折り紙が苦手な子は
算数が苦手かも知れない。今日はK/1/2の子にチューリップの折り方を教えたんだが、最後の折り込みで手こずる子がいた。ちなみにチューリップは、開きすぎてないタイプのものね(最後左右の頂点を中心に両方とも折込む)。そっちの方がチューリップらしく見えるし。そしたら最後で判らない子が2人。・・・いやわたしの説明(英語)がおかしいのかもしれないけどさ、どう考えてもよく見てればわかると思うんだけど。そんなやっこさんみたいな複雑な折り方してるわけじゃないんだし。・・・つーか3歳児レベルのことやってるんだけど・・・。あとで通常の授業を見たら、算数のドリルで14+14の答えを26と書いていた。8+9とかにも手こずっていた。(なお←は考え方が日本人からするとちょっとトリッキーで、8の2倍+1って考え方で解くらしい。どう指導してるかわからないのでなんとも教えられなかったんだが・・・)折り紙って非常に算数的要素強いよな。完全に図形の範疇だし、ここをこうしたらこうなるっつー憶測も必要だし。その後、そのクラスの女の子がひとり、チューリップを3つ折って、お父さんへのカードを作っていたのにはちょっと感動。(画用紙を半分折ったのに折り紙をきれいに貼り付けていた。担任が手伝ったと思うけど)教えてよかったなーと思う。こういうのが作れるのが嬉しいのか。そうか。日本人はこれくらい作れるのがデフォルトなので、そのありがたみがわかんないんだよなあ。そのあとのクラス3/4ではだましぶねを教えた。このクラスは基本6人しかいないのに本日は2人いなくて4人。やりやすかったよ~。授業のあとに「楽しかったからまた教えて」と言われた。やっぱり、なんだか嬉しい。日本人の子って、こんなにダイレクトに反応しないよね。多分。今でも。上記2クラスで「よく見て。よく聞いて。しゃべらないで。あきらめないで(Look carefuly, Listen carefuly, No speak, Never give up)」も日本語導入。おそらくよく使うだろうフレーズなので、さっさと日本語で導入。あと授業最初のルーチンとして「立ってください。【あいさつ】。座ってください」も入れて、「すごいねー、日本語ふたつもわかったんだよ」と褒めてみる。こういうことの積み重ねが大事。きっと。なお、紙を配るときに「ください」「ありがとう」を言わせるようにしたが、少人数だからいいのであって、20人レベルになってくると少々時間的にキツイかなあという気はする。5/6。上級生ともなれば、「自己紹介くらいできるようになれ」とも言いたくなる。前任者がすでにいろんなこと教えてるし、少し難しめのことをやってもかまわんだろう。名札も配ったことだし、「わたしは●●です。あなたは?」を導入。日本語発音の自分の名前が面白いらしい。※先週の授業でローマ字で名前を書いてみたら面白がっていたので、コレはなかなかアタリ。学校終わって迎えに来た親に「わたしは●●です。・・・」ってやってた。きっと字もそれなりに覚えてくれると見た。※文字の導入のこと。※低学年(k~2くらい)には、ローマ字もできるだけ取り入れないようにすることにした。理由。まだ母語の綴りの読みすら怪しいのに、同じアルファベットで別の形態の読み方を提示すると混乱するだろうと思い。あくまでも「母語教育の妨げになってはならない」というスタンスで行くつもり。長期的に見て、自分から日本語を勉強したいと思ってくれるようになればいいなあというつもりで。・・・でいいよね。師匠。→コメントはコチラへ