールへのピック＆ゴーの反応の早さ、オフロードパスの正確さは群を抜いている。結局、38-27でワラタスに快勝！　ハリケーンズを相手に21-20のスコアで接戦を制したシャークスとともに、南ア勢は今大会の台風の目となりそうだ。　ワラタスは２敗目を喫したが、後半途中退場のマット・ロジャースの足首の怪我が気になる。　追記：前記のワラタスのＨＰで確認したところ、なんとマット・ロジャースの足首の怪我は全治５ヶ月の重傷で、今シーズンの出場は絶望的。スーパー１２だけではなく、その後に控えるトライネーションズでも、マット・ロジャースの欠場はオーストラリアにとって痛手となる。

March 23, 2004

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Super12～NZ勢の不調

　ラグビーの南半球（ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ）３ヵ国でのリーグ戦、スーパー１２がラウンド４を終了した。今週試合が休みだったチーフスとクルセイダーズを除いて各チーム４試合を終了したが早くも混戦模様だ。　前年度のディフェンディングチャンピオンのブルーズ、優勝候補の呼び声が高かったクルセイダーズを始めとしたニュージーランド勢は苦戦している。対して好調なのがオーストラリア勢と南アフリカ勢。　オーストラリア勢は３チームすべて好調を維持し、１週目に圧倒的な大差でクルセイダーズを破ったワラタス、同じくブルーズを破ったブランビーズが勢いに乗っている。レッズはラウンド４でのブルーズ戦に２０－３と不調の前年度覇者をノートライに押さえて完勝。レッズＷＴＢウェンデル・セイラーとブルーズのトイメンＷＴＢザウザウとのフルスピードでのガチンコ対決は迫力満点で、ラグビーが格闘技でもあることを改めて認識させられた。レッズのＦＢレイサムは１人で２トライをあげ気力が漲っている。　個人の身体能力が圧倒的に秀でている南アフリカ勢も４週目、ストーマーズはワラタスに、ブルズはブランビーズに快勝した。特にブルズはＦＷ前５人の充実がリーグＮｏ１ではなかろうか。シャークスとストーマーズもしつこいディフェンスでタレント揃いのスピードに乗るＮＺバックスにゲインを割らせない。まるでトライネーションズ（３ヶ国対抗）が始まった当時の南アフリカ代表スプリングボクスを彷彿とさせるディフェンスである。やはり進化した現代ラグビーにあっても、南アフリカラグビーの持ち味は、高い身体能力を生かした積極的・攻撃的なディフェンスであろう。南アフリカ勢ではただ１チーム全敗のキャッツが、いまだ光明が見えない状況だ。　問題なのは、ＮＺ勢。各チームとも方向性や戦術が今ひとつ徹底せずちぐはぐで、ワールドカップでのオールブラックスの不調を引きずっているかのような勢いのなさだ。特にブルーズのディフェンスの穴の多さ、クルセイダーズの決定力不足は深刻だ。　現時点で、６位以内はすべてオーストラリア、南アフリカ勢が占め、ＮＺ勢は７位以下に低迷している。

