God bless Earth,our home sweet home!
このところからだの体調が優れず、二、三日まともに寝ていない。それにつれて、母も夜まで起きている。だから年寄り二人が、朝方まで起きていて、片方は昼間ぐっすりの生活。一日の午後遅くつまり二日の深夜に、「ウェイクアップコール」二人で見ていた。アポロの宇宙船の話しだった。月から見る地球は美しく、荘厳だった。ウェイクアップコールとは、宇宙にいると朝も夜もなくなるので、仕事始めの合図として、地球の管制塔から音楽を宇宙船に流すことなのだそうだ。始まりはアポロ17号。月に降り立った最後の宇宙船だった。母が急に「地球は青かったって、だれだった?」「ガガーリンさ」「やっぱりお前は頭がいい」そこでもっと薀蓄を言ってやろうと思い、ブログ検索をしてみた。わたしは驚いた。そこにわたしの亡き恩師竹内均先生が監修した、本の画像があったからだ。この前引っ越した時なくした本だった。しかも調べたら、もう絶版でアマゾンにも在庫が無い。出版元の小学館にも問い合わせたが、在庫なしとのこと。鮮やかに生前の先生の言葉が思い出された。「God bless Earth,our home sweet home!」原語はスペイン語なのだが、ぼんくらのわたしたちにわかるよう流暢な英語で言われた。グーグルの翻訳機能を使って、日本語に直す。「神のご加護地球は、我々のホームスイートホーム!」なんとも味気ない!先生ならどう訳されるのだろう。本に書いてあったかも知れないが、図書館に行かないとないかな?今度インターネットで検索してみよう。あったら借りにいくのだ。ここ二、三日寝てなくてナチュラルハイなわたしは、こう訳してみた。「神の祝福を受けた地球、心休まるわがふるさと」誰か、俺のことを天才と呼んでくれ!