冬用タイヤのはずがオールシーズン?
タシケントの冬は寒いです。雪も降ります。道も非常に悪いです。何より、日本では誰も乗っていないような車がたくさん走っています。そんな中、幼稚園に通学する息子殿の送り迎えのために、旦那様は冬用タイヤを買うことにしました。ここは輸入品には100%とか200%という関税がかかるので、日本でだったらアウトレットにあるような品質の普通車のタイヤも一つ155ドルとかなのですが、息子のためなら仕方がない。620ドルでタイヤを4本買ってきてもらうことにしました。そして、本日、新しいタイヤをはいたマイカーがやってきました。やってきた車は、新しいオールシーズンのタイヤをはいていました。旦那様「なぜ?冬用タイヤって言ったよね」買ってきた運転手「スパイクタイヤはくほどじゃないと思って。これで冬も大丈夫だよ」旦那様「古いタイヤはどうしたの?」運転手「俺のうち」旦那様「なんで?」旦那様のお怒りももっとも。我が家がはいていた普通タイヤも、オールシーズンはいてもあと1-2年は大丈夫な日産の純正のものだったのです。買ってきたのは日本製というけど、聞いたことのないようなメーカーのもので、工賃も払って、家まで乗ってきちゃってるから、返品できないよね。でも、彼が「冬用タイヤは雪が降ると高くなるから、買うなら早いほうがいい」って言ったから買うことにしたんだけど、どうしてオールシーズンのタイヤになっちゃったんだろう?去年、普通タイヤのまま山に行ったけど、坂道の途中で止まっちゃいけないって大変だったし、去年幼稚園に通わせようとした時に、彼が「あの辺は道が悪いから春になってから通わせたほうがいい」っていったんじゃなかったっけ?私はスノータイヤとか、スパイクタイヤとかスタットレスとか、どう違いがあるのかわからないけど、彼もスタットレスの存在を知らなかったみたい。ウズベクにはないのかな?でも、日本人の人は冬用タイヤにしている人も多いし、彼の同業者も去年、今年と冬用タイヤを買っているはずなんだけどなぁ。この国のあの車の状況からして、おそらく9割近い車は冬用タイヤをはかないから、雪道やアイスバーンで事故に巻き込まれたときにはあきらめるしかないだろうけど、自分だけでも冬タイヤをはいていれば自損事故は免れるだろうという程度なんだとは思う。毎日子供を道の悪いところ通学させることがなければ、旦那様も、しょうがないなぁと早めに許してあげられたんだろうけど、子供に何かあってからじゃ遅いからねぇ。彼の月給は300ドル。前借り分もあるし、弁償できるはずもなく。かといって、うちだって、もう一度買いなおすお金もないし。どうしようかなー。しかし、このままこれをはくことにすると、また来年の今の時期に同じ問題が起きるのでは?それまでに転勤になるかなー。それも物入りだなー。年末にこの痛い出費を埋める良案はないものか?と思って先輩に相談したら、「うちも新しいオールシーズンのタイヤにしたよ。こっちではそれが普通みたいだよ」と言うお答えが帰ってきました。おお!問題解決か