March 19, 2004

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rugby mad society

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March 18, 2004

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ＮＥＣ優勝！～めぐりあう時間たち～豚丼

　マイクロソフト杯決勝をＴＶで観戦。やはりＮＥＣ優勝！　東芝府中ＦＷもＮＥＣと互角の強さだが、やはり接点においてＮＥＣの方が巧さ（狡さ？）と強さにおいて勝っていた。　しかし、前半リードするも、後半は東芝が盛り返しＮＥＣは防戦一方。しかしマイクロソフト杯でのＮＥＣは防御も強い！　フェイズ３（３次攻撃）～フェイズ４～フェイズ５と続くと、ＮＥＣ防御網でのハードタックルで東芝は凡ミス。あるいは接点の人数と強さで負けターンオーバー（ボールの主導権を奪われること）される。東芝もロスタイムになっても執拗にＮＥＣ陣内に果敢に攻め込むが、ＮＥＣは体力の限界が来てもディフェンスの手を緩めずゴールラインを割らせなかった。　今回のトーナメントを終え、やはりスキル（個人技術）とタクティクス（チーム戦術）も大切だが、フィットネス（身体能力）とメンタルタフネス（精神力）の強さがラグビーでは重要だということを改めて思い知った。もちろんスキルとタクティクスはいうまでもなく大切だが、その２つが同じようなレベルにあるチーム同士の場合には別な要素の違いは大きいということ。　来週の日本選手権４回戦には再びＮＥＣが登場する。このまま今シーズン勢いで突っ走れるか。それとも、東芝府中・神戸製鋼・サントリーの雪辱はなるか。またまた楽しみである。　夜、自宅にて「めぐりあう時間たち」（スティーブン・ダルドリー監督・2002・米）をDVDで視聴。　この映画は予告で知って絶対見たいと思い……封切りと同時に見たかったのだが見に行く時間が取れず結局見逃してしまい……DVD発売を知り予約してまで買ったのだが……買ったとたんに同僚が借りていってしまい……結局今日初めて見ることとなった。　ストーリーはヴァージニア・ウルフという実在の女流作家とそのウルフが書いた「ダロウェイ夫人」という小説を枕にして書かれたストーリーである。時代を超えた３人の女性ヴァージニア・ウルフ（ニコール・キッドマン）、ローラ・ブラウン（ジュリアン・ムーア）、クラリッサ・ヴォーン（メリル・ストリープ）それぞれの人生における運命の１日を描く。何の関連もないような３人の人生であるが、実はそれが時代を超えてお互いに影響し合っている。ピューリッツァー賞を受賞した原作はマイケル・カニンガム。　いやぁ～。やっぱり見て良かった。見終わった後に、何か大切なものが（はっきりとした感情ではなくもやもやっとした、しかし人生の核心に触れる何かが）心の中に残る映画である。原作・脚本・監督・俳優そして音楽と一見目立たずに地味ではあるが、すべてにおいて玄人中の玄人がいい仕事をした作品である。リチャード役の男優がどこかで見たと思ったら、この前見た「この前見た「ライトスタッフ」のグレン（エド・ハリス）だった。最近見た映画の中では、一押しだね。でも、すっきりしない結末が嫌いな人はだめかな？　希望のある単純で明るいラストじゃぁないしね。（ただし「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほど暗く絶望的じゃあないけどね）　　そういえば、昼間「すき屋」の豚丼（てっきり「ブタどん」だと思っていたら「トンどん」と読ませるらしい）を食べてきた。一連の牛丼騒動で、同僚が「豚丼もいけるよ！」と言っていたので、気になっていたのだ。まあ結論から言えば、それほど旨くなかった。ちょっと豚肉がポサポサで固かった（尤もすき屋の場合は牛丼もそういうときがあるのだが）。200円のミニで良かった。

February 22, 2004

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赤鬼アンガスありがとう！

　深夜、スカパー・Ｊスポーツ・チャンネルにてラグビー日本選手権３回戦「釜石シーウェイブスvs関東学院大学」を観戦。　新日鉄釜石時代には社会人大会Ｖ９の偉業を成し遂げた釜石も、実業団からオープンなクラブチーム・釜石シーウェイブスに移行、低迷が続いていたが、３年前に元日本代表キャプテンでもあるアンドリュー・マコーミックをチームに迎えてから、めきめきと力を付けてきた。　マコーミックは東芝府中時代からアンガスの愛称で親しまれ、プレー中顔が真っ赤になることから「赤鬼」とも呼ばれてきた。初の外国人キャプテンとして日本代表を率いた後、一旦引退をしたのだが、２年のブランクをはさんで復帰、再びその持っているラグビー哲学を存分に若いチームである釜石シーウェイブスに注ぎ込んできたのだ。　試合は終始釜石が主導権を握るも、細かなミスが目立ち、怒濤の攻撃を仕掛ける割には、なかなか点差を拡げられない。終了直前まで13-7でリードしていた釜石だが、ロスタイムにトライとゴールを奪われ13-14でまさかの逆転負け。凡ミスの多さが試合結果に響いた。来シーズンのトップリーグ昇格を目指すには、プレーの精度を高めるという課題が浮き彫りとなったが、３～４年前の低迷していた釜石とは明らかに選手の意識が違ってきているのが垣間見えた試合であった。やはり３年前からのマコーミックの存在が大きかったのだろう。　試合終了後、勝った関東学院のインタビューが終わると、マコーミックがスタンドの観客（日本のファン）に向かって「ありがとう！」と深々とお辞儀をしながらゆっくりと競技場を１周した。釜石の応援団席前に来たとき、応援団の１人から大漁旗を受け取って、旗を持って競技場を走るアンガスに秩父宮のスタンドからは大きな拍手とねぎらいの歓声がわき起こった。こんなに日本のラグビーファンの心を掴んだ外国人選手は他にいなかったのではないだろうか。　赤鬼アンガスよ、君の決して華麗ではなくてもひたむきなプレーは日本のラグビーファンの目に焼き付いて離れない。心から感謝したい。「ありがとう。そしてお疲れさま！」

February 21, 2004

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とても大切な愛～Super12 Rugby開幕

　なぜか今「冬のソナタ」を初めとした韓国ドラマブーム。天邪鬼な私は「冬のソナタ」は見ていないが、ブーム以前から韓国映画は大好きで、わざわざ都心のミニシアターまで足を運んで見ていた。「猟奇的な彼女」「イルマーレ」「春の日は過ぎゆく」「ラスト・プレゼント」など。　チョン・ジヒョン主演の「猟奇的な……」が一番有名だが、「春の……」と「ラスト……」の２本で主演しているのがイ・ヨンエ（李英愛）。実は何を隠そう彼女の大ファン。『とても大切な愛』（二見書房）はそのイ・ヨンエの書いた随想。この手の本は「え～どうせ本人じゃなくってゴーストライターが書いたんでしょ」という疑惑はつきものだが、イ・ヨンエは何年もかけて温めてきたものを長い時間かけて一冊の本として書き上げた。　イ・ヨンエは10代から雑誌表紙モデルでデビュー後、韓国国内のCM出演を経て女優として活動しているが、学究心が強く、漢陽大学のドイツ語ドイツ文学科を卒業後、中央大学新聞放送大学院で演劇を学んだ。「酸素のような女」（出演した化粧品のCMでのコピー）というのがキャッチフレーズだが、当に彼女の自然で透明な美しさを現している。　この本を読むと、彼女の女優としての真摯な姿勢はもちろん、一人の自立した女性として、また人間としての生き方が伝わって共感する。　南半球でラグビーの「スーパー12」が開幕！　オープニングゲームは「Highlanders(Nz) vs Queensland Reds(Au)」の試合。スカパー・Ｊスポーツで観戦した。試合はハイランダーズが鉄壁のディフェンスでクイーンズランド・レッズを圧倒。39-8で開幕戦を勝利した。レッズはＷ杯準優勝のオーストラリア代表SOエルトン・フラットリーを今シーズンよりキャプテンに任命したばかり。フラットリーはPGを何本も外すなど、プレーも冴えなかった。　「スーパー12」は12週間に渡るリーグ戦を経て、5月22日のトーナメント決勝まで、熱戦が続く。　　　参考1：Ｊスポーツ・スーパー12特集　　　参考2："Super12 Rugby" Official Site

February 20, 2004

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ＮＥＣ vs 神戸製鋼

　昨夜の日記の最後のところで、放映日を完璧に勘違いしたラグビーマイクロソフトカップ準決勝「ＮＥＣ vs 神戸製鋼」戦が、今日９時から録画で放送された。２本目のタバトーを開栓し、チビチビと舐めながら興奮してテレビ観戦。　いや～。１回戦直後の予想通り、ＮＥＣ強しだねぇ！　神戸製鋼はいいところ全然なし。神戸製鋼の選手と比べると一回りマッチョなＮＥＣ・ＦＷが、フィットネスだけでなくスキルとメンタルタフネスとの全ての面で神戸製鋼ＦＷを圧倒していたことが一番の勝因。ラインアウト、スクラムのセットプレーが安定し、モール、ラックではすべての接点でタフで勝っていた。　バックスでは、深めのラインでスピードが乗りきれずに、ウィング大畑、フランカー斉藤祐也のスピードを生かせずにジレンマに陥る神戸製鋼とは対照的に、ＮＥＣバックスは浅いラインで基本通りのストレートラン。リズム良くスピードに乗った波状攻撃をノーサイドまで途切れることなく続けた。　ふぅ～、う～ん、も～、唸らせられっぱなし！　ホント見て良かった。ＮＥＣのプレーには、日本ラグビー界に今まで欠けていた「何か」を見せつけられた気がして、爽快感に浸ってスカッとしたね！　決勝の東芝府中戦が楽しみ。

February 17, 2004

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トップリーグに思う～生まれる森～noon他～ギフト

　今シーズンから、ラグビーの国内トップリーグが始まった。　「トップリーグって何？」という疑問にまずお答えしよう。今まではどうだったか、というと全国社会人選手権や、大学チームも含めた日本選手権が、日本のトップチームを決める大会であったが、どちらも一発勝負のトーナメント戦であった。その出場権を決めるリーグ戦は３地域（関東・関西・九州）に分かれて戦っていた。サントリーや東芝府中、ＮＥＣなどの東日本社会人リーグ（関東）神戸製鋼やヤマハ発動機、トヨタ自動車などの関西社会人リーグ、サニックス、九州電力などの西日本社会人リーグ（九州）という具合だ。　今シーズンから、強豪チーム同士の切磋琢磨による日本ラグビーの水準向上を目的に、３地域より上位12チームが参加し、トップリーグとして年間を通じてリーグ戦を行った。12チームの内訳は、サントリー・東芝府中・リコー・クボタ・セコム・三洋電機・ＮＥＣ・ヤマハ発動機・ワールド・神戸製鋼・近鉄・サニックスである。最終的には神戸製鋼が初代王者となったが、優勝争いも、降格争いも２転３転しながら、１月末の最終節までもつれにもつれ、最終節直前の第10節まで優勝争いのトップだったサントリーは最終節が終わってみれば４位という不本意な結果に終わるなど、初年度から激戦の様相を示した。地上波で放映しないのは非常に残念だが、スカイ・パーフェクＴＶ！のＪスポーツ・チャンネルで全試合放送している。　トップリーグ発足初年度は、結果的には、今までの社会人大会にないハイレベルの争いとなり、プレーする側も、観戦する側も、満足のいくリーグであったといえる。特にトップリーグＨＰの順位表・星取表を見れば判るが、12チームの上位と下位の実力差がほとんど無く、どこのチームが優勝争いに絡んでもおかしくないレベルであった。下位の地域リーグとの入れ替え戦も終わり、来シーズンは降格のセコム、サニックスに替わり、トヨタ自動車と日本ＩＢＭとがトップリーグ入りすることになった。特にトヨタは日本代表スコッドを４人も擁し近年日本一になった経験のあるチームである。後半ケガ人続出で不調だったタレント軍団サントリーの巻き返しもあり、来シーズンは今シーズン以上に混戦必死であろう。　その前に、明日「三洋vs東芝、神戸vsＮＥＣ」の準決勝が行われるマイクロソフトカップに注目だ。このマイクロソフトカップは、前期のトップリーグ上位８チームで行われるトーナメント戦だ。すでに先週１回戦を終了し、上記４チームが勝ち上がっている。中でもＮＥＣはリーグ戦後半からめきめきと調子を上げ、トーナメント１回戦ではサントリーを大差で撃破している。浅くスピードの乗ったバックスの攻撃力は、この４チームの中でも１番ではないか。対する神戸も日本代表スタンドオフのミラーが完調とはいえないまでも復帰し、その試合巧者ぶりは一日の長がある。明日は、同僚の結婚式なので、生で試合を見られないのは残念だが、録画放送を見るのを今から楽しみにしている。　クラブチームや地区対抗大学覇者も加わり、計22チームで争われる日本選手権もすでに開幕し、今日明日と２回戦を行っている。１回戦でクラブ地区対抗覇者の福岡大と、クラブ日本一のタマリバが惜敗してしまったのは残念だが、来週21日には、前述のトヨタとＩＢＭが登場する。来シーズンのトップリーグを占う意味でも注目の２チームだ。　マイクロソフト杯の覇者は2/22、日本選手権優勝チームは3/21に決定する。それまでラグビーファンにとっては目の離せない好ゲームが続くことだろう。ただ１つ気がかりなことは、日本協会が予想したほど観客動員が伸びなかったことを理由に、来シーズンの試合方式を再検討していることだ。せっかく高水準のゲームが年間を通して行える環境を作ったのだから、スポンサーやコストの問題で頓挫することのないように、踏ん張ってもらいたい。　長々と私見を述べたが、こんなに面白いエキサイティングなスポーツを見ないなんて勿体ない。ぜひみんなでラグビーを見に行こう！　　　　　　　　　　　　参考リンク〔その１〕：ジャパンラグビートップリーグ　　　　　　　　　　　　参考リンク〔その２〕：マイクロソフトカップ　今日はみなさん、Happy Valentine でしたか？　私は明日、土浦市で同僚の結婚式が行われ、２次会幹事の手伝いとかもある関係でそのままホテルに宿泊です。したがって、月曜の午前は有給休暇を取るため、休日出勤（もちろんボランティアで・・・・・・トホホ）して仕事してました。きっとみなさんいい休日を恋人や夫婦で過ごしているんでしょうねぇ。羨ましい。というわけで、ヴァレンタインには無関係の休日でした。　島本理生の『生まれる森』を読了。彼女の持ち味である瑞々しい感性が前面に出た良い作品だと思った。　主人公はごく普通のどこにでもいる大学生だし、彼女を囲む友人や家族もとりたてて特殊な生い立ちがあるわけではない。しかし、登場人物はみな繊細で純な心の持ち主であり、主人公の心の襞に在る傷と痛みを敏感に感じ取りながら、一緒に成長していく。　この小説を在り来たりで刺激のない、陳腐な小説と見るか、ピュアで瑞々しい感性の、優れた恋愛青春小説として読むかは、好みの別れるところであろうが、私は後者の立場を支持したい。何よりも混沌とした今の時代にあって、彼女のその普通っぽい感覚が素晴らしいと思う。この先応援したい作家の１人である。　ＣＤが３枚届き早速試聴。「Van Morrison / What’s wrong with this picture?」「Alanis Morissetts / MTV Unplugged」「noon / better than anything」の３枚。　ヴァン・モリソンはブルーノートレーベル移籍後の初アルバム。大御所ヴァン・モリソンの歌声は今なお健在！　アラニスはＭＴＶのアンプラグド・ライブを収録したもの。彼女の歌声はライブ録音の方が良さが際だつのではないだろうか。最後の"noon"はメジャーデビューしたばかりの日本人ジャズ・ヴォーカリスト。ボサノヴァが中心の選曲であるが、ジョビン、マンシーニ、バカラックなどの名曲を取り上げたスタンダードアルバムである。休日の午後や、夕暮れ時に聴きたい、肩の力を抜いたリラックス出来るアルバムに仕上がっている。今後が楽しみなアーティストだ。　　　　　　　　　　参考："noon"オフィシャル・ホームページ　　"noon / better than anything"　深夜いつものスカパー・スターチャンネルにて「ギフト」（サム・ライミ監督・2000・米）を視聴。　ケイト・ブランシェットが、田舎に住む占い師であり、また夫に先立たれ３人の子供を１人で育てる気丈な母役を演じる。彼女の存在はこの映画で初めて知ったが、美しく知的で精神的に強い女性の役柄を見事にこなしている演技派女優だ。ただ、途中から結末が予測できてしまい、あまりどんでん返しがないのがちょっと不満といえば不満か。でも秀作には違いない。ちなみにキアヌ・リーブスも脇役で出てますのでファンの人はお試しあれ。　

February 14, 2004

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不覚にも頭を縫った（軽傷につきステープラー？　で一針）

　先ほど、ＯＢ戦・懇親会（が実はメイン？）で泊まった水戸のホテルより帰宅。無事終わり・・・・・・と言いたいところなのだが、昨日のＯＢ戦にて味方同士で激突！！　ぶつかった相手の方が呻きながら転げ回って苦しんでいたので「おい大丈夫か？」と何度も声をかけて、大丈夫そうなのでプレーを続けようとして何ともないと思っていた自分の頭に触ったら、手に血がべっとりと・・・・・・。　ありゃりゃと思い、グラウンドから出て見てもらったら傷は深くないものの、パックリと割れて血が噴き出しているらしい。たいしたことないとは思ったものの、念のため病院に行った方がよいとの勧めで救急病院に。　診察した医者は、「大したことないけど血が止まってないからねぇ、一応縫っときましょう。一針だけなので麻酔の注射の方が痛いから、麻酔しないでやるからちょっと我慢してね・・・・・・」とステープラーみたいな器具で頭をバチンとやられた。　その後、頭にネットをかぶらされ、パイナップル坊やのようになって水戸の街を飲み歩いた。縫ってもらって血も止まったから平気だろうと、酒を普通に（浴びるほど？）飲んでしまった。皆は「おまえそんなかっこで飲み歩いてるのは絶対変だぜ！」というのだが、自分の姿は自分では見えないので恥ずかしくもないものだ。　それにしても、１週間後の抜糸まで、この格好でいなきゃならないのかと思うとちょっと恥ずかしい。明日出勤したら何を言われるか・・・・・・。　［追記］ネットは目立つので、しまむらで３８０円也のブラウンのニットキャップを購入。パイナップル坊やから、ニットキャップマンに変身してしまった。でもこれかぶったまま仕事してたら、やっぱり変かなぁ。　　　おうい雲よ　　　ゆうゆうと　　　ばかにのんきそうじゃないか　　　どこまで行くんだ　　　ずうっと磐城平まで行くんか　　　　　　　　　　　　　　　　（山村暮鳥「雲」）もやもやとしているとき、くよくよしている自分を、見つけたとき、もしもよく晴れた空に、雲がぽっかり浮いていたら、もしくは雲ひとつない、青空であっても、人目なんか気にせずに、人目が気になる人は、気にならないところに、出かけて行って、大声で雲（空）に向かって、この詩を詠んでみよう。気持ちがいいよ！

January 25, 2004

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ＯＢ戦～賢治雑感

　今日２４日は、大学ラグビー部のＯＢ戦とＯＢ会総会が行われるため水戸のホテル泊まりです。美味いビール飲むために、久しぶりに汗流すか！　只今后前０時２３分。ＯＢ戦のために、もう寝ます。　と、思いましたがもう少々・・・・・・。「我等に要るものは　銀河を包む　透明な意志　巨きな力と　熱である」（宮澤賢治『農民芸術概論綱要』より）　花巻農業高校の正門を入るとすぐ右手に、賢治が地元の農民たちを相手に羅須地人協会を営んでいた当時の建物がある。その住居に続く入口のところに賢治を偲んだ石碑があり、この一節が刻んである。　運命に翻弄され苦しみながら、それでも夢を持ち、希望を捨てずに、目の前の他人に誠実に接してその小さな幸せを願い、そのかたわら広い宇宙に意識を向けて全人類の幸せを願い続けた、そんな賢治の思いが込められたことばではないだろうか。私の大好きなことばだ。　どんなに苦しい時も、周りの世界が荒んでいる時でも、目の前の小さな花の美しさに心を動かし愛する気持ちを大切にしたい。たとえ一瞬であっても、私の前に立つあなたに、誠実な想いを捧げよう。そんなメッセージが賢治のことばたちから優しく響いてくるようだ。

January 24, 2004

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